2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を開示していないため(投資・金融サービス業の市場変動の影響で非開示)、会社予想との比較は不可。市場予想との比較資料は提示されておらず、決算発表自体は「サプライズ無し(予想非開示)」。
  • 業績の方向性:増収減益(営業収益1,362百万円、前年同期比+7.4%/営業利益28百万円、前年同期比△56.6%)。
  • 注目すべき変化:不動産業の不動産販売が好調で営業収益が366百万円(前年同期比+46.1%)、不動産セグメント利益も81百万円(前年同期比+36.9%)と収益拡大を牽引。一方、投資・金融サービス業は手数料構成の変化により営業収益495百万円(前年同期比△9.8%)、セグメント利益20百万円(前年同期比△68.1%)と大幅減益。
  • 今後の見通し:通期予想は非開示(開示方針:四半期確定時点で速報値を配信)。配当も「未定」と明記。したがって、通期達成可能性は市場環境(商品市況・株式市況・為替等)次第で不確定。
  • 投資家への示唆:業績不安定要因は投資・金融サービス部門の市場感応度。直近は不動産売買の好調が増収寄与したが、収益基盤の安定性はセグメント別の振れ幅に依存。今後は(1)金・株の市況動向と手数料収入、(2)不動産の販売タイミング、(3)新設した保険募集会社や広告事業の成長性を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
  • 企業名:株式会社 小林洋行
  • 主要事業分野:投資・金融サービス業(金融商品取引・商品先物)、生活・環境事業(LED等販売、保険募集等)、スポーツ施設提供業(ゴルフ場等)、不動産業(賃貸・売買・ホテル)、インターネット広告業
  • 代表者名:代表取締役社長 細金 成光
  • 報告概要:
  • 提出日:2025年8月8日
  • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(連結、2025年4月1日〜2025年6月30日)
  • 決算説明会資料:作成無し、決算説明会開催無し
  • セグメント(名称と概要):
  • 投資・金融サービス業:金融商品取引手数料、商品先物等
  • 生活・環境事業:LED照明販売、電設資材卸、保険募集
  • スポーツ施設提供業:ゴルフ場運営など
  • 不動産業:不動産賃貸・売買・ビジネスホテル等
  • インターネット広告業:アフィリエイト運用代行、動画広告等
  • 発行済株式:
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):12,554,379株(第1Q時点)
  • 期末自己株式数:105,465株
  • 期中平均株式数(四半期累計):12,448,926株
  • 時価総額:–(株価情報非提示のため)
  • 今後の予定:
  • 次回決算発表:–(通期予想は非開示の方針)
  • 株主総会:–(期末は3月で例年3月開催の可能性があるが、具体日は未記載)
  • IRイベント:決算説明会開催無し(今後も四半期確定時に速報値を公表)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
  • 会社予想:通期予想は非開示(投資・金融サービスの変動が大きく予想困難のため)。
  • 市場予想:提示無し。
  • 実績:売上高(営業収益)1,362百万円、営業利益28百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益64百万円。
  • サプライズの要因:
  • 売上は不動産売買(販売収入302百万円、前年同期比+62.0%)が大きく押し上げた。
  • 投資・金融サービスの受取手数料は金融商品取引は横ばいだが商品先物手数料が減少(商品先物取引部門の取扱減)し、同セグメント利益は大幅減。
  • 営業費用が増加し営業利益は大幅減(販管費等の増加)。
  • 特別利益として投資有価証券売却益8,611千円が計上されている。
  • 通期への影響:
  • 会社は通期予想を開示していないため、今回のQ1数値をもって通期達成可能性を判断できない。市場感応度が高く、四半期ごとの市況次第で業績が大きく変動する点が継続リスク。

財務指標

  • 主要財務数値(第1四半期、単位:百万円):
  • 営業収益:1,362(前年同期1,268、前年同期比+7.4%)
  • 営業利益:28(前年同期65、前年同期比△56.6%)
  • 経常利益:80(前年同期98、前年同期比△18.0%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:64(前年同期87、前年同期比△25.9%)
  • 1株当たり四半期純利益(EPS):5.19円(前年同期7.00円、△25.9%)
  • 財政状態(連結、単位:百万円):
  • 総資産:22,263(前期末20,878、増加+1,385、+6.6%)
  • 負債合計:12,408(前期末11,110、増加+1,297、+11.7%)
  • 純資産:9,856(前期末9,768、増加+87、+0.9%)
  • 自己資本比率:44.3%(前期46.8%、目安40%以上→安定水準)
  • 貸借対照表の要点:
  • 流動資産合計:15,699百万円(差入保証金の増加が主因、差入保証金11,267百万円)
  • 流動負債合計:11,630百万円(預り証拠金の増加が主因、預り証拠金6,065百万円)
  • 現金及び預金:3,018百万円(増加)
  • 収益性指標:
  • 営業利益率(営業利益/営業収益):約2.09%(前年同期:約5.17%、低下は警戒点)
  • 財務安全性:
  • 自己資本比率:44.3%(安定水準)
  • 負債比率(負債/自己資本):約125.9%(負債が自己資本を上回る構成)
  • 流動比率(流動資産/流動負債):約134.9%(短期の支払能力は概ね良好)
  • 効率性:
  • 総資産回転率:–(売上高を総資産で割ることは可能だが通期基準との比較想定がないため留保)
  • セグメント別(主要数値、単位:百万円/前年同期比は資料記載)
  • 投資・金融サービス業:営業収益495(前年同期比△9.8%)、セグメント利益20(前年同期比△68.1%)
  • 生活・環境事業:営業収益267(前年同期比+6.8%)、セグメント利益7(前年同期比△66.5%)
  • スポーツ施設提供業:営業収益137(前年同期比+0.8%)、セグメント利益40(前年同期比+10.9%)
  • 不動産業:営業収益366(前年同期比+46.1%)、セグメント利益81(前年同期比+36.9%)
  • インターネット広告業:営業収益95(前年同期比+17.8%)、セグメント利益13(前年同期比+65.1%)
  • 財務の解説:
  • 総資産増は差入保証金(取引規模拡大や担保差入の増加)が主因。預り証拠金の増加で負債も増加。営業利益率低下は手数料構成の悪化・販管費増加が寄与。自己資本は増加も幅は限定的。

配当

  • 配当実績・予想:
  • 2025年3月期:中間配当 0.00円、期末 5.00円、年間合計 5.00円
  • 2026年3月期(現時点):配当未定(会社コメント:「先行き不透明な経営環境が続くため未定」)
  • 配当利回り:–(株価情報非提示のため算出不可)
  • 配当性向:–(通期純利益予想非開示のため算出不可)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載無し

セグメント別情報

  • セグメント別状況(抜粋、第1Q):
  • 投資・金融サービス業:受取手数料(金融商品取引)370百万円(+1.2%)、商品先物受取手数料107百万円(△30.7%)。くりっく株365の取扱枚数増(439千枚、前年+81.9%)がある一方で貴金属(商品先物)取扱は減少。
  • 生活・環境事業:電設資材卸売・保険募集は好調だがLEDは価格競争で苦戦。保険募集は新会社により目標達成。
  • スポーツ施設:来場数は月別でばらつき(4月好調、5-6月悪天候で集客苦戦)。
  • 不動産業:不動産販売は想定を上回る売却と売却時期の前倒しで好調。不動産賃貸は高入居率、ホテルはインバウンド堅調。
  • インターネット広告業:動画広告需要増で売上・利益とも増加。
  • 前年同期比較:上記のとおり、不動産と広告が好調、投資・金融サービスの一部が不振。
  • セグメント戦略:新設保険会社の稼働、広告サービスの拡大、不動産の保守的仕入れ(リフォーム費高騰を踏まえ慎重に進める)などを継続。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:本決算短信に中期計画の具体数値は記載無し(方針として成長分野の拡大を示唆)。
  • KPI達成状況:同社は投資・金融サービスの売買高を毎月公表する方針。その他特定KPIの数値開示は今回資料では限定的。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:同業他社との比較データは提示無し。だが、投資・金融仲介業は市場全体のボラティリティや手数料競争に左右される構造。
  • 市場動向:
  • 金相場はQ1中に一時急落後に上昇、6月24日に中心限月で史上最高値圏を記録 → 貴金属関連の取扱・評価に影響。
  • 国内株式はQ1中に下落→反発し、取引動向に波あり。これが手数料収入や新規顧客獲得に影響。
  • LED等は代替需要堅調だが価格競争激化。

今後の見通し

  • 業績予想:
  • 通期予想:非開示(理由:投資・金融サービス業の市況依存性が高く予測困難)
  • 次期予想:未提示
  • 会社予想の前提条件:提示無し
  • 予想の信頼性:非開示方針のため評定不可。過去の開示姿勢として四半期ごとの速報値で対応する旨。
  • リスク要因:
  • 為替・株式・商品市況の変動(特に投資・金融サービスへの影響が大きい)
  • LED等の価格競争、原材料・リフォーム費の高騰(不動産仕入れコスト増)
  • 天候要因(ゴルフ場等の集客)
  • 規制・税制等の制度変化

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表に対する監査レビュー:無し(公認会計士等のレビューなし)
  • その他重要事項:
  • 会社は通期予想を開示しない方針を明示しており、四半期確定時点での速報開示を代替措置としている。
  • 第1Qで差入保証金・預り証拠金が増加しており、資産・負債の金額構成が変化している点は注視必要。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8742
企業名 小林洋行
URL http://www.kobayashiyoko.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。