2025年12月期第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 8/8に通期業績予想と配当予想を上方修正(増配)。現・中期経営計画の最終年度に想定していた利益水準を1年前倒しで達成見込みと表明。
- 業績ハイライト: 25.2Q(2Q累計)売上高1,026.6億円(前期比 +5.7%)、営業利益135.5億円(前期比 +26.0%、営業利益率 13.2%)。計画比では売上 +0.7%、営業利益 +23.2%。
- 戦略の方向性: 虫ケアを中核に国内収益性の改善、ASEAN中心の海外拡大、MA-Tの社会実装と収益化、グループ再編(26年に向けホールディングス移行検討)。
- 注目材料:
- ㈱プロトリーフの連結子会社化が売上・利益に寄与(園芸用品の売上拡大)。
- MA-T関連で複数の社会実装・提携(SwitleBODYの補助金認定、アニコムパフェ独占販売契約、マットレス洗浄機への採用)。
- 8/8に通期業績上方修正:売上1,780億円(当初比 +30億円)、営業利益80億円(当初比 +15億円)、1株当たり配当125円(特別配当5円含む)。
- Mondaminの全面リニューアルと大規模TVCM(25年9-12月で6,000GRP)による投入。
- 一言評価: 1Hで想定以上の粗利改善と利益上振れ。MA-T等の新規成長分野とグループ再編が中長期の注目点。
基本情報
- 企業概要: アース製薬株式会社(Earth Corporation)、主要事業:家庭用日用品(虫ケア用品、口腔衛生、入浴剤等)、園芸用品、ペット用品、総合環境衛生、MA-T(酸化制御技術)の社会実装・製品化。代表者名:川端 克宣(代表取締役 社長)。
- 説明会情報: 開催日時:2025/08/08、説明会形式:–、参加対象:投資家向け(機関・個人等)。
- 説明者: 発表は経営トップ(代表取締役社長ほか経営陣)による説明。主な発言概要:上期業績の総括、通期予想と配当の修正理由(プロトリーフ連結、価格改定効果、売上構成の改善)、MA-T等新規事業の進捗。
- 報告期間: 対象会計期間:2025年12月期 第2四半期(2Q累計:2025年上期)、報告書提出予定日:–、配当支払開始予定日:–(資料上は2025年通期で1株当たり配当125円予定、内訳に特別配当5円含む)。
- セグメント: 主な事業セグメント
- 国内(家庭用品事業): 虫ケア用品、日用品(口腔衛生、入浴剤等)、園芸用品、ペット用品
- 海外: ASEAN中心(タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン等)、中国、輸出
- 総合環境衛生事業: 衛生管理サービス(年間契約型)
- MA-T事業: 酸化制御技術の製品化・サービス化(SwitleBODY等、B2B/B2G)
業績サマリー
- 主要指標(2Q累計、単位は億円:表記の簡略化のため四捨五入)
- 売上高:1,026.6億円(前年同期 970.9億円、前年比 +5.7%)※計画比 +0.7%(+6.6億円)
- 営業利益:135.5億円(前年同期 107.5億円、前年比 +26.0%)、営業利益率 13.2%(前年 11.1%)
- 経常利益:136.5億円(前年同期 113.3億円、前年比 +20.4%)
- 親会社帰属中間純利益:93.7億円(前年同期 76.4億円、前年比 +22.7%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に未記載)
- 予想との比較
- 会社(25.2Q計画)に対する達成率:売上 100.7%、営業利益 123.2%(計画を大きく上回る達成)。
- サプライズ:営業利益の上振れが顕著(計画比 +25.5億円)。理由は価格改定等による粗利率改善とプロトリーフ連結寄与。
- 進捗状況
- 通期当初計画(当初)に対する進捗(2Q累計実績 / 当初年間計画):売上 58.7%、営業利益 208.5%(上期で当初年間計画を大きく超過)。
- 通期修正(2025/08/08公表)に対する進捗(2Q累計実績 / 修正後):売上 ≒57.7%(102,669 / 178,000 百万円)、営業利益 ≒169.4%(13,554 / 8,000 百万円)※いずれも百万円ベースの比率。
- 中期経営計画(COMPASS 2026)に対する達成率:中計最終年度の目標利益水準を1年前倒しで到達見込みと会社表明。
- 過去同時期比較:前年同期比は増収増益(上記参照)。
- セグメント別状況(2Q累計実績:百万円 → 億円表記)
- 虫ケア用品部門:47,397百万円(=473.97億円)、前期比 103.1%(+3.1%)/構成比 43.4%(※増収・利益改善)
- 園芸用品部門:5,269百万円(=52.69億円)、前期比 187.9%(大幅増はプロトリーフ連結寄与)
- 日用品部門(口腔衛生・入浴剤等計):33,405百万円(=334.05億円)、前期比 99.0%(▲1.0%)
- 総合環境衛生事業:16,889百万円(=168.89億円)、前期比 106.4%(堅調な契約増)
- その他(ペット等):6,233百万円(=62.33億円)
- 家庭用品事業 合計:92,305百万円(=923.05億円)、前期比 104.0%
業績の背景分析
- 業績概要: 価格改定施策と売上構成(高単価品比率の上昇)により粗利率が改善。販管費は前年並みで計画内に収めつつ、広告宣伝費は下期にかけて消化予定。プロトリーフ連結により園芸分野で売上拡大。
- 増減要因:
- 増収の主要因:プロトリーフの連結寄与、虫ケアの販売堅調、海外主要アカウントでの伸長(タイ等)。
- 増益の主要因:価格改定効果、製品構成変化(高採算品シフト)、コストダウン(包装コスト等)、固定費管理。
- 減益・抑制要因:原材料価格高騰や一部地域の売上未達(フィリピン欠品、中国・輸出市場の弱さ)、販促・物流費増など(計画比では吸収)。
- 競争環境: 虫ケア分野は市場で強いポジション(当社推計でグローバルシェアNo.2、国内市場シェアは高水準)。競合他社はあるが、主要ブランド(アースノーマット等)と新製品投入でシェア維持・拡大を図る。
- リスク要因: 為替変動(BAHT、MYR、PHPなどの円相場が計画に対し円安で影響)、原材料コスト、供給網での欠品(フィリピン等)、海外主要アカウントの立ち上がり遅延、季節性変動。
戦略と施策
- 現在の戦略: 中期経営計画(COMPASS 2026)に基づく収益構造改革(国内日用品・園芸の収益性改善、海外展開加速)、MA-Tの社会実装・収益化、ブランド強化(Mondaminのグローバル化)、グループ再編(ホールディングス移行検討)。
- 進行中の施策:
- 価格改定(コア収益品)実施、広告・マーケティング強化(WTP向上)。
- Mondaminリニューアルと大規模TVCM(9–12月、6,000GRP)。
- MA-T関係:SwitleBODYの補助金認定、MA-T用液剤の8月発売予定、アニコムパフェとの独占販売、マットレス洗浄機へのMA-T採用(10月以降の多目的洗浄機展開予定)。
- グループ運営強化:プロトリーフ連結の吸収、来期以降のホールディングス体制移行準備。
- セグメント別施策:
- 国内虫ケア:主要Top15アカウント攻略、新製品拡充、販促強化(エアゾール等)。
- 海外:ASEANでの主要顧客深耕、マレーシアでの定番採用増、フィリピン欠品対応。
- 総合環境衛生:年間契約比率向上(目標70%)、技術・人材投資(彩都総合研究所)。
- MA-T:社会実装施策、機器・液剤の市場導入、外部パートナーとの共同開発。
- 新たな取り組み: MA-Tのバイオメタノール合成研究、社会実装を加速するための展示(大阪・関西万博)や補助金活用支援。
将来予測と見通し
- 業績予想(2025年12月期・修正値、8/8公表、単位:億円)
- 売上高:1,780億円(当初計画 1,750億円 → +30億円)
- 売上総利益:738億円(当初 723億円 → +15億円)
- 営業利益:80億円(当初 65億円 → +15億円)
- 親会社株主帰属当期純利益:53億円(当初 43億円 → +10億円)
- 予想の前提条件:資料中の詳細前提(為替レート等)は限定的。FXの短期変動は業績に影響。
- 経営陣の自信度:上期の好調を根拠に最終年度目標の前倒し達成を表明している。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有(上方修正)。主な理由はプロトリーフの連結寄与と価格改定等による粗利改善。
- 中長期計画:
- 中期経営計画の利益目標は上方修正の方向で最終年度の目標値を引き上げる旨。具体数値は後日公表予定。
- 予想の信頼性: 上期で営業利益が既に通期修正値を超過している点は注目(季節性や下期の広告投下などで収益分布が偏る可能性)。過去の予想達成傾向は資料に限定情報のみ。
- マクロ経済の影響: 為替(USD、THB、MYR、PHP等)、原料価格、海外現地需要動向が業績に直結。
配当と株主還元
- 配当方針: 継続的な株主還元を掲げ、業績動向を踏まえた配当を実施。
- 配当実績(25年予定)
- 1株当たり配当(予定):125円(うち特別配当5円を含む)、前年(2024年)は118円。
- 配当関連KPI(想定値):DOE 3.9%(2025想定)、配当性向 51.5%(特別配当含む想定)。
- 特別配当: 2025年は特別配当5円を実施予定。
- その他株主還元: 自社株買い等の記載は資料に明示なし(–)。
製品やサービス
- 主要製品: アースノーマット等の虫ケア製品、モンダミン(口腔ケア)の全面リニューアル、入浴剤(温泡、きき湯等)。
- 新製品/取り組み: モンダミンの新ブランドと大規模TVCM、MA-T用液剤(8月発売予定)、SwitleBODY(MA-T搭載機器)の補助金対応製品化。
- サービス: 総合環境衛生サービス(年間契約型)で契約件数・金額が増加。MA-Tを活用した衛生ソリューション。
- 協業・提携: アニコムパフェ(アニコム損保グループ)との独占販売契約、㈱シリウスとの共同プロジェクト、アタム技研との機器採用など。
- 成長ドライバー: 虫ケアの国内外拡大、MA-Tの社会実装と機器・液剤の収益化、グローバルブランド育成(虫ケア・オーラルケア・消臭芳香)。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの詳細記載なし(資料内にQ&Aスライドなし)。重要なやり取りは資料に明示されていないため未記載(–)。
投資判断のポイント(情報整理・中立的)
- ポジティブ要因:
- 粗利率改善(価格改定・製品ミックス)により利益率向上。
- プロトリーフ連結による売上拡大(園芸分野)。
- MA-T の社会実装・提携が進展(新たな成長柱の可能性)。
- 通期業績・配当の上方修正(増配)を発表。
- ネガティブ要因:
- 為替変動リスク(海外比率が高く影響を受ける可能性)。
- 海外地域別でバラつき(フィリピンでの欠品、中国・輸出での未達)。
- 原材料価格上昇の継続リスク。
- 上期に利益が偏在しているため下期の季節性や広告投下の影響。
- 不確実性:
- MA-Tの収益化タイミングと採用スピード。
- グループ再編(ホールディングス移行)の実施内容と効果。
- 注目すべきカタリスト:
- MondaminのTVCM投下(25年9-12月)とその販売影響。
- MA-T用液剤の市場投入(8月)、機器導入の進捗(10月以降予定)。
- 3Qの業績(季節要因・広告効果の顕在化)。
- グループ再編の公表・実行(26年1月統合等の進展)。
重要な注記
- 会計方針: 特段の会計方針変更の明示なし。構造改革費用・100周年記念費等の一時費用については期内で想定どおりに進捗と記載(構造改革費:計画値等あり)。
- リスク要因: 資料末尾に将来予測に関する注意(潜在的なリスクや不確実性が含まれる旨)あり。
- その他: キャッシュ・フローでは営業CFが前年同期比で減少(15,199 → 3,272 百万円、▲119.3億円)し、現預金残高は期末で減少(2Q末 1,762.6億円→17,626百万円)。投資・財務活動の状況も注目。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4985 |
| 企業名 | アース製薬 |
| URL | https://corp.earth.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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