2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想との修正は無く、売上高の通期進捗は19.8%で「ほぼ会社想定の範囲」(市場予想は不明のため記載は–)。
- 業績の方向性:増収(売上高+2.6%)だが通期ベースで営業損失継続(増収減益の傾向 — 営業損失はほぼ横ばい)。
- 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純損失が前年同期△75百万円→当期△123百万円へ悪化(大幅増損)。セグメントでは「ソフトウェアプロダクト事業」がロイヤルティ増で売上を大きく伸ばした(+60.3%)。
- 今後の見通し:通期予想の修正は無し(売上4,349百万円、営業利益6百万円、当期純損失△23百万円)。Q1累計損失が既に通期見通しの損失を上回っており、H2での回復が前提(達成可能性は慎重に見る必要あり)。
- 投資家への示唆:売上は堅調だが収益化が追いついていない。財務は堅固(自己資本比率73.0%)で余裕はあるが、通期見通しを維持するためには下期での受注・収益性回復(ライセンス収入やコスト管理)が必須。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ユビキタスAI
- 主要事業分野:組込み向けソフトウェア製品の開発・販売(高速起動、セキュリティ、DB等)、海外ソフトの輸入販売・サポート、受託ソフトウェア開発、データ解析ソフト販売
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 兼 COO 長谷川 聡
- 問合せ先責任者:取締役 CSO 兼 CFO 大吉 裕太(TEL 03-5908-3451)
- 上場:東京証券取引所(コード 3858)
- URL:https://www.ubiquitous-ai.com/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(連結) 2025年4月1日~2025年6月30日
- セグメント:
- ソフトウェアプロダクト事業:組込み向け自社ソフト(高速起動、セキュリティ、DB、音声コーデック等)
- ソフトウェアディストリビューション事業:海外ソフトの輸入販売・テクニカルサポート
- ソフトウェアサービス事業:受託開発、設計、データコンテンツライセンス等
- データアナリティクス事業:統計・数値解析ソフトの販売(子会社ライトストーン)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):10,459,000株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(四半期累計):10,458,883株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:補足資料あり(決算説明会は無し)
- 株主総会・IRイベント:–(当該短信に記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較、金額は百万円、対前年同四半期増減率は会社資料に準拠)
- 売上高:859百万円(+2.6%)/通期予想4,349百万円に対する進捗19.8%(会社発表)。(評価:順調な進捗)
- 営業利益:営業損失△113百万円(前年同期△114百万円)/通期予想営業利益6百万円に対する進捗はマイナス(評価:目標から乖離、下期回復必要)
- 当期純利益:親会社株主に帰属する四半期純損失△123百万円(前年同期△75百万円)/通期予想△23百万円(通期見通しよりQ1での損失が大幅上振れ=悪化)
- サプライズの要因:
- 売上はロイヤルティ増等で堅調に推移(特にプロダクト事業)。
- しかしサービス事業の受注減、セグメント共通コスト増等により収益性が悪化。ディストリビューションは前年に売上が前倒し計上された反動で減収。
- 特別利益(前年の役員退職慰労引当金戻入)等非継続要因が前年に寄与しており、前年比較で純損失が拡大。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き(修正無)。Q1の損失を踏まえると下期での大幅な収益回復(ライセンス・受注の回復およびコスト抑制)が必要であり、達成可能性は不透明。
財務指標
- 損益要点(第1四半期累計:百万円)
- 売上高:859(+2.6%、前年838 → 増収。良)
- 売上総利益:309(前年283、売上総利益率 ≒ 36.0%)
- 販管費:423(前年399、増加)
- 営業利益:△114(前年△115、営業損失だがほぼ横ばい)
- 経常損失:△112(前年△113、ほぼ横ばい)
- 四半期純損失:△124(前年△75、悪化)
- 1株当たり四半期純損失(EPS):△11.81円(前年△7.22円)
- 進捗率分析(通期予想との比較、会社公表ベース)
- 売上高進捗率:19.8%(859/4,349、会社発表 19.8%)
- 営業利益進捗率:該当差(Q1は損失で通期の小幅黒字6百万円に対して大きく乖離)
- 純利益進捗率:Q1損失が通期見通しの損失を既に上回る(通期見通し達成には下期での黒字化が必須)
- 財政状態(第1四半期末、百万円)
- 総資産:3,088(前期末3,450 → 減少211)
- 現金及び預金:1,558(前期末1,346、+211:良)
- 受取手形及び売掛金:524(前期末1,035、▲511:売上回収・計上タイミングの影響)
- 負債合計:832(前期末1,054、▲222)
- 純資産:2,256(前期末2,396、▲140)
- 自己資本比率:73.0%(安定水準、良:目安40%以上)
- 流動比率(流動資産/流動負債):約418%(2,202 / 527、非常に良好)
- 負債比率(負債/資産):約27%(低め、良)
- 効率性
- 売上高営業利益率:約△13.2%(営業損失/売上、改善余地大)
- 減価償却費:6.51百万円(当期)、のれん償却23.50百万円(当期)
- セグメント別(第1Q、百万円/前年同四半期増減)
- ソフトウェアプロダクト:売上212(+60.3%)、セグメント損失34(前年損失91→損失縮小)
- ソフトウェアディストリビューション:売上271(▲15.3%)、損失26(前年損失18→損失拡大)
- ソフトウェアサービス:売上175(▲9.6%)、損失60(前年損失3→損失拡大)
- データアナリティクス:売上202(+4.8%)、利益7(前年は損失→黒字化)
- キャッシュ・フロー:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。現預金は増加しており流動性は良好。
配当
- 配当実績/予想:
- 中間配当:0.00円(継続、無配)
- 期末配当(予想):0.00円
- 年間配当予想:0.00円(直近発表から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報の記載無し)
- 配当性向:–(配当0のため参考値無し)
- 株主還元方針:当面は内部留保を優先し無配継続(会社方針)。自社株買いの記載無し。
セグメント別情報(要点)
- ソフトウェアプロダクト事業:ロイヤルティ収入増で売上大幅増、損失は縮小(改善)。(良)
- ソフトウェアディストリビューション事業:前年の前倒し計上の反動で売上減、ネットワークマネジメント等の既存顧客向け売上減が要因(課題)。
- ソフトウェアサービス事業:受託開発の減少(特にグレープシステム関連)、セグメント共通コスト増で損失悪化(要改善)。
- データアナリティクス事業:化学系DBや画像解析ソフトの販売増で黒字化(改善、注目)。
競合状況や市場動向
- 競合比較:本資料では同業比較の記載無し(他社動向は–)。
- 市場動向:ライセンス・ロイヤルティ依存の収益構造、受注タイミングの影響を受けやすい点がリスク。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上4,349百万円(+5.1%)、営業利益6百万円(△93.8%)、経常利益5百万円(△94.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益△23百万円、1株当たり当期純利益△2.20円
- 次期予想:–(当短信に記載無し)
- 会社想定の前提条件:添付資料に記載あり(詳細は資料3ページ参照)→当短信では概要のみ
- 予想の信頼性:Q1での損失拡大を踏まえると下期での反転が必須。過去の予想達成傾向の記載無し→予測達成の確度は中立〜慎重評価。
- リスク要因:
- ライセンス/ロイヤルティ収入の計上タイミング変動
- 受託開発の案件集中・減少
- 為替や海外製品販売の影響(ディストリビューション事業)
- セグメント間での共通費の増加
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表に対する監査人のレビュー:無
- 特記事項:当第1四半期に四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3858 |
| 企業名 | ユビキタスAI |
| URL | https://www.ubiquitous-ai.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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