2026年5月期第1四半期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 受注・引渡が好調で第1四半期は計画を上回って推移。坂井建設の連結化(決算期変更)で規模拡大、出店と戦略見直しで過去最高益を目指す。
- 業績ハイライト: 第1四半期売上高7,224百万円(前年同期比+149.9%:良い)、営業損失△711百万円(前年同期は△776百万円→赤字幅縮小:良い/但し赤字は継続:悪い)。
- 戦略の方向性: 出店拡大(東海エリア等)、既存店リニューアル(北海道中心)、M&A継続でエリア拡大、DX・デジタルマーケティングによる効率化。2030年目標はロゴスホーム50拠点・引渡5,000棟。
- 注目材料: ・坂井建設の決算期を12/31→5/31に変更、今回Q1に坂井建設の4~8月(5か月)を連結反映(連結比較に影響)。・月次受注速報の開示開始(9月時点で受注棟数 +68%)。・配当方針変更(DOE下限5%、配当性向目標30%)。
- 一言評価: 受注と出店の実行が業績拡大に寄与する成長フェーズだが、四半期での引渡偏重(第4Q集中)、費用増・キャッシュの減少、連結会計調整の影響を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要: 会社名 株式会社ロゴスホールディングス(LOGOS HOLDINGS INC.)
主要事業分野: 注文住宅・分譲住宅・宅地販売を中核に、工務店支援(DX含む)・CADオペレーション等(北海道・東北・北関東・東海エリア)
代表者名: 代表取締役社長 池田 雄一 - 説明会情報: 資料日/開催日 2025/10/15(資料:2026年5月期 第1四半期決算説明資料)。説明会形式・参加対象は資料に明示なし(–)。
- 説明者: 発表者は資料上代表者名が掲示(代表取締役社長 池田雄一)。発言概要:受注・引渡好調、坂井建設の連結化、出店と戦略見直しで利益創出を目指す旨。
- 報告期間: 対象会計期間 2026年5月期 第1四半期(通常は6月~8月の実績を含むが、坂井建設は4~8月の5か月を連結反映)。報告書提出予定日・配当支払開始予定日は資料に明示なし(–)。
- セグメント: 事業は主に「注文住宅・分譲住宅・宅地販売(ロゴスホーム、豊栄建設、GALLERY HOUSE、坂井建設等)」と「工務店支援(ROOT LINK等)」「CADオペレーション(フィリピン)」。各社が地域別に商品ライン(ロゴスホーム等)を展開。
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円、前年同期比は必ず%で記載)
- 営業収益(売上高): 7,224 百万円、前年同期比 +149.9%(良い)
- 営業利益: △711 百万円(赤字)、前年同期比(数値差で改善)※前年同期 △776百万円(改善:良い)/営業利益率 △9.9%(悪い)
- 売上総利益: 1,194 百万円(粗利率16.5%)、前年同期比 +187.3%(良い)
- 経常利益: △738 百万円(赤字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △531 百万円(赤字)
- 1株当たり利益(EPS): 資料に明示なし(–)
- 予想との比較:
- 会社発表の第1四半期計画比: 売上 高は計画比 +11.8%(上振れ:良い)、営業利益は計画比 +34 百万円(上振れ)。サプライズの有無:特段の一時要因示唆なし、ただし坂井建設の連結反映(5か月分)で前年比比較に注意。
- 進捗状況:
- 通期予想(2026年5月期)に対する進捗率: 売上進捗 7,224/46,815 = 約15.4%(中立/第1Qは下期偏重のため想定内)/営業利益進捗は赤字のため進捗評価は不可(通期予想1,500百万円に対し第1Qは△711百万円)。
- 中期経営計画・年度目標に対する達成率: 2030年目標(50拠点・5,000棟)に向け出店・M&A継続中だが進捗は段階的(現状:グループ拠点40拠点、引渡実績増加)。
- 過去同時期との進捗比較: 前年Q1は坂井建設未連結のため単純比較不可。資料側で坂井建設除く調整値も提示(参照p.4・p.19)。
- セグメント別状況: 資料に細分化された数値は限定的。主要ポイント:
- ロゴスホーム(主力)— 店舗出店・既存店リニューアルで受注増。
- 豊栄建設 — 前期は課題、今期は引渡数を抑え体制効率化で利益創出重視。
- 坂井建設 — 連結化で売上規模を大幅に押し上げ(通期寄与を見込む)。
(※詳細売上高・収益貢献度の明細は資料で限定的 → セグメント別数値は –)
業績の背景分析
- 業績概要: 第1四半期は受注・引渡が好調で売上・粗利が拡大。新規出店(ロゴスホーム名古屋、四日市等)や既存店の大型化が受注を牽引。
- 増減要因:
- 増収要因: 好調な受注、ロゴスホーム名古屋の立ち上がり、坂井建設の連結反映(Q1に5か月分を計上)。建築基準法改正で市場全体の引渡減少する中、同社は前年比で引渡+56.6%を記録(坂井建設除く合算)。(良い)
- 減益/費用増の要因: 人件費増、広告販促費増、支払手数料・地代家賃の増加、のれん償却等で営業費用が増加(悪い/注意)。ただし前期のM&A一過性費用の剥落が通期でプラスに寄与する見込み(良い)。
- 競争環境: 地域密着型工務店の集合体としての優位性(北海道品質、高性能×適正価格、デジタル集客・DX)を掲示。北海道内ではロゴスホーム+豊栄で上位シェア。全国的にはシェアは小さく成長余地大。
- リスク要因: 建築確認申請の審査長期化(建築基準法改正)、引渡の下期偏重による四半期変動、金利上昇・資金コスト、M&A統合リスク、サプライチェーンや人材確保、坂井建設の連結処理による比較の複雑化。
戦略と施策
- 現在の戦略: 出店拡大(東海・北陸等への展開)、M&Aによるエリア拡大、DX/デジタルマーケティング強化、既存店舗の大型化(ショールーム+モデルハウス)、リノベ・新規事業は選択的に見直し。
- 進行中の施策: ロゴスホーム名古屋(好調立上がり)、ロゴスホーム四日市(2025/10/11オープン)、北海道内既存店リニューアル(中標津・千歳・旭川等)、月次受注速報の開示開始。
- セグメント別施策: 豊栄建設は引渡数を伸ばさず体制効率化で利益改善重視。坂井建設は連結統合作業と通期寄与の最大化。ROOT LINK等で工務店支援・DX提供。
- 新たな取り組み: 月次での受注速報(開示タイミングは月半ば予定)、配当方針の変更(DOE下限5%、配当性向30%目標)を発表。
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年5月期 通期、単位:百万円):
- 売上高 46,815(前年同期比 +29.1%:良い)
- 売上総利益 8,793(+39.4%:良い)
- 営業利益 1,500(+208.0%:良い)
- 経常利益 1,392(+244.2%:良い)
- 当期純利益 826(+313.8%:良い)
- 予想の前提条件: 坂井建設の通期寄与を含む連結調整、前期のM&A一過性費用の剥落、新規出店に伴う人件費・広告増を計画。四半期で変動(引渡は第4Q偏重)を想定しているが、現時点で通期予想の修正は無し。
- 予想修正: 通期予想に修正は無し(資料上)。
- 中長期計画: 2030年目標はロゴスホーム50拠点・引渡5,000棟。M&Aと出店で拡大継続。
- 予想の信頼性: 会社側は現時点で見通し維持。過去の予想達成傾向の明示は資料にないため(–)。連結処理の変更があるため前年比比較は注意。
- マクロ経済の影響: 建築基準法改正による審査遅延、金利上昇(新規事業への影響)、住宅需要トレンド(少子高齢化で長期的縮小のリスク)を想定要因として挙げている。
配当と株主還元
- 配当方針: 配当下限をDOE(純資産配当率)5%に設定、配当目標は配当性向30%(従来は配当性向30~50%)。(変更:投資と還元の両立を志向)
- 配当実績(予想): 2026年5月期(予想)1株当たり配当 63.39円、配当利回り(2025/10/14終値ベース)4.00%(良い)。配当性向目標 30%。
- 特別配当: なし(資料に記載なし)。
- その他株主還元: 自社株買い等の情報は資料に明示なし(–)。
製品やサービス
- 主要製品: ロゴスホーム商品群(FORTAGE、GUUUS、e-Hikaria、YETY 等)、豊栄建設のチャレンジ999、GALLERY HOUSEのDetail HOME 等。ZEH・太陽光標準搭載商品等。
- サービス: 注文住宅、分譲住宅、宅地販売、リノベーション、障がい者グループホーム受託(NOMARIS)、工務店向けDXコンサル・CADオペレーション(フィリピン)。
- 協業・提携: 資材・外注先との連携、グループ内でのDX/CAD体制(Logos Creative Office Philippines 等)。
- 成長ドライバー: 新規出店(東海・北陸等)、既存店リニューアルによる需要獲得、デジタルマーケティング(若年層向け集客の効率化)、M&Aによる地域シェア獲得。
Q&Aハイライト
- Q&Aの記載は資料内に無し → 重要なやり取りは開示されていない(未開催/記録なし)。
- 経営陣の姿勢: 受注/出店/利益改善に前向き、月次での情報開示強化を推進。
- 未回答事項: 将来のM&A具体案件、詳細なセグメント別数値、報告書提出日等。
- ポジティブ要因:
- 受注・引渡の改善と新店の好調な立ち上がり(実績と受注数の増加)(良い)。
- 坂井建設の連結化による規模拡大(通期効果)(良い)。
- デジタル集客・DXで集客効率化、出店拡大の明確なロードマップ(50拠点目標)。
- 配当方針の明確化(DOE下限5%、配当性向30%)で株主還元方針を明示(良い)。
- ネガティブ要因:
- 第1Qは依然赤字(△711百万円)、人件費・広告費増で費用負担(悪い)。
- キャッシュは前期末比で△1,980百万円(5,181百万円に減少:悪い)/未成工事受入金の増加で負債も増加。
- 建築基準法改正による市場変動・審査遅延、金利上昇による住宅市況鈍化リスク(要注意)。
- 連結処理・会計期変更に伴う比較の複雑性(分析の難易度上昇)。
- 不確実性: 坂井建設の連結効果、出店投資の回収(新店は通期黒字化まで3年想定)、M&Aの統合効果、マクロ(為替・金利・建築規制)の動向。
- 注目すべきカタリスト: 月次受注速報、各四半期の引渡(特に第4Q)の実績、新規出店(四日市・大垣等)の受注進捗、M&A案件/統合進捗、四半期決算発表(Q2-Q4)。
重要な注記
- 会計方針: 坂井建設の決算期変更(12/31→5/31)に伴い、今回第1Qに5か月分を連結反映。前年比比較には連結調整の影響が大きい(資料p.4・p.19参照)。
- リスク要因(資料の特記事項): 建築基準法改正により引渡の遅延・市場環境変化、金利上昇、法令・規制変更等。
- その他: IR問合せ先 E-mail ir@logos-holdings.jp。将来見通しは前提に基づく予想であり実績と差異が生じる可能性がある旨の免責記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 205A |
| 企業名 | ロゴスホールディングス |
| URL | https://logos-holdings.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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