2025年2月期 第3四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 売上・利益は計画どおり推移しており、通期業績予想は期初から変更なし(2025年2月期通期予想を維持)。(発表日:2025年1月14日)
- 業績ハイライト: 3Q累計で売上高12,316百万円(前年同期比+4.6%:良い)、営業利益513百万円(+3.3%:良い)、経常利益522百万円(+2.0%:良い)、当期純利益316百万円(△23.6%:悪い、特別功労金等の特別損失が影響)。
- 戦略の方向性: 国内は直営比率やECの拡大、海外(中国)ECおよびスポーツ卸の拡大を成長ドライバーとし、ブランド強化(宣伝販促強化)と店舗リニューアルによる中長期の成長投資を継続。
- 注目材料: 海外・スポーツ卸が大幅増収(前年比+32.1%)/国内EC好調(+11.3%)。一方で棚卸資産評価損や値引き・クーポン増で粗利率低下(各セグメントで粗利率低下:国内専門店 -0.6pt、国内EC -0.6pt、海外・スポーツ卸 -0.8pt、全社 -0.6pt)。
- 一言評価: 売上・営業面は計画どおりで成長分野(EC・海外・スポーツ卸)が牽引するが、特別損失と粗利率圧迫が純利益に影を落としている。
基本情報
- 説明者: 発表者(役職):–(資料に明記なし)/発言概要:3Q累計業績の説明、通期予想維持、事業別の状況(国内専門店、国内EC、海外・スポーツ卸)
- セグメント:
- 国内専門店事業(直営店+FC店):店舗販売中心、直営とFCで粗利差あり
- 国内EC事業:自社ECサイト、楽天、Amazon等のオンライン販売
- 海外・スポーツ卸事業:中国等でのEC販売、スポーツ(サッカー等)卸売
業績サマリー
- 主要指標(3Q累計)
- 営業収益(売上高): 12,316 百万円、前年同期比 +4.6%(良い)
- 営業利益: 513 百万円、前年同期比 +3.3%(良い)、営業利益率:513/12,316 ≒ 4.2%(計算値、資料明記なし)
- 経常利益: 522 百万円、前年同期比 +2.0%(良い)
- 純利益: 316 百万円、前年同期比 △23.6%(悪い)
- 1株当たり利益(EPS): –(3Q累計EPSの記載なし)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率(通期予想に対する進捗は下記参照)。3Q時点での通期予想修正はなし(サプライズはなし)。
- 進捗状況:
- 通期予想(2025年2月期)に対する進捗率(3Q累計実績/通期予想)
- 売上高進捗率:12,316 / 16,561 = 74.4%(良い=計画に近い進捗)
- 営業利益進捗率:513 / 684 = 75.0%(良い)
- 当期純利益進捗率:316 / 510 = 62.0%(やや低い、特別損失影響)
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:–(資料に中期計画の数値進捗は記載なし)
- 過去同時期との進捗率比較:売上高は前年同期比+4.6%で増収。
- セグメント別状況(3Q累計)
- 国内専門店事業(直営+FC): 売上 9,239 百万円、前年同期比 +0.1%(横ばい/やや良い)
- 営業利益は減少(国内専門店の営業利益は228→112 百万円、前年同期比 △50.8%)
- 国内EC事業: 売上 1,542 百万円、前年同期比 +11.3%(良い)
- 営業利益は増加(154→201 百万円、+30.9%)
- 海外・スポーツ卸事業: 売上 1,534 百万円、前年同期比 +32.1%(良い)
- 営業利益は増加(114→199 百万円、+73.8%)
業績の背景分析
- 業績概要: インバウンド需要回復で都市部の店頭売上が好調、国内ECと中国でのECが堅調、スポーツ(サッカー)卸が大幅に増加。だが棚卸資産評価損や販促・バーゲン増により粗利率は低下。取締役・監査役の退任に伴う特別功労金等で当期純利益は減少。
- 増減要因:
- 増収の主因: インバウンド回復・国内EC改善(自社サイト・外部モール改善)・中国代理商・スポーツ卸の販売増。
- 減益(純利益)の主因: 取締役および監査役退任に伴う特別功労金等の支払い(特別損失)による一時的影響。また、棚卸資産評価損やクーポン・バーゲン増加で粗利率低下。スポーツ商品の原価上昇も影響。
- 競争環境: 靴下専門の多店舗展開は世界でも稀有で、国内外のニッチな競争優位(自社企画・品質検査体制、ニッター連携による供給スピード)が強み。だが卸売比率拡大や価格競争・販促圧力は粗利に影響。
- リスク要因: 為替(円安)・原材料価格高騰、インフレ下の消費落ち込み、棚卸評価損発生、インバウンドの先行き、サプライチェーンの変動、特別損失の発生リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略: EC拡大(自社+外部モール)、海外展開(中国EC等)強化、スポーツ卸の拡大、ブランド強化のため宣伝販促投資、直営比率向上・店舗リニューアルによる販路最適化。
- 進行中の施策: 店舗リニューアル(減価償却費増)、ECサイト改善、海外代理商経由での商品供給強化、スポーツカテゴリの拡充。
- セグメント別施策:
- 国内専門店: 直営売上比率向上、店舗リニューアル(短期は減価償却増で営業圧迫)。
- 国内EC: サイト改善・外部モール強化で出荷量増、販路拡大。
- 海外・スポーツ卸: 中国代理商向け販売強化とスポーツ卸ルートの拡大。
- 新たな取り組み: 説明会での具体的な新規M&A等の発表はなし。ブランディング強化として宣伝販促費を拡大(前年同期比+36.0%)。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期:2025年2月期)
- 売上高:16,561 百万円(前期比 +2.1%:良い)
- 営業利益:684 百万円(前期比 +14.3%:良い)
- 経常利益:689 百万円(前期比 +10.9%:良い)
- 当期純利益:510 百万円(前期比 +8.7%:良い)
- EPS:75.04 円(通期予想)
- 期末配当:30 円(通期予想)
- 予想の前提条件: 為替や具体的前提レート・需要想定の詳細は資料に明記なし(→前提:–)。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 通期予想は期初据え置きで変更なし(資料記載)。売上・利益は計画どおり推移とのコメント。
- 予想修正: なし(通期予想は期初から変更なし)。修正がない理由:現時点で上期・3Qの実績は計画どおりのため。
- 中長期計画: 明確な中期数値目標の新規発表はなし(進捗評価は–)。
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向に関する記載はなし(–)。
- マクロ経済の影響: 為替(円安)、原材料高騰、インフレ、インバウンド動向が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料中の長期方針明記なし(–)。
- 配当実績/予想:
- 期末配当(予想): 30 円(通期予想)
- 中間配当: –(資料記載なし)
- 年間配当: –(中間未記載のため合計不明)
- 前年との比較(増配/減配/維持): –(前年配当額の記載なし)
- 配当利回り・配当性向: –(現在株価・年間配当が不明のため計算不可)
- 特別配当: なし(資料に特別配当の記載なし)
- その他株主還元: 自社株買い・株式分割等の記載なし(–)
製品やサービス
- 製品: 主要ブランド(靴下屋:カジュアルレディス、Tabio:プレミアム、Tabio MEN:メンズ、機能性レッグブランド、キッズ、スポーツブランド等)。品質管理は関係会社タビオ奈良でJISより厳しい検査を実施。
- サービス: 店舗販売(直営・FC)、自社EC・外部モール、海外代理商向け販売、スポーツ卸向け供給。即納体制(受注後1〜2日、在庫無くてもニッター連携で1週間で納入)を強みにしている。
- 協業・提携: 中国代理商等を通じた海外販売(詳細は代理商名等記載なし)。
- 成長ドライバー: 国内EC拡大、海外(中国)EC、スポーツ卸(サッカー商品等)、インバウンド回復。
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答: Q&Aの詳細は資料に記載なし(–)。
- 経営陣の姿勢: 売上・営業面の計画達成を重視し、ブランド投資(宣伝販促)や店舗リニューアルで中長期の基盤強化を図る姿勢が示唆された(発言の抜粋は資料に限定的記載)。
- 未回答事項: 為替・原材料の前提数値、配当の中間配当有無、詳細な中期数値目標などは明確な説明がない(–)。
投資判断のポイント(情報整理:投資助言は行いません)
- ポジティブ要因:
- 売上増(+4.6%)とセグメント別の成長(海外・スポーツ卸 +32.1%、国内EC +11.3%)。
- 営業利益は前年同期比増(+3.3%)で通期予想も維持。
- 即納体制や自社企画・品質管理などの強み。
- ネガティブ要因:
- 当期純利益の減少(△23.6%)は特別損失の影響。
- 粗利率低下(全社で約0.6ptの低下)— 棚卸評価損、販促増、卸売比率拡大が要因。
- マクロ(円安・原材料高・インフレ)リスク。
- 不確実性: インバウンド需要の持続性、原材料価格・為替の変動、卸比率拡大が粗利に与える中長期影響。
- 注目すべきカタリスト: 通期業績の下期実績推移、棚卸評価損の定着状況、海外EC(中国)とスポーツ卸の継続成長、期末配当発表の確定(中間配当情報)など。
重要な注記
- 会計方針: 変更の記載なし(–)。
- リスク要因: 原材料費高騰、為替(円安)、インフレ影響、棚卸資産評価損の発生等が業績に影響する旨の記載あり。
- その他: 通期業績予想は期初から変更なし。特別損失(取締役・監査役退任に伴う特別功労金等)が当期純利益に大きく影響。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2668 |
| 企業名 | タビオ |
| URL | http://www.tabio.com |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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