2024年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想との比較では、通期(会社予想)に対する第3四半期累計の進捗は売上が順調(進捗率約74.6%)・経常/当期純利益はほぼ到達(経常利益進捗約97.0%、親会社株主に帰属する当期純利益進捗約110%)。市場予想は提供情報になく、突発的なサプライズは限定的。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 2,537百万円、前年同期比+14.3%/営業利益 7百万円、前年同期は▲161百万円の赤字→黒字化)。
  • 注目すべき変化:前年同期は大幅赤字だったが、今期は全ての利益項目で黒字化。特に海外販売(タイ、インド、米国、香港での展示会や新規得意先)が牽引し、売上総利益率が前年同期比+5.8ポイントの34.9%に改善。
  • 今後の見通し:会社は通期業績予想(売上 3,400百万円、営業利益 50百万円、経常利益 34百万円、当期純利益 30百万円)を据え置き。第3四半期累計で当期純利益は既に会社予想を上回っており、通期達成の可能性は高いが、営業利益の進捗は低く(約15.8%)、第4四半期での利益確保がポイント。
  • 投資家への示唆:海外販売拡大と商品ミックス改善で収益性が回復。為替差益の寄与も見られるため、為替や地金価格の動向、Q4の販管費動向(展示会等)と在庫・資金繰りに注目。

基本情報

  • 企業概要:
  • 企業名:株式会社クロスフォー
  • 主要事業分野:ジュエリー・アクセサリーの企画・製造・販売(Dancing Stone等の独自技術を活用した商品を含む)
  • 代表者名:代表取締役社長 土橋 秀位
  • 上場市場/コード:東京/7810
  • URL:https://crossfor.co.jp/
  • 報告概要:
  • 提出日:2024年6月14日
  • 対象会計期間:2024年7月期 第3四半期累計(2023年8月1日~2024年4月30日、連結、日本基準)
  • 四半期決算補足説明資料:作成なし
  • 四半期決算説明会:開催なし
  • セグメント:
  • 単一セグメント「ジュエリー事業」(セグメント別注記は省略)
  • 発行済株式:
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):17,745,000株
  • 期末自己株式数:798,081株
  • 期中平均株式数(四半期累計):16,946,919株
  • 時価総額:–(提供情報なし)
  • 今後の予定:
  • 決算発表(通期含む)の修正・追加開示:現時点で修正なし
  • 株主総会・IRイベント等:–(提供情報なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較、累計値→通期予想に対する進捗)
  • 売上高:2,537百万円。通期予想3,400百万円に対する進捗率 約74.6%(過去同期間と比較しても進捗良好)。
  • 営業利益:7百万円(7.889百万円表記もあり)。通期予想50百万円に対する進捗率 約15.8%(進捗は遅め)。
  • 経常利益:32百万円。通期予想34百万円に対する進捗率 約94.4%(ほぼ到達)。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:33百万円。通期予想30百万円に対する進捗率 約110.0%(既に通期予想を上回る)。
  • サプライズの要因:
  • ポジティブ要因:海外販売の拡大(タイ、インド、米国、香港展示会)、新規得意先(エクアドル等)、製品ミックス改善(利益率の高い海外売上の比率増加)、為替差益の増加(営業外収益に寄与)。
  • ネガティブ要因:販管費は増加(新基幹システムの減価償却開始、海外展示会出展加速)があるが、他経費抑制で相殺。営業利益の進捗が低い点はQ4での改善が必要。
  • 通期への影響:
  • 会社は業績予想を据え置き。営業利益は第3Q累計で未達進捗のため、Q4の利益計上次第では修正の可能性はあるが、当期純利益は既に通期予想を超えているため、下方リスクは相対的に限定的。

財務指標

  • 財務諸表の要点(第3四半期末:2024年4月30日)
  • 総資産:5,277百万円(前期末比+17百万円)
  • 純資産:1,827百万円(前期末比+19百万円)
  • 自己資本比率:34.0%(前期末 33.7%)(参考:40%以上が安定水準)
  • 収益性(第3四半期累計)
  • 売上高:2,537百万円(前年同期 2,219百万円、増減率 +14.3%、増加額 +319百万円)
  • 売上総利益:884.8百万円(売上総利益率 34.9%、前年同期比 +5.8ポイント、改善は良い傾向)
  • 販管費:876.9百万円(売上高販管費比率 34.6%、前年同期比で1.8ポイント改善)
  • 営業利益:7百万円(前年同期 ▲161百万円 → 黒字化)
  • 経常利益:32百万円(前年同期 ▲165百万円 → 黒字化)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:33百万円(前年同期 ▲212百万円 → 黒字化)
  • 1株当たり四半期純利益(EPS):1.96円(前年同期 △12.55円)
  • 進捗率分析(通期予想比)
  • 売上高進捗率:約74.6%(通常ペースより高め。Q4は季節性を考慮する必要あり)
  • 営業利益進捗率:約15.8%(遅れ。Q4で利益改善が必要)
  • 純利益進捗率:約110.0%(既に通期予想を上回る)
  • 過去同期間との比較:前年は大幅赤字からの回復で、全利益項目が黒字化している点が大きな改善
  • 財務の安全性
  • 自己資本比率 34.0%(やや低め。目安40%で安定)
  • 負債合計:3,449百万円(前期末 3,452百万円、ほぼ横ばい)。短期借入金が増加(530→700百万円)、長期借入金は減少(2,046→1,709百万円)で借入の短期化が進行
  • 流動資産合計:3,611百万円(現金及び預金は596→723百万円に増加、在庫は1,336→1,025百万円に減少)
  • 流動比率:流動資産3,611 / 流動負債1,613 ≒ 224%(短期支払能力は良好)
  • 効率性
  • 売上高営業利益率:約0.3%(低いが前年の負から改善)
  • 総資産回転率:–(計算用データは提供情報の期間断面のため割愛)
  • セグメント別:単一セグメント(ジュエリー事業)。セグメント別詳細は省略。

配当

  • 配当実績と予想:
  • 中間配当(第2四半期末):0.00円(2024年7月期)
  • 期末配当(予想):0.35円(2024年7月期予想、直近公表から修正なし)
  • 年間配当予想:0.35円(2023年7月期の年間0.75円から減配見込み)
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため未算出)
  • 配当性向:–(会社の通期純利益予想30百万円に対する配当性向は算出可能だが、株主還元方針の明示は省略)
  • 特別配当の有無:なし
  • 自社株買い:記載なし

セグメント別情報

  • セグメント:ジュエリー事業(単一)
  • 売上構成・利益構成:海外比率拡大による高収益化が進展(詳細内訳は非開示)
  • 前年同期比較:売上高+14.3%増、利益は黒字化
  • 戦略:オリジナル製品(セラミックアート等)開発、北米市場深耕、DX推進、サステナビリティ対応

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料上の中期計画の数値目標は提示なし(施策としてはグローバル拡販、商品開発、DX等を継続)
  • KPI達成状況:特段のKPI数値は開示なし。黒字化と売上総利益率の改善は計画の進捗を示唆。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:同業他社との定量比較データは開示なし(–)
  • 市場動向:海外市場(北米・アジア)での需要回復・販路拡大が業績好転の背景。為替変動や地金(貴金属)価格の影響が収益に直結する業態。

今後の見通し

  • 業績予想:
  • 通期予想は据え置き(売上 3,400百万円、営業利益 50百万円、経常利益 34百万円、当期純利益 30百万円、EPS 1.77円)
  • 前提条件:為替や地金価格等の影響に注意(会社は将来見通しは前提に基づく旨を表明)
  • 予想の信頼性:第3Qで当期純利益は既に会社予想を上回る一方で営業利益は進捗が低い。過去は赤字から回復した実績があるが、Q4の利益展開が通期予想の鍵。
  • リスク要因:
  • 為替変動(為替差益が収益に寄与しているため逆方向もリスク)
  • 地金(貴金属)価格の急騰・下落
  • 展示会や海外営業投資に伴う販管費増加
  • 短期借入金の増加に伴う資金繰り・金利負担(現状は流動比率良好)

重要な注記

  • 会計方針の変更・見積り変更:なし
  • 重要な子会社の異動:なし
  • 四半期レビュー:本四半期決算短信は公認会計士/監査法人の四半期レビューの対象外
  • その他:連結業績予想の修正は現時点で無し。将来見通しは諸条件に依存する旨の開示あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7810
企業名 クロスフォー
URL http://www.crossfor.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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