2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 通期会社予想の修正は無し(会社発表)。中間決算は前年同期比で営業・経常・当期純利益が上振れ(営業利益 +32.9%、経常利益 +40.9%、親会社株主に帰属する中間純利益 +637.6%)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性: 増収減益ではなく「減収増益」(売上高は前年同期比 △4.1%、利益は増加)。特に「技術」セグメントの好調が利益を牽引。
- 注目すべき変化: 前期に事業譲渡した「メディアコンテンツ」の影響で売上は減少する一方、特別損失(前年の事業譲渡損)が無いことや税負担の減少で純利益が大幅増加。技術セグメントが売上・営業利益ともに大きく伸長(売上 +9.1%、営業利益 +63.7% 程度)。
- 今後の見通し: 会社は通期予想(売上 16,400 百万円、営業利益 1,100 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 850 百万円)を据え置き。中間期の進捗は売上で約46%、営業利益で約33%、当期純利益で約32%のため、利益面の進捗はやや遅れ(季節性による可能性あり)。会社は通期予想の達成見込みについて修正を行っていない。
- 投資家への示唆: ・技術セグメントの成長が業績改善の主要因。・教育・放送・その他の一部で売上・利益課題あり(特に「その他」は前期比で大幅減収)。・配当は予想を据え置き(年間合計 100 円/株 想定)だが、想定EPSに対する配当性向は高め(詳細下記参照)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: ブロードメディア株式会社
- 主要事業分野: 教育事業(通信制高校、プログラミング教育、日本語教育)、スタジオ・プロダクション(字幕・吹替等制作)、放送(BS釣りビジョン、VOD等)、技術(CDN・WAF、クラウドゲーム配信、DX・システム開発、デジタルシネマ等)、その他(eスポーツ運営、ゲームパブリッシング等)
- 代表者名: 代表取締役社長 橋本 太郎
- 問合せ: 取締役経営管理本部長 押尾 英明 TEL 03-6439-3983
- 報告概要:
- 提出日: 2025年10月30日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(中間期間:2025年4月1日~2025年9月30日)
- 半期報告書提出予定日: 2025年11月13日
- セグメント:
- 教育: ルネサンス高等学校グループ、ルネサンス日本語学院、テックキャンプ等、div系の転職支援サービス等
- スタジオ・プロダクション: 字幕・吹替・音声解説等の制作
- 放送: BS釣りビジョンの制作・放送、釣りビジョンVOD 等
- 技術: アカマイサービス(CDN/WAF等)、クラウドソリューション、デジタルシネマ、DX・システム開発(システムデザイン、divx など)
- その他: eスポーツ(CAG OSAKA)、ゲームパブリッシング 等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数: 7,500,000 株
- 期末自己株式数: 372,451 株
- 期中平均株式数(中間期): 7,125,897 株
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日: 2025年11月13日
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想に対する中間進捗、百万円単位の会社発表数値を使用)
- 売上高: 中間 7,551 百万円 / 通期予想 16,400 百万円 = 達成率 約 46.0%
- 営業利益: 中間 358 百万円 / 通期予想 1,100 百万円 = 達成率 約 32.5%
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 中間 269 百万円 / 通期予想 850 百万円 = 達成率 約 31.6%
- サプライズの要因:
- プラス要因: 「技術」セグメントの既存・新規顧客の獲得や受託開発の増加、コスト削減(人員最適化・オフィス縮小等)により増収増益。前年に計上した大きな特別損失(メディアコンテンツ事業譲渡に伴う損失 112,835 千円)が無く、税負担も減少(div・divx のグループ通算適用等)したことが純利益を押し上げ。
- マイナス要因: 「教育」「放送」「その他」セグメントで売上減(通信制高校生徒数減や視聴料の減少、ゲーム受託案件の不在等)。営業CFは売上債権増や前受金減少等でマイナスが続く。
- 通期への影響:
- 会社は通期見通しを据え置き。中間進捗は売上は概ね半分弱で順調だが、利益進捗は約3割台に留まり、利益面ではやや慎重に見る必要あり(季節性・一時要因の可能性あり)。現時点で業績予想は修正されていない。
財務指標
- 要点(千円ベース、注:一部四捨五入)
- 総資産: 10,155,341 千円(前期末 11,300,042 千円、△1,144,701 千円)
- 純資産合計: 5,368,733 千円(前期末 5,780,993 千円、△412,260 千円)
- 自己資本(参考): 4,548,000 千円(自己資本比率 44.8%:安定水準)
- 流動資産: 6,482,372 千円(現金及び預金 4,075,883 千円)
- 流動負債: 4,246,248 千円 → 流動比率 ≒ 153%(6,482,372 / 4,246,248)(目安:100%超は短期支払能力あり)
- 有利子負債(短期借入 492,004 千円 + 長期借入 350,815 千円)= 約 842,819 千円
- ネットキャッシュ: 現金 4,075,883 千円 − 有利子負債 842,819 千円 ≈ 3,233,064 千円(正味で現金超過)
- 収益性(当中間期:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高: 7,551,862 千円(前年同期 7,871,937 千円、△4.1%/△320,074 千円)
- 営業利益: 358,257 千円(前年同期 269,639 千円、+32.9%)→ 営業利益率 ≒ 4.75%(前年中間期 3.43%:改善)
- 経常利益: 377,856 千円(前年同期 268,165 千円、+40.9%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 268,606 千円(前年同期 36,418 千円、+637.6%)
- 1株当たり中間純利益(EPS, 中間): 37.69 円(前年中間 5.07 円)
- 進捗率分析(中間→通期、会社通期予想比)
- 売上高進捗率: 約 46.0%(通常ペース=期によるが概ね中間で50%前後が目安 → やや遅め)
- 営業利益進捗率: 約 32.5%(期の半分で約3割はやや遅れ)
- 純利益進捗率: 約 31.6%(同上)
- 総じて売上は概ね期半ばでの想定範囲、利益は期後半に集中する可能性あり
- 財務安全性
- 自己資本比率: 44.8%(安定水準)
- 流動比率: 約 153%(短期支払能力は良好)
- 有利子負債比率(有利子負債 / 自己資本): 約 18.5%(低水準、財務負担は軽い)
- 効率性
- 売上高営業利益率は改善(3.43% → 4.75%)、総資産回転率等の詳細は公表数値から計算可能だが概況として利益率改善が見られる
- セグメント別(中間)
- 技術: 売上 3,065,272 千円(前年同期比 +9.1%)、営業利益 366,987 千円(前年同期 224,037 千円 → 大幅増益)= 主力の収益源
- 教育: 売上 2,760,940 千円(△2.7%)、営業利益 420,144 千円(前年同期 480,463 千円 → 減益)
- 放送: 売上 1,128,839 千円(△3.2%)、営業利益 53,133 千円(前年同期 58,080 千円 → 減益)
- スタジオ・プロダクション: 売上 667,744 千円(△5.5%)、営業損失 △48,144 千円(損失縮小)
- その他: 売上 117,736 千円(△53.5%)、営業損失 △18,015 千円(大幅減収・損失計上)
- 財務の解説:
- 売上は前年のメディアコンテンツ事業譲渡の影響で減少。ただし非反復的な特別損失がなくなったことと、技術セグメントの採算改善で営業・経常・純利益は改善。キャッシュは中間期で大幅減少(現金および現金同等物は△1,545,188 千円)し、営業CFはマイナス(受取債権増、前受金減等が要因)。財務構造は自己資本比率やネットキャッシュの点で健全性を保っている。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(当中間期実績): 0 円(中間期末配当は実施せず)
- 期末(会社予想): 50 円(第2四半期末 50 円、期末 50 円 の合計で年間 100 円/株 を想定)
- 年間配当予想: 100 円/株(会社予想、修正無し)
- 配当利回り: 株価情報が資料に無いため算出不可(→ –)
- 配当性向(予想): 通期EPS 119.27 円に対し年間配当 100 円 → 配当性向 約 83.8%(高め。持続性の観点では注視が必要)
- 特別配当の有無: 無し(当期は特別配当の記載なし)
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載なし(直近の自己株式取得は小額、現状の方針は –)
セグメント別情報
- 概況(要点再掲)
- 技術: 期中で最大の売上・利益貢献。アカマイサービスや受託開発、divx の黒字化が寄与。増収増益。
- 教育: 通信制高校で在籍数減や広告・労務費増で売上・利益が減少。日本語教育は増収。AI・プログラミングは広告抑制で売上減だが固定費削減で損失縮小。
- 放送: 視聴料収入の減少が続く中、広告収入やVODの伸びがあるがトータルでは減収減益。
- スタジオ・プロダクション: 吹替受注減で売上減、だがコスト低減で損失縮小。
- その他: ゲーム受託案件不在やスポンサー収入減で大幅減収・損失化。
- 前年同期比較: セグメント単位で増収増益(技術)と減収減益(教育、放送、その他)が混在。全体では利益は改善だが収益の偏りが顕在化。
- セグメント戦略: 技術領域の受注増・効率化を継続。一方で教育・放送・その他は収益構造改善(広告・運営コストの適正化等)が課題。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 資料に明示的な中期数値目標の記載なし(–)。ただし技術セグメント中心の成長を進めているとの記述。
- KPI達成状況: 主要KPI(在籍生徒数、VOD会員数、技術サービスの契約数等)の定量値は資料に不足(–)。セグメント別収益性改善をKPIとみなすと技術は好調、教育等は課題。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社の数値比較データは資料に無く(–)。ただし、放送・VOD市場は競争と視聴習慣の変化で視聴料が減少傾向。技術分野(CDNやDX)は需要拡大中で相対的に競争優位を作りやすい。
- 市場動向: 技術(CDN/WAF、クラウドゲーム等)は拡大、教育分野は市場細分化と広告投下効率の高さが重要、放送はストリーミングとの競合で視聴料減少が継続的リスク。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(会社発表、修正無し): 売上高 16,400 百万円(前期比 +5.6%)、営業利益 1,100 百万円(+55.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 850 百万円(+153.7%)、EPS(通期)119.27 円
- 次期予想: –(資料に記載なし)
- 会社予想の前提条件: 為替や原油等の外部前提は特段記載なし(–)
- 予想の信頼性: 当中間期の利益改善は技術セグメントと特別損失の不在が主因。利益進捗は通期予想に対しやや遅れ(営業・純利益とも約3割)。通期達成は技術の下期継続、教育等の改善、及びキャッシュ・コスト管理に依存。
- リスク要因:
- 視聴料減少による放送セグメントの収益悪化
- 教育分野(通信制高校)の生徒数減少や広告費・労務費の上振れ
- ゲーム受託や一時的受注に依存する「その他」事業の変動性
- 営業CFの赤字継続が続くと資金繰りや投資余力に影響
- 外部要因:景気変動、広告市場の縮小、技術投資需要の変化 等
重要な注記
- 会計方針: 当連結会計年度より報告セグメント区分を変更(「メディアコンテンツ」を廃止し、5セグメント体制へ)。またセグメント間取引消去額を「調整額」として表示する測定方法の変更を実施。前期比較数値は変更後の測定方法に基づく数値に修正済み。
- その他重要事象: 当中間期における連結範囲の重要な変更無し(新規・除外の注記なし)。第1四半期に(株)釣りビジョンで固定資産除却損 30,820 千円を特別損失に計上。
(注)不明な項目や資料に記載のない項目には「–」を使用しています。本資料は提供された決算短信に基づく整理であり、投資助言や価値判断を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4347 |
| 企業名 | ブロードメディア |
| URL | http://www.broadmedia.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。