2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:四半期発表に対する会社側の業績予想修正は無し。個別の市場予想との比較は開示されていないが、通期予想に対する第1四半期の進捗はやや良好であり、特段のサプライズは見られない(上振れ寄り)。
- 業績の方向性:増収増益(営業収益221,546百万円:前年同期比+6.8%、営業利益7,045百万円:前年同期比+35.6%)。
- 注目すべき変化:スーパーマーケット(SM)事業が既存店5.1%伸長で売上寄与大(SM売上124,738百万円+8.4%、営業利益5,248百万円+21.0%)。一方、ドラッグストアは増収だが販管費増で営業利益減(営業利益706百万円 △27.1%)。
- 今後の見通し:通期予想(営業収益902,000百万円、営業利益25,200百万円)に修正は無し。第1四半期進捗は売上進捗率約24.6%、営業利益進捗率約28.0%で通期達成の見込みに対し概ね順調。
- 投資家への示唆(留意点):積極的な出店(関西の出店加速、関東圏進出開始)と会員基盤拡大が成長ドライバー。ただし、原材料(米等)価格変動、人件費・賃借料等のコスト上昇、借入金増加と自己資本比率の若干低下(36.0%)は監視ポイント。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社バローホールディングス
- 主要事業分野:スーパーマーケット(SM)を中核に、ドラッグストア、ホームセンター(HC)、ペットショップ、スポーツクラブ、流通関連、不動産賃貸・クレジット等の複合流通事業
- 代表者名:代表取締役会長兼CEO 田代 正美
- 上場市場・コード:東証プライム / 名証プレミア(9956)
- IR問合せ:常務取締役管理本部長 篠花 明(TEL 0574-60-0858)
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日(四半期連結財務諸表の期中レビュー完了の報告)
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算説明資料の有無:有(決算説明会は無し)
- セグメント(報告セグメント):
- スーパーマーケット(SM)事業:中核事業、既存店強化・新業態導入
- ドラッグストア事業:調剤併設展開、食品強化等
- ホームセンター(HC)事業:既存店販売の最適化
- ペットショップ事業:アミーゴ・犬の家等
- スポーツクラブ事業:スイミング等スクール事業
- 流通関連事業:物流センター、運送等
- その他:不動産賃貸、クレジットカード、衣料等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):53,987,499株(2026年3月期1Q)
- 期末自己株式数:1,318,338株
- 四半期累計平均株式数:52,669,161株(当第1四半期)
- 時価総額:–(開示資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の発表:通期予想は既に公表(変更無し)
- 株主総会・IRイベント等:直近の決算説明会は開催無し。その他予定は開示資料参照。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較)
- 売上高:第1四半期実績 221,546百万円。会社の四半期個別予想は開示無し。通期予想(902,000百万円)に対する進捗率は約24.6%(四半期ベースの標準25%にほぼ整合)。
- 営業利益:第1四半期実績 7,045百万円。通期予想(25,200百万円)に対する進捗率は約28.0%(やや良好)。
- 純利益(親会社株主帰属):第1四半期実績 3,875百万円。通期予想(14,000百万円)に対する進捗率は約27.7%(やや良好)。
- サプライズの要因:
- 上振れ寄与要素:SM事業の既存店売上伸長、会員(Lu Vit)基盤拡大による来店・購買増、HC等での売上総利益率改善、クレジット収益拡大。
- 下振れ・抑制要素:ドラッグストアでの採用強化等による人件費増、店舗新設に伴う施設費増加、営業外費用(為替差損等)増加、一時的な関係会社株式評価損等で特別損失増。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正せず。第1四半期の進捗は営業利益・純利益ともに通期見通しに対してやや良好で、現時点で通期達成可能性は維持されていると判断される。ただし、原材料価格、人件費・光熱費等コスト動向や出店投資の費用負担が通期業績に影響するリスクは残る。
財務指標
- 要点(主要数値、単位:百万円)
- 営業収益(売上高): 221,546(前年同期 207,450、増減 +14,095、+6.8%)
- 営業利益: 7,045(前年同期 5,197、増減 +1,848、+35.6%)
- 経常利益: 7,218(前年同期 5,886、+1,332、+22.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 3,875(前年同期 3,287、+588、+17.9%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 73.58円(前年同期 61.37円)
- 総資産: 481,050(前期末 460,843、+20,207)
- 純資産: 190,839(前期末 188,320、+2,519)
- 自己資本(参考): 173,395(当第1Q)
- 自己資本比率: 36.0%(前期末 37.1%)(目安:40%以上で安定)
- 収益性指標
- 営業利益率:7,045 / 221,546 = 3.18%(会社記載3.2%、業種平均との比較は業種に依存)
- ROE(簡易・年率換算目安):(親会社株主帰属四半期純利益 ×4)/ 自己資本 = (3,875×4)/173,395 ≒ 8.9%(年率換算の目安。8%以上で良好の目安を満たす水準)
- ROA(簡易・年率換算目安):(3,875×4)/481,050 ≒ 3.22%(目安5%以上が良好のためやや低め)
- 備考:上記ROE/ROAは四半期利益の年率換算による参考値。正式には通期実績で算定するのが望ましい。
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期の進捗)
- 売上高進捗率:221,546 / 902,000 ≒ 24.6%(四半期比でほぼ標準)
- 営業利益進捗率:7,045 / 25,200 ≒ 28.0%(やや進捗良好)
- 純利益進捗率:3,875 / 14,000 ≒ 27.7%(やや進捗良好)
- 過去同期間との比較:前年同期から増収増益で進捗は良好
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当四半期は未提出)
- 貸借対照表上の主要変動:現金及び預金 22,632 → 28,758(増加61,25百万円)、商品及び製品 64,968 → 70,335(増加5,366百万円)
- 営業CF/純利益比率:CF数値未提示のため算出不可(注:目安1.0以上が健全)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期単独のQoQは資料上の比較対象が前年同期比較中心のため限定的だが、前年同期比では増収増益で改善。
- 季節性:食・生活関連のため季節変動あり(夏場の季節商品等の影響記載あり)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:36.0%(前期 37.1%)。目安40%以上で安定だが若干低め。
- 負債動向:流動負債・固定負債ともに増加し、支払手形及び買掛金の増(+10,806百万円)や長期借入金の増(+4,616百万円)等が見られる。
- 流動比率:流動資産 147,604 / 流動負債 180,695 ≒ 0.82(流動比率は1.0を下回る。短期流動性に関する注意が必要)
- 効率性
- 減価償却費:5,819百万円(前年同期 5,427百万円)
- のれん償却額:225百万円(前年同期 122百万円)
- セグメント別の主な数値(売上高/営業利益、前年同期比)
- スーパーマーケット(SM):売上 124,738百万円(+8.4%)、営業利益 5,248百万円(+21.0%)
- ドラッグストア:売上 46,110百万円(+5.3%)、営業利益 706百万円(△27.1%)
- ホームセンター(HC):売上 32,882百万円(△1.5%)、営業利益 1,769百万円(+73.1%)
- ペットショップ:売上 8,738百万円(+24.5%)、営業利益 84百万円(△33.7%)
- スポーツクラブ:売上 2,771百万円(+9.8%)、営業損失 △23百万円(改善)
- 流通関連:売上 4,979百万円(+1.7%)、営業利益 1,227百万円(+2.6%)
- その他:売上 1,325百万円(+70.5%)、営業利益 195百万円(前年は損失)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:17百万円(前年同期 122百万円、大幅減)
- 特別損失:321百万円(前年同期 175百万円、増加)。主因は関係会社株式評価損等および減損損失の計上。
- のれん関連:のれん償却額増(225百万円)。企業結合(犬の家)に係る取得原価配分の確定によりのれんは修正(修正後ののれん 1,044百万円)。
- 一時的要因の影響:特別損失の増加は一時的要素が含まれるが、関係会社評価損や減損は事業環境変化に伴うもののため継続性は案件毎に異なる。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績):年間68.00円(第2四半期末29円、期末39円)
- 2026年3月期(予想):年間70.00円(中間35円、期末35円) — 変更無し
- 配当利回り:–(株価によるため資料上は記載無し)
- 配当性向:通期予想ベースで計算可能(予想当期純利益14,000百万円、発行済株式数等に基づく配当総額で算出可)→ 資料上明示なし
- 株主還元方針:配当は継続的に実施。自社株買いの記載は当四半期資料に無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資:当該四半期の設備投資額の明細は四半期資料に個別記載無し(注記参照での明示なし)。
- 減価償却費:5,819百万円(前年同期 5,427百万円)
- 研究開発:R&D費用に関する記載無し(事業特性上大規模R&Dは想定されない)。
受注・在庫状況(該当部分)
- 棚卸資産(商品及び製品):70,335百万円(前年同期比 +5,366百万円、前期末比増)
- 在庫回転等の詳細(回転日数等)は開示無し。
セグメント別情報(詳細)
- セグメント別の概況は上記「財務指標」参照。
- 主な戦略・動向:
- SM:対面鮮魚販売やベーカリー、生フルーツデザート等で来店促進。関東圏進出(神奈川初出店)開始。
- ドラッグ:調剤強化・食品導入で売上伸長も採用・新設コスト増で利益圧迫。
- HC:PB比率向上とコスト最適化で減収だが増益。
- ペット:M&Aで売上増、だが初期費用等で利益圧迫。
- その他(クレジットカード等):既存会員利用促進で黒字転換。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:営業収益1兆円達成を当初計画より2年前倒し(目標期を2028年3月期へ前倒し)。関西・関東での出店強化。
- KPI達成状況:会員数拡大(Lu Vitカード会員518万、アプリ登録138万、クレジット申込33万口座)など顧客基盤KPIは進捗。
競合状況や市場動向
- 市場動向:物価上昇(インフレ)や消費者の節約志向、コスト上昇(人件費・光熱費)など厳しい環境。競合との激化も記載あり。
- 競合比較:同業他社との相対的なポジションは資料に明示なし。SMでの既存店成長は強みだが、ドラッグ等でコスト吸収課題あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:営業収益902,000百万円(+5.6%)、営業利益25,200百万円(+8.7%)、当期純利益14,000百万円(+2.5%)— 修正無し
- 次期予想:–(開示無し)
- 会社予想の前提条件:為替・原材料等の前提は添付資料P.8参照(資料上の詳細参照要)
- 予想の信頼性:第1四半期の進捗は概ね良好だが、コスト動向や原材料価格の変動、出店費用等で変動し得る旨が開示されている。
- リスク要因:為替変動、原材料(米等)価格、労務費・賃料の上昇、競争激化、天候による季節商品の需要変動、買収関連の評価損・減損リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(当該四半期における会計方針の変更等は無い)
- 監査:四半期連結財務諸表に対する公認会計士等による期中レビュー報告書あり(結論:重要な点で不適正である事項は認められず)
- 企業結合関連:株式会社犬の家の取得に係る取得原価配分が確定(のれん修正あり。修正後のれん1,044百万円)
- 開示上の留意点:当四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成されていない点に留意。
(注)本文は提供された決算短信に基づく要約です。投資判断を促す助言は行っていません。不明項目は“–”で示しています。数字は百万円単位、前年同期増減率は資料記載通り表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9956 |
| 企業名 | バローホールディングス |
| URL | http://valorholdings.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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