2025年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側は本日(2025/10/10)付で通期(連結)業績予想を新たに公表。第3四半期累計の業績は通期予想との進捗で見ると売上は約37.4%と順調だが、利益面は大幅未達(営業損失)。市場予想との比較は情報無しのため記載不可(–)。
  • 業績の方向性:増収増益等の判定に必要な前年連結比較がないため判定不能(前年同期比:–)。ただし第3四半期累計は売上570百万円(第3Q累計)、営業損失219.6百万円、親会社株主帰属四半期純損失149.3百万円で「損失計上」。
  • 注目すべき変化:当第3四半期連結会計期間より連結決算へ移行し、新規連結子会社「株式会社オンデックコンサルティング」を追加。連結化に伴う初度の累計開示である点が最大の変化。
  • 今後の見通し:通期(2025年11月期)連結予想は売上1,527百万円、営業利益220百万円、親会社株主に帰属する当期純利益150百万円(EPS 57.50円)。第3四半期累計の損失水準から見ると利益回復が前提だが、通期達成の実行性は「費用削減や案件の収益化ペース次第」であり、達成可能性は不確実(会社は予想を公表済)。
  • 投資家への示唆:連結化の初期期であり費用負担(販管費等)が出ている点と、流動性・資本の健全性(自己資本比率が高い点)を併せて評価することが重要。短期は損失縮小の進捗、中長期は連結効果と成約数の伸長が焦点。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社オンデック
    • 主要事業分野:M&Aアドバイザリー事業(中小企業向けのM&A仲介・支援等)
    • 代表者名:代表取締役社長 久保良介
    • URL:https://www.ondeck.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月10日
    • 対象会計期間:2025年11月期 第3四半期累計(2024年12月1日〜2025年8月31日)
    • 備考:当第3四半期より連結財務諸表を作成。決算説明動画公開予定(2025/10/29 15:30)。
  • セグメント:
    • セグメント名称:M&Aアドバイザリー事業(当社グループにおいて重要な他セグメントなし)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):2,863,500株
    • 期末自己株式数:249,965株
    • 期中平均株式数(四半期累計):2,613,535株
    • 時価総額:–(情報無し)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:決算説明動画を当社IRサイトで配信(2025/10/29予定)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高:570,399千円(通期1,527,000千円に対する進捗率 37.4%)
    • 営業利益:△219,589千円(通期220,000千円に対する達成率 -99.8%:営業損失で大幅未達)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:△149,316千円(通期150,000千円に対する達成率 -99.5%)
  • サプライズの要因:
    • 主因は売上総利益(202,562千円)に対して販売費及び一般管理費が422,152千円と高く、販管費負担で営業損失となっている点。連結化に伴う初期コスト(子会社組込、賞与引当金26,352千円を含む未払費用等)や投資的支出が影響したと推測される(開示文書の記載に基づく推察)。
    • 税金等は68,009千円の税効果を計上(繰延税金資産126,793千円保有)し、四半期純損失は税効果により圧縮された。
  • 通期への影響:
    • 第3四半期累計時点では利益面が大幅に未達。通期で営業利益220百万円/当期純利益150百万円を達成するには第4四半期での収益化・費用抑制が必須。会社は通期予想を公表済だが、実現には着実な改善が必要。予想修正の可能性は状況次第。

財務指標

  • 四半期連結要点(第3四半期累計:2024/12/1〜2025/8/31)
    • 売上高:570,399千円(前年同期連結データ無しのため前年同期比:–)
    • 売上総利益:202,562千円
    • 販売費及び一般管理費:422,152千円
    • 営業損失:△219,589千円
    • 経常損失:△217,441千円
    • 親会社株主に帰属する四半期純損失:△149,316千円
    • 1株当たり四半期純損失(EPS):△57.13円
    • 減価償却費:5,682千円
  • 財政状態(2025/08/31)
    • 総資産:1,124,428千円
    • 負債合計:166,677千円
    • 純資産合計:957,750千円
    • 自己資本(株主資本):954,866千円
  • 主要比率・指標
    • 自己資本比率:84.9%(安定水準)
    • 流動比率(流動資産/流動負債):782,061 / 114,952 = 約680%(流動性良好)
    • 総資産成長率/前年同期間比:–(連結比較データ無し)
    • 売上総利益率(粗利率):202,562 / 570,399 = 35.5%(良好な粗利水準)
    • 営業利益率:△219,589 / 570,399 = △38.5%(大幅マイナス)
    • 総資産回転率:売上高 / 総資産 = 570,399 / 1,124,428 = 約0.51回
    • 負債比率(負債/資産):166,677 / 1,124,428 = 14.8%(低水準、財務安全性良好)
    • 長期借入金:29,175千円、1年内返済予定の長期借入金:9,996千円
    • 現金及び預金:649,271千円(流動性に余裕あり)
  • セグメント別:当社グループはM&Aアドバイザリー事業のみのため、セグメント別細目は省略(開示も省略)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末):0.00円(2025年11月期)
    • 期末配当(予想):0.00円(通期予想に修正無し)
    • 年間配当予想:0.00円
    • 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
    • 配当性向:–(当期は損失、通期予想に対する指標は通期達成時算出可能)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載無し

セグメント別情報

  • セグメント:M&Aアドバイザリー事業(唯一の重要な事業)
    • 第3四半期累計の売上・利益:全社業績に含む(売上570,399千円、営業損失△219,589千円)
    • 前年同期比較:–(連結比較データ無し)
    • 戦略・見通し:文中では公的機関や金融機関、専門家等との業務提携拡大やセミナー開催等で案件取り込みを強化中。成約件数は15件、新規受託件数は66件。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:開示資料内に具体的数値目標等の中期経営計画は記載無し(–)
  • KPI達成状況:成約件数/受託件数等は開示(成約15件、新規受託66件)。中期KPIとの整合性は評価不能(目標値の開示無し)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向(会社説明からの要点)
    • 中小企業の後継者問題の深刻化や業界再編ニーズによりM&Aニーズは拡大している。
    • 行政(中小企業庁)や業界の自主規制整備により市場の健全化・品質向上が進む見込み。
  • 競合他社との比較:同業他社・ベンチマークとの比較データは開示無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想(連結・通期:2024/12/1〜2025/11/30、公表日:2025/10/10)
    • 売上高:1,527,000千円(対前期増減率:–)
    • 営業利益:220,000千円
    • 経常利益:221,000千円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:150,000千円(EPS 57.50円)
    • 直近公表からの修正有(連結移行に伴う公表)
  • 予想の信頼性:第3四半期累計は損失計上であるため、通期予想の達成は第4四半期の業績回復に依存。会社の過去の予想達成傾向は連結移行で比較困難。
  • リスク要因(主なもの)
    • M&A市場の景気動向・案件発生ペースの変動
    • 規制・制度変更による業務環境変化
    • 連結化・子会社統合に伴うコストやシナジー未達リスク
    • 人材確保・品質管理の課題

重要な注記

  • 会計方針等の変更:当該期間における会計方針の変更・見積の変更・修正再表示は無し。
  • 連結の範囲の変更:当第3四半期より新規に設立した株式会社オンデックコンサルティングを連結範囲に含めている(連結化の初年度)。
  • その他:第3四半期累計の四半期連結財務諸表は監査法人によるレビューを受けていない(レビュー無)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7360
企業名 オンデック
URL https://www.ondeck.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。