2025年10月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:当期(2025年10月期)は連結初年度のため会社側の前期連結予想との比較は不可(会社の期中公表予想が無く、マーケット予想の開示もなし)。よって「予想比サプライズ」は無し/判断不可。
- 業績の方向性:売上高は1,824.9百万円で確保したが、投資(特にM&A仲介事業への広告・人材・システム投資)や新規案件獲得の鈍化により営業損失112.7百万円、当期純損失152.6百万円(減収増損の様相)。
- 注目すべき変化:報告セグメントを3区分(ソリューション/アナリティクス/M&A仲介)に変更。M&A仲介事業は売上計上が無い一方で大幅な先行投資(セグメント損失220.6百万円)を実施した点が最重要。
- 今後の見通し:2026年10月期予想は売上1,681百万円(△7.8%)、営業利益7百万円、当期純利益4百万円と黒字回復見込み。通期達成の可否は(M&A仲介での成約実績回復とソリューション/アナリティクスの新規獲得状況)に依存。
- 投資家への示唆:現状は成長投資(特にM&A仲介の顧客獲得・システム投資)と人員不足による営業力の限界が同居。短期では投資負担が業績を圧迫しており、会社が掲げる「M&A方針の変更」やAI関連プロダクトの実装で収益化が鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社CINC(コード 4378、東上場)
- 主要事業分野:デジタルマーケティングツール「Keywordmap」等のソフトウェア提供(ソリューション事業)、マーケティングDXコンサル/エキスパートソーシング(アナリティクス事業)、M&A仲介(M&A仲介事業)
- 代表者:代表取締役社長 石松 友典
- URL:https://www.cinc-j.co.jp/
- 問合せ先:取締役経営管理本部長 雨越 仁(TEL 03-6822-3601)
- 報告概要:
- 提出日:2025年12月12日
- 対象会計期間:2024年11月1日〜2025年10月31日(連結、初回連結作成年度)
- 決算説明資料および説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- ソリューション事業:Keywordmapを中心にマーケティング支援ソフトの開発・販売、運用支援
- アナリティクス事業:ビッグデータ解析に基づくDXマーケティングコンサル・エキスパートソーシング
- M&A仲介事業:マーケティングテクノロジーを活用した中堅・中小企業向けM&A仲介(CAMMDB等のマッチングシステム)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):3,432,865株(2025年10月期末)
- 期末自己株式数:569,439株
- 期中平均株式数:3,055,769株
- 時価総額:–(資料に未記載)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2026年1月29日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年1月28日
- 事業計画/成長可能性に関する開示:2026年1月を目処に開示予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較)
- サプライズの要因(上振れ/下振れの主因)
- マイナス要因:M&A仲介事業での先行投資(広告宣伝・人材・システム)によりセグメント損失が大きく、かつ成約が当期に至らなかったことが業績を大きく押し下げた点。アナリティクス事業では新規案件獲得の鈍化が損益を圧迫。営業人員不足による新規獲得の停滞も全体の下振れ要因。
- プラス要因:ソリューション事業でのサーバー費削減や機能改善によりセグメントでは営業利益を確保。
- 通期への影響
- 2026年10月期は黒字回復予想(営業利益7千円、当期純利4千円)。達成可能性はM&A仲介での成約発生、及びソリューション/アナリティクスの新規獲得・解約抑制の実効性に依存。過去の連結実績比較ができないため予想精度の判断は困難。
財務指標
- 連結要点(千円)
- 売上高:1,824,903
- 売上総利益:1,158,092
- 営業損失:△112,744
- 経常損失:△106,893
- 当期純損失:△152,586
- 総資産:1,380,111
- 純資産:1,055,758
- 現金及び現金同等物(期末):847,798
- 収益性
- 売上高:1,824,903千円(前年同期比:–)
- 営業利益:△112,744千円(前年同期比:–)、売上高営業利益率:△6.2%(営業損失;マイナスは改善課題)
- 経常利益:△106,893千円(前年同期比:–)、総資産経常利益率(経常利益/総資産):△7.7%(参考)
- 当期純利益:△152,586千円(前年同期比:–)
- 1株当たり当期純利益(EPS):△49.93円(前年同期比:–)
- 自己資本当期純利益率(ROE):△14.5%(マイナス、利益創出は未達)
- 進捗率分析(四半期決算の場合)
- 当期は通期の期末開示(連結初年度)。四半期進捗率比較は該当せず(–)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:76.48%(安定水準)
- 負債合計:324,353千円、負債/純資産=約30.7%(低位・安全)
- 流動資産:1,071,280千円、流動負債:290,682千円、流動比率(流動資産/流動負債):約369%(流動性は十分)
- 総資産に対する負債比率:約23.5%(低い)
- 効率性
- 総資産回転率等の時系列推移は前期連結比較が無いため算出不可(–)。
- 売上高営業利益率は△6.2%とマイナス(収益性改善が必要)。
- セグメント別(千円、外部売上ベース)
- ソリューション事業:外部売上 763,393(販売構成比 約41.8%)、セグメント利益 154,151(黒字)
- アナリティクス事業:外部売上 1,061,510(約58.2%)、セグメント損失 △46,318
- M&A仲介事業:外部売上 0、セグメント損失 △220,577(先行投資フェーズ)
- 財務の解説
- 現金は期首1,352,454千円→期末847,798千円へ減少(期中の自己株取得306,658千円、営業CFマイナス141,195千円が主因)。自己株買付がキャッシュを大きく消費している点に留意。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年10月期:中間 0.00円、期末 0.00円、年間 0.00円
- 2026年10月期(予想):年間 0.00円(現状無配想定)
- 配当性向(連結):–(当期赤字のため無配、配当性向算出不可)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株式取得の実績あり(当期自己株取得支出306,658千円)があるが、期末配当は0。総合的な株主還元方針は資料参照/将来判断要。
セグメント別情報
- ソリューション事業
- 売上高:784,956千円(セグメント集計値;外部763,393千円)
- セグメント利益:154,151千円(黒字)
- コメント:Keywordmapの新機能(AIO出現レポート、AIリライト等)を投入。サーバー費削減でコスト改善。ただし営業人員不足で新規獲得鈍化。
- アナリティクス事業
- 売上高:1,066,620千円(外部1,061,510千円)
- セグメント損失:△46,318千円
- コメント:大手企業向け案件拡大やAI検索最適化サービスを開始し生産性向上。ただし営業/コンサル人員の不足が新規獲得を足かせ。
- M&A仲介事業
- 売上高:―(外部0千円)
- セグメント損失:△220,577千円
- コメント:営業体制強化・広告投資・CAMMDB機能拡張など先行投資を実施したが、当期中に成約に至らず。会社は方針転換(買い手ソーシング重視)を表明。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2026年1月頃に開示予定。現状はAIや生成AIを軸に製品強化・新規プロダクト開発を推進。
- KPI達成状況:明示的KPIの開示無し(–)。セグメント別で「新規獲得数」「解約率」「成約件数(M&A)」等が重要指標となるが進捗は資料上不明。
競合状況や市場動向
- 市場動向:デジタルシフト、生成AIの普及に伴うAI検索最適化(GEO/LLMO)需要の高まり。Keywordmap等のツール需要は拡大傾向。
- 競合他社との比較:同業他社との具体的比較データは資料に無し(–)。ただし大手企業向け案件獲得の拡大は競争力の指標となる。
今後の見通し
- 業績予想(2026年10月期:2025/11/1〜2026/10/31)
- 売上高:1,681,000千円(対前期 △7.8%)
- 営業利益:7千円、経常利益:7千円、親会社株主に帰属する当期純利益:4千円、EPS 1.65円
- 前提:ソリューション/アナリティクスの機能強化とM&A仲介の方針転換による成約率改善を想定(資料内に詳細前提あり、別添資料参照)。
- 予想の信頼性:連結初年度かつ前期比較ができないため予想達成傾向の評価は困難(過去の予想実績に基づく信頼性判断は不可)。
- リスク要因:
- M&A仲介での成約未達が続くことによる投資回収遅延
- 営業・コンサル人員の確保不足による新規受注鈍化
- 生成AIや検索エンジン仕様の変化によるプロダクト適合性リスク
- マーケティング費用増や追加投資によるキャッシュ消耗(ただし自己資本比率高く現金は期末847.8百万円)
- 規制・マクロリスク(景況感・広告市場の変動等)
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(会計基準改正等による変更なし)。ただし「会計上の見積りの変更(資産除去債務)」があり、資産除去債務が6,332千円増加。
- 連結範囲の変更:期中に新規連結子会社「株式会社CINC Capital」あり(連結範囲の重要な変更あり)。
- 監査:本決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外。
- その他重要事項:連結初年度のため前期比較数値は記載しておらず、財務指標の前年比較は不可。
(注記)
- 資料に明示のない項目は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4378 |
| 企業名 | CINC |
| URL | https://www.cinc-j.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
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