2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に修正は無し。今回の第1四半期は会社予想からの修正がなく、目立ったサプライズは無し。
  • 業績の方向性:四半期ベースは増収・黒字(売上高491,487千円、営業利益7,855千円)だが、通期予想は減収・通期赤字見込み(通期売上1,816,000千円 △9.4%、通期営業損失60,000千円)。
  • 注目すべき変化:セグメント別ではDX事業が主力で好調(売上484,689千円、セグメント利益72,172千円)に対し、コンテンツ事業はサービス終了や成長投資等によりセグメント損失(△5,933千円)。
  • 今後の見通し:通期予想は現状維持(修正無し)。ただし通期前提は通期赤字であり、第1四半期の黒字が今後も続くかで達成可能性の判断が分かれる。会社は収益性向上と成長投資の両立を継続すると説明。
  • 投資家への示唆:DX事業が収益の主力である点と、コンテンツ事業はサービス見直し・収益化のフェーズにある点が今回の主要メッセージ。通期は赤字見込みのため、四半期推移とDX受注/単価動向を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社アイフリークモバイル
    • 主要事業分野:コンテンツ事業(絵本アプリ等の企画・制作、法人向けコンテンツ受注)およびDX事業(生成AI・データサイエンス・クラウド等のソリューション提供)
    • 代表者名:代表取締役社長 吉田 邦臣
    • 上場市場・コード:東証(コード 3845)
    • IR資料:決算補足説明資料作成あり、決算説明会は無し
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月14日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日〜2025年6月30日)・非連結
    • 備考:2025年3月期第3四半期より非連結開示に変更のため、前年同四半期との直接比較データは開示されていない
  • セグメント:
    • コンテンツ事業:自社アプリ運営、絵本制作、広告導入や法人向けコンテンツ受注
    • DX事業:生成AI、データサイエンス、クラウド等のソリューション提供・受託開発
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:21,339,641株(自己株式なし)
    • 期中平均株式数(四半期累計):21,339,641株
    • 時価総額:–(記載無し)
  • 今後の予定:
    • 通期業績予想の修正が生じた場合は速やかに開示(現時点で修正無し)
    • 決算説明会:無し(補足資料はTDnetと会社HPで公開)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較:達成率)
    • 売上高:491,487千円。通期予想1,816,000千円に対する進捗率=約27.1%(491,487/1,816,000、概算)
    • 営業利益:7,855千円。通期予想は営業損失△60,000千円のため、単純な達成率は算出不能(第1四半期は黒字、通期は赤字見込み)
    • 純利益:7,806千円。通期予想当期純損失△63,000千円のため同上(第1四半期は黒字)
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:DX事業の受注・単価改善や組織一本化による効率化で第1四半期は堅調
    • 下振れ要因:コンテンツ事業はサービス移行・終了に伴う一時費用および成長投資で損失計上
    • 全社費(調整額)約58,384千円がセグメント利益から差し引かれて営業利益に影響
  • 通期への影響:
    • 現時点で通期予想の修正は無し。第1四半期が黒字である一方、会社は通期ベースで赤字を見込んでおり、以後の四半期での収益推移(特にDXの案件獲得状況とコンテンツの収益化進捗)が通期見通しの鍵

財務指標

  • 損益(当第1四半期累計:千円)
    • 売上高:491,487
    • 売上原価:366,789
    • 売上総利益:124,697
    • 販管費:116,842
    • 営業利益:7,855
    • 経常利益:7,938
    • 四半期純利益:7,806
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):0.37円(潜在株式調整後0.36円)
  • 前年同期比(注:前年同四半期の比較情報は非連結移行により開示無し):
    • 売上高:–(前年同四半期比較データなし)
  • 収益性指標(当第1四半期)
    • 売上営業利益率:7,855 / 491,487 ≒ 1.60%(低い:企業規模では控えめ)
    • 売上総利益率:124,697 / 491,487 ≒ 25.4%(まずまず)
    • 当期純利益率:7,806 / 491,487 ≒ 1.59%
  • 進捗率分析(通期との比較)
    • 売上高進捗率:約27.1%(Q1としては高めの出足)
    • 営業利益進捗率:計算不能(Q1黒字 vs 通期赤字見込み)
    • 純利益進捗率:計算不能(同上)
    • 過去同期間との比較:前年同四半期の非開示のため比較不可
  • 貸借対照表の要点(千円)
    • 総資産:1,389,559(前期末1,392,185)△2,625千円(△0.2%)
    • 流動資産:1,381,148(前期末1,383,737)△2,589千円(△0.2%)
    • 現金及び預金:1,034,942(前期末1,003,616)+31,326千円(増加)
    • 売掛金:291,710(前期末339,751)△48,041千円(減少)
    • 固定資産:8,411(前期末8,448)△36千円
    • 負債合計:521,970(前期末532,402)△10,432千円(△2.0%)
    • 流動負債:323,016(+7,966千円)
    • 固定負債:198,953(△18,398千円。長期借入金の償還で減少)
    • 純資産:867,589(+7,806千円、四半期純利益計上による増加)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:62.1%(安定水準;目安40%以上)
    • 流動比率:流動資産1,381,148 / 流動負債323,016 ≒ 428%(非常に高く短期安全性は良好)
    • 負債/純資産(負債比率):521,970 / 867,589 ≒ 60.2%(中程度)
  • 効率性
    • 総資産回転率:売上高491,487 / 総資産1,389,559 ≒ 0.35回(やや低め)
  • セグメント別(当第1四半期:千円)
    • コンテンツ事業:売上6,797、セグメント損失△5,933(サービス終了・移行・投資が影響)
    • DX事業:売上484,689、セグメント利益72,172(収益の主力)
    • セグメント合計利益66,239、全社費用等調整△58,384により営業利益7,855
  • 財務の解説:
    • 第1四半期はDXが収益を牽引し現金残高も増加。コンテンツは一時費用および成長投資で損失。長期借入金の減少で固定負債が縮小。自己資本比率は高水準で財務基盤は堅牢。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期(予想):中間0.00円、期末0.00円、年間0.00円(配当予想に修正なし)
    • 直近公表配当予想からの修正:無し
  • 配当利回り:0.00%(配当金が0円のため)
  • 配当性向:–(純損益が通期見込みでマイナスのため算出不能)
  • 特別配当・自社株買い:記載無し

セグメント別情報

  • コンテンツ事業:
    • 売上高:6,797千円、セグメント損失△5,933千円
    • 背景:絵本アプリ「森のえほん館」サービス終了、広告導入等で収益化強化を実施。法人向け受注は順調だがサービス移行期の費用と成長投資が重荷。
    • 今後:広告最適化・段階的広告導入・法人向け受注拡大により収益性改善を目指す
  • DX事業:
    • 売上高:484,689千円、セグメント利益72,172千円
    • 背景:2025年4月に組織統合、専門領域(生成AI等)に特化した人材育成と商流見直しで高単価案件獲得が進展
    • 今後:人材増強と案件獲得で収益拡大を継続する方針

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:詳細数値は記載無し。会社は「コンテンツ事業とDX事業を軸に推進」し、組織再編・人材育成で対応と説明
  • KPI達成状況:公開KPIの明示なし。DXの受注・単価向上やコンテンツの収益化が主要KPI相当と推定される

競合状況や市場動向

  • 競合他社比較:同業他社データは開示無しのため比較は不可
  • 市場動向:国内経済は緩やかな回復基調だが地政学リスクや物価動向による下振れリスクあり。DX需要は継続的に見込めるが競争激化の可能性

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(2025/4/1–2026/3/31):売上1,816,000千円(△9.4%)、営業損失△60,000千円、経常損失△63,000千円、当期純損失△63,000千円、EPS△2.96円
    • 第1四半期実績を受けて現時点で予想修正は無し
    • 会社予想の前提:特段の注記無し(為替・原材料等の具体前提の開示無し)
  • 予想の信頼性:会社は通期見通しの前提に基づき開示しているが、第1四半期と通期見通しが乖離(Q1黒字・通期赤字)している点は注視が必要
  • リスク要因:
    • DX案件の獲得状況・単価低下リスク
    • コンテンツの収益化の遅れや広告導入によるユーザー反応
    • 外部経済・地政学リスク、消費者マインドの変動

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 開示形態の変更:2025年3月期第3四半期より「非連結」での四半期開示(そのため前年度同四半期比較は欠如)
  • 資本構成の事後処理:資本金および資本準備金の減少(2025/7/1効力)により資本金は144,750千円→10,000千円、資本準備金は134,750千円→0円へ振替(その他資本剰余金へ振替)
  • 四半期キャッシュフロー計算書は作成していない(第1四半期減価償却費は3千円)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3845
企業名 アイフリークモバイル
URL http://www.i-freek.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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