2025年12月期第3四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 3Qは創業以来の過去最高の売上高・営業利益で着地したが、ENT(大口)向けのアップセル遅延やMWSの収益性重視の案件選別等により、通期業績予想を下方修正。アップセルと新規ENT獲得を最優先課題として管掌取締役が陣頭指揮で対応中。
- 業績ハイライト: 3Q売上高4,677百万円(前年同期比+27.3%)・調整後連結営業利益537百万円(前年同期比+687.4%)を達成。通期は過去最高を見込むものの、売上予想を6,454百万円に下方修正(対期首中央値で△773百万円、△10.7%)。
- 戦略の方向性: MHS(産業医クラウド)でENTの新規獲得とアップセル強化、MWSは医療機関向け高単価案件獲得と人材定着・処遇改善に先行投資。資本提携やパートナー連携を活用した営業パイプライン構築を継続。
- 注目材料: ①創業来初の期末配当(期末10円/株)予想、②株主優待制度導入(デジタルギフト等)、③MWSで10月に約150名の新規採用開始(売上貢献開始)。
- 一言評価: 成長トラックは堅調だが「アップセル実行の遅れ」と「医療現場の処遇改善による原価上昇」が短期的な業績変動要因。
基本情報
- 企業概要: 株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(東証グロース:9218)
主要事業:- メンタルヘルスソリューション事業(産業医クラウドELPIS等、法人向け)
- メディカルワークシフト事業(大規模急性期病院向けの看護補助者中心の人材サービス)
- メディカルキャリア支援事業(医師の有料職業紹介等)
- デジタルマーケティング事業(医師DB等を活用したサービス)
- 代表者名: 刀禰 真之介
- 参加対象: 主に投資家・アナリスト(資料に明記なしのため一般見解)
- 報告期間: 2025年12月期 第3四半期(対前年同期間比較は2024年12月期 第3四半期)
配当支払開始予定日:期末配当(期末基準日2025年12月期末)で1株あたり10円を予想(支払開始日等は明記なし) - セグメント(概要):
- MHS事業(メンタルヘルスソリューション): 産業医クラウドとクラウド+役務のBPaaS提供(ENT/SMB向け)
- MWS事業(メディカルワークシフト): 大規模急性期病院向け看護補助等の人材サービス、業務改善支援
- その他(MCS:メディカルキャリア支援、DM:デジタルマーケティング等)
業績サマリー
- 主要指標(連結、2025年12月期 第3四半期実績)
- 売上高: 4,677百万円(前年同期比 +27.3%) — 良い: 大幅増収
- 営業利益: 435百万円(営業利益率 9.3%、前年同期は△8百万円) — 良い: 黒字転換・利益改善
- 調整後営業利益: 537百万円(前年同期比 +687.4%) — 良い: のれん償却加算後でも大幅改善
- 経常利益: 403百万円(利益率 8.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 249百万円(利益率 5.3%)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料に未記載)
- 予想との比較
- 会社予想達成率(通期修正後に対する進捗): 売上高進捗72.5%、営業利益進捗74.5%、調整後営業利益進捗74.6%、純利益進捗69.4%(いずれも3Q時点)
- サプライズ: 3Qは過去最高の四半期業績だが、通期は当初計画に対して下方修正(売上:修正前中央値7,227→修正後6,454百万円、営業利益:950→584百万円)。サプライズは「過去最高の3Q実績」だが「通期見通し下方修正」も同時発表。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗(3Q終了時): 売上72.5%、営業利益74.5%、純利益69.4%(全体として進捗率は概ね75%前後で年度計画の下方修正後でも遅れはあるが大半は達成)
- 過去同時期比較: 売上・利益は前年同期比で大幅増(売上+27.3%、調整後営業利益+687.4%)
- セグメント別状況(第3四半期:百万円)
- MHS事業: 売上2,232百万円(前年同期比 +19.2%)、セグメント利益651百万円(同 +34.8%)、利益率29.2%(同 +3.4%) — 良: 高収益化進展
- MWS事業: 売上2,350百万円(前年同期比 +40.9%)、利益195百万円(同 +3.9%)、利益率8.3%(同 △3.0%) — 良(売上)、悪い(利益率低下は投資負担)
- その他事業(MCS等): 売上94百万円(前年同期比 △29.4%)、利益4百万円(同 △88.3%) — 悪: 医師人材紹介の採用市場低迷で計画未達
業績の背景分析
- 業績概要: MHS事業のストック売上拡大(ENT契約増加)とMWS事業の通期効果により収益基盤の質が向上。だがENTのアップセル遅延とMWSでの処遇改善コストにより通期計画を下方修正。
- 増減要因:
- 増収要因: ENT契約数増(214グループ、前年Q比+29.7%)、SMB顧客数増(1,994社、前年Q比+13.4%)、MRR増(ENT132百万円、SMB80百万円)。
- 減収/増益未達要因: ENT契約の「初期小規模スタート」が多く契約単価が低下(ENT契約単価647千円、前年同期比△9.4%)、アップセルのタイミング遅延、MWSでの現業社員処遇改善による原価上昇・価格転嫁遅延、医師紹介市場の低迷(その他事業)。
- コスト要因: 採用費・処遇改善費、オフィス移転・システム投資に伴う先行投資
- 競争環境: MHSではクラウド+付加価値提供で差別化(戦略的提携先からの紹介が有効)。MWSは地域ニッチ(東海地区の大規模病院)で高シェアを有するが、他業種との人材競争激化。
- リスク要因: 大手企業の意思決定遅延(アップセル遅延)、医療機関との価格交渉失敗、採用難・離職率、M&A統合(PMI)リスク、外部環境(景気・規制)の変化
戦略と施策
- 現在の戦略: MHSのENT顧客獲得とアップセルを最優先(管掌取締役が主体)、MWSは高単価・高収益案件の獲得と人材定着策(処遇改善、正社員化、外国人材活用)を推進。パートナー連携(H.U.グループ、オムロン、第一生命等)で販売チャネル拡大。
- 進行中の施策:
- MHS: ENT向けのワンストップサービス強化、資本業務提携による商談増、アップセル担当チーム強化
- MWS: 10月から約150名を新規採用し売上寄与開始、医療機関営業経験者・管理職の採用、採用マーケティング強化、オフィス移転・システム投資
- 全社: 福利厚生充実(確定給付年金・社宅・従業員持株会)、従業員定着施策
- セグメント別施策:
- MHS: アップセル促進、ENTの導入ステップに沿った単価引上げ(初期小規模→拡大期へ)、医療機関運営支援への先行投資(新宿・神田で支援開始)
- MWS: 医療機関への価格転嫁交渉、ケアサクラ等との連携による外国人材活用、現場処遇改善による定着率向上
- 新たな取り組み: 株主優待制度導入、期末配当(初配)予想、戦略的出資(ケアサクラ出資)や業務提携の拡大
将来予測と見通し
- 業績予想(通期・修正後)
- 売上高: 6,454百万円(対期首中央値 △10.7%) — 良/悪の目安: 過去最高を見込むが期首計画から下方修正
- 営業利益: 584百万円(利益率9.1%、対期首予想 △38.5%)
- 調整後営業利益: 720百万円(利益率11.2%)
- 経常利益: 538百万円(8.4%)
- 親会社株主に帰属する純利益: 359百万円(5.6%)
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 3Qの実績とパイプラインの状況を踏まえ過去最高の通期業績を維持しつつも、アップセル遅延等を反映して下方修正。経営はアップセル・価格転嫁を最重要課題と位置付け実行中。
- 予想修正: 通期予想の修正あり(下方修正:売上△773百万円、営業利益△366百万円等)。理由はMHSのアップセル遅延、MWSの収益性重視での案件選別と処遇改善コスト。
- 中長期計画: 中期経営計画の数値的進捗は資料で明示なし。戦略方向はBPaaSとしての事業拡大とニッチドミナント戦略の水平展開。
- 予想の信頼性: 過去の四半期推移からアップセル時点の不確実性が見られるため、短期では「達成時期」に不確実性あり。
- マクロ経済の影響: 医療機関の経営環境(費用圧力)、労働市場(人材獲得競争)、景気・企業の人事予算が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 安定収益基盤確立を前提に配当を開始(初配)し、株主優待と併せて個人投資家層の拡大と機関投資家還元を重視。
- 配当実績/予想: 2025年12月期(修正後) 期末配当 10円00銭/株(当期は期末のみ予想、前年実績0円) — 良: 初配はポジティブな株主還元シグナル
- 特別配当: なし(資料上)
- その他株主還元: 株主優待制度導入(2単元=200株以上でデジタルギフト10,000円+当社サービス体験券、継続保有1年以上で追加3,000円)
製品やサービス
- 製品: 主要は「産業医クラウド(ELPISシリーズ)」と付随する付加価値サービス(カウンセリング、マネジメントサービス、リスククラウド等)。MWS側は病院向けの看護補助者提供と上流の業務改善提案。
- サービス提供エリア・顧客層: ENT(従業員1,000名以上)およびSMB(中小企業)、大規模急性期病院(主に東海圏で高シェア)。
- 協業・提携: H.U.グループ、オムロン、第一生命、ケアサクラ出資等と戦略的提携・出資を推進。
- 成長ドライバー: ENTの契約拡大とアップセル、MWSの大病院向け面で獲得、提携チャネルの拡大、BPaaSモデルの拡張
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢: アップセルと新規顧客開拓を最優先課題と位置付け、管掌取締役が陣頭指揮で対応している(積極的な営業強化・人員補強・提携活用)。
- ポジティブ要因:
- ストック型売上の比率が高く(ストック売上比率98.4%)、収益の継続性が高い
- ENT契約数・MRRは増加(ENT契約214グループ、MRR ENT132百万円)
- MWSでの大規模病院向け高シェア(東海圏)と10月以降の新規採用による収益寄与開始
- 初配当と株主優待導入で株主還元姿勢を明確化
- ネガティブ要因:
- ENTのアップセル遅延で単価低下(ENT契約単価647千円、前年同期比△9.4%)→ 売上伸び悩みのリスク
- MWSの現業社員処遇改善による原価上昇と、医療機関への価格転嫁の難航
- 医師紹介事業(その他)が市場環境で厳しく利益を押下げ
- 不確実性:
- 大手企業の意思決定プロセスによるアップセル実行時期、医療機関側の値上げ承諾の可否、採用定着の度合い
- 注目すべきカタリスト(今後の株価材料となり得るイベント):
- ENTアップセルの回復(単価回復・MRR加速)に関するオペレーション進捗
- MWSにおける医療機関との価格転嫁交渉状況/高単価案件獲得
- 四半期ごとのMRR/契約単価の回復トレンド
- 配当実施(支払の確定)、株主優待の初回適用結果
重要な注記
- 会計方針: 調整後連結営業利益は、M&Aにより子会社化した事務所等に関するのれん代(顧客資産含む)の減価償却費を連結営業利益に加算して算出(資料注記あり)。
- リスク要因(特記事項): 将来見通しは不確実性を伴い、事業環境や進捗次第で実際の結果は大きく変動する旨の免責記載あり。
- その他: 通期業績予想の下方修正、初配当・株主優待導入、ケアサクラ出資等が主要トピック
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9218 |
| 企業名 | メンタルヘルステクノロジーズ |
| URL | https://mh-tec.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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