2025年12月期第2四半期決算説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ:
    • 「New’s Design Company」構想の下、AIを全面活用する“フルAIシフト”で生産性向上と新規事業創出を両立することを強調(AI投資・社内ツール整備・AI企業への出資・M&A等を推進)。
  • 業績ハイライト:
    • 連結売上高 3,958 百万円(前年同期比 +11.0%:+391 百万円、増加は良い目安)
    • 連結営業利益 632 百万円(前年同期比 +11.8%:+66 百万円、増加は良い目安)
    • 連結経常利益 626 百万円(前年同期比 +8.6%:+49 百万円、増加は良い目安)
    • 連結当期純利益 355 百万円(前年同期比 +34.3%:+90 百万円、増加は良い目安)
    • 過去最高の売上高・利益を更新(連結)
  • 戦略の方向性:
    • AI(社内ツールSAKAE含む)を軸に既存PR業務の効率化とAI/データ領域のプロダクト化・コンサル強化を同時推進。人的資本のAIスキル化(7段階評価でレベル4以上を全社目標)を重視。
  • 注目材料:
    • AI model社への出資、TCI(健康・栄養分野PR)の連結化(7月)、大阪支店による万博広報支援完了、GlobalComでの受賞、代表による自社株取得(174,733株=2.00%)など。
  • 一言評価:
    • AI投資と事業多角化を進めつつ中間決算は堅調(通期進捗は約47%で下期の巻き返しが鍵)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:共同ピーアール株式会社(KYODO PUBLIC RELATIONS CO., LTD.)
    • 主要事業分野:PR事業、インフルエンサーマーケティング事業、AI・ビッグデータソリューション事業(各事業のPR支援/メディア運営/データ収集・分析・SaaS提供)
    • 代表者名:代表取締役社長 石栗 正崇
  • 説明会情報:
    • 開催日時:2025年8月15日(資料日付)
    • 説明会形式:–(資料のみ。オンライン/オフラインの形式明記なし)
    • 参加対象:投資家・株主向け(想定)
  • 説明者:
    • 発表者:–(資料内に役職別プレゼンの詳細な登壇者一覧は記載なし)
    • 発言概要:経営方針(AIシフト・中期目標)および上半期の業績・トピックス説明
  • 報告期間:
    • 対象会計期間:2025年12月期(第62期)第2四半期(FY2025 2Q、累計)
  • セグメント:
    • PR事業:リテイナー中心の広報支援、スポット案件、ペイドパブリシティ等(ストック型収益が基盤)
    • インフルエンサーマーケティング事業:クリエイター企画・プロダクション、メディア運営(VAZ)、IP創出
    • AI・ビッグデータソリューション事業:SaaS(ShtockData等)、データコンサル、AI内製化支援、CERVN等

業績サマリー

  • 主要指標(連結、単位:百万円、前年同期比%必記)
    • 売上高:3,958(前年同期 3,567、+11.0%)←増加は良い目安
    • 営業利益:632(前年同期 565、+11.8%)、営業利益率 ≒ 16.0%(計算値:632/3,958)←改善は良い目安
    • 経常利益:626(前年同期 576、+8.6%)←増加は良い目安
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:355(前年同期 264、+34.3%)←増加は良い目安
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
  • 予想との比較(会社目標に対する実績達成率)
    • 売上高目標 4,150 → 達成率 95.4%(やや未達)
    • 営業利益目標 620 → 達成率 101.9%(上振れ)
    • 経常利益目標 620 → 達成率 101.0%(上振れ)
    • 当期純利益目標 345 → 達成率 102.9%(上振れ)
    • サプライズ:営業利益・経常利益・当期純利益は目標を上回る(ポジティブサプライズ)。売上のみ目標未達。
  • 進捗状況(通期 FY2025 目標に対する進捗)
    • 通期売上高目標 8,500 → 進捗率 46.6%(FY2025 2Q 実績/通期目標、概ね中間ライン)
    • 通期営業利益目標 1,280 → 進捗率 49.4%
    • 通期経常利益目標 1,280 → 進捗率 48.9%
    • 通期当期純利益目標 730 → 進捗率 48.6%
    • 中期経営計画(FY2026目標):売上 10,000、営業利益 1,600、当期純利益 900(進捗:中期目標に向けて積み上げ中)
    • 過去同時期比較:FY2024 2Q比で全体増収増益(上記%参照)
  • セグメント別状況(2Q累計、単位:百万円)
    • PR事業:売上 2,889(前年同期 2,658、+8.7%、増加は良い目安)、セグメント利益 555(前年同期 428、+30%超)
    • インフルエンサーマーケティング事業:売上 583(前年同期 459、+27.0%、大幅増は良い目安)、セグメント利益 61(前年同期 51、+18.5%)
    • AI・ビッグデータソリューション事業:売上 485(前年同期 449、+7.9%)、セグメント利益 79(前年同期 115、△13.0%:利益減は注意)
    • 単体(親会社)売上 2,584(+9.4%)、営業利益 469(+11.5%)、しかし単体経常利益 466(前年同期 584、△20.2%)、単体当期純利益 307(前年同期 388、△20.8%)—連結と単体で乖離(留意点)

業績の背景分析

  • 業績概要・トピックス:
    • PR事業は生成AIツール実証導入や大阪支店の万博案件などで引き合い増。
    • インフルエンサービジネスは短尺コンテンツ(TikTok等)や自社メディアの成長で高伸長。MelTV登録者数60万人等が牽引。
    • AI事業はShtockData等自社プロダクト強化と大型案件獲得で売上は増加するも、データサイエンス人材採用強化によるコスト増で利益率は圧迫。
  • 増減要因:
    • 増収要因:新規受注、プラットフォーム/自社メディアの拡大、AI内製化支援案件の獲得、連結子会社化によるサービス拡充。
    • 増益要因:高付加価値案件の獲得、効率化の進展。
    • 減益要因:AI人材採用・育成による人件費増(AI事業で顕著)、法人税等の期中支払(CFに影響)。
  • 競争環境:
    • 市場のデジタル化・AI活用ニーズ増でプレイヤーは多様化。共同PRはメディアリレーション力・長期リテイナー基盤・インフルエンサーネットワークを強みとして差別化。
  • リスク要因:
    • 人件費増(データサイエンティスト等)に伴う利益率悪化リスク。
    • 主要顧客依存(上位10社で約20%の売上)やリテイナーの契約更新リスク。
    • 事業の季節性(1Q/4Qにイベント集中)と、2Qに一時的な落ち込みが出る構造。
    • マクロ影響(広告・販促予算の減少、為替等):–(明確な前提は提示なし)

戦略と施策

  • 現在の戦略(中期経営計画):
    • 目標:売上 100 億円、営業利益 16 億円(中期目標)に向け「ニュースデザインスタジオ」等でグループ資産を結集しPR効果最大化・人的資本最大化を目指す。
    • フルAIシフト:業務効率化・AI活用力向上・新規開発の三位一体で既存業務の効率化(30%人員削減相当の生産性向上目標)と新規事業創出を両立。
  • 進行中の施策:
    • 社内PRツール「SAKAE」の高度化(生成AIによるリリース・タイトル・論調分析等)。
    • 自社SaaS「ShtockData」へAIクリックパース搭載。
    • 生成AIモデル・タレント企業(AI model)への出資、健康分野PR会社(TCI)を連結化、東海エリア強化のDBPR連結化、米ロビー会社Ballardとの提携等。
  • セグメント別施策:
    • PR事業:PA/危機管理、メディアリレーション強化、AIリリース作成サービス導入、BtoG支援強化。
    • インフルエンサー事業:自社チャンネル展開と短尺コンテンツ戦略、イベント(めるぷち選抜等)でIP化。
    • AI事業:Dify導入支援、CERVNアップデート、AI内製化支援でコンサルとSaaSのハイブリッド提供。
  • 新たな取り組み:
    • AIスキル検定(7段階)、全社AIセミナー、AI幹部合宿、人的資本の可視化(110項目のスキルチェック)など教育・評価制度の整備。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期 FY2025)※会社発表:(単位:百万円)
    • 売上高 8,500(FY2025目標)
    • 営業利益 1,280
    • 経常利益 1,280
    • 親会社株主に帰属する当期純利益 730
    • 前提条件:資料上の詳細前提(為替など)は明示なし(–)。
    • 経営陣の姿勢:通期予想は据え置き(上期実績で進捗は売上46.6%、利益面は約49%台)。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正は無し(資料で修正の記載なし)。
  • 中長期計画:
    • FY2026目標(資料提示):売上 10,000 百万円、営業利益 1,600 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 900 百万円。中期に向けAI投資・M&A等で成長を目指す。
  • 予想の信頼性:
    • 上期の進捗は売上約46.6%と中間ライン、利益は約49%台と計画寄り。下期の案件獲得・AI事業の収益改善が実現できるかが達成の鍵。
  • マクロ経済の影響:
    • 広告・広報予算の動向、企業のDX投資、消費動向が業績に影響(具体的前提は未提示)。

配当と株主還元

  • 配当方針: –(資料に明確な配当方針の追記なし)
  • 配当実績(上期分含む):–(中間・期末の金額未提示)
  • 特別配当:無しの記載(資料に特別配当の言及なし)
  • その他株主還元:
    • 自己株式取得(財務CFの主因):FY2025 2Q 財務CF 支出 -337 百万円のうち自己株式取得 -134 百万円を計上(自己株取得実施は株主還元の一環)
    • 代表の自社株取得(個人買付、174,733株=2.00%)あり

製品やサービス

  • 主要製品/サービス:
    • ShtockData(SaaS型Webスクレイピング、AIクリックパース搭載)
    • CERVN(Webモニタリング自動化)大幅アップデート
    • PR-FORCE(PRプラットフォーム)/AI-Press(AIリリース作成サービス)/SAKAE(社内PRツール)
    • Dify導入支援(生成AIアプリ開発プラットフォーム)
    • インフルエンサー関連(MelTV、めるぷち等)およびクリエイターコラボ商品(例:SKINFOODコラボ)
  • 提供エリア・顧客層: 国内企業・外資含む(リテイナー外資比 36.7% に上昇)、業種別ではIT・情報通信比率が高いが多様化進展(専門サービス、旅行、医療など増加)。
  • 協業・提携: Ballard Partners(米ロビー)、Seitaro Design(ブランドデザイン)、MS&ADインターリスク総研(サステナ支援)、AI model(生成AIモデル)等。
  • 成長ドライバー: AIツール導入による生産性向上、自社SaaS機能強化、インフルエンサーメディアの拡大、DX支援案件の拡大

Q&Aハイライト

  • 説明資料にQ&Aセッションの記載なし → 重要なやり取りは資料からは不明(記載無し)。
  • 経営陣の姿勢:AI投資と人的資本強化に積極的。透明性は高め(社内検定・KPIの可視化)だが、下期の見通し詳細は資料上限定的。
  • 未回答事項:EPS、配当金の方針、詳細な通期前提(為替・景況感別)などは明示なし → 表示は "–"
  • ポジティブ要因:
    • 連結で増収増益・過去最高業績を達成(FY2025 2Q)
    • AI・データ関連の自社プロダクト強化と大型案件獲得実績
    • インフルエンサーメディアの視聴者・登録者拡大による収益拡大(MelTV 60万人等)
    • 強固なメディアリレーションと長期リテイナー基盤(契約継続率高い)
    • 財務基盤は安定(現預金 3,387 百万円、自己資本比率 62.0%)
  • ネガティブ要因・リスク:
    • AI人材採用等でコスト増、AI事業の利益率悪化(2Q累計でセグメント利益悪化)
    • 単体での経常利益・当期純利益が前年同期比で大幅減(単体経常利益 △20%)と連結との乖離あり
    • 主要顧客への依存(上位10社で約20%)と事業の季節性(下期頼みの構造)
  • 不確実性:
    • AI施策が想定どおりの生産性向上・新収益化につながるか(技術実装・顧客採用の速度)
    • 下期の案件獲得状況、法人税等の一時支払影響の大きさ
  • 注目すべきカタリスト(今後の株価・注目イベント等に影響しうる事項):
    • AIプロダクト(ShtockData、SAKAE、AI-Press等)の商用拡大・大型受注公表
    • 連結子会社化・提携の追加(新たなM&Aや出資)
    • MelTV/めるぷち 等のIP化・商品化・収益化の進捗報告
    • 第3四半期以降の業績(特に下期の受注動向)およびFY2026に向けた進捗

重要な注記

  • 会計方針: 特段の会計方針変更の記載は資料に無し(–)。
  • リスク要因: 資料末尾に将来見通しに関する注意事項あり(目標・予測は確約でない旨)。
  • その他重要告知: 代表取締役 石栗正崇による自社株取得(取得後保有株式 174,733 株、保有割合 2.00%;個人株主 第3位)を開示。
  • 開示されていない項目は — と記載。

(注)本サマリーは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言や売買推奨を行うものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2436
企業名 共同ピーアール
URL http://www.kyodo-pr.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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