決算短信：ココルポート（9346）

2025年６月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

• 決算サプライズ：会社予想（期中公表の当期予想）は本決算短信に掲示がなく、会社予想との達成比較は–。市場予想との比較情報も提供されていません（達成率は算出不可）。
• 業績の方向性：増収増益（売上高6,376百万円、前期比+10.9%／営業利益771.9百万円、前期比+9.6%）。
• 注目すべき変化：拠点数が105→120へ15拠点増加。これに伴う有形固定資産・敷金の増加や、営業外収入（助成金増）などが見られる一方、一部事業所で収益改善の見込みが低く、減損損失37,433千円を計上。
• 今後の見通し：2026年6月期予想は売上7,306百万円（+14.6%）、営業利益820百万円（+6.3%）。配当性向を2026年6月期から40%目安に引上げる方針（2025年6月期は配当性向30.6%で1株当たり47円に増配）。
• 投資家への示唆：高い自己資本比率と潤沢な現金（期末現金1,728百万円）を背景に拠点拡大を継続している点が最大の注目点。減損や資産除去債務の見積り修正が費用に影響しているため、拠点採算の見直し状況と新規拠点の収益化ペース（入所率・単価・人件費管理等）を注視する必要あり。

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名：株式会社ココルポート
  • 主要事業分野：指定障害福祉サービス事業（就労移行支援、自立訓練 等）
  • 代表者名：代表取締役社長 佐原 敦矢
• 報告概要:
  • 提出日：2025年8月13日
  • 対象会計期間：2024年7月1日～2025年6月30日（2025年6月期、通期、非連結、日本基準）
  • 決算説明会：有（機関投資家・個人投資家向け、2025/8/13）
• セグメント:
  • 単一セグメント：指定障害福祉サービス事業（記載は単一のため詳細は省略）
• 発行済株式:
  • 期末発行済株式数（自己株式含む）：3,695,550株
  • 期末自己株式数：93株
  • 期中平均株式数：3,653,082株
  • 時価総額：–（本資料に記載なし）
• 今後の予定:
  • 定時株主総会開催予定日：2025年9月19日
  • 配当支払開始予定日：2025年9月22日
  • 有価証券報告書提出予定日：2025年9月19日
  • 決算説明会資料：同社Webへ掲載予定（2025/8/13分）

決算サプライズ分析

• 予想vs実績:
  • 売上高：6,376,772千円（前期比+10.9%）
  • 営業利益：771,938千円（前期比+9.6%）
  • 当期純利益：561,980千円（前期比+6.9%）
  • （注）四半期ベースの予想進捗は対象外（通期開示。四半期決算ではないため進捗率は該当無し）
• サプライズの要因：
  • プラス要因：拠点増加に伴う売上拡大、助成金収入の増加（営業外収益が前年16,475千円→32,939千円）。
  • マイナス要因：一部事業所の収益悪化により減損損失37,433千円を計上、また資産除去債務の見積り変更により固定負債が増加。
• 通期への影響：
  • 2026年6月期は増収増益の見込み（売上+14.6%）。配当方針を配当性向40%目安に引上げるなど株主還元強化を表明。予想修正の有無は現時点ではなし。

財務指標

• 財務諸表要点（主要数値／2025年6月期・対前期）
  • 売上高：6,376,772千円（+10.9%）
  • 売上原価：4,570,522千円（売上原価率71.7%→前年70.8%）
  • 売上総利益：1,806,249千円
  • 販売費及び一般管理費：1,034,310千円
  • 営業利益：771,938千円（+9.6%）、営業利益率12.1%（前年12.2%）
  • 経常利益：797,843千円（+11.0%）
  • 当期純利益：561,980千円（+6.9%）
  • 1株当たり当期純利益（EPS）：153.84円（前期145.79円）
• 貸借対照表の要点（2025/6/30）
  • 総資産：3,880,030千円（前期3,168,968千円、増加711,062千円）
  • 純資産：2,938,255千円（前期2,349,700千円、増加588,554千円）
  • 自己資本比率：75.7%（安定水準、前期74.1%）
  • 流動資産：3,034,049千円、流動負債：711,654千円、流動比率（流動資産/流動負債）：約426%（非常に高い流動性）
  • 負債合計：941,775千円（資産に対する比率約24.3%）
• キャッシュ・フロー
  • 営業CF：598,101千円（前期562,618千円）—安定的な営業CF創出
  • 投資CF：△155,904千円（新規拠点関連の有形固定資産取得・敷金差入等）
  • 財務CF：14,452千円（新株予約権の行使収入等）
  • 現金・現金同等物期末残高：1,728,119千円（前期1,271,469千円）
• 効率性・その他指標
  • 営業利益率：12.1%（前年12.2%→ほぼ横ばい）
  • 総資産利益率（概算）：当期純利益561,980 / 総資産3,880,030 ≒ 14.5%（高め）
• セグメント別：単一セグメント（指定障害福祉サービス事業）。セグメント別内訳は省略。

配当

• 2025年6月期（実績）
  • 中間配当：0.00円
  • 期末配当：47.00円（当初予定44円から3円増配）
  • 年間配当：47.00円
  • 配当金総額：173百万円
  • 配当性向：30.6%
• 2026年6月期（会社予想）
  • 年間配当予想：61.00円（配当性向目安40%）
• 特別配当：なし
• 株主還元方針：2025年6月期より配当方針を変更、配当性向を従来30%から40%へ引上げ（2026年6月期より適用を目安）。

セグメント別情報

• セグメント：指定障害福祉サービス事業（単一）
  • 売上・利益構成は開示省略（単一セグメントのため）。拠点増加（105→120）により売上増加を確保。
  • 前年同期比較：全社売上+10.9%、営業利益+9.6%。
  • 戦略・見通し：拠点数増加を進めることでサービス提供拡大を継続。拠点採算未改善の事業所は減損で処理。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：資料内に詳細な中期計画数値は記載なし。事業拡大（拠点増加）と株主還元強化（配当性向40%）を今後の基本方針としている。
• KPI達成状況：具体的KPIの開示はなし。拠点数拡大と収益性維持が主要な注目点。

競合状況や市場動向

• 市場動向：障害者数は増加傾向、法定雇用率の引上げ（2026年7月に2.7%へ）等により障害福祉サービスの需要拡大が見込まれる（公的データを引用）。
• 競合他社との比較：同業他社の具体数値比較は資料に記載なし（→ –）。ただし、法定雇用率引上げは同業界全体にとって追い風。

今後の見通し

• 2026年6月期業績予想（会社発表）
  • 売上高：7,306百万円（前期比+14.6%）
  • 営業利益：820百万円（前期比+6.3%）
  • 経常利益：823百万円（前期比+3.2%）
  • 当期純利益：575百万円（前期比+2.4%）、EPS 154.93円
  • 前提条件：詳細な前提（為替等）は別添資料参照（本短信に具体数値の記載なし）
• 予想の信頼性：拠点拡大に伴う投資とその収益化ペースが鍵。過去の予想達成傾向の記載はなし（–）。
• リスク要因：
  • 事業所の採算悪化による減損リスク
  • 人件費・地代家賃等コスト上昇（売上原価の労務費比率が高い）
  • 政策・公費給付（介護報酬・制度変更）や法定雇用率引上げに伴う需要変動
  • 不動産退去に伴う資産除去費用の見積り増加

重要な注記

• 会計方針の変更：特段の会計基準変更なし。だが「会計上の見積りの変更」あり（資産除去債務の見積り変更）。
• 減損損失：大阪府等の一部事業所に関し減損37,433千円を計上（使用価値をゼロと算定）。
• その他：資産除去債務が増加（資産除去債務残高163,343千円→230,120千円）。

（注）資料は会社提出の決算短信に基づき整理しています。投資判断に関する助言は行っておらず、追加の詳細（市場予想比較、競合他社比較等）は別途開示資料やIR説明資料をご参照ください。不明箇所は「–」と表記しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

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