2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計実績は会社予想に対して概ね上振れ傾向(進捗良好)で、特段の予想修正は発表されていない(市場予想は不明のため会社予想との比較を基準に記載)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 +27.4%、営業利益 +90.7%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +104.9%、前年同期比)。
- 注目すべき変化:介護福祉事業の大幅な拡大(売上高 +94.3%)およびセグメント損益の黒字化(前年同期はセグメント損失)。M&A(株式会社和みライフケア等の連結化)と新規事業開始が主因。
- 今後の見通し:通期予想(売上 9,710 百万円、営業利益 520 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 385 百万円)は現時点で据え置き。第3四半期累計の進捗は売上 78.5%、営業利益 92.3%、純利益 84.8%と高進捗で、達成可能性は高いが最終四半期の寄与とM&A統合コスト等に留意。
- 投資家への示唆:保育事業が主力のまま高採算を維持しつつ、介護・人材派遣の事業拡大(M&Aで外部成長)により事業ポートフォリオを多様化している点が最大の注目点。短期的には統合費用や人件費・施設稼働が鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社QLSホールディングス(証券コード 7075)
- 主要事業分野:保育事業、介護福祉事業、人材派遣事業(その他にモバイル等を含む「その他」)
- 代表者名:代表取締役社長 雨田 武史
- 上場市場:東京証券取引所(東名:グロース上場に関する記載あり)
- 報告概要:
- 提出日:2025年2月14日
- 対象会計期間:2025年3月期 第3四半期累計(2024年4月1日〜2024年12月31日)
- 決算説明資料作成:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 保育事業:保育園等の運営(学童保育開始等の記載あり)
- 介護福祉事業:訪問介護、就労支援、障がい者グループホーム等(複数社買収・連結化)
- 人材派遣事業:主に自動車ディーラー向け派遣
- その他:モバイル事業等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):7,350,280株(2025年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):6,788,536株(2025年3月期3Q)
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較、通期予想は修正無し)
- 売上高:第3四半期累計 7,621,853 千円。通期予想 9,710,000 千円 に対する進捗率 78.5%(通常の3Q進捗目安≈75%と比較して良好)。
- 営業利益:第3四半期累計 479,794 千円。通期予想 520,000 千円 に対する進捗率 92.3%(高進捗)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:326,765 千円。通期予想 385,000 千円 に対する進捗率 84.8%。
- サプライズの要因:
- 主因はセグメント寄与(保育の既存改善+介護の連結化効果+人材派遣の回復)。介護事業は買収・連結(和みライフケア等)により売上・利益が大幅に増加。
- 全社費用の配賦前のセグメント利益合計は高いが、全社費用(調整額)が大きく存在する点に注意(第3Q累計で調整額 △582,950 千円)。
- 通期への影響:
- 現時点で業績見通しの修正は無し。第3四半期の進捗は良好で、通期予想達成の可能性は高いと判断されるが、M&Aの追加費用や設備投資・稼働状況が第4四半期に与える影響を確認する必要あり。
財務指標
- 財務諸表の要点(第3四半期末、単位:千円)
- 総資産:4,620,525(前期末 4,288,195)↑332,330
- 純資産:1,560,781(前期末 1,117,182)↑443,599
- 負債合計:3,059,743(前期末 3,171,012)↓111,269
- 現金及び預金:1,471,930(前期末 1,430,880)↑41,050
- 固定資産合計:1,833,810(前期末 1,538,429)↑295,381(リース資産・のれん等増)
- 収益性(第3四半期累計 vs 前年同期)
- 売上高:7,621,853 千円(+27.4%/+1,641,337 千円)
- 売上総利益:1,253,298 千円(前年 932,566)
- 営業利益:479,794 千円(+90.7%/+228,249 千円)、営業利益率 6.30%(前年 4.20%、改善 +2.10ポイント) — 評価:改善(高いほうが良い)
- 経常利益:476,858 千円(+90.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:326,765 千円(+104.9%)
- 1株当たり四半期純利益(希薄化後):48.13 円(前年 24.70 円、株式分割考慮済)
- 進捗率(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:78.5%(通常ペースより良好)
- 営業利益進捗率:92.3%(かなり良好)
- 純利益進捗率:84.8%(良好)
- 財務安全性
- 自己資本比率:33.8%(前期 26.0%、改善。目安40%以上で安定→やや未達だが改善中)
- 負債比率(負債/純資産):約196.0%(3,059,743 / 1,560,781)(高め)
- 流動比率(流動資産/流動負債):約146.5%(2,786,715 / 1,901,251)(目安100%以上で概ね安全)
- 効率性
- 総資産回転率(売上/総資産):7,621,853 / 4,620,525 = 約1.65回(前年同等情報は概算で改善)
- 売上高営業利益率の改善(4.20% → 6.30%)は収益性改善のサイン
- セグメント別(第3四半期累計)
- 保育事業:売上 4,205,004 千円(前年同四半期比 +11.4%)、セグメント利益 826,466 千円(+21.1%)→ 主力かつ高収益
- 介護福祉事業:売上 1,921,512 千円(+94.3%)、セグメント利益 85,710 千円(前年は △8,578 千円の赤字)→ 買収・新規開始で急拡大・黒字化
- 人材派遣事業:売上 1,209,063 千円(+27.1%)、セグメント利益 126,275 千円(+34.3%)→ 回復基調
- セグメント利益合計(配賦前):1,038,452 千円。全社費用(未配分) △582,950 千円 → 連結営業利益 479,794 千円
- 財務の解説:
- 資産増は主に固定資産(リース資産の計上、のれんの発生)による。負債は長期借入金の減少により減少。純資産増は主に当期利益計上と新株発行(上場に伴う増資)による。
配当
- 配当実績と予想(1株当たり、株式分割後表示)
- 中間配当:0.00 円(2025年3月期 中間:0.00)
- 期末配当(予想):10.00 円(内訳:普通配当 8.00 円、記念配当 2.00 円)
- 年間配当予想:10.00 円(通期、修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向(目安、EPSベース):配当/通期EPS = 10.00 / 55.72 ≈ 17.9%(保守的な配当方針)
- 特別配当の有無:期末に記念配当 2.00 円を計上(上場記念配当)
- 株主還元方針:上場に伴う記念配当および優待の実施を表明。自社株買いの記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況(主要ポイント)
- 保育事業:売上・利益ともに増加。学童保育開始等で拡大。最も利益貢献度が高い。
- 介護福祉事業:複数社買収(AIAI Life Care→和みライフケア等)と新規施設運営開始により急拡大。のれん(54,147 千円)計上、固定資産増加(介護セグメントで約342,056 千円増)。
- 人材派遣事業:需要回復により売上・利益回復。
- 前年同期比較:介護の売上・利益の改善が最も顕著(前年は損失→黒字)。
- セグメント戦略:保育を基盤に、介護・人材派遣の比率を高め「保育依存からの脱却」を掲げる。M&Aによる外部成長を継続。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中では「介護・人材派遣を保育以上に拡大し、保育依存を低減する」方針を明言。今回のM&A・海外展開(タイ)等はこの戦略と整合。
- KPI達成状況:具体KPIの数値は提示無し。セグメント別売上・利益増は計画方向に沿った進展。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は雇用・所得環境の改善が続く一方、原材料や人件費等の上昇リスク(円安等)に言及。介護・保育分野とも人手・運営コストの影響を受けやすい。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正:無(2024年12月11日公表の予想から変更無し)
- 会社予想の前提:為替・原材料等の前提詳細は未記載(資料では将来見通しは前提に基づくが具体数値は開示無し)。
- 予想の信頼性:第3四半期の進捗が良好で通期達成可能とみられるが、M&A統合作業、のれん償却、施設稼働・人件費動向が上下要因。
- リスク要因:
- M&A統合リスク(買収関連費用、のれんの償却)
- 人件費・賃金上昇、施設稼働率低下
- 規制・補助金制度の変更(介護・保育は公的制度影響あり)
- 海外展開リスク(タイ子会社の事業再建・法規制等)
- 資金調達コスト・金利上昇
重要な注記
- 会計方針:変更無し。四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理適用無し。
- 連結範囲の変更:有(新規 1社:株式会社和みライフケアを連結子会社化等。第2四半期での連結範囲変更に伴う影響を注記)。
- のれん:和みライフケア取得でのれん発生(第2四半期に 54,147 千円)。償却は10年均等。
- 重要な後発事象:2025年1月27日、タイのCOMMUNITY.JAPAN ASIAN NETWORK CO., LTD(CJAN)を子会社化(孫会社化)する旨を決議・実行(当社グループの海外拠点化)。取得価額等は一部非開示。
(注)
- 不明項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7075 |
| 企業名 | QLSホールディングス |
| URL | http://qlshd.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
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