2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期業績予想は開示しておらず(投資・金融サービスが主で市況変動が大きいため)、市場予想との比較は未提示。したがって「予想とのサプライズ」は判断不能(会社予想:未開示、会社説明:四半期確定時に速報を公表)。
  • 業績の方向性:増収減益。営業収益は前年同期比+4.2%(2,581百万円)と増収、営業利益は△60.0%(56百万円)と大幅減益。
  • 注目すべき変化:投資・金融サービス業のセグメント利益が前年同期比△45.4%と大幅減少し、これが全社の営業利益悪化の主因。また貸倒損失の計上(当中間期:21,901千円)が営業外費用を押し上げている点に注意。
  • 今後の見通し:通期予想は開示せず(非開示)。四半期毎の速報開示で対応する方針のため、通期達成可能性は会社公表待ち(判断は保留)。
  • 投資家への示唆:売上は堅調も収益性が低下。主力の投資・金融サービス業の利益動向と貸倒関連損失の影響、ならびに商品・株式市況の変動が今後の収益を左右する主要ポイント。

基本情報

  • 企業概要:
  • 企業名:株式会社 小林洋行
  • 主要事業分野:投資・金融サービス業(金融商品取引、商品先物取引等)、生活・環境事業、スポーツ施設提供、不動産業、インターネット広告業
  • 代表者名:代表取締役社長 細金 成光
  • 上場市場・コード:東証(コード 8742)
  • URL:https://www.kobayashiyoko.com/
  • 報告概要:
  • 提出日:2025年11月7日
  • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結/期間:2025年4月1日〜2025年9月30日
  • 決算補足説明資料:作成なし、決算説明会:開催なし
  • セグメント(報告セグメント)
  • 投資・金融サービス業:金融商品取引や商品先物等の受託・手数料収入
  • 生活・環境事業:電設資材卸売・保険募集・LED販売 等
  • スポーツ施設提供業:ゴルフ場等の運営
  • 不動産業:賃貸、ホテル運営、不動産売買
  • インターネット広告業:アフィリエイト運用代行、動画広告 等
  • 発行済株式:
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):12,554,379株(変動なし)
  • 期末自己株式数:105,547株
  • 期中平均株式数(中間期):12,448,906株
  • 今後の予定:
  • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
  • IRイベント:決算説明会は無(他IRは随時公表とのこと)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は非開示のため「会社予想との達成率」は不可)
  • 売上高:実績 2,581百万円(前年同期比+4.2%)。会社予想:未開示(達成率:–)
  • 営業利益:実績 56百万円(前年同期比△60.0%)。会社予想:未開示(達成率:–)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益:実績 86百万円(前年同期比△36.5%)。会社予想:未開示(達成率:–)
  • サプライズの要因(上振れ/下振れした主な理由)
  • 売上増は不動産売買や一部事業(インターネット広告、LED販売など)の寄与。
  • 営業利益大幅減の要因は、投資・金融サービス業のセグメント利益減少(手数料構成の変化等)および営業費用の増加。さらに中間期に貸倒損失(21,901千円)を計上し営業外費用が増加。
  • 一方で投資有価証券売却益(47,224千円)が特別利益に計上され、経常には寄与しているが、営業利益悪化を挽回するには不足。
  • 通期への影響
  • 会社は通期予想を開示していないため、今回の中間実績が通期達成に対しどう影響するかは明示されていない。投資・金融サービス業の市況次第で変動が大きく、通期見通しは速報開示を待つ必要あり。

財務指標

  • 財務諸表の要点(当中間期:2025年9月30日、単位:百万円は会社短信本文の表示)
  • 総資産:21,821百万円(前期末 20,878百万円、増加 943百万円)
  • 純資産:10,021百万円(前期末 9,767百万円、増加 254百万円)
  • 自己資本比率:45.9%(前期 46.8%)→ 安定水準(目安:40%以上)(良い)
  • 現金及び現金同等物:1,925百万円(前期末 1,722百万円、増加 203百万円)
  • 収益性(中間累計)
  • 売上高(営業収益):2,581,736千円(前年同期 2,478,269千円、+4.2%、+103,467千円)【良い】
  • 営業利益:56,703千円(前年同期 141,697千円、△60.0%、△84,994千円)→ 営業利益率:2.2%(56.7/2,581.7→約2.2%)【悪い】
  • 経常利益:96,281千円(前年同期 180,274千円、△46.6%)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益:86,930千円(前年同期 136,984千円、△36.5%)
  • 1株当たり中間純利益(EPS):6.98円(前年同期 11.00円、△36.5%)
  • 進捗率分析(四半期決算の場合)
  • 通期予想非開示のため、通期に対する進捗率は算出不可(すべて:–)。
  • 財務安全性
  • 自己資本比率:45.9%(安定水準)【良い】
  • 負債合計:11,800百万円(前期末 11,110百万円、増加)
  • 流動比率:流動資産15,190百万円/流動負債10,967百万円≒138.5%(目安100%以上で短期安全)【良い】
  • 効率性
  • 売上高営業利益率の低下が顕著(前年同期より大幅悪化)
  • 総資産回転率等の詳細指標は開示値のみでは算出困難のため割愛
  • セグメント別(中間期)
  • 投資・金融サービス業:営業収益 1,041百万円(前年同期比△2.4%)、セグメント利益 84百万円(△45.4%)← 主因で全社利益悪化
  • 生活・環境事業:営業収益 521百万円(+6.8%)、セグメント利益 13百万円(+7.4%)
  • スポーツ施設提供業:営業収益 217百万円(△8.8%)、セグメント利益 9百万円(△62.8%)
  • 不動産業:営業収益 600百万円(+18.7%)、セグメント利益 152百万円(+4.8%)← 売却益等寄与
  • インターネット広告業:営業収益 199百万円(+12.5%)、セグメント利益 27百万円(+43.8%)
  • 財務の解説(要点)
  • 総資産増加は差入保証金の増加(+702百万円)が主因。預り証拠金は減少した一方、受入保証金が増加。
  • 営業活動でのキャッシュ・フローは299百万円の収入(前年同期 366百万円)と減少。投資活動は投資有価証券売却がありプラス(36百万円)。財務活動では配当支払等で132百万円の支出。

配当

  • 配当実績・予想
  • 中間配当(第2四半期末):0.00円(当期)
  • 期末配当:未定(2026年3月期は当面未定と表明)
  • 2025年3月期(前年):年間合計 5.00円(中間0.00、期末5.00)
  • 2026年3月期(予想):未定(非開示)
  • 配当利回り:株価情報非提示のため算出不可(→ –)
  • 配当性向:未定(通期ベースが未開示のため算出不可)
  • 株主還元方針:現時点では配当は先行き不透明として未定。自社株買い等は当中間期の取得はわずか(自己株式取得支出 49千円)、今後は未定。

セグメント別情報

  • 概況(当中間期)
  • 投資・金融サービス業:受取手数料は金融商品取引 804百万円(+5.6%)、商品先物 206百万円(△18.1%)。委託売買高は全体で前年同期比+6.1%だが、商品先物は減少。結果、営業収益1,041百万円(△2.4%)、利益84百万円(△45.4%)。
  • 生活・環境事業:LED等と電設資材が好調だが生命保険募集はシステム未稼働の影響で一部低迷。営業収益521百万円(+6.8%)、利益13百万円(+7.4%)。
  • スポーツ施設提供業:ゴルフ場は天候等で苦戦、営業収益217百万円(△8.8%)、利益9百万円(△62.8%)。
  • 不動産業:不動産販売が想定より高値での売却や前倒し売却で好調。営業収益600百万円(+18.7%)、利益152百万円(+4.8%)。
  • インターネット広告業:動画広告需要等で増収増益(営業収益199百万円、+12.5%、利益27百万円、+43.8%)。
  • セグメント戦略:不動産は物件維持管理・慎重な新規取得、投資・金融は商品市況やマーケティング(例:くりっく365の自動売買の広告)で顧客獲得を図る。各セグメントで収益性改善に向けた施策が示唆されているが、投資・金融部門の市況依存が大きい。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:明確な数値目標開示は今回資料に無し(進捗確認は四半期速報等で対応)。
  • KPI達成状況:特定KPIの数値は開示無し。預り資産や委託売買高の推移は重要KPIであり月次・四半期での公表を続ける旨。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:金価格の急騰(9月に史上高を更新)、株式市場も年央以降上振れと、商品・株式市況の大幅変動が収益に直結する事業構造。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較データは今回資料に無し。投資・金融サービス業への依存度が高く、市況敏感業種である点が特徴。

今後の見通し

  • 業績予想:
  • 通期予想の修正有無:会社は通期連結業績予想を開示しておらず、四半期毎の速報値で対応する方針(理由:商品市況・株式市況・為替変動の影響が大きく予測困難のため)。
  • 次期予想:未開示
  • 会社予想の前提条件:開示無し(為替・原油等の数値前提は提示なし)
  • 予想の信頼性:会社は過去から業績予想を非開示としており、市況依存部分は予測困難と明記(実務上は中立〜保守的な開示姿勢)。
  • リスク要因:
  • 商品市況・株式市況・為替変動による受託手数料・取引高の変動
  • 貸倒リスク(当中間期で貸倒損失計上)
  • 不動産市況・建材コスト上昇(仕入れコスト増)の影響
  • 自然災害や天候によるスポーツ施設の集客変動

重要な注記

  • 会計方針:当中間期に会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示は無し。
  • 連結範囲の変更:無し。
  • 監査:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
  • その他:同社は通期予想を非開示としており、四半期ごとの速報開示で対応する方針である点を再掲。

(注)不明項目は「–」で記載しています。表中の金額は決算短信記載値に基づく。投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8742
企業名 小林洋行
URL http://www.kobayashiyoko.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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