2025年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サマリ(最重要ポイント)
    • 売上高:2,006,859千円(前年同期比+2.5%)で増収
    • 営業利益:123,675千円(前年同期比△46.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益:32,652千円(前年同期比△79.1%)と大幅減益(主因は特別損失の計上)
    • 決算サプライズ:投資有価証券評価損として49,999千円(約50百万円)の特別損失を計上。これが純利益の大幅減少の主要因。会社予想・市場予想との比較は開示資料に市場コンセンサスが無いため不明(–)
    • 事業・構成上の変化:期中に子会社2社(株式会社ファイナンシャルインテリジェンス、ブラックモンスター株式会社)を連結化し、のれんが増加(のれん227,042千円、期末)
    • 今後の見通し:2026年6月期予想は売上2,617百万円(+30.4%)、営業利益102百万円(△17.3%)・当期純利益60百万円(+86.6%)。売上回復を見込む一方で投資・採用等の投資継続を予定。投資家への示唆は「のれん・投資有価証券の評価リスク」「ユーザー獲得の回復度合い」が業績回復の鍵

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:グリーンモンスター株式会社
    • 主要事業分野:投資学習支援事業(体験型投資学習アプリ「FXなび」「株たす」「トウシカ」等の開発・運営、投資スクール・FPサービス等)
    • 代表者名:代表取締役 小川 亮
    • 上場市場・コード:東証(コード 157A)
    • URL:https://greenmonster.co.jp/
  • 報告概要
    • 提出日:2025年8月14日(決算短信開示日)
    • 対象会計期間:2024年7月1日~2025年6月30日(通期・連結)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025年8月21日予定)
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年9月24日
  • セグメント
    • 報告セグメント:投資学習支援事業(グループは実質単一セグメント。その他は重要性が乏しく開示省略)
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(自己株含む):3,214,700株(2025年6月期)
    • 期末自己株式数:81,900株(取得あり)
    • 期中平均株式数:3,148,413株(2025年6月期)
    • 時価総額:–(開示資料に記載なし)
  • 今後の予定
    • 定時株主総会開催予定日:2025年9月25日
    • 配当支払開始予定日:2025年9月4日
    • 決算説明会:2025年8月21日(機関投資家・アナリスト向け)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績
    • 会社予想(当期/FY2025):開示資料に対する当期予想は不明のため比較不可(–)
    • 売上高:2,006,859千円(前年+2.5%)
    • 営業利益:123,675千円(前年△46.5%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:32,652千円(前年△79.1%)
  • サプライズの要因
    • 主因:投資有価証券評価損 49,999千円の特別損失計上(投資先純資産の減少に伴い回復可能性が無いと判断)
    • その他:期中のM&A(子会社取得)に伴うのれん増加や、株式関連アプリのユーザー伸長が想定より弱かった点
  • 通期への影響
    • FY2026見通しでは売上大幅増を見込むが、営業利益はFY2025実績より小幅減(投資・採用等の先行コストを織り込む)。のれんや投資有価証券の評価リスクは今後も注視が必要。予想修正の有無:現時点で修正は無し。

財務指標

  • 損益の要点(連結、千円)
    • 売上高:2,006,859 千円(前期1,957,473 千円、+2.5%、増収)
    • 売上総利益:709,932 千円(前期622,260 千円)
    • 販管費:586,257 千円(前期391,230 千円、増加)
    • 営業利益:123,675 千円(前期231,029 千円、△46.5%)
    • 経常利益:125,961 千円(前期231,039 千円、△45.5%)
    • 特別損失:50,000 千円(投資有価証券評価損49,999千円)
    • 当期純利益:32,652 千円(前期156,190 千円、△79.1%)
    • EBITDA:173,000 千円(表上:173百万円、△28.9%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):10.37円(前期59.33円、△)
  • 利益率
    • 営業利益率:6.2%(前期11.8%、減少:利益率低下は悪い目安)
    • 経常利益率:6.3%(表中6.9% の項目は別指標。主旨:経常利益率は低下)
  • バランスシート要点(連結、千円)
    • 総資産:1,821,541 千円(前期1,850,191 千円、△28,650 千円)
    • 純資産:1,430,970 千円(前期1,472,223 千円、△41,252 千円)
    • 自己資本比率:78.5%(前期79.6%)(78.5%:安定水準)
    • のれん:227,042 千円(期末、前期26,456千円 → のれん増加は将来減損リスク要因)
    • 投資有価証券:0 千円(前期50,000千円→期中で減損処理)
  • キャッシュフロー(千円)
    • 営業CF:△6,909 千円(前期+168,752 千円:営業CFがマイナス転換は注意点)
    • 投資CF:△215,376 千円(主に子会社取得144,224千円、事業譲受54,545千円)
    • 財務CF:△82,640 千円(配当支払30,626千円、自己株取得46,574千円)
    • 現金及び現金同等物(期末):1,185,144 千円(前期1,490,070 千円、△304,926 千円)
  • 進捗率分析(四半期決算ではないため該当なし)
    • 通期進捗率:–(本資料は通期決算のため四半期進捗比較は該当しない)
  • 効率性
    • 総資産回転率・売上高営業利益率の長期推移は資料上の過去分のみだが、営業利益率は前年から低下(11.8%→6.2%:悪化)
  • セグメント別
    • 単一セグメント(投資学習支援事業)のみでセグメント内訳は開示省略

配当

  • 配当実績(連結)
    • 2025年6月期:中間 0円、期末 10.00円、年間合計 10.00円、配当金総額 31百万円
    • 配当性向:96.4%(連結)(高水準・当期利益が低いため配当性向が非常に高い=注意)
    • 純資産配当率:2.2%
  • 2026年6月期(予想)
    • 期末予想:10.00円、年間合計 10.00円
    • 配当利回り:–(株価情報の開示なしのため算出不可)
  • 特別配当・自社株買い
    • 期中に自己株式取得 46,574 千円(財務CFに計上)あり
  • 株主還元方針
    • 特段の方針変更の記載なし。期中の自己株取得は株主還元の一環と見られるが、利益水準低下により配当性向が上昇

セグメント別情報

  • セグメント別状況
    • 単一セグメント(投資学習支援事業)のみで開示。事業はアプリ運営(体験型学習)、投資スクール、FPサービス等
  • 前年同期比較
    • 全社として売上+2.5%だが、株式関連アプリのユーザー伸長が想定より弱く、FX関連の回復があったものの全体の伸長を補えず
  • セグメント戦略
    • アプリ機能改善(AIチャット導入等)、マーケティング施策(キャンペーン)を継続
    • 投資スクール・FP事業の拡大で収益源の多角化を図る(子会社化により取り込み)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画との整合性
    • 資産形成事業(投資スクール・FP)拡大や株ジャンルでの新プロダクトによる収益拡大を目指す施策は、中期の多角化戦略と整合
    • ただし、のれん増加・投資有価証券の評価損はM&Aリスク管理の観点で課題
  • KPI達成状況
    • 開示された具体KPIは無し。ユーザー数・投資家デビュー支援数の伸長が計画達成の鍵

競合状況や市場動向

  • 市場動向
    • 新NISAの追い風は期中に想定より早期に終了し、株式関連アプリのユーザー増が鈍化(会社コメント)
    • 為替・株式市場の変動が利用機会に影響
  • 競合比較
    • 同業他社との具体比較データは開示無し(–)。一般論としてはユーザー獲得力・コンテンツ・広告投下効率が競争優位のポイント

今後の見通し

  • 業績予想(連結・2026年6月期)
    • 売上高:2,617,000 千円(+30.4%)
    • EBITDA:152,000 千円(△12.0%)
    • 営業利益:102,000 千円(△17.3%)
    • 経常利益:102,000 千円(△18.8%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:60,000 千円(+86.6%)
    • 1株当たり当期純利益(予想):19.36円
  • 予想の信頼性
    • 会社は保守的/楽観的の傾向について明記していないが、M&Aや投資・採用投下を継続するため利益面は慎重な見込み
  • リスク要因
    • 投資有価証券・のれんの減損リスク
    • ユーザー獲得の伸び悩み(特に株式関連アプリ)
    • マーケティング費用や人件費等の先行投資
    • 市場環境(株式市場や為替)の影響

重要な注記

  • 会計方針変更
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の適用等、会計基準の変更あり(連結財務諸表への影響は無しと表明)
  • 連結範囲の変更
    • 期中に新規2社(株式会社ファイナンシャルインテリジェンス、ブラックモンスター株式会社)を連結化
  • 監査
    • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外(注記あり)
  • その他重要事項
    • 投資有価証券の実質価額著しい下落により評価損を計上
    • 自己株式の取得(46,574千円)が実施され、純資産が減少

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 157A
企業名 グリーンモンスター
URL https://greenmonster.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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