2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し(会社予想との乖離や市場予想は開示なしのため、現時点では「ほぼ予想通り/修正無」)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+6.4%、営業利益は△25.4%)。
- 注目すべき変化:売上総利益率が改善(33.4%→34.7%)する一方、販売費及び一般管理費(主に人件費)が増加し営業利益を圧迫。給料手当は639百万円→744百万円に増加。
- 今後の見通し:会社は通期予想を据え置き(売上高10,700百万円、営業利益490百万円、当期純利益430百万円)。通期進捗は売上で約73.7%、営業利益で約56.1%と、営業利益の進捗が遅れている点は注視必要。
- 投資家への示唆:粗利改善は確認されるが、利益は人件費等のコスト増で圧縮。第4四半期で営業利益押上げが必要なため、通期達成は第4四半期の収益回復(あるいは費用抑制)に依存。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:コスモ・バイオ株式会社
- 主要事業分野:ライフサイエンス領域向け研究用試薬・機器等の販売(基礎研究向け商品・サービス)
- 代表者名:代表取締役社長 柴山 法彦
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結、日本基準)
- セグメント:
- 単一セグメント(ライフサイエンス関連製品・サービス)。詳細は単一セグメントのため省略。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):6,048,000株
- 期末自己株式数:372,952株
- 四半期累計平均株式数:5,691,609株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無
- IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の直近通期予想は修正なし。四半期単独の会社予想は非開示)
- 売上高:7,885百万円(前年同期比+6.4%)。通期予想10,700百万円に対する進捗率 73.7%
- 営業利益:275百万円(前年同期比△25.4%)。通期予想490百万円に対する進捗率 56.1%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:272百万円(前年同期比△6.3%)。通期予想430百万円に対する進捗率 63.3%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:売上・売上総利益は増加(研究用試薬・機器ともに増収)、売上総利益率改善(33.4→34.7%)。
- 下振れ要因:販売費及び一般管理費の増加(主に人件費の増加、給料手当:639→744百万円)および減価償却費増(96→113百万円)が営業利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 通期予想は据え置き。営業利益進捗が56.1%とやや低く、第4四半期での収益回復または費用コントロールがないと通期達成にリスク(ただし会社は現状で達成見込みと判断)。
財務指標
- 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
- 総資産:12,266(前期末11,723;増加543)
- 流動資産合計:7,157(同7,229;△72)
- 現金及び預金:2,993(+600)※改善(資金余裕)
- 売掛金:2,675(△286)
- 有価証券(流動):199(△101)
- 固定資産合計:5,109(+616)
- 投資有価証券:3,845(+557)
- 負債合計:2,397(+230)
- 純資産合計:9,869(+314)
- 自己資本:9,279(参考)→ 自己資本比率 75.6%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 損益計算書(第3Q累計、百万円)
- 売上高:7,885(+476、+6.4%)
- 売上総利益:2,736(+265、+10.8%) 売上総利益率 34.7%(前年33.4%)
- 販売費及び一般管理費:2,461(+359、+17.1%)
- 営業利益:275(△94、△25.4%) 営業利益率 3.49%(前年 4.98%)※低下は悪化の目安
- 経常利益:369(△15、△3.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:272(△19、△6.3%)
- 1株当たり四半期純利益(累計、調整後):47.96円(前年49.92円)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
- 売上高進捗率:73.7%(通常はQ3時点で75%前後が目安。ほぼ通常ペース)
- 営業利益進捗率:56.1%(低め、下期での利益回復が必要)
- 純利益進捗率:63.3%(やや遅れ)
- 過去同期間との比較:売上は堅調だが営業利益は前年同期比で悪化
- 財務安全性
- 自己資本比率:75.6%(安定水準)
- 流動比率:流動資産7,157 / 流動負債1,107 ≒ 646%(高水準で流動性良好)
- 負債水準:負債合計2,397に対し現金預金等が厚く健全
- 効率性
- 売上高営業利益率は低下(4.98%→3.49%)。総資産回転率等の詳細は非開示。
- セグメント別
- 単一セグメントのためセグメント別明細はなし。品目別は研究用試薬6,368百万円(+8.0%)、機器1,517百万円(+0.4%)。
配当
- 配当実績・予想
- 中間配当:25.00円(2025年)
- 期末配当(予想):25.00円
- 年間配当予想:50.00円(前期50.00円から変更無し)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(EPSベース推定):年間EPS 75.77円に対し配当50円 → 配当性向 約66.0%(高め)
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:自社株買いの記載なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:単一セグメント。主要構成は研究用試薬と機器(上記参照)。
- 前年同期比較:研究用試薬が堅調(+8.0%)、機器はほぼ横ばい(+0.4%)。
- セグメント戦略:三カ年計画の最終年度として在庫適正化・迅速出荷等の施策を継続(詳細KPIは非開示)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:当期は3カ年計画の最終年度。目的は「生命科学の進歩に資する」製品・サービス提供、および在庫適正化・迅速出荷。
- KPI達成状況:具体的KPIの達成状況は開示なし。粗利率改善は前向きだが、販管費増加が利益面でマイナス。
競合状況や市場動向
- 市場動向:大学・公的研究機関で予算執行は堅調だが、価格競争が依然厳しいと会社側コメント。
- 競合との比較:同業他社との価格競争が業績に影響する旨記載。詳細な他社比較データは非開示。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025年1月1日〜12月31日):売上高10,700百万円(+6.6%)、営業利益490百万円(+53.8%)、経常利益580百万円(+59.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益430百万円(+64.1%)、EPS 75.77円。今回の決算で予想修正は無し。
- 会社予想の前提条件:為替は第3四半期平均148円/ドル(前年150円/ドル)等の市況要因を勘案。
- 予想の信頼性:会社は据え置いているが、Q3時点で営業利益進捗が低い点は第4四半期の動向により達成可能性が左右される(過去の予想達成傾向の詳細は非開示)。
- リスク要因:地政学リスク、円安による原材料・エネルギーコスト上昇、研究費動向、同業他社との価格競争、会計見積り(資産除去債務の見積り変更等)。
重要な注記
- 会計方針の変更:第1四半期から「法人税等に関する会計基準」等を適用(財務諸表への影響は無し)。
- 会計上の見積りの変更:不動産賃貸に伴う資産除去債務の見積り変更で19百万円増加(影響は軽微)。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:税効果会計を期中見積り実効税率で適用。
- その他重要事項:決算説明資料・説明会は開催無し。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3386 |
| 企業名 | コスモ・バイオ |
| URL | http://www.cosmobio.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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