2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 当第2四半期(中間)実績は、会社の通期業績予想(修正後)に対して大幅に上振れ。特に営業利益・経常利益・中間純利益は通期予想を上回る水準に到達(会社予想に対して上振れ)。市場予想との比較は記載なし(–)。
- 業績の方向性: 増収増益(売上高102,669百万円:+5.7%、営業利益13,554百万円:+26.0%、親会社株主帰属中間純利益9,376百万円:+22.7%)。
- 注目すべき変化: 株式会社プロトリーフの連結化により園芸用品部門の売上が大幅増(園芸用品:52,69百万円、+87.9%)。総合環境衛生事業は売上増加も人件費・原価上昇でセグメント利益は減少(887百万円、-12.7%)。
- 今後の見通し: 2025年通期の業績予想・配当予想は既に修正済(通期:売上178,000百万円、営業利益8,000百万円、親会社帰属当期純利益5,300百万円、年間配当125円)。中間実績が通期予想に対して大幅に進捗しているため、通期予想の前提や修正の有無を会社説明資料で確認する必要あり。
- 投資家への示唆: 中間実績は堅調だが、営業CFの伸びが鈍化(前年同期比で減少)や売上債権の増加による運転資本拡大、総合環境衛生事業の利益率低下、為替差損・一時的なのれん減損等の項目に注意。プロトリーフの統合効果と利益率回復が今後の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: アース製薬株式会社
- 主要事業分野: 家庭用品(虫ケア用品、日用品、口腔衛生用品、入浴剤、園芸用品、ペット用品等)および総合環境衛生事業(食品工場等向け衛生管理サービス)
- 代表者名: 代表取締役社長 CEO(兼)グループ各社取締役会長 川端 克宜
- URL: https://corp.earth.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年8月8日
- 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期・中間)
- 決算説明資料の有無: 有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 家庭用品事業: 家庭向け日用品(虫ケア、入浴剤、口腔衛生、園芸、ペット等)
- 総合環境衛生事業: 企業向け衛生管理サービス、検査・分析等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 22,209,900株
- 期中平均株式数(中間期): 21,804,235株
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日: 2025年8月12日
- 決算説明会: 2025年8月8日(開催済/資料は同日掲載予定)
- 株主総会・他IRイベント: –(決算短信に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想との比較に基づく進捗)
- 売上高: 中間実績102,669百万円/通期予想178,000百万円=57.7%(進捗良好、通常は約50%台が中間進捗目安)
- 営業利益: 中間実績13,554百万円/通期予想8,000百万円=169.4%(通期予想を大幅上回る)
- 経常利益: 中間実績13,658百万円/通期予想8,600百万円=158.8%(通期予想を大幅上回る)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 中間実績9,376百万円/通期予想5,300百万円=177.1%(通期予想を大幅上回る)
- サプライズの要因:
- 増収要因: 虫ケア用品の出荷回復、海外(ASEAN中心)の売上拡大、プロトリーフの連結化寄与
- 利益改善要因: 虫ケア用品での価格改定効果や売上構成の改善により売上総利益が増加
- その他影響: 為替差損(226百万円)や一時的な減損(のれん等289百万円)等の特別損失はあるが、営業利益増がそれらを上回る
- 通期への影響:
- 中間実績が通期予想を大幅に上回っているため、通期予想は保守的・修正の余地あり。既に予想・配当は修正済(詳細は同日公表の「通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」参照)。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産: 154,607百万円(前連結年度末135,636百万円、+18,971百万円)
- 純資産: 81,234百万円(前連結年度末74,652百万円、+6,581百万円)
- 自己資本比率: 48.7%(前期50.8%、目安:40%以上=安定水準)
- 収益性(当中間期=2025/1-6)
- 売上高: 102,669百万円(前年同期97,095百万円、+5.7%、増収)
- 営業利益: 13,554百万円(前年同期10,758百万円、+26.0%)、営業利益率 13.2%(13,554/102,669)※改善(目安:高いほど良)
- 経常利益: 13,658百万円(前年同期11,339百万円、+20.4%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 9,376百万円(前年同期7,643百万円、+22.7%)
- 1株当たり中間純利益(EPS): 430.03円(前年同期345.51円、+24.5%)
- 進捗率分析(中間→通期予想比)
- 売上高進捗率: 57.7%(102,669/178,000)
- 営業利益進捗率: 169.4%(13,554/8,000)
- 純利益進捗率: 177.1%(9,376/5,300)
- 過去同期間との比較: 中間の売上・利益は前年同期比で増加しており、通常ペースを上回る(営業利益の伸びが特に強い)。
- 財務安全性
- 自己資本比率: 48.7%(安定水準)
- 負債の状況: 負債合計73,373百万円、流動負債70,463百万円。短期借入金7,420百万円、長期借入金225百万円。
- 流動比率: 流動資産94,963/流動負債70,463=約134.8%(一般に100%以上で短期支払能力は確保)
- ネットキャッシュ(概算): 現金等17,626百万円-(短期借入7,420+長期借入225)=約9,981百万円(見かけ上はネットキャッシュ)
- 効率性
- 売上債権の増加が著しく(受取手形・売掛金:37,671百万円、前期23,293百万円)=運転資本圧迫要因
- 棚卸資産は25,487百万円(前期22,974百万円)へ増加
- セグメント別(中間実績)
- 家庭用品事業: 売上92,305百万円(+4.0%)、セグメント利益12,480百万円(+26.1%)
- 虫ケア用品: 47,397百万円(+3.1%)
- 日用品合計: 33,405百万円(△1.0%)— 口腔衛生+、その他日用品はマイナス
- 園芸用品: 5,269百万円(+87.9%、プロトリーフ連結寄与)
- ペット等: 6,233百万円(+0.6%)
- 総合環境衛生事業: 売上16,889百万円(+6.4%)、セグメント利益887百万円(△12.7%)=売上伸長も原価・人件費増で利益率低下
- 財務の解説(要点)
- 売上増は既存製品の回復(虫ケア)と海外展開、M&A(プロトリーフ)寄与。利益率改善は主に家庭用品部門の価格改定効果と売上構成。
- 一方、売上債権の増加と人件費増、原材料高の影響、為替差損やのれんの減損等が見られるため、営業CF回復や在庫・債権の改善が注目点。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00円(2025年中間)
- 期末(予想): 125.00円(2025年)
- 年間配当予想: 125.00円(修正あり。従来は120円)
- 配当利回り: –(株価情報が未提示のため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース): 配当125円/EPS通期予想242.83円=約51.5%(高め。目安:配当性向は企業方針に依存)
- 特別配当/自社株買い: 特別配当なし。自社株買いの記載なし。
セグメント別情報
- 家庭用品事業(主力)
- 売上: 92,305百万円(+4.0%)
- セグメント利益: 12,480百万円(+26.1%)
- 要因: 虫ケア用品のシーズン回復、価格改定効果、海外(タイ・マレーシア等)での市場拡大。園芸の大幅増はプロトリーフ連結。
- 総合環境衛生事業
- 売上: 16,889百万円(+6.4%)
- セグメント利益: 887百万円(△12.7%)
- 要因: 契約件数・年間契約増で売上増も、原価上昇・人財投資で利益圧迫。研究設備投資(分析センター移転)など成長投資を継続。
- セグメント戦略への言及: 家庭用品はブランド・SKUの選択と集中、海外展開強化。総合環境衛生は専門性・技術投資により高付加価値サービスを提供。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「Act For SMILE COMPASS 2026」(~2026年度)に沿って収益性・キャッシュ創出を最優先。国内構造改革および海外展開が柱。
- 進捗状況: 中間では売上増・営業利益増といった点で進捗あり。園芸領域のM&A(プロトリーフ)取り込みは計画通りの成長貢献。ただし総合環境衛生事業の利益率低下や運転資本の膨張は注意点。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社比較情報は本資料に記載なし(–)。
- 市場動向: 国内は個人消費の停滞が継続する一方、虫ケア等は季節要因で回復。海外(ASEAN等)は拡大余地。総合環境衛生分野は食品/医薬品分野の安全規制強化で需要が高い。
今後の見通し
- 業績予想(会社公表、修正済)
- 通期(2025年1月1日~12月31日): 売上高178,000百万円(+5.2%)、営業利益8,000百万円(+24.5%)、経常利益8,600百万円(+16.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,300百万円(+52.5%)、1株当たり当期純利益242.83円
- 予想修正の有無: 有(通期業績予想および配当予想を修正)
- 予想の信頼性: 中間実績が通期予想を大幅に上回っているため、会社の通期見通しは保守的と評価できる。過去の予想達成傾向は本資料では不明(–)。
- リスク要因:
- 原材料価格、運送費等コスト上昇
- 為替変動(当中間期に為替差損計上)
- 販売先の消費動向の悪化(個人消費の停滞)
- M&A統合リスク(プロトリーフの統合効果とコスト)
- 総合環境衛生事業における人材コスト上昇・利益率圧迫
重要な注記
- 会計方針: 2022年改正会計基準(法人税等)を期首から適用(中間連結財務諸表への影響はなし)。
- 連結範囲の変更: 当中間期に株式会社プロトリーフを追加で取得し連結子会社化(取得日:2025/2/28、みなし取得日:2025/3/31)。
- のれん・減損: プロトリーフの取得により発生したのれん349百万円(5年均等償却)を計上。一方、連結子会社株取得対価の追加支出で発生したのれん289百万円は減損損失として計上(全額減損)。
- 決算短信のレビュー: 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4985 |
| 企業名 | アース製薬 |
| URL | https://corp.earth.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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