2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表している通期予想からの修正は無し(実績は会社予想にほぼ整合)。市場予想との比較資料は未提供のため記載せず。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+11.8%、営業利益+16.6%、親会社株主帰属四半期純利益+17.7%)。
- 注目すべき変化:売上高16,473百万円(前年同期比+11.8%)、営業利益4,416百万円(同+16.6%)と高水準の拡大。自己資本比率78.5%(安定水準)で財務基盤が強い。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上23,038百万円、営業利益6,272百万円、当期純利益4,317百万円)に対する第3四半期累計進捗は売上71.5%、営業利益70.4%、純利益71.5%で「通常ペース」。通期予想の修正なし。
- 投資家への示唆:高い営業利益率(第3Q累計で約26.8%)と強い自己資本比率が特徴。主に人材確保・育成と営業基盤強化が成長ドライバー。引き続き受注動向(下期の受注・引合)と人材需給の影響を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ベース株式会社
- 主要事業分野:ソフトウェア受託開発事業(単一セグメント)
- 代表者名:代表取締役社長 中山 克成
- URL:https://www.basenet.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計)
- 決算説明会:無、補足資料:無
- セグメント:
- 単一セグメント:ソフトウェア受託開発事業(セグメント別開示は省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):18,805,200株(2025年12月期3Q)
- 期末自己株式数:428,806株(同)
- 四半期累計平均株式数:18,466,182株(2025年第3四半期累計)
- 時価総額:–(株価情報未提供)
- 今後の予定:
- 決算発表:当該資料(第3四半期短信)発表済(11/14)
- 株主総会・IRイベント:直近資料に記載なし
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較・達成率)
- 売上高:第3四半期累計16,473百万円 / 通期予想23,038百万円 → 進捗率71.5%(達成ペース)
- 営業利益:4,416百万円 / 6,272百万円 → 進捗率70.4%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,085百万円 / 4,317百万円 → 進捗率71.5%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:売上増と営業利益率改善(人材育成・営業強化の成果、SAP移行需要等)により増収増益。特段の一時要因は記載なし。
- 下振れ要因:特に無し。通期予想修正は無し。
- 通期への影響:
- 第3Q累計進捗は通期予想に整合しており、現時点で予想達成可能性は高いと会社は判断(修正なし)。ただし外部リスク(米国関税等)やIT人材不足は注視事項。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 資産合計:17,688,869千円(前連結年度末17,745,146千円 → △56百万円)
- 流動資産:15,966,969千円(現金及び預金11,810,941千円、売掛金及び契約資産2,848,285千円)
- 固定資産:1,721,900千円
- 負債合計:3,465,657千円(前期末4,158,591千円 → △692百万円)
- 純資産合計:14,223,211千円(前期末13,586,554千円 → +636百万円)
- 収益性(第3四半期累計 / 前年同期間)
- 売上高:16,473百万円(前年14,731百万円、増減率+11.8%、増加額1,742百万円)
- 営業利益:4,416百万円(前年3,787百万円、増減率+16.6%、増加額630百万円)
- 営業利益率:約26.8%(前年約25.7% → 改善:良い傾向)
- 経常利益:4,462百万円(前年3,806百万円、+17.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,085百万円(前年2,622百万円、+17.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):167.09円(前年139.77円、+19.6%)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:71.5%(通常ペース。下期も同程度で推移すれば通期達成可能)
- 営業利益進捗率:70.4%
- 純利益進捗率:71.5%
- 過去同期間との比較:前年同期比いずれも増加。進捗は前年比も良好で標準的ペース。
- 財務安全性
- 自己資本比率:78.5%(安定水準、前期74.6%より上昇)
- 流動比率(概算):流動資産15,966 / 流動負債3,452 ≒ 462%(非常に余裕あり、良好)
- 負債比率:負債合計3,466 / 純資産14,223 ≒ 24.4%(低負債)
- 効率性
- 総資産回転率(概算):売上16,473 / 総資産17,689 ≒ 0.93回(高くはないが同業比較要)
- 売上高営業利益率は約26.8%で高水準(利益率改善)
- セグメント別:単一セグメントのためセグメント別内訳は省略
- 財務の解説:
- 現金は増加(+194百万円)、売掛金は回収で減少(△220百万円)。自己株式の増加(自社株買い)により自己株式が増加(△1,001→△1,391百万円)。賞与引当金の計上で流動負債の内訳に変動あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年通期:年間102.00円(中間50.00円、期末52.00円)
- 2025年(今回予想):中間57.00円(実績)、期末予想60.00円、年間予想117.00円(前期比↑)
- 直近公表の配当予想に変更なし
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買いの継続(今回四半期で自己株式が増加)により還元姿勢あり。
セグメント別情報
- セグメント別状況:単一セグメント(ソフトウェア受託開発)で開示省略
- 前年同期比較:同セグメントで売上・利益とも増加(売上+11.8%、営業利益+16.6%)
- セグメント戦略:人材確保(国内・中国)、育成(Udemy等外部教育、SAPスキル育成、リーダー研修)、営業組織の部長クラス主体化や営業支援システム導入による提案力強化。SAP移行需要に対応する人材育成が進捗。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:当面の目標として営業利益100億円を掲げている(長期目標)。進捗状況は第3Q累計の営業利益率・金額は着実に改善しているが、100億円水準達成には引き続き人材投資・事業拡大が必要。
- KPI達成状況:売上・営業利益は前年超で推移。具体的KPI(社員数、受注残等)の開示は本資料に限定的。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内IT投資は堅調(総務省やIDC Japanのデータ引用あり。2025年のソフトウェア投資計画は前年比+17.0%等)。DXニーズ、SAP・ERPの移行需要が追い風。
- 競合他社との比較:同業他社データは未提示のため相対評価は–。ただし高い利益率・健全な財務体質は競争上の強みといえる(定性的記載)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正:無し(2025年2月14日公表の予想から変更なし)
- 次期予想:資料内に未記載(–)
- 会社予想の前提条件:特別の為替・原料前提等の詳細は記載なし
- 予想の信頼性:第3Q累計の進捗率は通期予想と整合しており現時点で達成可能な範囲。ただし外部リスク(米国関税の影響、IT人材不足)がある旨会社は注記。
- リスク要因:
- マクロリスク(米国の関税政策等による企業投資抑制)
- IT人材不足(採用競争の激化)
- 中国事業の景況(現地経済停滞による成長鈍化)
- 為替変動や大型案件の獲得動向
重要な注記
- 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等)を第1四半期連結会計期間の期首から適用。影響は四半期連結財務諸表にほとんど無しと表明。
- 監査:第3四半期連結財務諸表に対する公認会計士/監査法人のレビューは無し(注記あり)。
- その他:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4481 |
| 企業名 | ベース |
| URL | http://www.basenet.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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