2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収増益ではなく「減収増益(営業利益は減、純利益は特殊要因で増)」の様相。営業収益は28,605百万円(前年同四半期比△1.7%)、営業利益は659百万円(同△37.3%)だが、純利益は2,533百万円(同+203.2%)。
- 注目すべき変化:純利益急増の主因は固定資産売却益(広島主管支店移転に伴う旧施設譲渡)であり、本業(営業利益)は貨物運送関連の取扱量減により大きく落ち込んでいる(貨物運送関連の営業利益は549百万円、前年同期比△41.5%)。
- 今後の見通し:会社は通期業績予想(営業収益38,000百万円、営業利益790百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,610百万円)を据え置き。Q3累計で進捗率は売上75.3%、営業利益83.4%、純利益97.1%であり、特別利益を考慮すると通期達成可能性は高いが、輸送需要の回復と燃料高止まりの影響に不確実性あり。
- 投資家への示唆(注目点):本決算は「営業面の回復力(運賃改定・需要回復)」「燃料コスト動向」「特殊利益を除いた純常の収益力(営業利益率の回復)」を注視すべき。特別損益を除く経常収益力が弱いため、今後の業績持続性を評価する際は一過性要因を除いた指標を重視すること。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:岡山県貨物運送株式会社
- 主要事業分野:貨物運送(陸上貨物輸送を中心)、石油製品販売、その他(自動車用品販売、フォークリフト販売、一般労働者派遣等)
- 代表者名:取締役社長 原田 和充
- URL:https://www.okaken.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年2月9日
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日)
- 四半期決算補足説明資料:無
- 四半期決算説明会:無
- セグメント:
- 貨物運送関連:主力事業。輸送収入が大部分を占める。
- 石油製品販売:燃料等の販売。
- その他:自動車用品販売、フォークリフト販売、一般労働者派遣等。
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):2,200,000株
- 期末自己株式数:173,131株
- 期中平均株式数(四半期累計):2,026,961株
- 時価総額:–(提示なし)
- 今後の予定:
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社発表の通期予想に対する累計進捗)
- 売上高:累計 28,605百万円。通期予想38,000百万円に対する進捗率 75.3%(妥当な進捗)。
- 営業利益:累計 659百万円。通期予想790百万円に対する進捗率 83.4%(やや良好だが前年同期比では減少)。
- 親会社株主に帰属する純利益:累計 2,533百万円。通期予想2,610百万円に対する進捗率 97.1%(特別利益でほぼ到達)。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:固定資産売却益(旧広島主管支店等の譲渡)約2,816百万円が純利益押上げ。
- 下振れ要因:貨物取扱量の減少による貨物運送関連の営業収益減、燃料高等のコスト上昇で営業利益率低下。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を修正していない。Q3累計では純利益がほぼ通期見込みに到達しているため、通期達成の確度は高いが、これが一過性の特別利益による点に留意が必要。営業利益ベースの回復が進まなければ来期に影響。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計、千円単位→以下は百万円単位で表示)
- 営業収益:28,605百万円(前年同期比△1.7%/△495百万円)
- 営業利益:659百万円(前年同期比△37.3%/△392百万円)
- 経常利益:911百万円(前年同期比△27.9%/△353百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,533百万円(前年同期比+203.2%/+1,697百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):1,249.71円(前年同期412.21円、+203%)
- 貸借対照表(第3四半期末 2023/12/31)
- 総資産:46,578百万円(前期末45,807百万円、+771百万円)
- 純資産:22,439百万円(前期末19,959百万円、+2,480百万円)
- 自己資本比率:48.1%(前期末43.5%、安定水準)
- 主要流動項目
- 現金及び預金:6,033百万円(前期末6,496百万円、減少)
- 流動資産合計:12,888百万円
- 流動負債合計:11,893百万円
- 流動比率(流動資産/流動負債):108.4%(目安:100%以上望ましい)
- 負債
- 負債合計:24,139百万円(前期末25,847百万円、△1,708百万円)
- 長短借入金の減少(短期借入金 5,715百万円 ← 7,835百万円、シンジケートローン返済等)
- 負債比率(負債合計/純資産):約107.5%(低いほど良いが100%超は留意)
- 負債比率(負債/総資産):約51.8%
- 収益性指標
- 営業利益率(第3四半期累計):659 / 28,605 = 約2.31%(前年同期:約3.61% → 低下)
- 総資産回転率・その他:詳細は–(計算元データはあるが提示主要指標は上記)
- セグメント別(第3四半期累計、百万円)
- 貨物運送関連:営業収益27,114百万円(前年同期比△2.1%)、セグメント利益549百万円(△41.5%)
- 石油製品販売:営業収益840百万円(+5.4%)、セグメント利益0.6百万円(△69.0%)
- その他:営業収益650百万円(+5.2%)、セグメント利益91百万円(ほぼ横ばい)
- 財務の解説:
- 総資産は固定資産(建物・構築物の増加)で増加。負債は借入金の返済等で減少。純資産が利益剰余金の積み上がり等で増加し、自己資本比率が改善。営業面は貨物取扱量の減少と燃料高が重荷。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(2024年3月期中間も0)
- 期末配当(予想):70.00円
- 年間配当予想:70.00円(前期は80.00円(うち記念配当10円))
- 配当利回り:–(株価必要のため記載なし)
- 配当性向(通期予想):配当性向 = 期末配当/当期純利益ベース→(年間70円、予想EPS 1,287.64円)配当性向 約5.4%(低い水準)。注:算式は目安。
- 特別配当:2023年3月期に創立80周年記念10円を実施。今期は特別配当の予定無し。
- 株主還元方針:自社株買いの言及なし。配当方針では安定配当を継続する姿勢だが、配当余力は一過性利益を除いた利益水準を踏まえる必要あり。
セグメント別情報
- 貨物運送関連:
- 売上:27,114百万円(前年同期比△2.1%)
- 営業利益:549百万円(前年同期比△41.5%)
- コメント:輸送需要の弱さで取扱量が減少。適正運賃・料金収受の取り組みを強化中だが、コスト高(燃料等)が圧迫。
- 石油製品販売:
- 売上:840百万円(+5.4%)
- 営業利益:0.6百万円(△69.0%)
- コメント:売上は増加したが仕入価格上昇等で採算悪化。
- その他:
- 売上:650百万円(+5.2%)
- 営業利益:91百万円(ほぼ横ばい)
- コメント:自動車用品等の事業で増収だが規模は小さい。
- セグメント戦略:運賃改定や付帯作業料の収受強化、効率化、人員確保・労働条件改善で収益改善を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に具体的な中期数値目標は提示なし(–)。
- KPI達成状況:特に指定KPIの公表はなし。自己資本比率は改善している点はプラス。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社の個別比較データは提示なし(–)。
- 市場動向:コロナ後の経済正常化に伴う需要回復期待はあるが、ウクライナ・中東情勢等によるエネルギー・資源価格高止まりが輸送コストを押上げるリスクが継続。地域物流需要の回復速度が鍵。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):営業収益38,000百万円(△1.2%)、営業利益790百万円(△29.8%)、経常利益1,100百万円(△22.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,610百万円(+174.5%)。
- 次期予想:–(未提示)
- 会社予想の前提:輸送需要の持ち直しを想定する一方、燃料価格など輸送コストの高止まりを懸念。詳細前提は開示無し。
- 予想の信頼性:会社は通期見通しを据え置き。Q3累計の進捗(特に純利益)が高いのは固定資産売却の一過性要因が大きく、営業利益ベースの回復が確認できるかが見極めポイント。
- リスク要因:燃料価格高止まり、輸送需要の弱さ、人手不足・人件費上昇、地政学リスク、原材料価格変動。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し。
- 四半期レビュー:四半期決算短信は公認会計士・監査法人の四半期レビュー対象外。
- 連結範囲の変更:無し。
- 特記事項:第3四半期で固定資産売却益(旧広島主管支店等)を計上しており、これが純利益へ大きく寄与している点は業績分析で必須の注記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9063 |
| 企業名 | 岡山県貨物運送 |
| URL | http://www.okaken.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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