2025年12月期 第3四半期 決算説明補足資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 2025年1~9月はシステムインテグレーション(SI)事業を中心に受注・売上が大幅に拡大し、通期計画に対する進捗が改善している点を強調(資料日付:2025年10月31日)。
- 業績ハイライト: 連結売上高1,005,719百万円(前年同期比 +22.3%)、営業利益66,529百万円(同 +27.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益46,531百万円(同 +27.0%)。営業利益率は約6.6%に上昇(改善:良い)。
- 戦略の方向性: SI事業の拡大とサービス&サポートの収益安定化を継続。重点事業(たのめーる、OSM等)を成長ドライバーとし、投資(設備・サービス拡充)を継続。
- 注目材料: SI事業の売上が連結で697,889百万円(+28.8%)と大幅増。重点サービス「OSM」が124,370百万円(+27.7%)と高成長、PC販売台数も大幅増(+51.4%)で商品販売が寄与。自己資本比率は53.5%(やや低下だが依然高水準、良い)。
- 一言評価: SIを中心に量・収益ともに回復・拡大しており、通期達成に向けた進捗は良化している一方、サーバー等一部製品の弱含みやセグメント区分変更の影響には留意。
基本情報
- セグメント:
- システムインテグレーション事業:SI関連商品、受託ソフト等(大口受注・ソリューション提供が中心)。
- サービス&サポート事業:サプライ、保守等(継続的サービス収益が特徴)。
- *注:2025年度より一部連結子会社の業績管理区分を見直しセグメント区分を変更(影響は軽微と記載)。
業績サマリー
- 主要指標(連結、2025年1~9月、対2024年1~9月 比較):
- 売上高:1,005,719百万円、増減率 +22.3%(改善:良い)
- 売上総利益(売上総):186,324百万円、増減率 +13.7%(改善:良い)
- 営業利益:66,529百万円、増減率 +27.5%、営業利益率 ≒6.6%(改善:良い)
- 経常利益:68,071百万円、増減率 +26.0%(改善:良い)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:46,531百万円、増減率 +27.0%(改善:良い)
- 予想との比較:
- 会社予想(2025年通期計画、修正:2025/8/1)に対する進捗率(2025年1~9月実績 ÷ 通期計画)
- 売上高進捗率:1,005,719 / 1,261,000 = 79.8%(前年同時期 74.3% → 進捗改善)
- 営業利益進捗率:66,529 / 86,200 = 77.2%(前年同時期 70.2% → 進捗改善)
- 純利益進捗率:46,531 / 58,700 = 79.3%(前年同時期 68.5% → 進捗改善)
- サプライズの有無:特段の「予想未達/超過」の注記は資料に明示なし。通期計画は2025/8/1修正済み。
- 進捗状況:
- 通期予想に対し売上・利益とも約77~80%の進捗で、前年同期と比較して進捗は改善(良い)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:具体的数値の中期計画比較は資料に明示なし(→ –)。
- 過去同時期との進捗率比較:上記の通期進捗で前年(2024)比で改善。
- セグメント別状況(連結 2025年1~9月、対2024年1~9月):
- システムインテグレーション事業:売上 697,889百万円、構成比 69.4%、増減 +156,049百万円、増減率 +28.8%(主要成長ドライバー、良い)。
- サービス&サポート事業:売上 307,829百万円、構成比 30.6%、増減 +27,407百万円、増減率 +9.8%(安定成長)。
- 単体(親会社)セグメント(参考):
- 単体SI売上:587,511百万円(+27.1%)、単体サービス売上:301,494百万円(+9.9%)。
業績の背景分析
- 業績概要・トピックス:
- 全社ではSI事業の需要増・大型案件寄与により売上が大幅増加。重点事業のOSMが高成長で寄与。PC販売台数の大幅増が商品売上を押し上げ。
- 増減要因:
- 増収の主要因:SI関連売上の拡大(+28.8%)、PC販売等の製品販売増(PC台数 +51.4%)、OSM等サービスの伸長。
- 増益の主要因:売上増に伴う固定費吸収、売上総利益の増加(売上総利率はやや改善)が寄与。特段の大きな一時要因の注記はなし。
- 競争環境:
- 資料上の市場シェアや競合比較は記載なし(→ –)。ただしSI領域は大型案件やサービス提供力が重要で、競争優位は顧客基盤やソリューション力に依存。
- リスク要因:
- サーバー販売は減少傾向(サーバー台数 -3.9%)で、製品需要の変動リスク。
- 為替・部材調達・サプライチェーン、IT投資サイクルの変動が業績に影響する可能性。
- セグメント区分変更(2025年度)による比較指標の解釈に注意(影響は「軽微」と記載)。
戦略と施策
- 現在の戦略: SI事業の強化とサービス収益の拡大を軸に、デバイス販売(PC等)・サプライ・保守のクロスセルで顧客基盤を活用。重点事業(たのめーる、OSM等)を推進。
- 進行中の施策: 投資継続(投資CFはマイナス:-15,537百万円)。セグメント管理の見直し(2025年度から)で収益管理精度を向上。
- セグメント別施策:
- SI事業:大口受注・ソリューション提案を強化(案件受注が売上増に直結)。
- サービス&サポート:サプライ/保守の継続収益化、たのめーる等のEC系事業の強化。
- 新たな取り組み: セグメント区分方法の変更(2025年度適用、影響は軽微)以外、説明資料に明確な新施策の詳細は記載なし(→ 詳細は今後の開示待ち)。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期 2025年12月期 計画、2025年8月1日修正):
- 売上高:1,261,000百万円(増減率 +13.8%)
- 営業利益:86,200百万円(増減率 +15.9%)
- 経常利益:86,600百万円(増減率 +14.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:58,700百万円(増減率 +9.8%)
- 予想の前提条件:資料内に為替・需要前提の明示なし(→ –)。
- 予想の根拠と経営陣の自信度:第3四半期累計の進捗が良く、通期計画の達成余地は高い旨示唆(進捗率約77~80%)。ただし詳細根拠は限定的。
- 予想修正: 2025年通期計画は2025年8月1日に修正済み(資料に記載)。修正の理由詳細の記載は限定的(→ 既存計画の上方修正/調整の背景は資料を参照)。
- 中長期計画: 中期経営計画の数値比較・進捗は資料に明示なし(→ –)。
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向についての明示はなし(→ –)。
- マクロ経済の影響: IT投資動向や為替、半導体等の供給制約、景気動向が収益に影響し得る点は留意。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料に明示なし(→ –)。
- 配当実績: 中間配当、期末配当、年間配当の金額は資料に記載なし(→ –)。
- 特別配当: 記載なし(→ –)。
- その他株主還元: 自社株買い、株式分割等の記載なし(→ –)。
製品やサービス
- 主要製品/サービス:
- たのめーる(通信販売/オフィス用品):売上 165,959百万円(+7.1%)—安定収益源。
- SMILE(業務系ソフトウェア/ERP等):売上 11,015百万円(-4.3%)—減少。
- ODS:46,960百万円(+6.9%)。
- OSM(アウトソーシング系):124,370百万円(+27.7%)—高成長。
- 販売動向(参考:販売台数):
- 複写機:28,634台(+5.7%)—堅調(良い)。
- サーバー:13,529台(-3.9%)—弱含み(注意)。
- パソコン:1,529,388台(+51.4%)—大幅増(注目)。
- 協業・提携: 資料に明示なし(→ –)。
- 成長ドライバー: SI大型案件、OSM等サービス取引拡大、PC販売増加、既存顧客へのクロスセル。
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答:資料にQ&A記載なし(→ –)。
- 経営陣の姿勢:公開情報は補足資料中心で、成長分野への投資と収益拡大を前向きに示唆。質疑応答の具体記録は不明(→ –)。
- 未回答事項: 中期計画の詳細進捗、配当方針、個別大口案件の詳細などは開示不足(重要点として未解答)。
- ポジティブ要因:
- SI事業とOSMの高成長(連結SI +28.8%、OSM +27.7%)。
- 通期に対する進捗率が前年より改善(売上・利益とも約77~80%)。
- 営業キャッシュ・フローはプラス(52,170百万円)でキャッシュ創出力がある点。
- 有利子負債が小さく、自己資本比率は53.5%で財務の健全性は高い(良い)。
- ネガティブ要因:
- サーバー需要の減少や一部製品の弱含み(サーバー -3.9%)。
- 自己資本比率は低下傾向(2023年60.9% → 2024年55.5% → 2025年53.5%)、長期的にはトレンドに注意。
- セグメント区分変更に伴う比較性の一時的な混乱。
- 不確実性:
- IT投資の景気循環、部材・調達リスク、為替変動の影響。大型案件の受注/実行状況による変動。
- 注目すべきカタリスト:
- 第4四半期(通期)決算発表・通期見通しの最終確認。
- 大型SI案件の受注発表やOSMの拡大動向。
- 中期経営計画の詳細開示や配当・株主還元方針の発表。
重要な注記
- 会計方針: 2025年度より連結子会社の業績管理区分を一部見直し、事業セグメントの区分方法を変更(2024年1~9月分に遡及再算定、影響は軽微と表記)。
- リスク要因: サプライチェーン、IT投資サイクル、製品別需要変動等が業績に影響。
- その他: 通期計画は2025年8月1日に修正(資料内に明記)。その他のイベント・配当等については資料に記載なし(→ –)。
以上。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4768 |
| 企業名 | 大塚商会 |
| URL | http://www.otsuka-shokai.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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