2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 四半期(第1四半期)の開示数値は会社側の四半期予想との直接比較資料が開示されていないため「–」。ただし、2026年3月期通期見通しは2025年4月30日に大幅下方修正済(売上▲250,000百万円、営業利益▲157,000百万円、当期純利益▲122,000百万円、各々約▲21%程度の引下げ)。今回のQ1実績は下方修正後の通期見通しに対しておおむね想定範囲内。
- 業績の方向性: 増収減益→ 売上高は前年同期比でわずかに減収(△1.0%)、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも減益(営業利益△12.7%等)。
- 注目すべき変化: 通期見通しの大幅修正(半導体メーカーの設備投資計画の調整を受けたもの)が最重要。四半期では営業利益の減少幅が大きく、包括利益も▲16.7%と低下。
- 今後の見通し: 会社は2026年3月期通期予想を引き下げ済(通期売上2,350,000百万円、営業利益570,000百万円、当期純利益444,000百万円)。Q1の進捗率は売上23.4%、営業利益25.4%、当期純利益26.5%で、下方修正後の通期見通しに対する進捗は概ね許容範囲。
- 投資家への示唆: 最大の注目点は通期見通しの下方修正(設備投資サイクルの弱含み)。短期は設備投資の回復待ちの局面。財務基盤は堅固(自己資本比率74.0%)なため、業績サイクル回復まで耐えられる体力はあると読み取れるが、事業サイクル依存度が高い点に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 東京エレクトロン株式会社
- 上場コード: 8035
- 主要事業分野: 半導体製造装置および関連装置の設計・製造・販売(半導体製造装置メーカー)
- 代表者名: 河合 利樹(資料に記載)
- 連絡先: TEL 03-5561-7000
- 報告概要:
- 提出日: 2025年7月31日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期連結(2025年4月1日~2025年6月30日)
- セグメント: –(本資料画像での詳細セグメント別の内訳は確認できず)
- 発行済株式:
- 今後の予定:
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較)
- 売上高: 549,586 百万円(会社の四半期予想との直接比較資料なし → –)
- 営業利益: 144,694 百万円(会社の四半期予想との直接比較資料なし → –)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 117,801 百万円(会社四半期予想との比較 → –)
- サプライズの要因: 通期見通し下方修正の背景は「半導体メーカーによる設備投資計画の調整」が主要因と会社説明。Q1の営業外要因や特別損益の大きな変動は特記なし(営業減益は主に売上動向・収益性の低下による)。
- 通期への影響: 既に通期見通しが大幅修正済(2026/3通期:売上2,350,000百万円、営業利益570,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益444,000百万円)。Q1の実績水準から見ると、通期見通し達成の目安としては現時点で整合的(Q1進捗率は概ね25%前後)だが、設備投資回復の見通しに依存。
財務指標
(単位は百万円、増減は前年同期比)
- 損益関係(第1四半期累計)
- 売上高: 549,586 百万円(前年同期 555,071 百万円、前年同期比 △1.0%)
- 営業利益: 144,694 百万円(前年同期 165,733 百万円、前年同期比 △12.7%)
- 経常利益: 147,347 百万円(前年同期 167,398 百万円、前年同期比 △12.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 117,801 百万円(前年同期 126,189 百万円、前年同期比 △6.6%)
- 包括利益: 167,791 百万円(前年同期 201,454 百万円、前年同期比 △16.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 257.13 円(前年同期 273.22 円、前年同期比 △5.8%)
- 進捗率分析(通期修正予想に対する第1四半期の進捗)
- 通期売上見通し: 2,350,000 百万円 → 売上進捗率 23.4%(549,586 / 2,350,000)
- 通期営業利益見通し: 570,000 百万円 → 営業利益進捗率 25.4%(144,694 / 570,000)
- 通期当期純利益見通し: 444,000 百万円 → 進捗率 26.5%(117,801 / 444,000)
- 備考: 前期(2025/3通期実績に対する2025年Q1)の進捗と比べると概ね同程度かやや上振れ(通常ペースか)。
- 連結財政状態(第1四半期末)
- 総資産: 2,509,327 百万円(前期末 2,625,981 百万円)
- 純資産: 1,872,746 百万円(前期末 1,855,209 百万円)
- 自己資本比率: 74.0%(前期末 70.1%)→ 74.0%(安定水準)
- キャッシュ・フロー(第1四半期累計)
- 営業活動によるCF: 74,955 百万円(前年同期 183,778 百万円)
- 投資活動によるCF: △54,178 百万円(前年同期 △37,330 百万円)
- 財務活動によるCF: △151,134 百万円(前年同期 △194,433 百万円)
- 現金及び現金同等物の期末残高: 356,281 百万円(期首 485,072 百万円)→ 四半期で△128,790 百万円の減少
- 財務安全性の要点
- 自己資本比率 74.0%(安定水準、目安40%以上)
- 負債比率(詳細数値は開示表にないため –)
- 流動比率(詳細数値は開示表にないため –)
- 効率性・セグメント別: セグメント別の詳細数値は本資料画像では確認できず → セグメント別の詳報は添付開示資料等参照。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(予想): 245 円(第2四半期末)
- 期末配当(予想): 240 円
- 年間配当予想: 485 円(前回想定 618 円から引下げ)
- 配当性向: 会社は「親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向50%を目処」との方針。通期見通し(当期純利益444,000百万円)をベースにして配当を算出。
- 特別配当の有無: 無し(今回の配当修正は通常配当の見直し)
セグメント別情報
- 各セグメントの売上・利益の詳細: –(本画像資料ではセグメント別内訳が確認できないため)
- セグメント戦略: 会社説明では半導体分野の中長期需要については引き続き重要性を認識する一方で、短期的には半導体メーカーの投資計画調整が生じているとしている(セグメント別戦略詳細は別資料参照)。
中長期計画との整合性
- KPI達成状況: –(特定KPIの開示は本資料画像では確認できず)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: –(同業他社の数値比較は本資料に含まれず)
- 市場動向: 会社説明の要旨は「情報通信技術の進展やAI需要等で半導体重要性は高いが、2026期は半導体メーカーの設備投資計画の調整が見られる」とのこと。短期は顧客の投資タイミングによる変動リスクが大きい。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正後): 売上 2,350,000 百万円(前回 2,600,000)、営業利益 570,000 百万円(前回 727,000)、経常利益 579,000 百万円(前回 736,000)、親会社株主に帰属する当期純利益 444,000 百万円(前回 566,000)、1株当たり当期純利益 969.12 円(前回 1,235.51 円)
- 修正理由: 半導体メーカーによる設備投資計画の調整
- リスク要因: 顧客の設備投資動向(半導体メーカーの投資判断)、為替変動、部材・調達環境、地政学リスク等が主要なリスクとして想定される(会社文言に準拠)。
重要な注記
- 会計方針: 特段の会計方針変更は本表示部分では確認できず(–)。
- その他: 通期業績見通しの修正(2025年4月30日公表)について、今回の決算短信にもその旨の説明あり。配当見通しも同時に下方修正(年間485円)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8035 |
| 企業名 | 東京エレクトロン |
| URL | http://www.tel.co.jp |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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