決算短信：ジェノバ（5570）

2024年９月期　第１四半期決算短信[日本基準]（非連結）

エグゼクティブサマリー

• 決算サプライズ：会社予想からの修正は無し。市場予想との比較データは開示されていないが、通期比進捗はおおむね順調（上振れ感は特記なし、予想どおり）。
• 業績の方向性：増収増益（売上高+5.5％、営業利益+2.0％、四半期純利益+1.4％、前年同期比）。
• 注目すべき変化：販売費及び一般管理費が前年同期比で約+23.0％と大幅増（上場後初めての株主総会費用等が主因）。一方、売上総利益は+7.9％と増加し粗利改善が寄与。
• 今後の見通し：2024年9月期の通期予想（売上1,273百万円、営業利益666百万円、当期純利益455百万円）について修正は無し。第1四半期の進捗は売上約25.9％、営業利益約28.0％、当期純利益約28.4％で、通期達成に向けて概ね順調。
• 投資家への示唆（判断や助言は行わず観点のみ提示）：高い営業利益率・豊富な現預金を背景に財務は良好。短期的にはSG&A増加の一過性要因確認と、国土強靭化関連需要の持続性（契約者数・利用時間の拡大）が業績持続の鍵。

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名：株式会社ジェノバ
  • 主要事業分野：GNSS補正情報配信サービス等（衛星測位分野での補正データ提供、測量・ICT土木・IT農業向けサービス）
  • 代表者名：代表取締役社長 河野 芳道
  • 上場取引所：東証
  • コード：5570
  • 決算短信URL：https://jenoba.jp
• 報告概要:
  • 提出日：2024年2月9日
  • 対象会計期間：2024年9月期 第1四半期累計（2023年10月1日〜2023年12月31日）（非連結）
  • 四半期決算補足資料：作成有
  • 四半期決算説明会：開催無し
• セグメント：
  • 単一セグメント：GNSS補正情報配信サービス等（同社は単一セグメントのためセグメント別開示は省略）
• 発行済株式：
  • 期末発行済株式数（自己株式含む）：14,425,000株（2024年9月期第1Q）
  • 期末自己株式数：607,000株
  • 期中平均株式数（四半期累計）：13,614,739株（当該四半期）
  • 時価総額：–（資料に記載なし）
• 今後の予定：
  • 次回決算発表（通期・中間含む）：会社発表スケジュールに準拠（具体日付は資料に記載なし）
  • 株主総会：–（資料に記載なし）
  • IRイベント：四半期決算説明会は無

決算サプライズ分析

• 予想vs実績（会社予想からの修正は無し）
  • 売上高：第1四半期実績 329百万円（329,186千円）― 通期予想1,273百万円に対する進捗率 25.9％（達成状況：順調）
  • 営業利益：第1四半期実績 187百万円（186,567千円）― 通期予想666百万円に対する進捗率 28.0％（達成状況：順調）
  • 純利益：第1四半期実績 129百万円（129,386千円）― 通期予想455百万円に対する進捗率 28.4％（達成状況：順調）
• サプライズの要因：
  • 売上は政府関連需要や契約者数・利用時間の増加で増加。
  • 販管費が上場後初の株主総会関連費用等で増加したが、売上総利益の増加で吸収し営業利益は微増。
• 通期への影響：
  • 特段の予想修正は無し。第1四半期の進捗は四半期ベースの「概ね均等配分（25%目安）」を上回っており、現時点では通期予想達成可能性は高いと判断するための整合性はある（※業績予想は不確実性を伴う旨の注記あり）。

財務指標

• 財務諸表要点（主要数値は千円表示の原資料を百万円に丸めて記載）
  • 売上高（第1Q）：329,186千円（329.2百万円） 前年同期312,064千円（312.1百万円） 増減 +17,122千円（+5.5%）
  • 売上原価：55,185千円（前年58,135千円） 減少 -2,950千円（-5.1%）
  • 売上総利益：274,000千円（前年253,929千円） 増加 +20,071千円（+7.9%）
  • 販売費及び一般管理費：87,433千円（前年71,059千円） 増加 +16,374千円（+23.0%）
  • 営業利益：186,567千円（前年182,869千円） 増加 +3,698千円（+2.0%）
  • 経常利益：186,755千円（前年182,893千円） 増加 +3,862千円（+2.1%）
  • 四半期純利益：129,386千円（前年127,625千円） 増加 +1,761千円（+1.4%）
  • 1株当たり四半期純利益（EPS）：9.50円（前年換算10.07円、注：株式分割等あり）
• 進捗率分析（通期予想に対する第1Q進捗）
  • 売上高進捗率：25.9％（329/1,273）（標準的な四半期ベースの25%をやや上回る）
  • 営業利益進捗率：28.0％（186.6/666）（利益面はやや上振れ）
  • 純利益進捗率：28.4％（129.4/455）
  • 過去同期間との比較：前年同期比では増収増益だが伸び率は営業費用増で抑制
• 財政状態（貸借対照表要点）
  • 総資産：3,538,226千円（前期末3,491,950千円） 増加 +46,276千円（+1.3%）
  • 現金及び預金：3,297,215千円（前期末3,231,952千円） 増加 +65,263千円（流動性良好）
  • 負債合計：347,785千円（前期末399,504千円） 減少 -51,719千円（-13.0%）
  • 純資産：3,190,441千円（前期末3,092,446千円） 増加 +97,995千円（+3.2%）
  • 自己資本比率：90.2％（前期末88.6％）→ 非常に高く安定的（目安40%以上で安定）
  • 流動比率：流動資産3,427,553千円 / 流動負債292,564千円 ≒ 1,171%（流動性非常に良好）
  • 負債比率（負債/純資産）：347,785 / 3,190,441 ≒ 10.9%（低水準）
• 効率性：
  • 営業利益率（第1Q）：186,567 / 329,186 ≒ 56.7%（高収益性。前年は約58.6%で僅かに低下）
• セグメント別：単一セグメントのためセグメント別内訳は省略（資料も省略）。

配当

• 配当実績・予想：
  • 2023年9月期：年間合計4.00円（中間0.00円、期末4.00円）
  • 2024年9月期（予想）：年間合計5.00円（第2四半期末：0.00円、期末：5.00円）→ 直近公表予想から修正無し
• 配当利回り：–（株価情報なしのため算出不可）
• 配当性向（予想）：通期EPS 33.09円に対し配当5.00円 → 配当性向 ≒ 15.1％（保守的〜中程度の還元水準）
• 特別配当：無
• 自社株買い：記載無し

セグメント別情報

• セグメント別状況：単一セグメント（GNSS補正情報配信サービス等）。売上・利益は全社数値が該当。
• 前年同期比較：売上+5.5％、営業利益+2.0％、四半期純利益+1.4％
• セグメント戦略：政府の国土強靭化政策やICT土木の拡大により需要が増加。建機レンタル会社、道路会社、ゼネコン等からのニーズ拡大で契約者数・利用時間が順調に増加していると説明。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：資料上の中期計画の詳細は記載なし（–）
• KPI達成状況：契約者数・利用時間の増加が言及されているが、定量KPIの開示は無し（–）

競合状況や市場動向

• 競合比較：同業他社との具体的比較データは資料に記載無し（–）
• 市場動向：衛星測位・GNSS補正の用途拡大、国土強靭化や土木ICT政策による需要拡大を追い風とする一方、エネルギー・原材料価格上昇や為替、世界経済の下振れリスクが不確実要因。

今後の見通し

• 業績予想：
  • 通期予想（変動無し）：売上 1,273百万円（+5.6%）、営業利益 666百万円（+2.3%）、経常利益 667百万円（+4.0%）、当期純利益 455百万円（+2.7%）、1株当たり当期純利益 33.09円
  • 次期予想：–（資料に記載無し）
  • 会社予想の前提条件：特段の為替・原油前提の明示は無し（一般的リスクとして為替・原材料等の影響を注記）
• 予想の信頼性：四半期短信に「現時点で入手している情報及び一定の前提に基づく」と注記あり（通常の注意書き）。
• リスク要因：世界経済の下振れ、エネルギー・原材料価格の高騰、為替変動、政府予算動向の変化、競合環境。

重要な注記

• 会計方針・開示：
  • 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用：無
  • 会計方針変更・見積変更：無
  • 株式分割：2023年2月10日に普通株式1株につき1,000株の株式分割を実施（注記事項あり）。EPS等は分割後換算で表示。
  • 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外
• その他重要事項：
  • 上場後初の株主総会費用等の計上で販管費が増加（第1Qの営業費用増の主因）
  • 業績予想の修正は無し（直近公表からの変更無し）

（注）不明な項目は“–”で記載しています。以上は会社提出の決算短信に基づく要約であり、投資助言や推奨を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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