2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期業績予想に対する修正は無し。中間決算は特段の予想修正・説明会無しの発表(会社予想との乖離情報は開示なし)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 +7.8%、営業利益 +7.6%、親会社株主に帰属する中間純利益 +2.9%)。
  • 注目すべき変化:その他包括利益が大幅減(中間包括利益69,655千円:前年同期比△64.0%)――主に有価証券評価差額金の減少(△43,477千円)等による。自己株式取得(35,900株、支出72,446千円)を実施。
  • 今後の見通し:通期予想の修正無し。中間進捗は売上高進捗率約49.6%、営業利益進捗率約59.9%、当期純利益進捗率約55.5%で、営業利益・純利益は比較的順調な進捗(通期達成に向けて現時点で目標達成可能性は高めの印象)。
  • 投資家への示唆:財務は非常に健全(自己資本比率93.1%)。営業CFは引き続きプラスでキャッシュ余力良好。短期的には金融資産評価の変動(有価証券評価差額)や配当・自社株買い等の株主還元動向に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:コンバム株式会社
    • 主要事業分野:ロボットハンド(吸着ハンド)を中心とした生産自動化装置・部品、半導体製造装置関連、およびメンテナンス/周辺機器の製造・販売
    • 代表者名:代表取締役社長 佐藤 穣
    • 問合せ先:専務取締役 國松孝行(TEL 03-3759-1491)
    • URL:https://www.convum.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月8日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期/中間期、連結)
    • 決算説明資料作成:無、決算説明会開催:無
    • 半期報告書提出予定日:2025年8月8日
    • 配当支払開始予定日:2025年8月29日
  • セグメント:
    • 日本:ロボットハンド等の製造・販売、半導体装置関連、保守等
    • 韓国:現地販売・真空機器・独自製品の販売
    • その他:主にタイでの販売・拡販活動
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):1,657,000株
    • 期末自己株式数:136,348株(前期末100,448株 → 取得により増加)
    • 中間期平均株式数:1,547,428株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:当中間期は既報(2025/8/8)
    • 株主総会:–(通期で予定されるが当中間短信では未記載)
    • IRイベント:決算説明会は無(当中間期)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する中間進捗を記載)
    • 売上高:中間実績 980,395千円、通期予想 1,979,000千円(百万円表示)→ 進捗率 約49.6%
    • 営業利益:中間実績 165,464千円、通期予想 276,000千円 → 進捗率 約59.9%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績 122,098千円、通期予想 220,000千円 → 進捗率 約55.5%
  • サプライズの要因:
    • 売上・営業利益は堅調で、特に韓国およびタイ(その他)での回復が寄与。営業利益進捗が高めなのは利益率の維持・改善および費用管理の効果。
    • 一方、その他包括利益(有価証券評価差額等)が大幅に悪化し、包括利益は大きく減少。
    • 自己株式取得(72,446千円)により財務活動CFが拡大。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。中間時点の進捗は概ね順調で、現時点で通期達成可能性は高いと考えられるが、有価証券評価や外部環境(原材料・為替等)の変動には注意。

財務指標

  • 財務諸表の要点(主要数値:千円)
    • 売上高(中間):980,395(前年同期 909,251、+7.8%)
    • 営業利益:165,464(前年同期 153,837、+7.6%) 営業利益率 約16.9%(良好)
    • 経常利益:172,806(前年同期 171,350、+0.9%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:122,098(前年同期 118,653、+2.9%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):78.90円(前年同期 76.23円、+3.5%)
    • 総資産:6,323,290千円(前期末 6,360,642千円)
    • 純資産:5,927,952千円(前期末 5,969,656千円)
    • 現金及び現金同等物:2,744,351千円(期首 2,659,706千円、増加)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:約49.6%(前年中間との比較ではやや高め:年後半の需要も重要)
    • 営業利益進捗率:約59.9%(通期目標に対して順調、利益面が先行)
    • 純利益進捗率:約55.5%(中間で過半進捗)
    • 過去同期間比:前年より売上・営業利益ともに増加しており通常ペース以上
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:93.1%(非常に高く安定水準、良好)
    • 負債合計:395,338千円、総資産に対する負債比率(負債/総資産)約6.3%(低水準、財務余裕あり)
    • 流動比率(流動資産3,722,639 / 流動負債254,840):約1,460%(極めて高く短期支払力良好)
  • 効率性
    • 売上高営業利益率:中間約16.9%(良好)
    • 総資産回転率等の詳細は開示数値からの算出値は限定的だが、自己資本比率が高く資本効率は慎重に見る必要あり
  • セグメント別(外部顧客売上高・セグメント利益:千円)
    • 日本:売上高 778,413(前年比 +7.2%)、セグメント利益 154,662(前年比 約99.3%)
    • 韓国:売上高 171,996(前年比 +12.9%)、セグメント利益 8,543(前年比 +155.8%)
    • その他(主にタイ):売上高 29,985(前年比 +56.3%)、セグメント利益 2,257(前年は営業損失)
  • 財務の解説:
    • 営業CFは261,226千円の収入でプラスを維持。投資CFは設備投資等で支出(58,795千円)、財務CFは自己株式取得と配当でマイナス(113,000千円)。結果、現金は84,644千円増加。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(2025年12月期中間):25.00円(修正なし)
    • 期末配当(予想):25.00円
    • 年間配当予想:50.00円(前期と同額)
  • 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベースで配当性向 ≒ 50円 / EPS 141.48円 = 約35.3%(目安:中程度の還元水準)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株取得を実施(当中間期に35,900株取得、支出72,446千円)があり、株主還元は実行中。ただし将来の方針は通期資料参照。

セグメント別情報

  • セグメント別状況(中間、外部顧客売上高/セグメント利益、前年同期比)
    • 日本:売上高 778,413千円(+7.2%)、利益 154,662千円(ほぼ前年水準)
    • 韓国:売上高 171,996千円(+12.9%)、利益 8,543千円(+155.8%、利益率改善)
    • その他(タイ等):売上高 29,985千円(+56.3%)、利益 2,257千円(前年は損失 → 黒字化)
  • セグメント戦略:
    • 日本:ロボットハンドの製品ライン拡充、新規顧客取り込みで需要回復を取り込む
    • 韓国:真空機器・独自製品で新規顧客獲得
    • その他:タイを中心に現地SIerと連携し省力化機器向け拡販
  • 備考:全体として半導体関連やロボット関連の需要回復の影響を受けている。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:当該資料では中期計画の詳細記載なし(–)。ただし製品強化・顧客開拓の取り組みは継続中。
  • KPI達成状況:セグメント別売上・利益は回復傾向。通期予想に対する利益進捗は良好で中期目標達成に向けた前向きな進捗を示唆。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:本短信では同業他社との直接比較データは開示無し(–)。
  • 市場動向:
    • 国内:個人消費は緩やか回復、半導体・電子部品関連は需要回復の兆し。
    • リスク要因として原材料・部材価格の高止まり、海外景気の不透明性(米国政策・中東情勢等)が挙げられている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期業績予想(2025年1月1日~12月31日、連結):売上高 1,979,000千円(+7.0%)、営業利益 276,000千円(△9.1%)、経常利益 307,000千円(△10.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 220,000千円(△11.2%)、1株当たり当期純利益 141.48円
    • 通期予想の修正:無し(中間発表時点)
    • 会社の業績予想前提やリスクについては添付資料参照(為替や原材料価格等の影響あり)
  • 予想の信頼性:
    • 中間時点で営業利益・純利益の進捗は比較的順調。過去の会社の達成傾向は資料に記載なし(–)。
  • リスク要因:
    • 原材料・部材価格の変動、海外顧客需要の変動、為替変動、金融資産評価の変動、地政学的リスク等。

重要な注記

  • 会計方針:新しい法人税等に関する会計基準等を期首から適用(影響は無し)。
  • その他重要事項:
    • 当中間期間に自己株式を取得(35,900株、72,446千円)。
    • 中間連結財務諸表は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
    • 中間包括利益が大幅減(有価証券評価差額の悪化が主因)。

(不明な項目は — と記載しています。数字は会社提出の中間連結決算短信に基づく)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6265
企業名 コンバム
URL https://convum.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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