2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(四半期の個別想定)は開示されていないが、本日(2025/8/8)に通期・第2四半期累計の業績予想を修正(下方修正)しており、四半期実績は前年並み~下振れ(特に利益面で大幅減)となった。
- 業績の方向性:増収でも減益ではなく、増収減益ではなく「減収減益」に該当(売上高は前年同期比△1.7%の微減、営業利益は△35.3%の大幅減)。
- 注目すべき変化:営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益とも前年同期比で大幅減(営業利益597百万円 △35.3%、経常利益660百万円 △47.2%、四半期純利益362百万円 △52.9%)。特に機械装置および溶接機材のセグメント利益の落ち込みが顕著。
- 今後の見通し:通期業績予想は本日修正済(通期売上高54,000百万円 △2.2%、営業利益4,300百万円 △21.1% 等)。第1四半期の進捗率(売上21.3%、営業利益13.9%、当期純利益12.9%)は通常の季節配分より遅れ(利益面で特に遅延)。通期達成はコスト抑制・受注→納入の進捗に依存。
- 投資家への示唆:受注は機械装置で増加(受注高5,667百万円、前年同期比102.4%)しているため将来の納入増に期待できるが、短期では原材料・物流コスト、為替・営業外損益の影響、溶接材料需要低迷が利益を圧迫している点が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:小池酸素工業株式会社
- 主要事業分野:機械装置(造船向け設備等)、高圧ガス(産業ガス・医療用途等)、溶接機材(溶接材料・機器)およびその他(排ガス処理装置等)
- 代表者名:代表取締役社長 小池 英夫
- コード/上場:6137/東証
- URL:https://www.koike-japan.com
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算説明会資料作成:無、決算説明会:無
- 株式分割:2025年4月1日付で普通株式1→5分割(1株当たり数値は分割考慮済)
- セグメント:
- 機械装置:各種産業向け機械・切断機(DBCファイバーレーザー等)
- 高圧ガス:産業ガス・医療ガスの製造・販売、関連機器レンタル等
- 溶接機材:溶接材料・機器の製造・販売
- その他:燃焼式排ガス処理装置、ヘリウム液化機 等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):22,614,665株
- 期末自己株式数:1,533,280株
- 期中平均株式数(四半期累計):21,081,398株
- 時価総額:–(決算短信に記載無し)
- 今後の予定:
- 次回決算発表(第2四半期累計/通期予想修正関連):別途公表(今回短信に修正公表あり)
- 株主総会・IRイベント:–(決算短信記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較:四半期単体の会社予想は記載無し。だが同日に通期予想を下方修正しており、利益面で想定を下回る内容。
- 市場予想との比較:市場コンセンサスは提示なし(–)。
- 実績(第1四半期:百万=百万円)
- 売上高:11,509百万円(前年同期11,712百万円、△1.7%)
- 営業利益:597百万円(前年同期923百万円、△35.3%)
- 経常利益:660百万円(前年同期1,251百万円、△47.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:362百万円(前年同期768百万円、△52.9%)
- サプライズの要因(上振れ/下振れの主因):
- 主因は収益性悪化:販売費及び一般管理費が増加(2,888→3,068百万円)し、営業利益を圧迫。
- 営業外損益の悪化:前期にあった為替差益が消え、当期は為替差損を計上(前年比で営業外収益が減少、営業外費用が増加)。
- セグメント別では機械装置・溶接機材のセグメント利益が大幅減(需要減や出荷減等)。
- 原材料・物流コスト上昇によるマージン圧迫(会社コメント)。
- 通期への影響:
- 本日付で業績予想を修正(有)。第1四半期の進捗率は低く、特に営業利益・純利益は通期予想達成に向けて遅れが出ているため、通期達成は納入進捗、コストコントロール、および為替等外部要因に依存。
財務指標(要点)
(単位:百万円、%は前年同期比)
- 損益(第1Q累計)
- 売上高:11,509(△1.7%:前年11,712)
- 売上総利益:3,665(売上総利益率 31.8%、前年32.5%)
- 販管費:3,068(前年2,888)
- 営業利益:597(△35.3%)
- 経常利益:660(△47.2%)
- 四半期純利益(親会社帰属):362(△52.9%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):17.19円(前年同期36.56円、株式分割後算定)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗、通期予想は修正後の数値を使用)
- 通期売上高進捗率:11,509 / 54,000 = 21.3%(Q1としてはやや低め。四半期で25%が標準ペース)
- 通期営業利益進捗率:597 / 4,300 = 13.9%(大幅に遅れ)
- 通期純利益進捗率:362 / 2,800 = 12.9%(大幅に遅れ)
- 貸借対照表(当第1Q末)
- 総資産:71,977(前期末74,735、△2,757)
- 流動資産:38,145(前期末41,686、△3,540)
- 現金及び預金:14,521(△2,463)
- 受取手形及び売掛金:8,661(△1,863)
- 電子記録債権:4,850(+667)
- 固定資産:33,831(+782)
- 投資有価証券が増加(11,019→11,749)
- 負債合計:26,907(前期末29,163、△2,256)
- 流動負債:19,903(△2,661)
- 固定負債:7,003(+45)
- 純資産:45,070(前期末45,571、△501)
- 財務安全性
- 自己資本比率:58.6%(安定水準、前期56.9%)
- 流動比率(流動資産/流動負債):38,145 / 19,903 = 1.92 → 192%(良好)
- 負債/純資産比率(負債合計/純資産):26,907 / 45,070 = 59.7%(低め)
- ネット現金概算:現金14,521 – (短期借入等5,094 + 長期借入502) ≒ 約8,925百万円(概算)
- 効率性
- 売上高営業利益率:597 / 11,509 = 5.19%(前年同期7.88% → 低下)
- 総資産回転率(概算):11,509 / 71,977 = 0.16回(前年同期 11,712/74,735=0.16回、ほぼ同水準)
- セグメント別(第1Q)
- 機械装置:売上46,18百万円(△2.6%)、セグメント利益345百万円(△42.5%)
- 高圧ガス:売上48,47百万円(0.0%)、セグメント利益381百万円(△2.7%)
- 溶接機材:売上19,50百万円(△3.4%)、セグメント利益108百万円(△48.5%)
- その他:売上92百万円(△10.6%)、セグメント利益23百万円(△25.4%)
- 財務の解説:売上はほぼ横ばいだが、販管費上昇や営業外損益の悪化、溶接材料の出荷低迷が利益を大きく圧迫。自己資本比率・流動比率は良好で財務基盤は安定している。
配当
- 配当実績と予想(株式分割考慮後表記)
- 中間配当(第2四半期末):未定/0円
- 期末配当(予想):48.00円(通期合計48.00円)
- 直前期(2025年3月期)の期末(分割前表記):260.00円(分割前)→ 本期は分割考慮の上での比較注意
- 配当利回り:株価情報が無いため算出不可(株価:–)
- 配当性向(通期予想ベース):配当48.00 / 1株当たり当期純利益132.81 = 約36.1%(目安:中程度の還元)
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:自社株買い等の言及は無し(直近の告知:配当予想の修正は無)
セグメント別情報(補足)
- 機械装置:造船向けは手持ち工事増で回復基調。DBCファイバーレーザー等の拡販や補助金採択案件があり受注は増加(受注高5,667百万円、前年比102.4%)しているが、セグメント利益は大幅減でマージン改善が課題。
- 高圧ガス:売上横ばいだが、原材料・物流コスト上昇に伴う価格改定を実施。医療分野での営業活動強化(CPAPレンタル等)。
- 溶接機材:溶接材料の出荷量低迷により売上・利益ともに減少。労働環境改善提案や省力化提案は継続。
- 地域別:売上は国内が主力(日本8,780百万円、北米1,397百万円、アジア1,002百万円)。アジアは前年同期から伸長。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(「世界市場での顧客満足の実現と収益基盤の強化」)に沿って拡販・収益力強化を継続中。受注面では機械装置で増加が見られるため、中期での回復余地はある。
- KPI達成状況:明示的なKPIの開示は本資料に無し。ただし受注残(機械装置受注残9,344百万円)が存在し、納入進捗がKPIに直結。
競合状況や市場動向
- 市場動向:造船は手持ち工事高水準維持、産業機械は回復途上、建設は公共投資は底堅いが民間の進捗は資材高・人手不足で停滞。
- 競合との比較:本資料に同業他社比較データは無し。製品面では独自技術(DBCファイバーレーザー等)を強みとして拡販を図っている。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期、修正後)
- 第2四半期累計(通期累計も修正):売上高24,000百万円(△5.5%)、営業利益1,000百万円(△56.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(△55.2%)。
- 通期:売上高54,000百万円(△2.2%)、営業利益4,300百万円(△21.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,800百万円(△22.9%)。
- 会社予想の前提:詳細は添付資料参照(為替・原料前提等は別途公表との記載)。
- 予想の信頼性:第1四半期の利益進捗が遅いことから、通期達成は受注→納入・コスト管理・為替の動向に左右されるため、慎重に注視する必要あり。
- リスク要因:為替変動、原材料・物流コストの上昇、顧客業界(溶接材料や産業機械)の需要動向、地政学リスク(ウクライナ・中東等)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 株式分割:2025年4月1日付で普通株式1→5分割。1株当たり数値は分割後で記載(過去期は分割換算で表示)。
- 添付の四半期連結財務諸表に対するレビュー:無
(注)本サマリーは提出された決算短信に基づく事実整理であり、投資助言や投資判断の指示を行うものではありません。数字は百万円単位で会社資料記載値を使用。表記のない項目は“–”としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6137 |
| 企業名 | 小池酸素工業 |
| URL | https://www.koike-japan.com/home |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
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