2026年6月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正なし。四半期について会社予想や市場予想との比較値は明示されておらず、特段の「予想比上振れ/下振れ」の表記は無し。ただし親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期比+161.2%となり大幅増(税務調整等の特殊要因による)で、単純な業績改善ではない点に注意。
- 業績の方向性:売上高は1,429,739千円(前年同期比△4.6%:減収)、営業利益は80,758千円(前年同期比△50.9%:減益)。構造的には「減収減益」だが、四半期純利益は特別要因で大幅増。
- 注目すべき変化:営業利益・経常利益は約半減している一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は238,828千円(前年同期比+161.2%)と大幅増。これは法人税等調整額が大幅なプラス要因(税金費用の戻入等)となったためで、営業ベースの収益力低下と純利益増加の原因が異なる点が重要。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上6,400百万円、営業利益600百万円)に変更は無し。進捗は売上22.3%(通常ペース)、営業利益13.5%(やや遅れ)だが、通期見通しの達成可能性は「営業利益の回復度合い」に依存。現時点で会社は修正していない。
- 投資家への示唆:本四半期の良好な純利益は税務・一時要因によるため、営業利益およびセグメントの動向(特にネット広告の弱含みと出版縮小の影響)を重視して評価する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社イード
- 主要事業分野:クリエイタープラットフォーム事業(メディア運営・ネット広告、データ・コンテンツ提供、システム提供、出版等)およびクリエイターソリューション事業(リサーチソリューション等)
- 代表者名:代表取締役 宮川 洋
- 備考:第1四半期に連結子会社1社(株式会社エディト)を新規連結
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期(2025年7月1日〜2025年9月30日)
- 決算説明資料:作成あり、決算説明会:無
- セグメント:
- クリエイタープラットフォーム事業(CP事業):ネット広告、データ・コンテンツ提供、システム、出版(出版は前期末一部終了)
- クリエイターソリューション事業(CS事業):リサーチソリューション等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):5,062,600株
- 期末自己株式数:199,148株
- 期中平均株式数(四半期累計):4,863,452株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表等:直近公表の通期見通しに変更なし。その他日程は資料に記載なし(―)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社による四半期予想は非開示のため、通期予想に対する進捗で評価)
- 売上高:実績1,429,739千円/通期予想6,400,000千円→進捗率22.34%
- 営業利益:実績80,758千円/通期予想600,000千円→進捗率13.46%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績238,828千円/通期予想372,000千円→進捗率64.17%
- サプライズの要因:
- 純利益の大幅増は「法人税等調整額」の大幅な戻入(四半期の税効果)等の一時要因によるもので、営業利益自体は前年同期比で半減している。営業面ではネット広告収入の低迷や出版ビジネスの縮小が主因。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。売上進捗はおおむね通期見通しに沿う水準だが、営業利益進捗が低いため中計達成には下期の利益回復が必要。純利益は税務要因で上振れる可能性はあるが、再現性は低い点に注意。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:6,191,981千円(前期末比△60,501千円)
- 純資産:4,733,451千円(前期末比+95,019千円)
- 自己資本比率:75.1%(非常に高く安定的水準)
- 現金及び預金:3,301,696千円(前期末比△294,737千円)
- のれん:374,078千円(前期末330,078千円→増加:新規連結による影響)
- 収益性(第1四半期累計)
- 売上高:1,429,739千円(前年同期比△4.6%、△69,493千円) — 減収(やや懸念)
- 営業利益:80,758千円(前年同期比△50.9%、△83,590千円) — 大幅減益(懸念)
- 営業利益率:80,758 / 1,429,739 = 約5.65%(前年は約10.96%→低下、悪化)
- 経常利益:83,712千円(前年同期比△48.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:238,828千円(前年同期比+161.2%) — 税務等の特殊要因による増益
- 1株当たり四半期純利益(EPS):49.11円(前年同期18.62円)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:22.3%(通期単純割から考えるとほぼ想定内)
- 営業利益進捗率:13.5%(通期に対してやや遅れ)
- 純利益進捗率:64.2%(高いが、一時的要因の影響で持続性は低い)
- 過去同期間との比較:前年Q1は営業利益が164,348千円(進捗良)であったが、今期は大幅悪化
- 財務安全性
- 自己資本比率:75.1%(安定水準、資本健全)
- 負債合計:1,458,529千円、長期借入金約299,502千円(負債は相対的に小さい)
- 流動比率(流動資産4,324,238 / 流動負債1,015,256):約426%(非常に良好、短期支払能力良好)
- 効率性
- 売上高営業利益率が前年から低下(約10.96%→約5.65%)し収益効率悪化
- セグメント別(主要)
- クリエイタープラットフォーム事業(CP)
- 売上高:1,320,164千円(前年同期比△5.8%)
- セグメント利益:89,745千円(前年同期比△48.2%)
- 内訳:ネット広告売上363,756千円(△11.0%)、データ・コンテンツ提供633,640千円(+3.1%)、システム279,550千円(+0.5%)、出版48,927千円(△56.9%)
- クリエイターソリューション事業(CS)
- 売上高:109,575千円(前年同期比+11.6%)
- セグメント損失:△8,986千円(前年は△8,749千円、ほぼ横ばい)
- 財務の解説:
- 営業面ではネット広告市場環境の悪化および出版事業縮小が利益減の主因。資産面では新規連結に伴うのれん増加、投資その他の資産増(+220,316千円)が目立つ。現金は減少しているが流動性は高い。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年6月期(実績):期末22.00円(年間22.00円、中間0.00円)
- 2026年6月期(予想):期末22.00円(年間22.00円、中間0.00円)
- 直近の配当予想の修正:無
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は資料に明示無し(純利益予想372百万円に対する年間配当額は約111.4百万円=配当性向約29.9%(参考値))
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の情報無し
セグメント別情報
- セグメント別状況(第1四半期)
- CP事業:売上1,320,164千円(△5.8%)、セグメント利益89,745千円(△48.2%)。ネット広告の弱含みと出版縮小が利益圧迫。データ・コンテンツ提供とシステムは堅調。
- CS事業:売上109,575千円(+11.6%)、セグメント損失8,986千円(ほぼ前年並び)。受注は回復傾向だが黒字化には至らず。
- 前年同期比較:CPの広告・出版寄与が低下、CSは売上回復だが損益改善は限定的
- セグメント戦略:資料中の示唆としては「出版の一部終了」「データ・コンテンツやシステムの強化」「CSの受注回復」への言及あり。中長期ではメディアベース以外の収益多様化を進めている旨。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に具体的な数値目標(中期計画のKPI等)の記載なし(–)
- KPI達成状況:通期業績予想は据え置きだが、Q1の営業利益進捗が遅れている点は中期目標達成上の注意点。のれん増加や投資資産増は成長投資の一環と推定されるが効果は今後の開示待ち。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:同業他社の詳細な比較データは資料に記載無し(–)。一般論として広告市場の景況が各社に影響を与える。
- 市場動向:ネット広告市場は厳しい環境が継続しており、同社でも運用型/アフィリエイト等の広告売上が減少。データ・コンテンツやシステム提供へのシフトが進行中で競争優位性はコンテンツ/データ保有と技術力に依存。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上6,400百万円(+5.2%)、営業利益600百万円(+30.5%)、当期純利益372百万円(+20.8%)、EPS76.49円
- 次期予想:資料に記載なし(–)
- 会社予想の前提条件:詳細は添付資料参照とのこと(為替等の前提は資料内に明示なし)
- 予想の信頼性:これまでの四半期推移および本Qの営業利益低下を踏まえると、通期での営業利益目標達成には下期の回復が不可欠。純利益の上振れは税務要因の一時性が高く、持続的とは言えない。
- リスク要因:
- 広告市場の変動(運用型、アフィリエイト等)
- 出版事業縮小に伴う収益源の転換遅延
- 為替・金利・投資有価証券評価損(投資有価証券評価損6,745千円計上の実績あり)
- 新規連結子会社の統合リスクやのれんの償却負担
重要な注記
- 会計方針:当四半期における会計方針の変更、見積り変更、修正再表示は無し
- 連結範囲の変更:新規連結1社(株式会社エディト)あり(のれん増加等に影響)
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず開示無し
- のれん償却額:21,969千円(当第1四半期累計)
(注)本要約は提出された決算短信に基づく情報整理であり、投資助言を目的とするものではありません。不明項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6038 |
| 企業名 | イード |
| URL | http://www.iid.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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