2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する中間累計の進捗は、売上高は通期比で約46.6%(やや遅れ)、営業利益は約82.8%(順調)、親会社株主に帰属する中間純利益は約91.9%(順調)。会社予想に対する中間実績は「概ね想定どおり」だが、売上の進捗はやや弱め。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比△9.4%の減収だが、営業利益は+298.2%の大幅増益(増収増益ではなく「減収増益」)。利益率改善が業績改善の主因。
- 注目すべき変化:食肉事業(「霧島黒豚」)の育成成績改善と飼料事業の原料調達・生産性向上により粗利率が改善し、セグメント損益が大きく改善(食品:前年同期は△48百万円→当期は265百万円の黒字、飼料:1,067百万円)。
- 今後の見通し:2026年3月期通期業績予想(売上48,000百万円、営業利益950百万円、当期純利益800百万円)に修正は無し。原材料価格や為替等の外部環境に注意が必要。
- 投資家への示唆:売上は弱含む一方で採算改善が明確。通期利益予想達成の鍵は下期の売上回復(特に養魚用飼料の販売数量)と原材料コスト動向。また短期借入金が増加しており資金繰り・借入依存度の推移に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:林兼産業株式会社
- 主要事業分野:食品事業(加工食品、機能性素材、肉類等)、飼料事業(配合飼料、養魚用飼料等)、その他(不動産等)
- 代表者名:代表取締役社長 中部 哲二
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明資料:作成有(決算説明会は無)
- セグメント:
- 食品事業:機能性素材、加工食品、肉類(霧島黒豚等)
- 飼料事業:配合飼料(養魚用含む)、水産物取り扱い等
- その他:不動産事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):8,910,000株
- 期末自己株式数:743,706株
- 期中平均株式数(中間期):8,411,117株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表:通期(2026年3月期)予定(具体日付は公表資料参照)
- 株主総会:–(本資料に記載なし)
- IRイベント:決算補足資料をTDnetおよび当社HPで開示
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する中間累計の達成率)
- 売上高:22,369百万円(通期予想48,000百万円に対する進捗率 約46.6%)
- 営業利益:787百万円(通期予想950百万円に対する進捗率 約82.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:735百万円(通期予想800百万円に対する進捗率 約91.9%)
- サプライズの要因:
- 主に収益性改善(「霧島黒豚」の農場育成成績改善、飼料の原料調達効率化と生産性向上)により営業利益率が大幅に改善した点が主因。特別損益では投資有価証券売却益87百万円などが寄与。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正無しと発表。中間期の利益進捗は良好だが、売上の進捗はやや遅れており、下期の販売数量回復や原材料・為替の動向が通期達成の鍵。
財務指標
- 損益の要点(中間累計:2025/4/1–2025/9/30、単位:百万円)
- 売上高:22,369(前年同期24,677、△9.4%:△2,308)
- 売上総利益:3,092(前年同期2,464、+25.5%)
- 販管費:2,304(前年同期2,266、+1.7%)
- 営業利益:787(前年同期197、+298.2%)→ 営業利益率 3.52%(前年同期 0.80%)
- 経常利益:969(前年同期367、+164.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:735(前年同期241、+204.8%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):87.49円(前年同期28.02円)
- 収益性指標(概算)
- ROE(概算):約6.1%(親会社株主に帰属する中間純利益735 ÷ 平均純資産約12,028)→ 8%以上が良好目安に対し低位
- ROA(概算):約2.6%(735 ÷ 平均総資産約28,663)→ 5%以上が良好目安に対し低位
- 営業利益率:3.52%(業種平均は業態により差大。前期中間の0.8%から改善)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:約46.6%(やや遅れ)
- 営業利益進捗率:約82.8%(順調)
- 純利益進捗率:約91.9%(順調)
- 過去同期間と比較すると「売上は低下」だが「利益は改善」でペースは良好
- キャッシュフロー(中間累計、単位:百万円)
- 営業CF:△2,508(前年同期△2,696)→ 営業活動での資金減少が継続。主因は売上債権の増加(▲3,293)
- 投資CF:△170(前年同期△24)→ 有形固定資産取得支出200、無形固定資産取得102等
- 財務CF:1,369(前年同期1,603)→ 短期借入金の純増(2,200)、配当支払い▲210、自己株式取得▲214 等
- フリーCF(営業CF−投資CF):△2,338(概算、百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高:1,838百万円(キャッシュフロー計算書)、貸借対照表の現金及び預金は2,042百万円(分類差等に注意)
- 営業CF/純利益比率:△2,508 / 735 ≒ △3.41(1.0以上が健全目安 → 現時点は要改善)
- 財政状態(2025/9/30、単位:百万円)
- 総資産:29,694(前期末27,632)
- 純資産:12,264(前期末11,791)
- 自己資本比率:41.3%(前期42.7%)(40%以上:安定水準)
- 流動資産:17,376、流動負債:12,518 → 流動比率 約138.9%
- 短期借入金:7,271(増加)、長期借入金:1,629、借入金合計:8,900
- 借入金−現金(概算ネット有利子負債):約6,858百万円(8,900−2,042)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細は記載なし(売上/総資産=22,369/29,694 ≒0.75回/年)
- セグメント別(中間累計、単位:百万円)
- 食品事業:売上 10,880(全体比 約48.7%)、セグメント利益 265(前年同期は△48)
- 飼料事業:売上 11,486(全体比 約51.3%)、セグメント利益 1,067(前年同期762、+39.9%)
- セグメント合計利益 1,332、全社費用等調整後 営業利益 787
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 87百万円(当中間期)
- 特別損失:固定資産除却損 2百万円
- 一時的要因の影響:投資有価証券売却益は営業外で営業利益に直接大きく影響しないが経常利益・税引前利益には寄与。利益改善の主因は本業の利益率改善であり、特別利益は補助的。
- 継続性の判断:育成成績改善や原料調達改善は継続的施策の成果とされるが、投資有価証券売却等は非継続性の可能性あり。
配当
- 中間配当:0円(中間期末)
- 期末配当(予想):15円(通期予想 15円)※直近公表から修正無し
- 2025年3月期実績:合計25円(うち特別配当10円を含む)
- 予想配当性向(通期):約15.3%(予想当期純利益1株当たり97.96円に対する配当15円)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 株主還元方針:安定配当の継続を示している。自己株式取得(中間期に取得実績あり:自己株式取得による支出214百万円)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動CFより):有形固定資産取得による支出 約200百万円(当中間期)
- 減価償却費:428百万円(中間累計)
- 研究開発費:明確なR&D費の内訳は記載なし。ただし無形固定資産取得 102百万円(該当項目がR&Dかソフト等かは記載なし)
- 主な投資内容:設備更新や生産体制最適化の一環と推定(資料記載の狙い:生産性向上等)
受注・在庫状況
- 受注情報:該当記載なし(–)
- 棚卸資産(貸借対照表):商品及び製品 2,074、仕掛品 2,274、原材料及び貯蔵品 2,815(いずれも百万円、前年同期比で原材料等増加)
- 在庫回転日数:記載なし(–)
- 在庫の傾向:原材料の保有増加が見られる(原材料及び貯蔵品は前年末2,163→2,815百万円)
セグメント別情報(補足)
- 食品事業:機能性素材は価格改定で増収、加工食品は販売数量減で減収、肉類は牛肉増販売で増収。セグメント利益は育成成績改善等で黒字転換(265百万円)。
- 飼料事業:養魚用飼料販売数量減で売上減少だが、原料調達と生産性改善で利益率向上(セグメント利益1,067百万円)。
- 地域別売上:記載なし(–)
- 為替影響:為替等のリスクは注記あり(今後の予想の前提に影響し得る)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Challenge2026」(2025年3月期~2026年3月期)を策定し、収益構造見直し、設備最適化、安定配当継続を掲げる。中間期の利益改善は同計画の施策が反映された結果とされる。
- KPI達成状況:通期利益予想に対して中間時点で高い進捗率(営業利益・純利益)を確保しているが、売上回復が課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:原材料価格高止まり、エネルギーコスト高、円安等が食品業界全般のリスクとして継続。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年3月期) 売上高48,000百万円(前期比△2.6%)、営業利益950百万円(△11.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益800百万円(△24.2%)、1株当たり当期純利益97.96円
- 直近公表からの予想修正:無し(会社表明)
- 会社予想の前提条件:原材料・エネルギー・為替等の変動リスクに言及。想定レンジ等の詳細は決算補足資料参照。
- 予想の信頼性:中間期の利益進捗は良好だが売上の進捗は弱め。過去の予想達成傾向は明記なし(–)。
- 主なリスク要因:為替変動、原材料価格高騰、養魚用飼料等販売数量の下振れ、海外景気の下振れ等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(注記事項による)
- 審査:本第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外
- その他:決算補足説明資料はTDnetおよび当社HPにて同日開示
(注)本まとめは提供された決算短信に基づく整理であり、投資助言・推奨を行うものではありません。不明な項目は“–”としています。数字は百万円単位で表示。主要指標の目安は資料内で併記した通り(例:自己資本比率40%以上=安定水準、ROE8%以上が良好等)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2286 |
| 企業名 | 林兼産業 |
| URL | http://www.hayashikane.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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