2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ(会社予想・市場予想との比較)
- 会社の通期予想に対する第1四半期の実績は「おおむね想定内」だが、営業外収益の「違約金収入」997百万円が発生しており、経常利益・純利益を押し上げている点は想定外の要因(上振れ要因)。通期予想自体の修正は無し。
- 業績の方向性
- 増収増益:売上高23,338百万円(+24.8%)、営業利益7,069百万円(+29.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益5,478百万円(+35.3%)。
- 注目すべき変化(前年同期比)
- HR Tech(特にBizReach)が牽引。HRMOSはARRや利用企業数が大幅増(ARR +178.4%、利用企業数 +375.3%)だがARPUは低下(-41.5%)。
- 連結範囲変更:Thinkings株式会社を2025年10月1日付で子会社化(取得対価13,999百万円、のれん11,418百万円暫定)。
- 営業外収益の違約金収入が前年同期61百万円→997百万円に増加し経常利益を押上げ。
- 今後の見通し
- 通期業績予想(売上 99,200百万円、営業利益 23,100百万円、当期純利益 16,081百万円)は変更なし。第1四半期の進捗は売上で23.5%(若干下回る)が、営業利益・純利益進捗は30%台で順調。
- 投資家への示唆(読み取りの最重要事項)
- コア事業(BizReach)による採用需要の強さが収益を支えている一方、M&A(Thinkings買収)によるのれん計上・現金減少や違約金収入の一時性に留意。HRMOSの顧客拡大は成長を示すがARPU低下の構造変化を確認すべき。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:ビジョナル株式会社
- 主要事業分野:HR Tech(BizReach、HRMOS 等)およびIncubation(トラボックス、M&Aサクシード等)
- 代表者名:代表取締役社長 南 壮一郎
- 問合せ先責任者:取締役CFO 末藤 梨紗子(TEL 03-4540-6200)
- 決算補足説明資料作成:有、決算説明会:無
- 報告概要
- 提出日:2025年12月11日
- 対象会計期間:2026年7月期 第1四半期(2025年8月1日~2025年10月31日、四半期累計)
- セグメント
- HR Tech:BizReach(プロフェッショナル人材向け採用プラットフォーム)、HRMOS(採用管理・タレント管理・勤怠等のクラウド)
- Incubation:トラボックス、M&Aサクシード、yamory、Assured 等の育成・投資フェーズ事業
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):40,136,500株(2026年7月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):40,119,782株
- 時価総額:–(本資料に記載無し)
- 今後の予定
- IRイベント:決算補足資料あり、説明会は無し
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想との比較)
- 売上高:23,338百万円。通期予想99,200百万円に対する進捗率 23.5%(四半期としてはほぼ想定の範囲、目安25%と比較でやや低め)。
- 営業利益:7,069百万円。通期23,100百万円に対する進捗率 30.6%(利益進捗は良好)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,478百万円。通期16,081百万円に対する進捗率 34.1%(利益進捗が特に良好)。
- サプライズの要因
- 主因:BizReachによる売上伸長、HRMOSのARR・利用企業数の大幅増。
- 留意点:営業外収益の「違約金収入」997百万円が発生しており、経常・当期純利益を押し上げている。一時的要因の可能性あり。
- その他:Thinkingsの取得(10月1日)により連結範囲が拡大、のれん11,418百万円計上。
- 通期への影響
- 現時点で会社は通期予想を修正していない。第1四半期の利益進捗は良好だが、違約金等の一時的収入の継続性は不確定。買収に伴うのれん償却(10年均等)や条件付対価(2,086百万円)にも注意。
財務指標
- 財務諸表要点(当第1四半期末:2025/10/31、単位:百万円)
- 総資産:100,858(前期末 95,405)
- 純資産:73,328(前期末 67,759)
- 自己資本:72,735(参考)
- 流動資産合計:77,244(現金及び預金 65,596)※現金が7,183百万円減少(主に買収対価支払等)
- 負債合計:27,529(前期末 27,646)
- 収益性(当第1四半期/前年同期)
- 売上高:23,338百万円(+24.8%/+4,641百万円)
- 売上総利益:21,077百万円(売上総利益率 ≒ 90.3%)
- 販管費:14,007百万円
- 営業利益:7,069百万円(+29.6%/増加 1,616百万円)、営業利益率 ≒ 30.3%(改善)
- 経常利益:8,165百万円(+45.5%)
- 四半期純利益(親会社株主):5,478百万円(+35.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):136.55円(前年同期 102.08円)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:23.5%(標準的な均等配分25%に対しやや低め)
- 営業利益進捗率:30.6%(通期に対し進捗良好)
- 純利益進捗率:34.1%(進捗良好)
- 判定:利益の進捗が売上を上回っており、上期偏重・コスト構造の影響や一時収益を反映している可能性。
- 財務安全性
- 自己資本比率:72.1%(安定水準、目安40%以上)
- 流動比率:流動資産77,244 / 流動負債25,596 ≒ 302%(非常に高い流動性)
- 負債比率(負債合計/純資産):27,529 / 73,328 ≒ 37.6%(過度なレバレッジではない)
- 長期借入金は小額(320百万円)、財務は保守的。
- 効率性
- 売上高営業利益率は約30.3%(前年同期約29.2%)と高水準を維持。
- セグメント別(当第1四半期)
- HR Tech:売上高 22,215百万円(+22.7%)、セグメント利益 7,893百万円(+27.4%)
- BizReach 売上 19,655百万円(+20.2%)。導入企業数 40,000社超、ヘッドハンター数 9,300人超、スカウト可能会員 319万人超。
- HRMOS 売上 1,787百万円(+54.7%)。HRMOS合算ARR 8,321百万円(前年同期末比 +178.4%)、利用中企業数 9,692社(+375.3%)、ARPU 71,498円(-41.5%)、Churn 0.43%(12か月平均)。
- Incubation:売上高 1,122百万円(+98.8%)、セグメント損失 469百万円(前年同期は損失355百万円)
- 財務の解説(要点)
- Thinkings取得でのれん・無形資産が増加(のれん14,849百万円計上後、のれん償却額 Q1で301百万円)。
- 現金及び預金は買収等で減少したが、流動性・自己資本比率は高水準を維持。
- 営業外の一時的収入(違約金997百万円)が純利益を押し上げている点に注意。
配当
- 配当実績と予想
- 中間配当(第2四半期末予想):0.00円
- 期末配当予想:0.00円
- 年間配当予想:0.00円(直近の配当予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想に対する算出は可能だが評価は避ける)
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし
セグメント別情報
- HR Tech(主要)
- BizReach:プロフェッショナル採用領域で好調。累計導入企業数・会員数とも増加が継続。売上・利益とも主力。
- HRMOS:ARR・利用企業数が大幅増。ARPU低下は顧客構成の変化(中小含む顧客拡大等)が影響している可能性。Churnは低水準(0.43%)。
- 戦略:プロダクト投資継続、認証取得(ISO/IEC 27001, 27017)で信頼性強化。Thinkings買収で採用管理クラウド領域のポジション強化を目指す。
- Incubation
- 概要:複数の育成中事業で損失を維持しつつ売上は伸長(+98.8%)。
- 戦略:HR Techで生み出される利益の範囲で人材投資・プロダクト開発を継続。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料上の中期計画本文は省略されているが、Thinkings買収やHRMOS拡大は「人的資本データプラットフォーム」構想を加速させる施策と整合。
- KPI達成状況:HRMOSのARR・利用企業数は大幅改善で成長KPIは進捗良好。ただしARPU低下をどう改善するかが今後の焦点。
競合状況や市場動向
- 市場動向(資料記載)
- 国内の求人意欲は高く、プロフェッショナル人材領域の需要が強い(BizReach追い風)。
- 資料はデロイトトーマツ等の調査を参照し、採用管理クラウド市場でのリーダーシップ獲得を目指す方針。
- 競合比較:個別の同業他社比較データは本資料に記載無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想
- 通期予想(変更無し):売上 99,200百万円(+23.7%)、営業利益 23,100百万円(+7.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 16,081百万円(+0.8%)、1株当たり当期純利益 401.05円。
- 次期予想:–(本資料に記載無し)
- 会社予想の前提:為替等の明確な前提記載は本箇所に無し(–)。
- 予想の信頼性
- 会社は通期見通しを据え置き。第1四半期は利益進捗良好だが、違約金の一時性や買収後の統合コスト等の不確定要素あり。
- リスク要因
- マクロリスク(金融市場変動、景気下押し)
- M&A統合リスク(Thinkingsの統合・条件付対価の変動)
- 収益構造変化(HRMOSのARPU低下)
- 一時的収益(違約金等)の継続性不確定
重要な注記
- 会計方針:変更無し(注記あり)
- 連結範囲の重要な変更:有(Thinkings株式会社を新規連結、取得日 2025年10月1日)
- 取得対価合計:13,999百万円(現金11,913百万円+条件付対価2,086百万円)
- のれん:11,418百万円(暫定)、償却期間 10年(均等償却)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)
- 添付レビュー:四半期財務諸表に対する監査法人レビューは無し
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4194 |
| 企業名 | ビジョナル |
| URL | https://www.visional.inc/ja/index.html |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。