決算短信：ノムラシステムコーポレーション（3940）

2025年12月期第2四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（非連結）

エグゼクティブサマリー

• 業績の方向性：増収増益（売上高＋7.7%／営業利益＋18.5%／中間純利益＋18.1%、前年同期比）。
• 注目すべき変化：営業利益率の改善（中間期で約17.5%→前年中間期約15.9%）と自己株式取得の拡大（自己株式数が285,604株→1,347,404株に増加、自己株取得による支出125,222千円）。
• 今後の見通し：通期業績予想の修正はなし。通期予想に対する上期の進捗は利益面で順調だが、国内経済の不透明さを踏まえ会社は慎重姿勢。
• 投資家への示唆：高い自己資本比率と強い営業利益率で財務基盤は良好。利益の進捗が通期予想を上回っているため、通期達成に向けた見通しは堅調だが、配当は据え置き（通期3.25円）で配当性向は高めの見込み（約53%：参考）。

基本情報

• 企業概要：
  • 企業名：株式会社ノムラシステムコーポレーション
  • 主要事業分野：ERPソリューション事業（単一セグメント、企業向け基幹業務システムの提供・導入等）
  • 代表者名：代表取締役 野村 芳光
  • 上場取引所：東証（コード 3940）
  • 決算短信種別：非連結（日本基準）
• 報告概要：
  • 提出日：2025年8月14日
  • 対象会計期間：2025年1月1日～2025年6月30日（第2四半期・中間期）
  • 決算説明資料：作成有・決算説明会開催（機関投資家、証券アナリスト向け）
• セグメント：
  • 単一セグメント：ERPソリューション事業（セグメント別注記は省略）
• 発行済株式：
  • 期末発行済株式数（自己株式含む）：46,692,000株
  • 期中平均株式数（中間期）：45,719,044株
  • 期末自己株式数：1,347,404株（前期末285,604株）
  • 時価総額：–（株価情報の記載なし）
• 今後の予定：
  • 半期報告書提出予定日：2025年8月14日
  • IRイベント：決算説明会あり（機関投資家向け）

決算サプライズ分析

• 予想vs実績（会社予想との比較は達成率 = 中間累計／通期予想）：
  • 売上高：1,700百万円（前年同期1,578百万円、＋7.7%）、通期予想3,472百万円に対する進捗率 49.0%（通常ペース：ほぼ半期での到達）
  • 営業利益：297百万円（前年同期250百万円、＋18.5%）、通期予想417百万円に対する進捗率 71.2%（良好、利益面で上振れ）
  • 当期純利益（中間純利益）：203百万円（前年同期172百万円、＋18.1%）、通期予想285百万円に対する進捗率 71.2%（良好）
• サプライズの要因：売上拡大と売上総利益の増加（売上総利益478,865千円、前年423,419千円）により販管費増を上回る営業増益を確保。営業外収益の増加（受取利息等）や固定資産売却益も寄与。一方、売上債権の増加が営業CFに影響。
• 通期への影響：上期の利益進捗は通期見通しの達成可能性を高める内容。ただし会社も国内経済の不透明性を理由に通期予想を維持し、慎重な姿勢を示している（今のところ予想修正なし）。

財務指標

• 財務諸表（要点）
  • 貸借対照表（2025/6/30）
  • 総資産：3,526,097千円
  • 流動資産：3,319,942千円
  • 現金及び預金：2,785,330千円
  • 売掛金及び契約資産：477,888千円
  • 負債合計：349,540千円
  • 純資産合計：3,176,557千円
  • 損益計算書（中間累計）
  • 売上高：1,699,915千円（+7.7%）
  • 営業利益：296,618千円（+18.5%）
  • 経常利益：297,458千円（+18.7%）
  • 中間純利益：202,816千円（+18.1%）
  • キャッシュ・フロー（中間累計）
  • 営業CF：214,421千円（前年196,064千円）
  • 投資CF：△7,524千円
  • 財務CF：△275,716千円（自己株取得・配当支払が主因）
  • 現金及び現金同等物期末：2,785,330千円
• 収益性
  • 売上高：1,699,915千円（前年同期1,577,987千円、+7.7% / +121,928千円）
  • 営業利益：296,618千円（前年同期250,394千円、+18.5% / +46,224千円）
  • 営業利益率：17.45%（前年中間期15.88%、改善 → 良好水準）
  • 経常利益：297,458千円（前年同期250,598千円、+18.7%）
  • 中間純利益：202,816千円（前年同期171,779千円、+18.1%）
  • 1株当たり中間純利益（EPS）：4.44円（前年3.74円、+18.7%）
• 進捗率分析（中間期）
  • 通期売上高進捗率：49.0%（通常ペース）
  • 通期営業利益進捗率：71.2%（進捗良好、利益面で上振れ傾向）
  • 通期純利益進捗率：71.2%（同上）
  • 過去同期間との比較：前年同期比で売上・利益ともに増加。特に営業利益率の改善が目立つ。
• 財務の安全性
  • 自己資本比率：90.1%（安定水準、非常に高い）
  • 負債合計／純資産（負債比率）：約11.0%（349,540千円／3,176,557千円、低い＝良好）
  • 流動比率：流動資産3,319,942千円／流動負債330,818千円 ≒ 1,003%（非常に高く流動性は極めて良好）
• 効率性
  • 売上高営業利益率は上昇（15.9%→17.5%）しており、収益性改善が見られる。
  • 総資産回転率等の詳細は算出要素不足のため—。
• セグメント別：単一セグメント（ERPソリューション）のみ。セグメント別詳細は省略。

配当

• 配当実績と予想：
  • 中間配当（期中）：0.00円（2025年中間は無配）
  • 期末配当（予想）：3.25円
  • 年間配当予想：3.25円（前回予想から変更なし）
  • 配当利回り：–（株価情報なしのため算出不可）
  • 配当性向（通期予想ベース）：約53.0%（配当3.25円／EPS予想6.13円、やや高め）
• 特別配当の有無：無
• 株主還元方針：自己株式取得を実施（中間期に自己株買いで自己株数大幅増）。今後の自社株買い継続は会社方針に依存。

セグメント別情報

• セグメント別状況：単一セグメント（ERPソリューション）のため、売上・利益は全社計として計上。
• 前年同期比較：全社で増収増益（売上高＋7.7%、営業利益＋18.5%）。
• セグメント戦略：資料上の個別戦略記載はなし（セグメント情報省略）。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：資料に明示的な中期計画やKPIの開示なし（–）。
• KPI達成状況：–（該当情報なし）

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較：本資料に比較情報なし（–）。
• 市場動向：会社は国内経済環境の不透明性を指摘。ERP市場の需給や顧客投資の動向が業績に影響する可能性がある。

今後の見通し

• 業績予想：
  • 通期予想（2025年12月期）：売上高3,472百万円（+6.0%）、営業利益417百万円（△18.9%）、当期純利益285百万円（△22.3%）、EPS予想6.13円
  • 予想の前提条件：特段の為替・原材料前提は記載なし。国内経済環境の不確実性を注記。
• 予想の信頼性：上期実績は通期予想に対して利益面で順調だが、会社は経済環境を理由に保守的な姿勢（過去の達成傾向に関する記載はなし）。
• リスク要因：国内景気の下振れ、顧客のIT投資抑制、プロジェクトの遅延や売掛金の回収リスク等（一般的リスク。資料は国内経済の不透明性を強調）。

重要な注記

• 会計方針：中間財務諸表作成に特有の会計処理なし。会計方針変更・見積り変更・修正再表示なし。
• 監査：第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外。
• その他：非連結決算（単独ベース）での開示。自己株取得の実行により自己株式残高が増加。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

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