2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)は変更なし。ただし配当予想は本日(2025/8/8)修正(増額)を発表。四半期業績は概ね事前公表データに整合(市場コンセンサスは本資料に記載なし)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比ほぼ横ばい(▲0.5%)だが、営業利益・経常利益・当期純利益はそれぞれ大幅減(営業利益▲19.0%、経常利益▲27.8%、親会社株主帰属当期純利益▲28.6%)。増収増益ではなく「減益」色が強い。
- 注目すべき変化:包括利益が大幅悪化(前年同期+28,167百万円 → 今回▲6,844百万円)しており、為替換算差額の悪化(為替換算調整勘定の大幅減少)が主因。持分法投資損益や固定費増も利益を圧迫。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上 600,000百万円、営業利益 54,000百万円 等)は現時点で修正なし。Q1の進捗率は売上で約24.1%、営業利益で約22.7%(通期達成には概ね均等進捗が必要)で、達成可能性は為替・各地域の需要動向次第。
- 投資家への示唆:為替影響と地域別の需要差が業績に直結している点に留意。配当を増額してきた点は株主還元の強化を示すが、一方で利益は減少しており、通期業績・為替前提の確認が重要。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:関西ペイント株式会社
- 主要事業分野:塗料および関連製品の製造・販売(自動車、建築、工業、防食、船舶などの塗料事業をグローバルに展開)
- 代表者名:代表取締役社長 毛利 訓士
- URL: https://www.kansai.co.jp/
- 報告概要
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算説明会資料:作成なし、決算説明会:開催なし
- セグメント(報告セグメント)
- 日本:国内の自動車、建築、工業、防食、船舶等
- インド:インドおよび周辺国での事業(建築、自動車等)
- 欧州:欧州各国(ボルトオンM&Aの寄与あり)
- アジア:中国・東南アジア等(自動車中心)
- アフリカ:南アフリカ等(建築・工業等)
- その他:北米(アメリカ・メキシコ等の現地法人等)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株含む):177,976,280株(2026年3月期1Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):176,223,018株(2026年3月期1Q)
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定
- 次回決算発表・株主総会・IRイベント等:–(本資料記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との対比)
- 売上高:144,680百万円(前年同期比▲0.5%)
- 通期予想 600,000百万円に対する進捗:144,680 / 600,000 = 24.1%
- 営業利益:12,241百万円(前年同期比▲19.0%)
- 通期予想 54,000百万円に対する進捗:12,241 / 54,000 = 22.7%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:8,481百万円(前年同期比▲28.6%)
- 通期予想 36,000百万円に対する進捗:8,481 / 36,000 = 23.6%
- サプライズの要因(上振れ/下振れの主因)
- 減益要因:為替差益の大幅減少(為替差益は2,832→576百万円)に加え、固定費(人件費等)の増加、持分法投資利益の低下、主要地域(インド・アジア・北米・建築・船舶等)の減収。
- 部分的な押し上げ:自動車分野(日本・中国等)での売上改善、新規顧客獲得やセールスミックス改善が一部地域(アフリカ)で利益押上げ。
- 通期への影響
- 会社は通期の業績予想を現時点で修正していないが、Q1の利益減少と為替の不利変動が続く場合、下振れリスクは残る。配当予想は修正(増額)されているため、キャッシュ配分面は前向き。
財務指標
- 損益(主要数値:当第1四半期累計)
- 売上高:144,680百万円(前年同期 145,397百万円、前年同期比▲0.5% → 横ばい)
- 売上総利益:46,528百万円(前年同期 46,839百万円、▲0.7%)
- 販管費:34,286百万円(前年同期 31,725百万円、増加)
- 営業利益:12,241百万円(前年同期 15,114百万円、▲19.0%)
- 営業利益率:約8.5%(前年同期約10.4% → 低下。目安:10%台が良好)
- 経常利益:14,378百万円(前年同期 19,924百万円、▲27.8%)
- 四半期純利益(親会社株主帰属):8,481百万円(前年同期 11,873百万円、▲28.6%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):48.13円(前年同期 57.45円、▲16.2%)
- 貸借対照表(当第1四半期末:2025/6/30)
- 総資産:744,941百万円(前期末 750,699百万円)
- 流動資産合計:356,517百万円(前期末 355,530百万円)
- 現金及び預金:71,036百万円(減少)
- 受取手形・売掛金等:127,432百万円(増加)
- 固定資産合計:388,423百万円(前期末 395,168百万円、減少)
- 負債合計:409,459百万円(前期末 400,689百万円、増加)
- 純資産合計:335,482百万円(前期末 350,009百万円、減少)
- 主要比率(注:数値は小数点以下四捨五入)
- 自己資本比率:34.9%(目安40%で安定。34.9%はやや低め)
- 自己資本(会社資料参照):260,220百万円
- 負債比率(負債合計 / 自己資本):409,459 / 260,220 = 約157.4%(やや高い水準)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):356,517 / 187,879 = 約189.8%(良好)
- 売上高営業利益率:8.5%(前年同期 10.4% → 低下)
- 総資産回転率(四半期売上/総資産、四半期ベース):144,680 / 744,941 = 約0.194(四半期ベース、年率換算で約0.78)
- キャッシュフロー:第1四半期の連結キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)。
- セグメント別(当第1四半期、外部顧客売上高・セグメント利益)
- 日本:売上高 39,270百万円、セグメント利益 5,094百万円(売上シェア 約27.1%)
- インド:売上高 36,964百万円、セグメント利益 4,421百万円(売上シェア 約25.6%)
- 欧州:売上高 37,887百万円、セグメント利益 26百万円(売上シェア 約26.2%)
- アジア:売上高 16,616百万円、セグメント利益 2,500百万円(売上シェア 約11.5%)
- アフリカ:売上高 11,492百万円、セグメント利益 1,081百万円(売上シェア 約7.9%)
- その他(北米等):売上高 2,449百万円、セグメント利益 601百万円
- 財務の解説
- 為替差益の減少(営業外収益の減少)が経常利益悪化の大きな要因。持分法投資利益も前年から減少。
- 流動比率は高く短期支払余力は良好だが、自己資本比率は34.9%と保守的資本余裕に余地あり(40%超が目安)。
配当
- 配当実績と予想
- 2025年3月期(実績):中間 22.00円、期末 28.00円、年間 50.00円
- 2026年3月期(予想・修正):中間 55.00円、期末 55.00円、年間 110.00円(注:本日配当予想の修正を公表)
- 配当利回り:–(株価情報が本資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(通期純利益前提で計算可能だが、会社は配当修正を別途発表。参考:通期予想当期純利益36,000百万円→年間配当110円×発行株式数=配当金総額は別途計算必要)
- 特別配当の有無:今回の増額は配当予想の修正として発表(特別配当の明記はなし)。詳細は「配当予想の修正に関するお知らせ」を参照。
- 株主還元方針:自社株買い等の記載は本資料に記載なし(–)。
セグメント別情報(要点)
- 日本:自動車分野は生産増・販売価格改善で増収。ただし建築、防食、船舶が低迷し、セグメント利益は前年割れ(売上 39,270百万円、利益 5,094百万円、利益▲14.7%)。
- インド:建築分野の競争激化・低価格化で減収。自動車は現地通貨ベース増だが円高で減収、利益減(売上 36,964百万円、利益 4,421百万円、利益▲18.4%)。
- 欧州:一部M&Aの寄与で売上増(売上 37,887百万円、売上+12.8%)も、人件費等の固定費増・持分法利益悪化で利益大幅減(セグメント利益 26百万円、▲97.0%)。
- アジア:中国は増収だが東南アジアの減少で全体は減(売上 16,616百万円、利益 2,500百万円、利益▲14.4%)。
- アフリカ:売上・利益とも堅調(売上 11,492百万円、利益 1,081百万円、利益+35.8%)—電力・政情課題があるものの新規顧客獲得とセールスミックス改善が寄与。
- その他(北米等):売上・利益とも減少(売上 2,449百万円、利益 601百万円、利益▲46.2%)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本資料では中期経営計画の進捗や数値目標の詳細は開示なし(–)。
- KPI達成状況:特定KPIは本資料に記載なし(–)。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との対比データは本資料に記載なし(–)。
- 市場動向:世界経済は緩やかな回復だが地政学リスクや通商政策等で不透明感あり。地域別にはインドは堅調、中国は停滞、欧州は回復力弱い、アフリカは需要改善の兆し。自動車生産動向が塗料需要に直結。
今後の見通し
- 業績予想
- 通期(会社予想:2025/4/1~2026/3/31)は修正なし:売上 600,000百万円(+1.9%)、営業利益 54,000百万円(+3.7%)、経常利益 58,000百万円(+18.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 36,000百万円(▲6.0%)、EPS(通期予想)204.29円。
- 次期予想等:–(本資料に記載なし)
- 会社予想の前提:為替、原材料市況、地域需要など(詳細は添付資料P.3参照と明記)。
- 予想の信頼性:会社は通期見通しを維持しているが、Q1の利益減少と為替影響が継続する場合は上振れ/下振れリスクあり。過去の予想達成傾向は本資料では総括されていない(–)。
- リスク要因:為替変動、原材料価格、世界の自動車生産動向、地域別経済・政情(特にアフリカ・中南米等)、持分法投資先業績の変動等。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示はなし)。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:有(税金費用の計算等に関する注記あり)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期では作成していない(注記あり)。
- その他重要事象:配当予想の修正あり(詳細は別途公表資料参照)。
注:本まとめは、提供された決算短信(2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕連結、提出日 2025/8/8)に基づく事実整理です。投資助言は行いません。不明な項目は「–」と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4613 |
| 企業名 | 関西ペイント |
| URL | http://www.kansai.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
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