2026年5月期第1四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:四半期ベースの会社予想(四半期予想)は開示されておらず、会社予想との直接比較は不可(該当なし)。市場予想との比較資料なし。通期予想に対する進捗は売上で15.4%(季節性を踏まえれば想定内)だが、営業・純利益は赤字で進捗はマイナス。
  • 業績の方向性:増収(売上高 +149.9%)だが損益は赤字継続。ただし営業損失は前年同期比で改善(営業損失 △711百万円 vs 前年 △776百万円)。→ 増収・減損(ただし黒字化には至らず)。
  • 注目すべき変化:坂井建設株式会社のグループ加入および同社の決算期変更(当四半期は同社の会計期間が5ヶ月となっている)や、新規出店の収益寄与開始により売上が大幅増加。自己資本比率が16.1%→12.2%に低下(要注視)。現金及び預金は前期末比で約▲1,980百万円と減少。
  • 今後の見通し:通期業績予想に修正はなし(売上46,815百万円、営業利益1,500百万円)。ただし住宅事業は第4四半期に引渡集中の季節性があり、通期達成の可否は第4四半期の引渡動向に依存。現時点で利益面は未達成状態。
  • 投資家への示唆:売上は店舗拡大・グループ連結効果で拡大しているが、自己資本比率低下・現預金減少・引渡時期集中等の財務・事業リスクがあるため、キャッシュ動向、未成工事受入金(前受)や借入・社債の動きを継続監視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ロゴスホールディングス
    • 主要事業分野:住宅販売事業及び付随事業(戸建販売が中心、販売時点で収益計上)
    • 代表者名:代表取締役社長 池田 雄一
    • URL:https://logos-holdings.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月15日
    • 対象会計期間:2026年5月期 第1四半期(2025年6月1日~2025年8月31日、連結)
    • 決算補足説明資料の作成:有、決算説明会:有
  • セグメント:
    • 実質的に単一セグメント(住宅販売事業及び付随事業)として記載省略
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):3,913,348株
    • 期中平均株式数(四半期累計):3,913,318株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表:通期(2026年5月期)中間/期末のスケジュールは別途(開示なし)
    • IRイベント:決算説明会実施(資料はTDnetで開示)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 会社予想(四半期予想):未提示 → 四半期での達成率は算出不能
    • 通期予想との比較(進捗は下記に記載)
  • サプライズの要因:
    • 売上上振れの主因:坂井建設の連結・既存新規店舗の寄与により引渡棟数が増加したため
    • 利益が黒字化できない要因:新規出店に伴う人件費・広告宣伝費等の先行投資、会計上の引渡タイミングの影響、営業外費用(支払利息増加)等
  • 通期への影響:
    • 現時点で通期予想の修正はなし。ただし第4四半期に引渡が集中する事業構造のため、年度末の引渡状況によって通期業績達成可能性が左右される。

財務指標(要点)

  • 主要数値(第1四半期:2025/6/1–2025/8/31、単位:千円)
    • 売上高:7,224,264(前年同期 2,890,701、前年同期比 +149.9%)
    • 売上総利益:1,194,258(前年同期 415,649、前年同期比 +187.3%)
    • 販売費及び一般管理費:1,905,887(前年同期 1,192,129、前年同期比 +59.9%)
    • 営業利益(損失):△711,628(前年同期 △776,479、損失幅改善)
    • 経常利益(損失):△738,008(前年同期 △798,300、損失幅改善)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益(損失):△531,482(前年同期 △546,774、損失幅改善)
    • 1株当たり四半期純利益:△135.81円(前年同期 △140.42円)
  • 進捗率分析(通期予想に対する達成率)
    • 通期売上予想:46,815,000千円 → 第1Q進捗率 7,224,264 / 46,815,000 = 15.4%(第4四半期に引渡集中のため季節性考慮が必要)
    • 通期営業利益予想:1,500,000千円 → 第1Q実績は△711,628(数値的進捗率は算出不能、黒字化には年後半での大幅改善必須)
    • 通期当期純利益予想:826,000千円 → 第1Q実績 △531,482(同上)
    • 過去同期間との比較:売上は大幅増だが、利益は赤字で前年より改善
  • 財政状態(2025/8/31)
    • 総資産:22,018,418千円(前期末 21,122,677千円、+895,741千円)
    • 純資産:2,696,837千円(前期末 3,406,595千円、▲709,758千円)
    • 自己資本比率:12.2%(前期末 16.1%)(目安:40%以上が安定 → 12.2%は低水準/要注視)
    • 流動資産:14,778,711千円、流動負債:14,094,326千円 → 流動比率 ≒ 104.9%(1.05倍、ギリギリ)
    • 有利子負債関連:短期借入金 1,979,117千円、1年内返済予定の長期借入金 1,061,605千円、長期借入金 4,762,784千円、社債 250,000千円(社債発行あり)
    • 現金及び預金:5,181,025千円(前期末 7,161,453千円、▲1,980,428千円:流動性悪化懸念)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率(第1Q):営業損失のためマイナス(営業損失率 ≒ △9.85%)
    • のれんの償却:第1Qのれん償却 90,210千円(前年同期 23,289千円 → 大幅増、M&A/連結効果に伴う影響)
  • セグメント別:単一セグメントのため記載なし(住宅販売中心)
  • 財務の解説:
    • 売上増は主にグループ連結の拡大と既存・新規店舗の寄与。利益が黒字化していないのは出店費用等の先行投資と金利負担増(支払利息 32,056千円、前年12,072千円)によるもの。現預金減少と流動比率ほぼ1倍は短期的な流動性リスクとして注視すべき。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年5月期(実績):年間合計 45.33円(期末45.33円)
    • 2026年5月期(予想):年間合計 63.39円(第2四半期末 0.00円、期末 63.39円)
    • 直近の配当予想修正:無
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
  • 配当性向:–(通期純利益予想に対して配当性向の明示なし。通期当期純利益予想 826百万円に対する配当総額は算出可能だが、株主構成・株数変動等の影響あり)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:自己株式数は極少(30株)、自社株買いの開示なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:事業は住宅販売と付随サービスが中心で単一セグメントのため詳細開示省略
  • 前年同期比較:売上高 +149.9%(坂井建設連結化や新店舗効果が主因)
  • セグメント戦略:積極的な出店・リニューアルによるエリア拡大とシェア拡大を継続(名古屋新店開設、北海道複数のリニューアル、四日市新店等)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:開示資料上の中期数値は今回開示資料に明記なし。成長施策として店舗網拡大・グループ強化を継続。
  • KPI達成状況:具体KPIの数値(棟数目標等)は開示なし。引渡棟数増加が売上拡大に直結している点は進捗のポジティブ要素。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:2025年4月の建築基準法改正により構造計算義務化・審査要件増加→建築確認の審査期間長期化、持家着工戸数は2025年6–8月で前年同期比▲12.7%と低調。業界全体で引渡遅延・需要鈍化リスクが存在。
  • 競合他社との比較:個別競合の数値比較は開示なし。業界トレンド(着工減少・審査遅延)は共通の逆風。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年5月期)予想:売上 46,815百万円(+29.1%)、営業利益 1,500百万円(+208.0%)、経常利益 1,392百万円(+244.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 826百万円(+313.8%)、1株当たり当期純利益 210.97円
    • 通期予想の修正:なし(今回開示は未修正)
    • 会社側前提:特定の為替や原材料前提の明示なし。なお、取締役会決議に基づき2025/10/17付で譲渡制限付株式報酬の新株式発行予定(期中平均株式数に反映済み)
  • 予想の信頼性:第1Qは売上で進捗15.4%と季節性を踏まえれば一部想定内。ただし利益面は赤字であり、第4Q集中の引渡が予定通り行われるかが鍵。過去の予想達成傾向は資料に限定情報のため判断困難(–)。
  • リスク要因:
    • 建築基準法改正に伴う建築確認審査遅延・着工減少(外部要因)
    • 流動性リスク(現金減少、流動比率ほぼ1倍)
    • 金利上昇・借入負担増(支払利息増加、社債発行)
    • のれん償却負担(のれん残高と償却増)
    • 第4四半期に引渡が集中するビジネスモデルに伴う季節性リスク

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用は見積実効税率を使用する等の記載あり)
  • 連結範囲の変更:坂井建設株式会社の連結(決算期変更により当該子会社の会計期間は5ヶ月。本四半期損益へ影響あり。該当子会社の期間売上高 1,075,700千円、営業損失 11,762千円 等が注記)
  • キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • その他:公認会計士等による四半期レビューは実施されていない(無)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 205A
企業名 ロゴスホールディングス
URL https://logos-holdings.jp/
市場区分 グロース市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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