2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信 〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)は据え置き。中間実績は通期予想に対して概ね上振れの進捗(売上進捗率は49.4%と若干下回る一方、営業利益・純利益は進捗が良好)。配当については本日(2025/11/7)発表のMBO関連の決議に伴い、期末配当を行わない旨に修正(修正有/無配)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+3.3%、営業利益+0.1%、親会社株主に帰属する中間純利益+31.4%)。
- 注目すべき変化:特別利益(関係会社株式売却益 260百万円)計上により中間純利益が大幅増加。セグメントでは「介護サービス事業」が増収増益(売上+4.4%、セグメント営業利益+23.2%)、「その他」事業はセントワークスの譲渡で大幅減少。
- 今後の見通し:通期業績予想は据え置き。ICT基盤刷新等の投資費用が下期に段階的に発生する見込みで、下期の費用増加は想定済み。MBOの成立が前提となる株主対応・配当政策の変更がある点は重要。
- 投資家への示唆:業績自体は概ね堅調だが、MBO(公開買付け)による上場廃止の可能性、配当見直し・株主優待廃止など株主還元面での大きな変化が発生している点が最大の注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:セントケア・ホールディング株式会社
- 主要事業分野:介護サービス(訪問介護・訪問看護・デイサービス・看護小規模多機能等)およびそれに付随するその他事業(アウトソーシング受託、介護保険請求ASP等)
- 代表者名:代表取締役社長 藤間 和敏
- URL:https://www.saint-care.com/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間)連結/2025年4月1日~2025年9月30日
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向けライブ配信及び当社サイトに動画掲載)
- セグメント:
- 介護サービス事業:訪問系(訪問介護・訪問看護等)、施設系(看護小規模多機能・デイサービス等)
- その他:アウトソーシング受託サービス、介護保険請求ASP、介護ロボット・関連事業等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):25,003,233株(中間期末)
- 期中平均発行株式数(中間期):24,645,461株
- 自己株式数(期末):345,655株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告提出:2025年11月14日
- IRイベント:決算説明資料・動画あり(日時は資料参照)
- その他:2025/11/7 公表「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想に対する進捗)
- 売上高:28,922百万円(中間)/通期予想58,588百万円 → 進捗率 49.4%(通期の半分程度;若干下回る)
- 営業利益:1,288百万円(中間)/通期予想2,061百万円 → 進捗率 62.5%(想定より進捗良好)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,062百万円(中間)/通期予想1,336百万円 → 進捗率 79.5%(進捗良好、特別利益が寄与)
- サプライズの要因:
- 中間純利益が大幅増(+31.4%)した主因は、関係会社株式売却益260百万円(特別利益)。営業面ではM&Aで子会社化した拠点や既存拠点の稼働改善が寄与。
- 「その他」セグメントの売上・利益は、セントワークスの譲渡により減少(前年同期比で売上-59.2%、営業利益-80.3%)。
- 費用面では採用関連で人件費は増加しているが、外注派遣費は採用・配置見直しで減少。ICT刷新の開発・導入費用が中間期に発生、下期にも費用増見込み。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。中間の進捗(特に営業利益・純利益)が良好である一方、下期のICT関連費用増やMBOに伴う不確実性(株主還元政策の変更等)があり、通期見通しの修正は現状見送り。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:30,587百万円(前期末 30,483百万円 → +0.3%)
- 純資産:17,215百万円(前期末 16,865百万円 → +2.1%)
- 自己資本比率:56.0%(安定水準)
- 流動資産:17,388百万円(現金及び預金 6,779百万円、売掛金 9,411百万円)
- 流動負債:7,400百万円、固定負債:5,971百万円
- 収益性(中間:2025/4-9)
- 売上高:28,922百万円(前年同期比 +3.3% → +929百万円)
- 営業利益:1,288百万円(前年同期比 +0.1% → +0.7百万円)
- 営業利益率:約4.45%(1,288/28,922;前年同期約4.60% → やや低下)
- 経常利益:1,367百万円(前年同期比 +2.6%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,062百万円(前年同期比 +31.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):43.10円(前年同期 32.77円、+31.5%)
- 進捗率分析(中間→通期予想比)
- 売上高進捗率:49.4%(やや遅れ)
- 営業利益進捗率:62.5%(順調)
- 純利益進捗率:79.5%(良好、特別利益が寄与)
- 過去同期間との比較:売上は増収、営業利益はほぼ横ばいだが純利益は特別利益で大幅増
- 財務安全性
- 自己資本比率:56.0%(安定水準)
- 長期借入金:890.9百万円(前期より減少)
- 流動比率:流動資産17,388 / 流動負債7,400 ≒ 235%(短期支払余力は良好)
- 効率性
- 総資産回転率(中間=売上/総資産):約0.95回/年換算(中間売上28,922 / 総資産30,587)→ おおむね妥当
- 売上高営業利益率は前年同期からわずかに低下
- セグメント別(中間)
- 介護サービス事業:売上 28,682.7百万円(+4.4%)、セグメント営業利益 1,057.7百万円(+23.2%)
- その他:売上 239.9百万円(前年同期 513.6百 → -53.3%※資料ベースでは-59.2%表記)、営業利益 12.8百万円(大幅減)
- 財務の解説:
- 売上増は既存拠点の稼働改善とM&Aによる拠点拡大が主因。利益面は既存拠点改善と外注費抑制が効いているが、採用・待遇改善による人件費上昇とICT刷新の先行コストが下期の負担要因となる。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:期末配当 30.00円(年間30.00円)
- 2026年3月期(当初予想):年間 –(公表時点で修正あり)
- 本中間発表:2026年3月期の期末配当を行わない修正(無配)、株主優待制度の廃止を併せて公表(※ただし「公開買付けが成立することを条件に」実施)
- 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースでは当初想定値あり(1株当たり当期純利益 54.20円に対する配当被設定は修正前の内容参照)→ 現在「無配」へ修正(条件付)
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:従来の配当・優待を見直し(優待廃止含む)、加えてMBOに伴う株主提案により上場廃止の可能性があるため、短期的な還元は不確定。
セグメント別情報
- 介護サービス事業(主力)
- 売上高:28,682.7百万円(前年同期比 +4.4%)
- セグメント営業利益:1,057.7百万円(前年同期比 +23.2%)
- 内訳:訪問系の訪問介護・訪問看護が稼働向上で堅調、施設系は一部既存拠点に課題ありだがM&Aで取得した拠点の貢献で全体増収増益
- 戦略:エリア拡大(「コミュニティNo.1戦略」55拠点で活動)、ICT化(請求システム刷新・現場スマホ配布)による生産性向上を推進
- その他
- 売上高:239.9百万円(大幅減、セントワークス譲渡の影響)
- 営業利益:12.8百万円(大幅減)
- 備考:セントワークスの譲渡が主因で、事業構成の整理が進行
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗:デジタルシフト(基幹業務システム刷新等)を本格着手。短期的には投資先行で費用増だが、中長期の生産性改善を目指す方針と整合。
- KPI達成状況:明確なKPI数値は資料に記載なし。稼働率改善とM&Aによる拠点拡大を進めている旨記載。
競合状況や市場動向
- 市場動向:超高齢社会によりサービス需要は拡大見込み。一方、人材確保競争の激化、価格転嫁が効かない保険報酬依存の事業構造により収益性は下押しされやすい。
- 競合優位性:拠点拡大・訪問系と施設系の併存、地域密着の「コミュニティNo.1」戦略、ICT化による効率化が差別化要素。詳細な競合比較データは資料に記載なし。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026/3):売上高58,588百万円(+4.1%)、営業利益2,061百万円(△15.1%)、経常利益2,026百万円(△17.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,336百万円(△10.2%)、1株当たり当期純利益54.20円
- 直近の通期業績予想修正:無し(通期は据え置き)
- 配当予想修正:有(期末配当を行わない修正、株主優待制度の廃止)
- 予想の信頼性:過去の達成傾向は明示されていない。中間実績は営業・純利益の進捗が良好なため現時点で通期維持は合理的と考えられるが、下期のICT投資費用とMBO実行の不確実性がある。
- リスク要因:
- MBO(公開買付け)およびそれに伴う上場廃止・株主還元政策の変更
- 人材確保・離職率、賃金上昇によるコスト増
- 保険報酬改定や制度変更(収益に直接影響)
- ICT刷新の遅延や追加費用
- マクロ要因(インフレ、景気変動)
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:有(新規子会社化 2社:愛らいふサービス株式会社、有限会社青空/除外 2社:セントワークス株式会社、セントケア岡山株式会社)
- 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外
- 重要な後発事象:2025/11/7 の取締役会にて、公開買付者(株式会社Color)による当社株式及び新株予約権に対する公開買付けに賛同、株主に応募を推奨する旨を決議。公開買付け成立を前提に上場廃止となる予定。これにより配当・優待政策を修正済(期末配当を行わない決定は公開買付けが成立することを条件としている)。
(注)
- 不明な項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2374 |
| 企業名 | セントケア・ホールディング |
| URL | http://www.saint-care.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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