2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕 (連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。中間実績は通期予想に対する進捗で「売上はほぼ計画どおり、利益はやや上振れ寄り」
- 中間累計売上高進捗率:約49.8%(39,843 / 80,000)
- 中間累計営業利益進捗率:約58.0%(4,351 / 7,500)
- 中間累計親会社株主帰属当期純利益進捗率:約59.0%(3,011 / 5,100)
- 業績の方向性:前年同期比で減収減益(売上高△4.5%、営業利益△26.1%、親会社株主に帰属する中間純利益△21.1%)
- 注目すべき変化:固定費(労務費、減価償却費等)の増加が利益圧迫の主因。また、退職給付制度の変更により退職給付債務が795百万円増加
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上80,000百万円、営業利益7,500百万円、当期純利益5,100百万円)を据え置き。中間進捗は利益面でやや余裕があるため現時点で達成可能性は確保されているが、半導体関連投資の不透明性や工事遅延等のリスクは残る
- 投資家への示唆:ポイントは(1)半導体関連や中国市場の案件進捗に業績が敏感、(2)固定費上昇が利益率を悪化させているため、費用動向と設備投資・受注の回復が今後の鍵
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:旭有機材株式会社
- 主要事業分野:管材システム事業(樹脂バルブ等)、樹脂事業(電子材料、素形材、発泡材料等)、水処理・資源開発事業(設計・施工・メンテナンス、地熱掘削等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員CEO 中野 賀津也
- URL:https://www.asahi-yukizai.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月31日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期 中間連結)
- 決算説明資料作成:有(機関投資家・アナリスト向け説明会予定:2025年11月19日)
- セグメント:
- 管材システム事業:樹脂バルブ等、エンジニアリング、半導体製造装置向け製品(ダイマトリックス等)
- 樹脂事業:電子材料(フォトレジスト等)、素形材、発泡材料等(南通電材第2工場建設開始:竣工予定2027年3月)
- 水処理・資源開発事業:水処理設備設計・施工・メンテ、地熱掘削・温泉開発等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):19,800,400株
- 期中平均株式数(中間期):18,783,611株
- 自己株式数(期末):1,016,467株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月8日
- 決算説明会:2025年11月19日(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較、達成率)
- 売上高:39,843百万円(通期予想80,000百円に対する進捗49.8%)
- 営業利益:4,351百万円(通期予想7,500百円に対する進捗57.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,011百万円(通期予想5,100百円に対する進捗59.0%)
- サプライズの要因:
- 減収要因:米国関税関連の不透明感、中国・米国での半導体投資の見直し・延期、受注済案件の反動(管材エンジニアリング)や一部工期遅延(発泡材料の土木向け等)
- 増収寄与(セグメント別):樹脂事業(電子材料、FPD向け)が増収、半導体装置向けダイマトリックス製品が中国で堅調
- 減益要因:労務費・減価償却費等固定費の増加、固定資産減損(樹脂事業で96百万円)、事業構造改善費用124百万円等
- 通期への影響:現時点で会社は業績予想を据え置き。中間の利益進捗は通期見通しを達成する余地を残すが、半導体関連の設備投資動向や工事進捗の遅延、固定費増による下振れリスクは存在
財務指標
- 貸借対照表(要点)
- 総資産:102,400百万円(前期末105,772百円、△3,371百円)
- 純資産:78,009百万円(前期末78,262百円、△253百円)
- 自己資本比率:75.5%(安定水準。前期73.4%)
- 現金及び預金:21,144百万円(前期24,059百円、減少)
- 棚卸資産:21,389百万円(前期21,505百円、ほぼ横ばい)
- 流動資産合計:65,286百万円、流動負債:17,084百万円 → 流動比率(Current ratio)≈382%(良好)
- 有利子負債:短期借入金2,700百万円 + 長期借入金1,900百万円 = 4,600百万円(いずれも前期より減少)
- 負債合計:24,391百万円(総資産に対する比率約23.8%)
- 損益計算書(要点)
- 売上高:39,843百万円(前中間期41,730百円、△4.5%)
- 売上総利益:15,250百万円(前16,625百円)
- 販売費及び一般管理費:10,899百万円(前10,738百円)
- 営業利益:4,351百万円(前5,887百円、△26.1%)→ 営業利益率:4,351 / 39,843 = 10.9%(前年中間期:5,887/41,730=14.1%、低下は注意点)
- 経常利益:4,445百万円(前5,806百円、△23.4%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:3,011百万円(前3,815百円、△21.1%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):160.31円(前200.69円、△約20.1%)
- 進捗率分析(中間→通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗:約49.8%(通常は50%前後で標準)
- 営業利益進捗:約57.9%(利益は中間でやや上振れ)
- 純利益進捗:約59.0%
- 過去同期間との比較:前年同期比では売上・利益ともマイナスで、利益率は悪化
- 財務安全性
- 自己資本比率:75.5%(安定水準)
- 負債比率:負債合計24,391百円 / 純資産78,009百円 ≈31.3%(低水準)
- 流動比率:約382%(良好)
- 効率性
- 総資産回転率や詳細の推移は資料に直接の記載なし(売上/総資産 = 39,843 / 102,400 ≈0.39回/年)
- 営業利益率は前年中間期から低下(14.1% → 10.9%)
- セグメント別(主要数値)
- 管材システム事業:売上24,301百円(前年中間比△8.7%)、営業利益3,952百円(△23.2%)
- 樹脂事業:売上11,533百円(前年中間比+4.4%)、営業利益449百円(△9.6%)
- 水処理・資源開発事業:売上4,009百円(前年中間比△1.0%)、営業損失7百円(前年同期は営業利益181百円)
- 財務の解説:売上面では樹脂事業が増収で寄与した一方、管材システム事業の半導体・海外向け需要減が全体を押し下げた。利益面は固定費上昇と一部の減損・構造改善費でマイナス影響。
配当
- 中間配当:60.00円(前年中間期 55.00円)
- 期末配当(予想):60.00円
- 年間配当予想:120.00円(前期実績110.00円 → 増額)
- 配当利回り:–(株価情報無しのため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当120円 / 予想EPS271.51円 ≈ 44.2%(参考値)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:配当据置せず増配。自社株買いに関する記載:–(資料記載なし)
セグメント別情報(詳細)
- 管材システム事業
- 売上:24,301百円(△8.7%)、営業利益:3,952百円(△23.2%)
- 要因:国内は横ばい、海外(中国・米国)需要減。エンジニアリングは大型案件の反動。ダイマトリックス製品は中国ローカル需要取り込みで増収。
- 樹脂事業
- 売上:11,533百円(+4.4%)、営業利益:449百円(△9.6%)
- 要因:電子材料(フォトレジスト等)やFPD向け需要好調で増収。発泡材料は建築・土木の需要低調で一部減収。固定資産減損96百円を計上。
- 水処理・資源開発事業
- 売上:4,009百円(△1.0%)、営業損失:7百円(前年は営業利益181百円)
- 要因:官庁案件は順調も、民間案件遅延や低利益率案件、資源開発(温泉設備)の案件減で損益悪化。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「GNT2025」に基づき海外・半導体関連製品を中心に成長を追求(資料での進捗評価は概説のみ)
- 進捗状況:樹脂(電子材料)や半導体関連製品で増収分野はあり、計画方向性と整合。ただし半導体投資の地域差・案件延期で不確実性あり
- KPI達成状況:具体的KPI(数値)は資料に明示なし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:米国の関税政策や中国経済の停滞が設備投資を抑制、半導体工場建設分野で案件見直し・延期が継続。一方で中国のローカル需要やFPD需要は一部で堅調
- 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に無し(–)。ただし高い自己資本比率や低い負債比率は財務面での相対的強み
今後の見通し
- 業績予想:通期予想の修正無し(公表日:2025年9月26日以降の修正無)
- 通期:売上80,000百円(△6.1%)、営業利益7,500百円(△32.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,100百円(△33.1%)
- 会社予想の前提条件:資料P.3に前提記載あり(為替等の詳細は参照先を確認)
- 予想の信頼性:中間時点で利益進捗はやや余裕があるが、半導体設備投資や大型案件の進捗次第で下振れリスクあり
- リスク要因:
- 半導体関連投資の不透明性(案件延期・見直し)
- 為替変動(為替差損は中間で発生)
- 原材料・労務費・減価償却等の固定費上昇
- 工事進捗遅延による出荷・収益のタイミング変動
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:税金費用の計算において実効税率見積りを適用(注記あり)
- 退職給付関連:退職金規程および確定給付企業年金規約を2025年4月1日付で変更(最終給与比例方式→ポイント制)、これにより退職給付債務が795百万円増加
- 開示監査:第2四半期決算短信は公認会計士等のレビュー対象外
- その他:樹脂事業での固定資産減損96百万円を特別損失に計上
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4216 |
| 企業名 | 旭有機材 |
| URL | http://www.asahi-yukizai.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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