2026年1月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:売上高は減収(△9.0%)、営業・経常・当期いずれも赤字(増収増益→減収減益の方向)。
- 注目すべき変化:第1四半期から「food事業」を撤退し、事業セグメントを「unico事業」の単一セグメントに変更。販管費比率上昇により営業損失に転落。
- 今後の見通し:通期予想(売上高12,113百万円、営業利益22百万円等)は変更無し。ただし第3四半期累計の進捗(売上高進捗70.3%・営業は赤字)を考えると、営業利益・当期利益の通期達成は不確実性が高い。
- 投資家への示唆:売上は概ね7割の進捗だが、販管費負担と賞与引当金の増加により利益が圧迫されている点が最重要。最終的な通期達成は第4四半期のコスト管理と売上回復次第。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ミサワ
- 主要事業分野:インテリア・家具事業(unicoブランドの店舗販売およびEC、法人向け事業「unico for Business」等)
- 代表者名:代表取締役社長 三澤 太
- 上場市場:東証(コード 3169)
- 決算短信形式:非連結(日本基準)
- 報告概要:
- 提出日:2025年12月15日
- 対象会計期間:2026年1月期 第3四半期累計(2025年2月1日〜2025年10月31日)
- 決算説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 当期:unico事業(単一セグメント、food事業は前事業年度に撤退)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):7,112,400株
- 期中平均株式数(四半期累計):7,071,663株
- 自己株式数(期末):29,536株
- 時価総額:–(未記載)
- 今後の予定:
- 次回決算発表・株主総会・IRイベント:–(未記載)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「直近公表値から変更無し」)
- 売上高:8,511百万円(前年同期比△9.0%) — 通期予想12,113百万円に対する進捗率 70.3%(やや低め、目安:Q3累計で約75%が通常ペース)
- 営業利益:△130百万円(前年同期は87.9百万円の黒字) — 通期予想22百万円に対する進捗は未達(累計で赤字)
- 純利益:△98百万円(前年同期は27.2百万円の黒字) — 通期予想25百万円に対する進捗は未達(累計で赤字)
- サプライズの要因:
- 売上減少(△9.0%)に加え、販売費及び一般管理費が相対的に高く(販管費率上昇)、営業利益を圧迫。
- 賞与引当金の増加(+172,152千円)や契約負債増加等、負債項目の増加による費用計上影響。
- 為替差益は発生しているが、費用面(販管費・借入金関連)は改善の幅が小さい。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を据え置き(修正無)だが、第3四半期累計が赤字であるため、通期で営業・当期利益の確保には第4四半期での巻き返し(売上回復 or 費用圧縮)が必要。達成可能性は不確実。
財務指標
- 要点(第3四半期末:2025年10月31日、単位は百万円表記に概算)
- 総資産:5,095百万円(前期末5,082百万円、+13百万円)
- 純資産:3,031百万円(前期末3,172百万円、△141百万円)
- 自己資本比率:59.5%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 現金・預金:799百万円(前期末1,104百万円、△305百万円)
- 売掛金:634百万円(前期末545百万円、+89百万円)
- 商品(在庫):1,741百万円(前期末1,802百万円、△61百万円)
- 有形固定資産:468百万円(前期末418百万円、+50百万円)
- 無形固定資産:453百万円(前期末215百万円、+238百万円)
- 長期借入金:237百万円(前期末29百万円、+208百万円)
- 1年内返済予定の長期借入金:83百万円(前期末25百万円、+58百万円)
- 賞与引当金:232百万円(前期末60百万円、+172百万円)
- 契約負債:807百万円(前期末661百万円、+146百万円)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:8,511百万円(前年同期9,355百万円、△9.0%、△844百万円)
- 売上総利益:4,316百万円(売上総利益率 50.7%)前年 4,666百万円(49.9%) → 粗利率は若干改善
- 販管費:4,447百万円(販管費率 52.2%)前年 4,578百万円(48.9%) → 費用比率悪化
- 営業利益:△130百万円(前年 +87.9百万円) → 営業利益率 -1.53%(前年 +0.94%)
- 経常利益:△113百万円(前年 +89.6百万円)
- 四半期純利益:△98百万円(前年 +27.2百万円)
- 1株当たり四半期純損失:△13.92円(前年 +3.85円)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:70.3%(8,511/12,113) → 通常ペース(Q3)よりやや低め(目安:~75%)
- 営業利益進捗率:累計△130百万円に対し通期目標22百万円 → 大幅未達(赤字)
- 純利益進捗率:累計△98百万円に対し通期目標25百万円 → 大幅未達(赤字)
- 過去同期間との比較:前年は累計で黒字(営業+87.9百万円)、今年は赤字に転落。利益面での悪化が顕著。
- 財務安全性
- 自己資本比率:59.5%(安定水準)
- 流動比率:流動資産3,305 / 流動負債1,757 ≒ 1.88(良好、目安:>1)
- 負債比率(負債/純資産):2,065 / 3,031 ≒ 68.1%(過度ではない)
- 有利子負債(概算):短長期借入計 320百万円(総資産比 ≒6.3%、低め)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易)= 売上高8,511 / 総資産5,096 ≒ 1.67回/年(参考値)
- 売上高営業利益率の悪化(+0.94%→-1.53%)が効率低下の主因
- セグメント別:単一セグメント(unico事業)につき詳細なセグメント別比較は省略
- 店舗売上:6,934百万円(81.5%)
- EC売上:1,577百万円(18.5%)
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(既払、2025年2Q)
- 期末配当(予想):8.00円
- 年間配当予想:8.00円(据え置き、修正無)
- 配当利回り:–(株価未記載)
- 配当性向:通期予想ベースでの計算例=(配当総額 / 予想当期純利益)= –(当期純利益予想25百万円に対する配当総額は株数等で算出可だが資料に明示無し)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載無し(自己株式は保有)
セグメント別情報
- 現状:第1四半期より「unico事業」単一セグメント(food事業は撤退)
- 売上構成(第3四半期累計)
- 店舗:6,934百万円(約81.5%)
- EC:1,577百万円(約18.5%)
- 前年同期比較:セグメント単位の前年比較は示されていない(ただし全体売上は△9.0%)
- セグメント戦略:有楽町の大型新規出店、法人向けページのリニューアル、人材育成(接客ロールプレイング)等を実施。効果は段階的。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に具体的な中期目標や数値進捗は記載無し(→ –)
- KPI達成状況:該当項目の開示無し(→ –)
競合状況や市場動向
- 業界環境:賃料・配送コスト上昇、人手不足による人件費増などで競争環境は厳しい(会社コメント)。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは記載無し(→ –)。相対的に粗利率は健全だが販管比で劣後しておりコスト構造の改善が課題。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年1月期):売上高12,113百万円(△4.1%)、営業利益22百万円(△93.1%)、経常利益38百万円(△88.2%)、当期純利益25百万円(△86.7%)、EPS 3.53円
- 予想修正:今回の開示において修正無し
- 会社予想の前提条件:為替等の明示前提は記載無し(→ –)
- 予想の信頼性:第3四半期累計が赤字である点から、通期での小幅黒字目標(営業22百万円)は第4四半期での相当な改善を要するため、達成には不確実性あり。
- リスク要因:需要低迷、賃料・物流・人件費上昇、賞与負担、為替変動、競合激化等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無し
- 修正再表示:無し
- 監査レビュー:四半期財務諸表に対する公認会計士等のレビューなし
- 四半期キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間の作成は無し(減価償却費は記載あり:89,847千円)
(注)不明な項目は–と表記しました。本要約は提供資料に基づく情報整理であり、投資助言は行っておりません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3169 |
| 企業名 | ミサワ |
| URL | http://www.unico-fan.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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