2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社・市場予想との比較:–(当資料に当期の会社予想や市場コンセンサスの比較数値は記載なし)
- 業績の方向性: 増収増益(連結売上高3,727百万円、前年同期比+12.1%/親会社株主に帰属する当期純利益80.4百万円、前年は7.8百万円の損失)
- 注目すべき変化: 営業利益が106.4百万円(前年+583.8%)、経常利益104.7百万円(前年+867.4%)と大幅回復。デジタルサイネージ関連事業の販売・サブスクリプションが拡大しセグメント利益が急増(デジタル:セグメント利益101.3百万円、前年は11.4百万円)
- 今後の見通し: 2025年3月期予想は売上4,000百万円(+7.3%)、営業利益120百万円(+12.8%)、当期純利益89百万円(+11.2%)で修正発表なし
- 投資家への示唆: 収益性は前年の赤字から黒字転換し、キャッシュ創出力も強化(営業CF+603百万円、期末現金702百万円)。だが配当は継続して無配(0.00円)で、為替や仕入価格上昇など外部リスクが収益に影響する点は引き続き注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: アビックス株式会社
- 主要事業分野: デジタルサイネージの製造・販売・リース・運営(CMS等サブスク含む)および地域密着型マーケティング(Value creating事業)
- 代表者名: 代表取締役社長 廣田 武仁
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月14日
- 対象会計期間: 2024年3月期(連結、2023年4月1日~2024年3月31日)
- 決算説明会資料作成: 無、決算説明会: 無
- セグメント:
- デジタルサイネージ関連事業: 機器リース、運営(コンテンツ配信・メンテ等)、情報機器(製造・販売)
- Value creating事業: ハイパーローカルメディア「タウンビジョン」等を用いた地域密着型プロモーション(サブスクリプション中心)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、普通株式): 35,129,566株
- 時価総額: –(記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日: 2024年6月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月28日
- IRイベント等: 決算説明会無しのため現時点で予定記載なし
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高: 実績3,727百万円(前年+12.1%)
- 営業利益: 実績106.4百万円(前年+583.8%)
- 純利益: 親会社株主に帰属する当期純利益80.4百万円(前年は7.8百万円の損失)
- サプライズの要因:
- 主因はデジタルサイネージ関連事業の契約増加(サブスクリプション収益の拡大)および大型案件の増加。のれん償却や減価償却は発生しているが、売上拡大により営業利益が大幅改善。
- 通期への影響:
- 次期(2025年3月期)予想は増収増益を見込む(売上4,000百万円、営業利益120百万円)。当期の好調を踏まえ計画は現状整合的だが、為替や仕入価格の変動がリスク要因であるため達成可能性は外部環境次第。現時点で予想修正は無し。
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 売上高: 3,727,381千円(+12.1%/前年3,325,662千円)
- 売上総利益: 1,052,856千円(粗利率 ≒ 28.3%)
- 営業利益: 106,366千円(営業利益率 ≒ 2.9%/前年15,555千円)
- 経常利益: 104,744千円(+867.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 80,365千円(前年は△7,785千円)
- EBITDA: 271百万円(+57.7%)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 2.29円(前年△0.22円)
- 損益の詳細(対前年):
- 売上高: +12.1%(+401.7百万円)
- 営業利益: +583.8%(+90.8百万円)
- 経常利益: +867.4%(+93.9百万円)
- 純利益: 前年の赤字から黒字転換(+88.2百万円程度)
- 貸借対照表(主要項目、期末 2024/3/31):
- 総資産: 2,797,382千円(前年3,056,936千円、△259,553千円)
- 純資産: 1,554,281千円(前年1,465,256千円、+89,024千円)
- 自己資本比率: 55.4%(安定水準、前年47.9%)
- 現金及び預金: 702,466千円(前年421,244千円、+281,222千円)
- 売掛金: 804,356千円(前年1,236,845千円、△432,489千円)
- キャッシュ・フロー:
- 営業活動CF: +603,084千円(前年は△513,864千円)— 大幅な改善(良い)
- 投資活動CF: △38,563千円(前年△129,118千円)
- 財務活動CF: △283,299千円(前年+189,553千円)
- 現金期末残高: 702,466千円(前年421,244千円)
- フリーキャッシュフロー(営業+投資): 約+564.5百万円(好調)
- 進捗率分析(四半期決算該当外):
- 該当無(通期決算のため四半期進捗率分析は–)
- 財務の安全性:
- 自己資本比率 55.4%(安定水準)
- 流動比率 ≒ 2,049,051 / 687,091 ≒ 298%(良好な短期流動性)
- 負債合計 1,243,101千円(前年1,591,680千円、減少)
- 効率性:
- 売上高営業利益率 ≒ 2.9%(業界により評価差あり、前年は0.5%)
- 総資産回転率や細項目の推移は資料に限定的情報のため要追加分析
- セグメント別(主要):
- デジタルサイネージ関連事業: 売上3,601,514千円(+12.2%)、セグメント利益101,271千円(+791.8%)
- Value creating事業: 売上125,867千円(+9.9%)、セグメント利益5,094千円(+21.3%)
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 中間0.00円、期末0.00円、年間0.00円(無配)
- 2025年3月期(予想): 中間0.00円、期末0.00円、年間0.00円(無配見込み)
- 配当利回り: –(株価情報無し)
- 配当性向: –(配当が0のため算出不可)
- 特別配当: 無
- 株主還元方針: 自社株買いの記載なし(特記事項なし)
セグメント別情報
- デジタルサイネージ関連事業:
- 売上高: 3,601,514千円(前年比+12.2%)
- セグメント利益: 101,271千円(前年比+791.8%)
- コメント: CMS「DiSi cloud」等サブスクリプションの契約増加、大型商業施設や小売、スポーツ施設案件の増加が寄与。為替や仕入コスト上昇の影響は一部あり。
- Value creating事業:
- 売上高: 125,867千円(前年比+9.9%)
- セグメント利益: 5,094千円(前年比+21.3%)
- コメント: サブスクリプション中心で安定収益、コンサル等新サービス開始により拡大基調。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「デジタルサイネージ業界No.1」を掲げ、デジタルプラットフォーム「MiRAi PORT」等の拡大を目標に掲示。今回の増収増益は成長戦略と整合。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内総広告費は過去最高を更新(総広告費7.3167兆円、インターネット広告の伸長等)、屋外/交通メディアも回復基調で追い風。
- 為替・原材料高・地政学リスクなどコスト面の上振れリスクは存在(会社も言及)。
- 競合比較: 同業他社との詳細な比較データは提示なし(–)。ただしサブスク比率の向上およびCMS等プラットフォーム展開は差別化要素。
今後の見通し
- 業績予想(2025年3月期・連結):
- 売上高: 4,000百万円(+7.3%)
- EBITDA: 290百万円(+6.8%)
- 営業利益: 120百万円(+12.8%)
- 経常利益: 114百万円(+9.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 89百万円(+11.2%)、EPS予想2.54円
- 前提条件: 添付資料P.3「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」を参照(為替・仕入等の前提は資料に概説)
- 予想の信頼性: 前期は赤字から黒字へ回復しており、次期予想は現状の事業拡大方針と合致しているが、為替・原材料価格・大型案件受注状況が達成確度に影響。
- リスク要因:
- 為替変動(円安による仕入コスト上昇)
- 原材料・部品価格の高騰
- 価格競争激化
- 大型案件の獲得・保守契約の継続性
重要な注記
- 会計方針の変更: 無
- 連結範囲の変更: 無
- 監査: 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨記載
- その他: 持分法投資損益5百万円計上、のれん償却額107,164千円が継続的に計上されている点に留意
(注)不明な項目は「–」と表記しました。上述は提供資料に基づく要約であり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7836 |
| 企業名 | アビックス |
| URL | http://www.avix.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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