2026年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:四半期(第1四半期)について会社の四半期予想や市場コンセンサスは提示されておらず、Q1実績に対する明確な上振れ/下振れは判定不能(–)。通期予想は既に修正済み。
- 業績の方向性:売上高は1,248百万円(前年同期比+2.7%)と増収、営業損失は146百万円(前年同期は153百万円の損失)で赤字幅は若干改善(増収減益→ただし損失縮小)。
- 注目すべき変化:期中平均生徒数は18,260名で堅調。ゼミ部門が売上の約70%を占め、ゼミとファースト個別は売上増、ハイ部門は減収。
- 今後の見通し:通期(2025/4/1–2026/5/31 の変則14か月)業績予想は公表・修正済み。第1四半期の進捗は売上で約15.5%にとどまるが、同社は季節性(Q1が年間で最も低い期)を想定しているため通期達成可能性は季節要因を踏まえ判断する必要あり。
- 投資家への示唆:Q1は季節的に弱い期であり損益は通期の前哨戦になりにくい。注目点は夏期講習以降の生徒獲得状況・講習の稼働率、現金・預金の減少状況(流動性)および通期予想(変則決算の前提)で、これらが通期業績・配当予想の信頼性に直結。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社早稲田学習研究会
- 主要事業分野:学習塾事業(対面授業を主軸に補習・定期テスト対策、オンラインフォロー等)
- 代表者名:代表取締役社長 佐藤 誉
- 上場コード:5869(東証)
- URL:https://www.wasedazemi.com
- 非連結決算(本短信は非連結)
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間:2026年5月期 第1四半期累計(2025年4月1日〜2025年6月30日)
- 備考:当期は決算期変更の経過期間につき通期は2025年4月1日〜2026年5月31日の14か月の変則決算
- セグメント:
- 単一セグメント(学習塾事業)。内部で「ゼミ部門」「ハイ部門」「ファースト個別部門」を運営(注:会社は単一セグメントとして公表)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):10,211,250株
- 期末自己株式数:163,935株
- 四半期累計の期中平均株式数:10,047,236株
- 時価総額:–(資料に未記載)
- 今後の予定:
- 決算説明会資料は作成あり(決算補足説明資料作成の有無:有)、ただし決算説明会自体は開催なし
- 株主総会、IRイベント等の予定:–(資料に未記載)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社のQ1想定(四半期予想)は提示されていないため達成率は算定不可(–)。
- 売上高(Q1)実績:1,248百万円(会社Q1予想:–)
- 営業利益(Q1)実績:△146百万円(会社Q1予想:–)
- 四半期純利益(Q1)実績:△100百万円(会社Q1予想:–)
- サプライズの要因:
- 上振れ/下振れの明確な判定材料はないが、売上は季節要因を踏まえ想定範囲内で堅調(前年同期比+2.7%)。営業損失縮小は売上増と費用コントロールの結果。
- 通期への影響:
- 通期業績予想は既に修正済み(公表)。Q1は通年の季節波動で下期に売上集中するため、Q1単体では通期達成の可否判断に限定的。通期進捗は売上約15.5%と低めだが季節性を考慮した数値。
財務指標(要点)
- 概要(千円単位は百万円に換算し記載)
- 売上高(Q1):1,248百万円(前年同期比+2.7%、前年1,216百万円)
- 営業損失(Q1):△146百万円(前年△153百万円、損失縮小)
- 経常損失(Q1):△142百万円(前年△150百万円)
- 四半期純損失(Q1):△100百万円(前年△109百万円)
- 1株当たり四半期純損失:△10.00円(前年△10.72円)
- 主要損益率
- 売上総利益:215.6百万円/売上1,249百万円 → 売上総利益率 約17.3%(良否判断:業界・同社過去実績比で確認要)
- 販管費:362.5百万円/売上1,249百万円 → 販管費率 約29.0%
- 営業利益率:△146.9百万円/1,249百万円 → 約△11.8%(赤字)
- 通期予想に対する進捗率(通期=8,072百万円、営業利益目標1,450百万円、当期純利益1,010百万円)
- 売上高進捗率:1,248 / 8,072 = 約15.5%(通常より低い:第1四半期は季節的に最も売上が少ない期)
- 営業利益進捗率:△146 / 1,450 = 約△10.1%(Q1は赤字、通期では黒字化見込み)
- 純利益進捗率:△100 / 1,010 = 約△9.9%
- 過去同期間との比較:前年Q1と比べ売上は増加、損失は縮小でおおむね改善傾向
- 財政状態(貸借対照表要点)
- 総資産:8,591百万円(前期末9,314百万円 → 722百万円減、前期比▲7.8%)
- 純資産:6,485百万円(前期末7,014百万円 → 528百万円減、前期比▲7.5%)
- 自己資本比率:75.5%(高水準、安定水準。参考目安: 40%以上で安定)
- 流動資産:3,661百万円、流動負債:1,216百万円 → 流動比率 約301%(流動性は良好)
- 総負債:2,106百万円(資産に対する負債比率約24.5%)
- 現金及び預金:2,972百万円(前期末比797百万円減少)→ 現金減少が主因
- 効率性
- 総資産回転率(Q1ベース、概算):売上1,249 / 総資産8,592 ≒ 0.145回/四半期(季節性あり)
- 売上高営業利益率の推移:Q1はマイナス(赤字)だが前年Q1比で改善
- セグメント別(社内区分)
- ゼミ部門:売上881百万円(構成比70.6%)、期中平均生徒数14,497名(前年比▲0.3%)、売上前年比+4.1%
- ハイ部門:売上250百万円(構成比20.0%)、期中平均生徒数2,914名(前年比▲0.9%)、売上前年比▲2.7%
- ファースト個別部門:売上117百万円(構成比9.4%)、期中平均生徒数849名(前年比▲0.8%)、売上前年比+4.6%
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(旧期):年間配当 55.00円(中間20.00円、期末35.00円)
- 2026年5月期(変則14か月)予想:中間27.00円、期末35.00円、年間合計62.00円(配当予想は修正あり)
- 配当利回り:–(株価情報未提示)
- 配当性向(会社予想ベース):通期予想EPS 100.47円に対し年間配当62.00円 → 配当性向 約61.7%(高め。利益が想定どおり出れば還元は手厚い)
- 特別配当:なし(現時点)
- 株主還元方針:規定の自社株買い等の記載はないが、期中に自己株式取得を実施(自己株式が増加)
セグメント別情報(詳細)
- 各部門の状況と特徴
- ゼミ部門:売上構成の中核(約70.6%)。生徒数は微減だが売上増(単価上昇や講習収入増などが推察される)。
- ハイ部門(高校生向け):生徒数・売上とも微減。入試制度や高校授業料無償化等の影響を注視。
- ファースト個別部門:生徒数微減だが売上増。個別指導の需要は堅調。
- セグメント戦略:各部門とも対面中心に補習・定期対策、欠席者へのオンライン配信等でフォロー。新規開校による拠点拡大(ゼミ部門で2校開校)も継続。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に明示的な中期数値目標は記載なし(–)。
- KPI達成状況:期中平均生徒数、拠点数増加(ゼミ拠点64)などは成長KPIに関連。詳細KPIは開示なし(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメントより):少子化、入試制度の多様化、教育のデジタル化加速、異業種参入・M&Aによる市場再編で競争激化。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは本短信に未掲載(–)。差別化要因として「面倒見の良さ」「合格実績」「ブランド力」を挙げている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(変則14か月)予想:売上8,072百万円、営業利益1,450百万円、経常利益1,470百万円、当期純利益1,010百万円、1株当たり当期純利益100.47円(注:当社は5月に業績予想・配当予想を修正済み)
- Q1は季節的に弱い期のため、通期は下期に業績が集中する想定
- 予想の信頼性:変則決算(14か月)で前期比較が困難。過去の予想達成傾向は本資料での明示なし(–)。
- リスク要因:
- 少子化による市場縮小、地域ごとの生徒確保競争激化
- 経済状況・家計支出の影響(習い事需要の変動)
- 原材料や人件費の上昇、地政学リスクなど外部要因
- 決算期変更に伴う通期比較の複雑化
重要な注記
- 会計方針の変更・見積り変更:なし
- 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用の計算方法等、詳細は添付資料参照)
- 重要事象:決算期(事業年度末日)変更に伴う通期の変則(14か月)実施。自己株式取得(84,000株)及び従業員向け譲渡制限付株式の処分等あり。
- その他:第1四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成していない。減価償却費(Q1):42,849千円。
(注)不明または資料未記載の項目は「–」と表示しています。本まとめは提供資料に基づく情報整理であり、投資助言や推奨を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5869 |
| 企業名 | 早稲田学習研究会 |
| URL | https://www.wasedazemi.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。