2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第1四半期実績は通期予想に対し概ね上振れ寄り(売上高進捗24.6%、営業利益進捗28.0%)。市場予想との比較は資料に記載なし。
- 業績の方向性:増収増益(売上高221,546百万円、前年同四半期比+6.8%/営業利益7,045百万円、同+35.6%)。
- 注目すべき変化:スーパーマーケット(SM)事業の既存店売上が前年同四半期比+5.1%と好調。ペット事業・ドラッグは増収だが収益性に差(ペット増収・減益、ドラッグ増収・減益)。在庫(商品及び製品)+5,366百万円と積み増し。自己資本比率は36.0%(前期末37.1%)。
- 今後の見通し:通期予想に修正なし。第1四半期の進捗は売上・利益ともに「順調〜やや上振れ」水準で、現時点では通期達成の可否は「据え置き(達成可能性は高いが不確定要因あり)」。
- 投資家への示唆:中期計画を前倒し(営業収益1兆円を2028年3月期へ)する成長投資・出店戦略が明確。Q1は会員増加や業態横断の新フォーマットが寄与しており、事業拡大によるトップライン拡大と人件費等のコスト増のバランスが注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社バローホールディングス(コード 9956)
- 主要事業分野:スーパーマーケット(SM)、ドラッグストア、ホームセンター(HC)、ペットショップ、スポーツクラブ、流通関連、不動産賃貸・クレジット等
- 代表者名:代表取締役会長兼CEO 田代 正美
- URL:https://valorholdings.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日〜2025年6月30日、連結)
- 決算補足説明資料:有/決算説明会:無
- セグメント(報告セグメント名と要約):
- スーパーマーケット(SM)事業:既存店伸長、店内加工・鮮魚強化、新業態(カレーパン等)
- ドラッグストア事業:調剤併設・食品生鮮強化、調剤処方増
- ホームセンター(HC)事業:プライベートブランド比率向上で売上総利益率改善
- ペットショップ事業:アミーゴ・犬の家を含む、プレミアムフード好調だが生体販売軟調
- スポーツクラブ事業:会員施策・子会社の取り込みで改善
- 流通関連事業:物流収益拡大
- その他:不動産賃貸、クレジットカード等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):53,987,499株(第1Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):52,669,161株(当第1Q)/53,565,503株(前年同)
- 自己株式数:1,318,338株
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 通期業績予想:公表済(変更なし)
- 株主総会・IRイベント等:記載無し(決算説明会は今回無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較、達成率=第1四半期実績/通期予想)
- 売上高:221,546百万円(通期予想902,000百万円に対する進捗24.6%)
- 営業利益:7,045百万円(通期予想25,200百万円に対する進捗28.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,875百万円(通期予想14,000百万円に対する進捗27.7%)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:SM既存店の堅調(+5.1%)、会員(Lu Vit)基盤拡大、HC内SM出店等の新フォーマット導入、PB比率向上などで売上総利益が伸長。
- 下振れ/抑制要因:ドラッグ・ペットでの販売費増(人件費・採用・施設費等)や一部季節商品の販売低迷が営業費用を押し上げ。
- 一時的要因:特別損失の増加(関係会社株式評価損等)、減損関連の計上あり(のれん・固定資産関連)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第1四半期の進捗は売上・利益ともに通期に対して概ね順調であり、現時点では達成可能性は高いが、物価・気候・人件費等の外部要因リスクを注視する必要あり。
財務指標(要点)
- 損益ハイライト(当第1四半期:2025/4/1〜2025/6/30、単位:百万円)
- 営業収益(売上高含む営業収益合計):221,546(前年同四半期 207,450、増加 +14,095、+6.8%)
- 営業利益:7,045(前年 5,197、+1,848、+35.6%)
- 経常利益:7,218(前年 5,886、+1,332、+22.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,875(前年 3,287、+588、+17.9%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):73.58円(前年61.37円)
- 収益性指標
- 営業利益率:7,045 / 221,546 = 3.18%(前年同期比で0.7ポイント改善、資料では3.2%と表記)
- ROE(注:第1四半期実績を年率換算して算出):約8.9%(年率換算純利益 = 3,875×4=15,500百万円、自己資本=173,395百万円 → 15,500/173,395 ≒ 8.9%)(目安:8%以上で良好)
- ROA(同上、年率換算):約3.2%(15,500 / 総資産481,050 ≒ 3.2%)(目安:5%以上が良好 → 現状は未達)
- 備考:ROE/ROAはQ1を年率化した概算値
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:24.6%(通常ペースは四半期で約25% → やや良好)
- 営業利益進捗率:28.0%(利益はやや上振れ)
- 純利益進捗率:27.7%(やや上振れ)
- 財政状態(2025/6/30)
- 総資産:481,050百万円(前期末 460,843、+20,207)
- 負債:290,211百万円(前期末 272,523、+17,688)
- 純資産:190,839百万円(前期末 188,320、+2,519)
- 自己資本(注):173,395百万円 → 自己資本比率36.0%(前期末37.1%)(目安:40%以上が安定→やや低下)
- 流動性・負債関連
- 現金及び預金:28,758百万円(前期末22,632、+6,126)
- 支払手形・買掛金:78,844百万円(前期末68,038、+10,806)
- 長期借入金:54,618百万円(前期末50,002、+4,616)
- 備考:負債増加により自己資本比率は低下
- キャッシュフロー:四半期キャッシュフロー計算書は作成していない(資料注)。
- 減価償却費(当第1Q):5,819百万円(前年5,427百万円)
- 在庫:
- 商品及び製品(棚卸資産):70,335百万円(前期末64,968、+5,366、+8.3%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:17百万円(前年同四半期122百万円、△85.8%) — 小幅
- 特別損失:321百万円(前年同四半期175百万円、+83.2%) — 関係会社株式評価損や減損関連の計上が影響
- のれん・固定資産の減損:セグメント毎に減損計上(のれん減少等、合計でのれんの修正あり)。固定資産減損の記載あり(SM34百万円、ドラッグ45百万円など)
- 一時的要因の影響:一時的損失を控除しても営業利益は改善しており、営業活動の改善が主因。のれん・関係会社評価損は継続性低めの可能性があるが、将来の業績に影響するため注視。
配当
- 配当実績(2025年3月期):年間68.00円(中間29.00円、期末39.00円)
- 2026年3月期予想:年間70.00円(中間35.00円、期末35.00円) — 直近期中の修正無し
- 自社株買い:記載無し
設備投資・研究開発
- 減価償却費:5,819百万円(当第1Q)
受注・在庫状況(該当性)
- 在庫状況:商品及び製品70,335百万円(前期末64,968、+5,366百万円、+8.3%)。在庫回転日数は未提示。
セグメント別情報(要点)
- スーパーマーケット(SM)
- 営業収益:124,738百万円(+8.4%)
- 営業利益:5,248百万円(+21.0%)
- 店舗数:326店舗(Q1末)
- コメント:既存店5.1%伸長、新業態・鮮魚対面販売・ベーカリー等が寄与
- ドラッグストア
- 営業収益:46,110百万円(+5.3%)
- 営業利益:706百万円(△27.1%)
- 店舗数:548店舗(うち調剤取扱216)
- コメント:調剤・食品が伸長も人件費や施設費増で減益
- ホームセンター(HC)
- 営業収益:32,882百万円(△1.5%)
- 営業利益:1,769百万円(+73.1%)
- 店舗数:164店舗(Q1末)
- コメント:売上微減だがPB比率向上や費用削減で収益性改善
- ペットショップ
- 営業収益:8,738百万円(+24.5%)
- 営業利益:84百万円(△33.7%)
- 店舗数:188店舗(グループ)
- コメント:生体価格下落の一方でフード等好調。新規出店の初期費用で減益
- スポーツクラブ
- 営業収益:2,771百万円(+9.8%)
- 営業損失:△23百万円(改善)
- 店舗数:167店舗(うちフランチャイズ38)
- 流通関連
- 営業収益:4,979百万円(+1.7%)
- 営業利益:1,227百万円(+2.6%)
- その他(不動産賃貸・クレジット等)
- 営業収益:1,325百万円(+70.5%)
- 営業利益:195百万円(黒字転換)
- コメント:クレジット事業の手数料収入増や販促費抑制で改善
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:営業収益1兆円到達時期を当初計画から前倒しし「2028年3月期」へ。関西・関東での出店攻勢強化(関東売上目標500億、関西500→1,000億に上方修正)。
- KPI等:Lu Vit会員数(カード518万会員、アプリ138万、クレジット申込33万口座)が顧客基盤KPIとして強化中。
- 進捗:第1Qは既存店伸長や新フォーマットで好調、計画前倒しの根拠となる動きが見られるが出店投資・採用コストの増加が並行。
競合状況や市場動向
- 市場・経済背景:物価上昇や消費者の節約志向、人件費上昇などで流通業全体は厳しい環境。米国の通商政策等外部要因も不確実性。
- 競合比較:同業他社との定量比較は資料に無し → 相対評価は不可。業内部では、業態横断の新フォーマットや会員基盤拡大が競争優位の要素と位置付けられる。
今後の見通し(会社見解)
- 業績予想:通期(2026/3)予想は据え置き(営業収益902,000百万円、営業利益25,200百万円、親会社株主帰属当期純利益14,000百万円)。会社による予想修正無し。
- 会社予想の前提:添付資料p.8参照(為替等の前提条件の明示あり)。具体値は本短信に詳細記載なし。
- 主要リスク:物価動向、消費者の節約志向、人件費・物流コストの上昇、気候要因(季節商品)、新規出店の採用・立ち上げ費用、のれん・関係会社評価損等の発生。
- 予想の信頼性:第1Q実績は通期想定に対してやや上振れの進捗。過去の達成実績や保守性の傾向は短信内に明確記載なし。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表のレビュー:当該短信は監査法人レビュー中で、レビュー完了後(予定2025/8/14)レビュー報告書を添付予定。
- 企業結合関連:犬の家の取得に係る暫定処理の確定によりのれん修正(修正後のれん1,044百万円等)を実施。
(注)本まとめは提供資料に基づく事実の整理であり、投資助言を目的とするものではありません。数値は百万円単位で資料記載値を転記・計算した概算を含みます。明確でない項目は“–”で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9956 |
| 企業名 | バローホールディングス |
| URL | http://valorholdings.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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