2025年11月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ:
- 中小・中堅M&A市場は拡大フェーズ。コンサルティング・クオリティを軸に、東京拠点強化・提携拡大・AIマッチング等で成長を加速する。通期業績予想は現時点で維持。
- 業績ハイライト:
- 2025年11月期2Q累計売上高 357百万円(前年同期比▲40.7%:悪い)、経常利益 ▲124百万円(前年同期 +63百万円 → 赤字転落:悪い)。通期売上予想に対する進捗率は23.4%(低い)。
- 戦略の方向性:
- (1)中小M&A市場の成長取り込み、(2)クオリティ重視の好循環モデル(紹介→案件→利益→人材)、(3)対応エリア拡大(東京強化)、(4)独自のAIマッチング/プラットフォーム構築。
- 注目材料:
- 2025/7/15付でコンサルティング子会社「株式会社オンデックコンサルティング」を設立予定(当社持株比70%/事業開始予定 2025/8/1)。受託件数は回復基調(2Q累計 新規受託44件、前年同期比 +7件:良い)。
- 一言評価:
- 受託パイプラインは確保しているが、成約規模の小型化で短期業績は弱い。中長期の成長施策(東京拡大・プラットフォーム・子会社)は明確。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社オンデック(英名 ONDECK Co., Ltd.)/証券コード 東証グロース 7360
- 主要事業分野: M&Aアドバイザリー(仲介・FA)を中核に、今後コンサルティング事業・投資事業へ領域拡大予定(子会社設立)
- 代表者名: 代表取締役社長 久保 良介(ほか 代表取締役副社長 舩戸 雅夫)
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年7月15日(資料日付)
- 説明会形式: –(資料は提示、形式(オンライン/オフライン)は明示なし)
- 参加対象: –(投資家向けIR資料)
- 説明者:
- 主な説明者(資料上の主な経営陣): 代表取締役社長 久保 良介(会社戦略・市場観の説明主体)、代表取締役副社長 舩戸雅夫、取締役(M&A部門) 山中大輔 等
- 発言概要: 市場拡大の機会、クオリティ重視の成長モデル、東京オフィス強化、AIプラットフォーム検証、子会社設立の狙い等を説明
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年11月期 第2四半期(2Q累計)
- セグメント:
- 主セグメント名称と概要: M&Aアドバイザリー(仲介・FA)を中心とする単一セグメント構成。今後、コンサルティング事業・投資事業をグループで展開予定(子会社による拡大)。
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円、前年同期比 %、良/悪の目安記載)
- 売上高: 357(前年同期 603 → 増減 ▲245、▲40.7%:悪い)
- 営業利益: ▲124(前年同期 +62 → 増減 ▲187、前期は黒字 → 赤字:悪い)※営業利益率は負(営業利益率:–)
- 経常利益: ▲124(前年同期 +63 → 増減 ▲187、赤字:悪い)
- 純利益(中間純利益): ▲85(前年同期 +42 → 増減 ▲128、赤字:悪い)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料に記載なし)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率: 売上高 23.4%(通期予想 1,527 百万円に対する進捗:低い/悪い)。営業利益・経常利益は通期予想(営業利益 220、経常利益 221)に対して現時点で赤字のため進捗は未達(事実上低い)。
- サプライズの有無: 特段の上方/下方修正は発表されておらず、会社は「業績予想に変更なし」と表明。決算数値は予想未達進捗だが会社見通し維持。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率(売上): 23.4%(低水準)
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: –(中期数値の定量進捗は資料に明示なし)
- 過去同時期との進捗率比較: 前年同期比 売上 ▲40.7%、経常利益は前年黒字から当期赤字へ(悪化)
- セグメント別状況:
- セグメント別売上・利益の詳細は資料に未記載。事業は実質的にM&Aアドバイザリー1本で、成約件数や平均報酬単価により業績が大きく変動する構造。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2Q累計は売上減・赤字着地。成約件数は当期10件(前年同期12件)に減少し、案件の小規模化で平均報酬単価が低下(前年同期 平均報酬単価 50百万円 → 当期 36百万円:悪い)。
- 一方で新規受託件数は44件(前年同期比 +7件)と回復傾向。相談段階のリードも高水準で、下期集中での成約期待を示す。
- 増減要因:
- 増収要因: 受託活動の回復、新規受託件数増加(44件:良い)
- 減収要因: 成約件数の減少、案件規模の小型化による平均単価低下(報酬単価減が大きく影響)
- 増益/減益要因: 売上減と平均単価低下に伴う粗利減少。販売費及び一般管理費はほぼ横ばい(+0.6%)でコスト面は安定。
- 競争環境:
- 中小M&A仲介マーケットはプレイヤー増、官民の後押しで市場拡大中。紹介ネットワーク・コンサルクオリティが競争優位の中核。シェア拡大には東京・地域展開やプラットフォーム力が鍵。
- リスク要因:
- 案件依存・季節性(下期集中)により業績変動大、平均単価低下が続くと収益性悪化。加えて為替・金利等マクロ、競合の台頭、プラットフォーム構築の実効性、採用・人材定着リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中核は「コンサルティング・クオリティ」の徹底。成長戦略は(1)市場拡大取り込み、(2)好循環成長モデルの実行、(3)対応エリア拡大(東京強化)、(4)独自プラットフォーム(AIマッチング)構築。
- 進行中の施策:
- 東京オフィスの陣容強化(コンサルタント増員予定)、提携ネットワーク拡大、AI/ビッグデータを用いたマッチングシステムの試験運用・有効性検証、受託済案件の着実な進行。
- セグメント別施策:
- M&Aアドバイザリー: 紹介ルート強化、プロジェクトマネジメント品質向上、分業体制の定着による四半期平準化。
- 新規(コンサル・投資): 子会社(オンデックコンサルティング)を通じてIPO支援、DD/PMI、投資(ハンズオン)を実施し高付加価値案件獲得を目指す。
- 新たな取り組み:
- 2025/7/15リリースの子会社設立(オンデックコンサルティング、資本金1,000万円、当社持株70%)でコンサル・投資領域拡大。
- AIマッチング・プラットフォームの外部企業連携による開発・検証を継続。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社公表、単位:百万円)
- 2025/11期 通期予想: 売上高 1,527、営業利益 220、経常利益 221、当期純利益 150
- 予想の前提条件: 下期に売上が集中する傾向を踏まえたパイプラインの成約化、AI/プラットフォームは社内優先での実務効率化効果を期待。為替等明示なし。
- 経営陣の自信度: 現時点で予想据え置き(経営はパイプライン確保を理由に据え置き表明)。ただし四半期の実績変動が大きく、不確実性は存在。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無: なし(資料で変更なしと明言)。
- 修正理由(該当時): –(今回の決算での修正はなし)
- 中長期計画:
- 中期的には東京オフィス強化、プラットフォーム構築、コンサル・投資領域の収益化で質・量の成長を目指す。中期目標の進捗指標(数値)は資料に限定的に掲載。
- 予想の信頼性:
- 過去の業績は四半期で変動が大きく、予想の実現可能性はパイプラインの確度・案件規模に依存。会社は保守的な見方というより、下期集中を前提に据え置き。
- マクロ経済の影響:
- 業績は国内景気、金融機関のM&A推進姿勢、中小企業の事業承継動向、金利・資金調達環境等に影響を受けると注意喚起あり。
配当と株主還元
- 配当方針: –(資料に具体的配当方針の記載なし)
- 配当実績:
- 中間配当、期末配当、年間配当: –(資料に記載なし)
- 特別配当: なし記載
- その他株主還元: 自社株買い等の記載なし
製品やサービス
- 製品(主要サービス):
- M&Aアドバイザリー(仲介・FA)— 事業承継・譲渡/買収のソーシング・マッチング・DD支援・PMI等の実行支援
- 新規: コンサルティング(IPO支援、成長支援、DD/PMI、バリュエーション)および投資(グループによる事業投資)を子会社で展開予定
- サービスの提供エリア・顧客層:
- 近畿圏(大阪本社)が強み。東京オフィス強化で首都圏展開を加速。ターゲットは中小〜中堅企業(マイクロ〜ミッドキャップ)。
- 協業・提携:
- 金融機関、士業、証券会社、信用調査会社、公的機関等 30,000社超の連携ネットワーク。リンカーズ等とのアライアンス推進。
- 成長ドライバー:
- 中小M&A市場の構造的拡大(後継者問題による潜在需要)、紹介中心の高評価ネットワーク、東京・地域拡大、AIマッチングによるソーシング効率化。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢: 予想据え置きでパイプラインの成約化と下期集中への期待を強調。プラットフォーム・子会社で中長期の成長投資を継続する姿勢。
- 未回答事項: 四半期単位での成約確度、平均手数料回復の見込み時期、プラットフォームの具体的なROI想定などは資料に明示なし。
- ポジティブ要因:
- 中小M&A市場の長期的拡大トレンド(官民の推進目標あり)
- 紹介ベースの強固なソーシングネットワーク(紹介比率 約90%)
- 新設子会社による領域拡大(コンサル・投資)と東京オフィス強化
- 自己資本比率の改善(65.7% → 84.2%:良い)
- ネガティブ要因:
- 案件ごとのバラツキが大きく、当期のように平均単価低下で一気に利益が悪化する構造
- 通期進捗が低く、下期集中の成約が実際に成就するか不確実
- プラットフォーム・AI投資の実効性は未確定
- 不確実性:
- 案件の成約率、案件規模の復調、採用(コンサルタント増員)の成果、外部経済環境
- 注目すべきカタリスト:
- 下期における大型案件の成約(決定的イベント)
- 東京オフィスの増員効果と首都圏シェアの動き
- AIマッチング/プラットフォームの社内利用によるソーシング効率改善の実証結果
- 子会社(オンデックコンサルティング)の事業開始・初期案件獲得状況
重要な注記
- リスク要因(資料記載): 将来見通しには不確実性が伴う旨の注意喚起(一般的な市場状況、金利、為替等を含む)。会社は見通しの更新義務を負わない旨を明示。
- その他:
- 四半期業績の変動が大きいビジネス特性に留意。
- 不明な項目は "–" としている。
(以上。出所はオンデック社 2025年11月期 第2四半期 決算説明資料(2025/7/15)に基づく要約)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7360 |
| 企業名 | オンデック |
| URL | https://www.ondeck.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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