2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(2025年2月発表)からの修正あり(下方修正)。市場予想との比較は公表資料に記載なし(市場予想:–)。
- 業績の方向性:売上収益は前年同期並み(横ばい、1,278,080 百万円、前年同期比 +0.0%)だが、営業利益・当期利益は減少(増収減益に近い動き)。営業利益 126,570 百万円(前年同期比 △9.2%)、親会社帰属四半期利益 75,365 百万円(同 △9.5%)。
- 注目すべき変化:アジアパシフィック事業における販売数量減(ベトナム・タイ等)が主因で売上・利益を押し下げ。日本では価格改定で売上高はほぼ維持するも販売数量は減少、原材料・物流費高騰で利益を圧迫。
- 今後の見通し:通期業績予想を下方修正(売上 1,796,000 → 1,721,000 百万円、営業利益 161,000 → 147,000 百万円 等)。第4四半期でマーケティング強化・コスト管理を継続するが、達成は下期の回復次第(修正あり)。
- 投資家への示唆:収益性の低下は地域別(アジア)とコスト構造(原料・物流・人件費)起因。通期見通しは下方修正済みで進捗率は高め(特に利益)が出ているため、第4四半期の下押しリスク(アジア回復遅れ、追加コスト)が最重要監視ポイント。
基本情報
- 企業名:サントリー食品インターナショナル株式会社
- 上場取引所・コード:東(2587)
- URL:https://www.suntory.co.jp/sbf/
- 主要事業分野:ミネラルウォーター、コーヒー、茶系飲料、炭酸飲料、スポーツ飲料、特定保健用食品、RTD等の飲料・食品の製造・販売(国内外で展開)
- 代表者:代表取締役社長 小野 真紀子
- 問合せ先:専務執行役員 経営企画本部長 沖中 直人(TEL 03-5579-1837)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、IFRS、連結)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント(報告セグメント):
- 日本事業:国内の製造・販売、自販機事業等
- アジアパシフィック事業:ベトナム、タイ、オセアニア等の飲料・健康食品
- 欧州事業:英国・フランス等での飲料事業(Lucozade、Ribena等)
- 米州事業:米州での飲料事業(炭酸、非炭酸等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):309,000,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):308,999,703株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表:通期(2025年12月期)確定日:2026年2月(当社従来スケジュールに基づく想定、資料明記:–)
- 株主総会:2026年(定時株主総会の詳細は別途発表)
- IRイベント:決算説明会開催済(機関投資家向け)。詳細日程は同社IR参照。
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較:達成率は累計と通期修正に基づく見方)
- 売上収益(第3Q累計):1,278,080 百万円(前年同期比 +0.0%)
- 通期修正後予想 1,721,000 百万円に対する進捗率:74.3%(通常ペース、前期同期間は約75.3%)
- 営業利益(第3Q累計):126,570 百万円(前年同期比 △9.2%)
- 通期修正後予想 147,000 百万円に対する進捗率:86.1%(高め。年間達成は下期の収益性次第)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益(第3Q累計):75,365 百万円(前年同期比 △9.5%)
- 通期修正後予想 84,500 百万円に対する進捗率:89.1%(高い進捗)
- サプライズの要因(下方寄与要因)
- 主因:アジアパシフィックでのマクロ経済低迷による販売数量減(ベトナム、タイ)
- その他:日本での原材料・物流コスト高騰、主要国でのマーケティング費増、米州の非炭酸市場低迷等
- 通期への影響:
- 通期業績予想は既に下方修正(売上 △4.2%、営業利益 △8.7%、親会社帰属当期利益 △6.1%など)。
- 第3Q累計の利益進捗は高いものの、アジアの回復遅れやコスト圧力が継続すれば追加下押しリスクあり。会社は第4Qで追加のマーケティング投資とコスト管理を継続予定。
財務指標
- 主要数値(第3四半期累計:2025年1月1日~9月30日、百万円)
- 売上収益:1,278,080(前年同期比 +0.0% / +416 百万円)
- 営業利益:126,570(前年同期比 △9.2% / △12,875)
- 税引前四半期利益:124,952(前年同期比 △10.4%)
- 四半期利益:91,727(前年同期比 △9.9%)
- 親会社帰属四半期利益:75,365(前年同期比 △9.5%)
- 基本的1株当たり四半期利益(EPS):243.90 円(前年同期 269.45 円、△9.5%)
- 収益性指標
- 営業利益率:126,570 / 1,278,080 = 約 9.9%(前年同期 約10.9% → 低下:悪い方向)
- 総資産回転率:売上収益 / 資産合計 = 1,278,080 / 2,125,790 ≈ 0.60(前年同様の水準)
- 進捗率分析(通期予想=修正後)
- 売上高進捗率:74.3%(1,278,080 / 1,721,000) — 過去同期間とほぼ同等(通常ペース)
- 営業利益進捗率:86.1%(126,570 / 147,000) — 上期に利益寄与が大きく、下期達成はやや不確実
- 親会社帰属当期利益進捗率:89.1%(75,365 / 84,500)
- 財政状態(貸借対照表要点、百万円)
- 資産合計:2,125,790(前期末 2,058,032、+678 億円、主に売上債権・棚卸の増加)
- 負債合計:764,498(前期末 742,754、+217 億円)
- 資本合計:1,361,292(前期末 1,315,278、+460 億円)
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):58.9%(安定水準)
- 流動資産:713,471、流動負債:555,354 → 流動比率 ≈ 128.5%(流動比率)(やや余裕あり)
- 有利子負債(社債・借入金):流動 8,783 + 非流動 515 = 9,298 百万円(約93 億円、相対的に小さい)
- 現金及び現金同等物:141,335 百万円(前期末 160,493、約192 億円減少)
- キャッシュ・フロー(累計、百万円)
- 営業CF:115,693(前年同期 139,964、△24,271)資金収入減
- 投資CF:△56,770(前年同期 △71,550、投資支出減少)
- 財務CF:△77,623(前年同期 △97,225、配当支払等で支出)
- 現金残高:141,335(期末)
- セグメント別(売上収益/セグメント利益、百万円、前年同期比は本文記載)
- 日本:売上 556,458(前年同期比 約 △0.2%)、セグメント利益 41,497(△11.9%)
- アジアパシフィック:売上 282,660(△4.2%)、セグメント利益 31,749(△16.5%)
- 欧州:売上 301,028(+5.1%)、セグメント利益 53,806(+9.8%)
- 米州:売上 137,933(△0.3%)、セグメント利益 17,042(△3.1%)
- 財務の解説(要旨)
- 売上は地域による明確な差があり、欧州は増収増益で貢献。アジアの低迷が全体利益を圧迫。
- 自己資本比率 58.9%(安定)で財務基盤は堅固。現金は減少しているが有利子負債は小さい。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):60 円(2025年)
- 期末(予想):60 円(2025年予想)
- 年間配当予想:120 円(変更なし、直近の配当予想から修正なし)
- 配当性向(会社予想ベース):
- 通期親会社帰属当期利益(予想):84,500 百万円、1株当たり当期利益(予想):273.46 円
- 配当性向(予想、概算):120 / 273.46 ≈ 43.9%(高めの還元水準)
- 特別配当:なし
- 自社株買い:当該期間の自己株式取得はなし(自己株式残高ほぼゼロ)
セグメント別情報(補足)
- 日本事業:
- 売上は価格改定と商品構成改善で前年並み維持(販売数量は減少)。自販機アプリ「ジハンピ」がダウンロード1,200万を突破、対応自販機17万台で収益性向上に寄与。
- セグメント利益:415 億円(41,497 百万円、前年同期比 △11.9%) — コスト高と数量減が圧迫。
- アジアパシフィック:
- 売上減(282,660 百万円、△4.2%)。ベトナム・タイで販売数量減、消費低迷・競争激化が主因。オセアニアは好調。
- セグメント利益:317 億円(31,749 百万円、△16.5%)
- 欧州:
- 売上増(301,028 百万円、+5.1%)。英国での回復とマーケティング成功が貢献。
- セグメント利益:538 億円(53,806 百万円、+9.8%) — 増益
- 米州:
- 売上はほぼ横ばい(137,933 百万円、△0.3%)。非炭酸市場の弱さが影響。
- セグメント利益:170 億円(17,042 百万円、△3.1%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2024年開始)の主要テーマ:ブランド戦略、構造改革、DEI、サステナビリティ
- 進捗状況:
- ブランド強化やデジタル施策(自販機アプリ等)は成果(日本のジハンピ)を出す一方、地域別業績はばらつき(欧州良好、アジア苦戦)。
- コメント:中期計画の柱は継続だが、短期的にはアジア景況とコスト環境が目標達成の障害になり得る。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料になし(–)。ただし飲料業界ではカテゴリー・地域別での競争激化や価格政策が利益に直結。
- 市場動向:
- アジア(ベトナム・タイ):消費低迷、競争激化でボリュームが課題
- 日本:大容量カテゴリーで競争激化/備蓄需要の反動などで販売数量に影響
- 欧州:好天やマーケティングで一部ブランドが回復
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期修正(2025年1月1日~12月31日、百万円)
- 売上収益:1,721,000(前回 1,796,000 → △75,000、△4.2%)
- 営業利益:147,000(前回 161,000 → △14,000、△8.7%)
- 税引前利益:145,000(前回 160,500 → △15,500、△9.7%)
- 当期利益:105,500(前回 117,000 → △11,500、△9.8%)
- 親会社帰属当期利益:84,500(前回 90,000 → △5,500、△6.1%)
- 修正理由:アジアのマクロ低迷、主要国での競争激化、原材料・物流コスト上昇等
- 為替前提(今回 vs 前回):米ドル 148.0 円(前回 152.0)、ユーロ 168.0(164.0)等(為替差の影響も調整)
- 予想の信頼性:会社は下方修正を行っており、保守的に見直した側面あり。第4Qでの回復が鍵。
- リスク要因:為替、原材料・物流コストの変動、アジア消費動向、天候(需要影響)、競争環境の激化
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(IFRSベース、会計上の見積り変更なし)
- 監査/レビュー:四半期財務諸表に対する公認会計士等のレビュー:無
- その他:業績予想は不確実性を含む旨の注記あり(経済情勢・為替等で実績と乖離する可能性)
(注)
- 本資料は提出された決算短信に基づく整理・要約です。投資判断や助言は行いません。
- 不明・未記載の項目は「–」として省略しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2587 |
| 企業名 | サントリー食品インターナショナル |
| URL | http://www.suntory.co.jp/sbf/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
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