2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は本日(2025/11/7)に通期業績予想の修正を発表(修正有)。中間実績自体は公表数値の範囲内で、特段の大幅なサプライズ材料はなし(会社予想との明確な差異は別リリース参照)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比△1.6%の減収、営業利益は△7.6%の減益、一方で経常利益は+10.0%の増益、親会社株主に帰属する中間純利益は+3.2%の増益(増収増益ではなく「減収・減益(営業)」だが、為替等の影響で経常・純利益は改善)。
- 注目すべき変化:経常利益が為替差益や超インフレ会計の影響で前年同期比+10.0%と大きく改善した一方、営業利益は固定費増などで減少(営業面の採算はやや悪化)。セグメントでは欧州・アフリカで売上成長、インド・アジア・北米で減収が目立つ。
- 今後の見通し:通期予想に対する中間進捗は売上高49.0%、営業利益47.7%、親会社株主純利益47.6%で、概ね中間時点での「通常ペース(概ね50%前後)」。ただし会社は通期予想を修正(有)としており、修正理由・影響は別途公表資料を確認する必要あり。
- 投資家への示唆:営業利益の伸び悩みは固定費や人件費増(グローバルでのインフレ圧力)に起因。為替影響が経常利益を押し上げている点は一時的リスク(為替逆転で影響が逆転する可能性)として注目すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:関西ペイント株式会社
- 主要事業分野:塗料製造・販売(自動車用、建築用、防食、工業・船舶等の各種塗料、グローバル展開)
- 代表者名:代表取締役社長 毛利 訓士
- URL:https://www.kansai.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、期間 2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料作成:有
- 決算説明会開催:有(開催日詳細は別途)
- セグメント(報告セグメント):
- 日本:国内の自動車、建築、防食、工業、船舶等
- インド:インドおよび周辺(建築、自動車等)
- 欧州:欧州各国(M&A寄与もある)
- アジア:中国、タイ、マレーシア等
- アフリカ:南アフリカ、東アフリカ等
- その他:北米など(アメリカ・メキシコ等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):177,976,280株
- 期末自己株式数:1,908,302株
- 中間期中の平均株式数:176,182,279株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
- 配当支払開始予定日:2025年12月1日
- 決算説明会:有(詳細は会社発表参照)
- 株主総会:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ。中間の会社提示目標は本資料に明示なし)
- 売上高:289,223百万円(前年同期比△1.6%、通期予想590,000百万円に対する進捗49.0%)
- 営業利益:24,326百万円(前年同期比△7.6%、通期予想51,000百万円に対する進捗47.7%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:16,187百万円(前年同期比+3.2%、通期予想34,000百万円に対する進捗47.6%)
- サプライズの要因:
- 営業面の下振れ要因:固定費および人件費の増加、建築・防食・船舶・北米等での市況低調。
- 上振れ要因(経常改善):為替差益の計上、超インフレ会計による正味貨幣持高に係る損失の減少など営業外要因。
- 特別損失:減損損失や事業撤退損の計上がある(特別損失合計 1,918百万円)。
- 通期への影響:
- 中間時点の進捗は概ね五分五分(約47〜49%)。会社は本日業績予想の修正を実施(詳細は別リリース)。為替やコスト動向が通期見通しの達成可否に重要。
財務指標
- 財務諸表 要点(百万円)
- 売上高(中間):289,223(前年 294,057、△1.6%、差額 △4,834)
- 売上総利益:93,235(前年 93,111、+0.1%)
- 営業利益:24,326(前年 26,336、△7.6%)
- 経常利益:28,606(前年 25,996、+10.0%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:16,187(前年 15,685、+3.2%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):91.88円(前年 78.68円、+16.8%)
- 利益率(中間)
- 営業利益率:8.41%(24,326/289,223)→ 前年 8.95%(やや悪化)
- 経常利益率:9.89%(改善)
- 純利益率:5.60%
- 進捗率(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:49.0%(289,223/590,000)→ 通常ペース(50%前後)
- 営業利益進捗率:47.7%(24,326/51,000)
- 純利益進捗率:47.6%(16,187/34,000)
- 過去同期間との比較:概ね通常の進捗。ただし営業利益はやや遅れ気味。
- 財政状態(2025/9/30、百万円)
- 総資産:750,864(前期末 750,699、ほぼ横ばい)
- 純資産合計:346,997(前期末 350,009、△30,12百万円減)
- 自己資本(親会社株主に帰属する部分+その他の包括利益):271,080百万円
- 自己資本比率:36.1%(目安40%以上で安定。36.1%はやや低めだが許容範囲)
- 流動資産:353,430/流動負債:184,629 → 流動比率 ≒191.4%(良好)
- 負債合計:403,866 → 負債比率(負債/自己資本) ≒149%(やや高め)
- キャッシュフロー(中間、百万円)
- 営業CF:+15,342(前年同期+3,375、改善:税金支払の減少等)
- 投資CF:△7,869(前年同期△29,351、投資支出は減少)
- 財務CF:△11,137(前年同期+9,746。社債の償還等に伴う支出増)
- 現金及び現金同等物:56,923(前期末 63,147 → △6,224百万円減)
- 効率性
- 総資産回転率(中間):売上/総資産 = 289,223 / 750,864 ≒ 0.386(年換算等の比較は別途必要)
- 売上高営業利益率は前年より低下(8.95%→8.41%)、営業効率はやや低下傾向
- セグメント別(中間、百万円・前年同期比)
- 日本:売上 79,948(△2.4%)、セグメント利益 10,781(△0.5%)
- インド:売上 70,165(△6.9%)、利益 7,263(△13.6%)
- 欧州:売上 79,222(+3.8%)、利益 511(△31.1%)
- アジア:売上 32,777(△2.2%)、利益 5,113(△0.9%)
- アフリカ:売上 22,573(+4.8%)、利益 2,235(+29.8%)
- その他(北米等):売上 4,535(△16.9%)、利益 992(△52.4%)
- 財務の解説:
- 欧州・アフリカで売上の伸びが見られる一方、インド・アジア・北米で需要減や価格競争で減収。営業面では販売価格改善と原価低減が寄与するも、固定費・人件費増で営業利益は前年割れ。為替差益等の営業外要因で経常利益は改善。
配当
- 中間配当:55.00円(支払開始予定日 2025/12/1)
- 期末配当(予想):55.00円
- 年間配当予想:110.00円(直近公表の配当予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が本資料にないため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当110円 ÷ 1株当たり当期純利益193.04円 ≒ 57.0%(やや高めの還元水準)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:配当継続方針を示し、現在は高い配当性向(約57%)を見込む。自社株買い等の記載:–(本資料に記載なし)
セグメント別情報
- 概況(ポイント)
- 日本:自動車・工業は販売価格改善や拡販で持ち直し、建築・防食・船舶は市況低調で減収。セグメント利益はほぼ前年並み。
- インド:内需は堅調も市場競争と低価格化で売上・利益減。円高の為替換算で売上高は前年割れ。
- 欧州:ボルトオンM&Aの寄与で売上増だが、インフレによる人件費等固定費増で利益は大幅減。
- アジア:中国は自動車生産増で好調も、タイ・マレーシアの減産でアジア全体では減収。利益ほぼ横ばいでわずか減少。
- アフリカ:東アフリカ地域中心に建築・工業で成長、利益大幅増。
- その他(北米):自動車生産減・持分法利益減で大幅減収減益。
- 戦略・見通し:各地域での需要回復・価格改善、コスト統制、人員・固定費管理が業績改善の鍵。M&Aの効果は売上で寄与するが利益面ではインフレ等の固定費増を吸収できていない地域あり。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(本資料に中期計画の数値や進捗説明は記載なし)
- KPI達成状況:–(該当情報なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメント)
- 世界経済は緩やかな回復だが、地政学・米国通商政策による不確実性、欧州の関税影響、中国の景気停滞、インフレ・エネルギー・人件費上昇がリスク。
- 自動車生産の地域差(増加地域と減少地域)が売上構成に影響。
- 競合比較:本資料に同業他社との数値比較はなし。地域別の相対的ポジションでは、アフリカや欧州での伸びが目立つが、インド・アジアでの競争激化が痛手。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026/3期)会社予想(修正有):売上高590,000百万円(+0.2%)、営業利益51,000百万円(△2.0%)、経常利益55,000百万円(+12.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益34,000百万円(△11.2%)、1株当たり当期純利益193.04円
- 次期予想:–(本資料に無し)
- 会社予想の前提条件:為替・原材料等の前提は別資料(添付資料P.4参照)に記載とのこと。詳細は会社公表資料を参照。
- 予想の信頼性:経常利益は為替差益等の影響を受けやすく変動が大きい点に注意。過去の予想達成傾向については本資料に記載なし。
- リスク要因:
- 為替変動(為替差益が経常改善の主因のため逆方向のリスク大)
- 原材料価格・エネルギーコスト上昇
- 地政学リスク・貿易政策(関税)
- 各地域の自動車生産・建築需要動向
- 人件費・固定費の増加
重要な注記
- 会計方針等:
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
- 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示:無
- 本第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外(レビュー未実施)
- その他重要事項:
- 通期の業績予想は本日修正(詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」参照)
- 中間包括利益は4,372百万円(前年同期36,002百万円)、為替換算調整勘定が大幅にマイナスに振れている点は注目(中間包括利益の大幅減少は為替影響が主因)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4613 |
| 企業名 | 関西ペイント |
| URL | http://www.kansai.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
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