2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期予想)に対して上振れ(第2四半期累計で営業利益・当期純利益ともに通期予想を既に上回る)。会社は通期予想を修正せず(保守的な見通しを維持)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 5,804 百万円、前年同期比+29.2%/営業利益 452 百万円、前年同期は営業損失212 百万円)。
- 注目すべき変化:ファインケミカル事業が大型スポット販売や新規品目で大幅増収(売上+55.8%)・増益。難燃剤事業でも販売単価見直しや減価償却費減少等で改善。
- 今後の見通し:第3四半期以降の需要・市況は不透明と明記。通期計画は据え置き(修正なし)だが、現時点で主要利益指標は通期目標を超過しており、上方修正余地は示唆される一方、会社は慎重姿勢。
- 投資家への示唆:中間決算は構造的改善(セグメント別の回復)と一時要因(関係会社株式売却益等)が重なり大幅改善。通期達成可能性は高いが、会社見通しが保守的である点(及び需給・市況リスク)を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ
- コード: 4360
- URL: https://mcps.co.jp/
- 主要事業分野: ファインケミカル事業(電子材料、医薬関連等)、難燃剤事業(プラスチック用難燃剤等)、ヘルスサポート事業(人工透析用薬剤等)
- 代表者名: 代表取締役会長兼社長 杉之原 祥二
- 報告概要:
- 提出日: 2025年11月14日
- 対象会計期間: 2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期/中間期)
- セグメント:
- ファインケミカル事業: 電子材料、医薬関連製品、新規品目開発等
- 難燃剤事業: プラスチック用難燃剤(電子材料部材、家電向け等)
- ヘルスサポート事業: 人工透析用薬剤等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式): 8,625,000 株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期): 8,120,272 株
- 今後の予定:
- 決算発表: 本資料(中間)公表済(2025/11/14)
- IRイベント(決算説明会等): 決算補足資料あり、決算説明会の有無は明記なし
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較、通期予想は2026年3月期通期)
- 売上高: 第2四半期累計 5,804 百万円。通期予想 10,350 百万円 に対する進捗率 56.1%(5,804/10,350)。達成ペースは概ね良好(通常は50%前後が目安)。
- 営業利益: 第2四半期累計 452 百万円。通期予想 300 百万円 に対する達成率 150.7%(452/300)→ 通期予想を上回っている(上振れ)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 第2四半期累計 465 百万円。通期予想 250 百万円 に対する達成率 186.0%(465/250)→ 大幅上振れ。
- サプライズの要因:
- セグメント要因: ファインケミカル事業で新規品目開発の進展と医薬分野の大型スポット案件が大きく寄与(売上高+55.8%)。難燃剤事業は需要の一時回復、販売単価見直し、前期末の減損処理に伴う減価償却費低下が利益を押し上げ。
- 特別項目: 関係会社株式売却益 74 百万円、固定資産売却益 10 百万円(特別利益合計 85 百万円)が中間利益を押し上げ。
- 費用面: 減価償却費が前期比で減少(236→171 百万円)し営業利益改善に寄与。
- 通期への影響:
- 現時点で営業利益・純利益は通期予想を既に上回るが、会社は第3四半期以降の需要・市況の不確実性を理由に通期予想を据え置き。短期的には上方修正余地ありと考えられるが、会社判断は慎重。
財務指標
- 財務諸表要点(百万円)
- 売上高(中間): 5,804(前年同期 4,494、+1,310、+29.2%)
- 売上総利益: 1,334(前年同期 693)
- 営業利益: 452(前年同期は営業損失 △212)
- 経常利益: 503(前年同期は経常損失 △195)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 465(前年同期 △137)
- 総資産: 14,461(前期末 12,646、+1,815)
- 純資産: 10,856(前期末 10,305、+550)
- 現金及び預金: 3,533(前期末 2,767、+766)
- 収益性(中間比較)
- 売上高: 5,804 百万円(前年同期比 +29.2%、+1,310 百万円)
- 営業利益: 452 百万円(前年同期比 増)(前年同期は △212 百万円→改善)
- 営業利益率: 452 / 5,804 = 約7.79%(改善。前年同期はマイナス)
- 経常利益: 503 百万円(前年同期比 増)
- 純利益: 465 百万円(前年同期比 増)
- 1株当たり中間純利益(EPS): 57.27 円(前年同期 17.05 円、上昇)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率: 56.1%(5,804 / 10,350)→ 通常ペース(やや良好)
- 営業利益進捗率: 150.7%(452 / 300)→ 通期目標を既に超過(上振れ)
- 純利益進捗率: 186.0%(465 / 250)→ 通期目標を既に大幅上回る
- 過去同期間との比較(経常利益/当期純利益の回復が顕著)
- 財務安全性
- 自己資本比率: 75.1%(純資産 10,856 / 総資産 14,461)(安定水準、前期末 81.5%から低下)
- 負債合計: 3,605 百万円(前期末 2,340、増加。主に長期借入金 445、1年内返済予定の長期借入金 50 等)
- 流動比率: 流動資産 9,936 / 流動負債 2,952 = 約336.6%(3.37倍。高い流動性)
- 負債比率(負債/純資産): 3,605 / 10,856 = 約33.2%(低水準)
- 効率性
- 売上高営業利益率: 約7.8%(中間期)
- セグメント別(中間:百万円)
- ファインケミカル事業: 売上 2,857(+55.8%)、セグメント利益 701(+132.9%)
- 難燃剤事業: 売上 2,232(+12.4%)、セグメント利益 239(前年は 2 百万円)
- ヘルスサポート事業: 売上 714(+6.2%)、セグメント利益 61(+134.3%)
- 財務の解説:
- 総資産増加は大型設備投資(建設仮勘定 111→939 百万円)等による有形固定資産の増加が主因。
- 負債増は設備投資に伴う借入(長期借入金 445、期中長期借入れ 500 を実行)と仕入増等。
- 営業CFはプラス(991 百万円)、投資CFマイナス(▲678)で設備投資フェーズの典型的なCF構造。現預金は増加(中間末 3,533)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績): 第1四半期末 7.50 円/第2四半期末 5.00 円/年間 12.50 円
- 2026年3月期(中間払出): 第2四半期末 5.00 円(支払開始予定日 2025/11/25)
- 2026年3月期(予想): 年間 10.00 円(中間 5.00/期末 5.00)
- 備考: 前期実績年間12.5円 → 今期予想年間10.0円に減配見込み
- 配当性向: 通期予想ベース(当期純利益 250 百万円、配当総額は未提示だが1株当たり10円・発行済株式数より概算配当性向約32%(参考、会社の想定EPS通期 30.93 円に対する配当性向 10/30.93 ≒ 32.3%)
- 特別配当: なし
- 自社株買い: 記載なし
セグメント別情報
- セグメント別状況(中間)
- ファインケミカル: 売上 2,857 百万円、セグメント利益 701 百万円(売上・利益ともに大幅増。医薬分野の大型スポットと新規品が牽引)
- 難燃剤: 売上 2,232 百万円、セグメント利益 239 百万円(販売単価見直しや減価償却費の減少で利益回復)
- ヘルスサポート: 売上 714 百万円、セグメント利益 61 百万円(安定的需要、販売単価見直しで増益)
- 前年同期比較: 各セグメントで増収増益(特にファインケミカルの伸び著明)
- セグメント戦略: ファインケミカル事業への設備投資(福山工場での金属管理技術関連設備導入)、錦海化学の株式取得による協業で受託事業/樹脂添加剤分野強化を進める。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 明示的な中期数値は本資料に記載なし。だがファインケミカル事業を成長投資領域として重点的に設備投資・M&A(錦海化学株式取得)を実行しており、中期的な収益基盤強化を目指す方針と整合。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 本資料では同業他社比較の明示はなし → 投資判断時は同業他社の業績・バリュエーションも確認が必要。
- 市場動向: 電子材料・半導体関連需要の変動やプラスチック用難燃剤市場の回復が業績に影響。会社も第3四半期以降の市況リスクを明示。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし): 売上高 10,350 百万円(+11.2%)、営業利益 300 百万円、経常利益 360 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 250 百万円、1株当たり当期純利益 30.93 円
- 会社予想の前提条件: 第3四半期以降の需要・市況は不透明のため保守的見通し
- 予想の信頼性: 今回は会社が通期予想を据え置いているため保守的な姿勢(過去の予想達成傾向についての記載はなし)。
- リスク要因:
- 電子材料・半導体関連や樹脂市場の需要変動
- 原材料価格や為替の変動(明記はないが一般的リスク)
- 設備投資に伴う資金調達リスク(借入増加)
- 一時的な特別利益に依存した利益増加の持続性
重要な注記
- 会計方針: 会計基準改正に伴う変更等の記載はあるが、当中間期における重要な会計方針変更・修正再表示は特記なし。
- その他重要事項:
- 第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外。
- 事業投資: マナック(連結子会社)で福山工場の金属管理技術関連設備を設置中(計画通り、2026年度内稼働開始目標)。錦海化学の株式取得を発表(協業で成長目指す)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4360 |
| 企業名 | マナック・ケミカル・パートナーズ |
| URL | https://mcps.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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