2025年9月期 通期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 大手・中堅企業の深掘りによるミエルカ事業の安定成長を基盤に、生成AI機能強化とディストリビューション事業(DXミエルカ)への先行投資で中長期の成長基盤を構築することを最重要メッセージとした。M&Aはクロスセル・参入障壁強化・プロダクト獲得を狙う方針。
- 業績ハイライト: FY25/9は売上高2,560百万円(YoY +10.5%:良い)、営業利益376百万円(YoY +12.4%:良い)。四半期売上686百万円(過去最高、Q4)を記録。継続型売上比率は80%超。
- 戦略の方向性:(1)ミエルカ事業の大手・中堅向けクロスセルとARPU向上、(2)生成AI関連機能を製品群に組み込み競争力強化、(3)ディストリビューション事業へ投資しFY30/9に保有ARR36億円を目標。
- 注目材料: ディストリビューション事業は立ち上げ後約20社受注・初回LTV/CACが2.1以上を確認。FY25/9に約20の生成AI機能を追加し、生成AI関連利用割合が総利用の約40%弱まで上昇。FY26/9は売上2,817百万円(YoY +10.0%:良い)を見込みつつ、先行投資で営業利益は300百万円(YoY ▲20.2%:悪い)を想定。
- 一言評価: ミエルカのストック収益基盤に生成AIとディストリビューションを掛け合わせる「投資期」入り。ただし短期的には先行投資で利益が押される点に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: Faber Company, Inc.
- 主要事業分野: デジタルマーケティングツール(SEO/CRO/ヒートマップ/ローカル管理等)とマーケティングリソース提供、生成AI関連サービスの開発、及びSaaSディストリビューション(DXミエルカ)
- 代表者名: 稲次 正樹(代表取締役)
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年11月13日(資料日付)
- 説明者:
- 稲次 正樹(代表取締役): 事業方針・中長期戦略・決算要旨を説明(大手・中堅深掘り、生成AI・ディストリ配分の方針)。
- 財務担当/執行役員等(複数): FY26/9見通し、配当方針、財務戦略(現預金・負債活用・M&A方針)を説明。
- その他(鈴木謙一、辻正浩等の上席SEOコンサルタントメンバー): 生成AI、技術面・プロダクト強化について言及。
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年9月期(FY25/9)通期実績、及びFY26/9予想
- 配当支払開始予定日: FY26/9期末配当予定(普通配当30円)
- セグメント:
- ミエルカ事業(既存の主力事業): SEOツール、ヒートマップ、ローカル管理、Web接客/LTV最大化等のプロダクトとコンサル/リソース(ミエルカコネクト等)
- 生成AI関連サービス: ミエルカ製品群へ機能として組込み、AIエージェント等を開発
- ディストリビューション事業(DXミエルカ): バックオフィス/SaaSの仕入・販売・導入支援(新規事業)
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円/円)
- 売上高: FY25/9 実績 2,560 百万円(YoY +10.5%:良い)※業績予想比 100.2%
- 営業利益: FY25/9 実績 376 百万円(YoY +12.4%:良い)営業利益率 約14.7%(FY24/9は14.4%)
- 経常利益: –(明記なし)
- 純利益(当期純利益): FY25/9 実績 263 百万円(YoY +20.1%:良い)
- 1株当たり利益(EPS): FY25/9 実績 96.96 円(前期 89.34 円 → YoY 上昇:良い)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率: 売上高は業績予想比100.2%、営業利益は業績予想比100.0%(資料内表記)。
- サプライズ: 四半期(Q4)売上が686百万円で過去最高。ディストリビューション事業の初期受注数(約20社)など成長の手応え。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率: FY25/9は通期実績のため進捗は最終着地(達成済)。FY26/9の進捗は資料時点では通期計画のみ開示(四半期別見通しあり)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 注力事業売上は4年CAGR 14.3%で成長。FY30/9の中期目標(保有ARR36億円)はFY26以降の投資で目指す(進捗は初期段階)。
- 過去同時期との進捗率比較: ミエルカ事業はFY23/9以降リソース集中で堅調に増加、四半期売上は前年同期比 +14.5%(直近期)。
- セグメント別状況:
- ミエルカ事業: 継続型売上比率80%超、月額粗利益帯別契約数(FY25/9 4Q)=月粗利30万円以上 93社(増加:良い)、3〜30万円 824社、3万円未満 751社。4年CAGR 14.3%。
- 生成AI関連: ミエルカ製品へのAI機能導入を進め、機能利用割合が総利用比で約40%弱まで上昇(利用社数・問い合わせ増)。
- ディストリビューション事業: 事業開始後約20社受注。初回取引のLTV/CACは2.1以上を確認(初期段階で一定の収益性)。FY26/9は投資フェーズ、FY30/9にARR36億円目標。
業績の背景分析
- 業績概要: 大手・中堅企業向けのクロスセルと機能・営業強化でミエルカ事業が堅調に拡大。生成AI機能リリースにより問い合わせ・トライアルが増加。ディストリビューション事業は初動で受注を確保し、FY26以降本格投資へ。
- 増減要因:
- 増収の主要因: 大手・中堅企業へのリソース投下と複数プロダクト導入の進展、生成AI機能への需要増。
- 増益の主要因: 継続型売上の拡大(ストック性)と既存事業の利益率維持。ただしFY26は先行投資で営業利益が低下見込み。
- 費用増加要因: FY25/9では販促費・人件費増、4Qはリソース提供増に伴う変動費が増加。FY26/9はディストリビューション事業への採用費・販促・移転費等の先行投資を計画。
- 競争環境:
- 強み: SEOに裏付けられたリード獲得力(1,700社超の施策データ)、展示会での低CAC大量リード獲得力、YouTubeや業界著名人ネットワークによる情報発信力、プロダクトラインナップの広さと価格競争力。
- 競合比較: 生成AI関連機能のプレスリリース数は競合より多く(2025/4-9で当社13件、競合は5-6件程度)。
- リスク要因:
- 為替・金利: 直接の言及なしだがM&Aや資金調達に伴う影響の可能性。
- 市場・技術リスク: AIによる検索行動変化(GEO等)への対応失敗、生成AIの品質問題や法規制、競合の技術投資加速。
- 事業モデルリスク: ディストリビューション事業のLTV/CAC実績が仮説どおりに伸びない場合の収益化遅延。
- サプライチェーン: 開発はオフショアを活用しているが人材流動・供給面のリスク。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営計画: ミエルカ事業の堅実成長を軸に、生成AI機能での競争力強化と新規のディストリビューション事業でストック収益を拡大。FY30/9に保有ARR36億円を目標。
- M&A戦略: クロスセル可能なSaaSやプロダクト獲得、参入障壁強化できる権威ブランド企業、黒字企業を優先。DEレシオ0.5〜1倍目安、合理的なEBITDA倍率で実施。
- 進行中の施策:
- 生成AI機能を多数追加(FY25/9で約20機能を追加)、AIエージェントβ版構想で企業ごとのデータ蓄積と最適化を推進。
- ディストリビューション事業でのリード獲得~導入支援の仮説検証完了、FY26/9以降は人員強化(早期15名体制目標。2025年10月時点6名)とオンライン集客でCAC低減を図る。
- 採用・組織: 連結で営業人員を約20名程度純増、コンサルティングチーム強化。
- セグメント別施策:
- ミエルカ事業: 大手・中堅向けのTOP商談増加、クロスセル商材投入でARPU向上、CSチームKPI強化で既存顧客面談増。
- 生成AI: 機能開発優先、AIによるコンテンツ自動生成・UX改善提案等をプロダクト化。
- ディストリビューション: 展示会+オンライン集客で低CACリードを増やし、導入時のアップセルでLTV向上。
- 新たな取り組み:
- ミエルカAIエージェント構想(企業毎データ蓄積による最適化、自動化)やGEO(Generative Engine Optimization)対応コンサルティングの開始。
将来予測と見通し
- 業績予想(FY26/9: 単位 百万円 / 円)
- 売上高: 2,817(YoY +10.0%:良い)
- 売上総利益: 1,991(YoY +12.2%:良い)/ 売上総利益率 70.7%
- 営業利益: 300(YoY ▲20.2%:悪い)/ 利益率 10.6%
- 当期純利益: 210(YoY ▲20.2%:悪い)/ 利益率 7.5%
- EPS: 77.21 円
- 予想の前提条件:
- 大手・中堅向けのS&M活動維持・拡大、クロスセル商材投入によるARPU向上、生成AIサービス立上げ、ディストリ事業への採用・販促投資。為替前提等の詳細は明記なし。
- 予想の根拠と経営陣の自信度:
- 根拠は既存ミエルカ事業の継続型売上と生成AIの需要増、ディストリ事業の初期受注とLTV/CAC仮説。経営陣は短期の営業利益減を認めつつ、中長期の成長基盤強化に自信を示す(Q&A含む)。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無: FY26/9の新予想を提示(FY25に対して修正は無しの前提で発表)。今後の修正はLTV/CACの検証結果やM&A状況次第。
- 中長期計画:
- FY30/9に保有ARR36億円を目標。M&Aや資本調達で非連続成長も視野。
- 配当性向20%を目安に累進配当を基本方針(大きな財務変化なければ継続)。
- 予想の信頼性:
- ディストリ事業は仮説検証段階を終えたが、本格投資フェーズに移行しており不確実性は残る。過去の予想達成傾向は直近期で計画どおり着地(FY25は計画どおり)。
- マクロ経済の影響:
- 一般的リスク(経済縮小、IT投資抑制、為替・金利上昇)に加え、AI関連の規制や検索エンジンのアルゴリズム変化が業績に影響する可能性あり。
配当と株主還元
- 配当方針: FY25/9より配当性向20%を目安とし、M&A等による大きな変化がない限り累進配当を想定。
- 配当実績:
- FY25/9: 普通配当20円 + 記念配当10円(合計30円、初配)
- FY26/9(予想): 普通配当30円(記念配当なし)→ 配当総額はFY25/9と同水準見込み
- 配当利回り(想定): 2.88%(株価1,042円 *2025/11/12終値を基に)
- 配当性向: 目安20%(FY26/9見込みに基づく)
- 特別配当: FY25/9に記念配当10円を実施(FY26は予定なし)。
- その他株主還元: 自社株買い等の明示はなし(将来は検討可能性)。
製品やサービス
- 製品(抜粋):
- ミエルカSEO: コンテンツSEO、自動化機能、AI検索対応機能(サジェストインテンション、AI記事作成等)
- ミエルカヒートマップ: ユーザー行動分析、A/Bテスト、AI自動解析
- ローカルミエルカ: Googleビジネス等の一括管理(大手チェーン向け)
- コンバージョン(Web接客): ノーコードでパーソナライズ、LTV最大化
- ミエルカコネクト: 即戦力マーケターの提供(約2,800名登録)
- サービス: SEOコンサルティング、CROコンサルティング、デジタルマーケ支援、SaaS導入支援(ディストリ事業)
- 協業・提携: オフショア開発(ベトナム・ホーチミン)、筑波大との共同研究等、複数SaaSベンダーと提携(ディストリ事業)
- 成長ドライバー: 大手・中堅向けのクロスセル、生成AI機能の普及(自動化・効率化提案)、ディストリ事業による高ストック型収益の拡大
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答:
- AIの影響: 経営陣はAIを追い風と評価。特にAIによる検索最適化(GEO)への対応が重要と回答。
- 新規事業(DXミエルカ)の進捗: 初期仮説検証は完了し約20社受注、今後は本格投資フェーズ。
- FY26/9の見通し: 売上増加を見込む一方、ディストリ・新規事業への先行投資で営業利益は一時的に減少見込み。
- M&A方針: 即クロスセル可能な企業、参入障壁を強化できる企業、黒字企業を優先。EPS向上につながる黒字企業の買収を基本方針。
- 採用計画: 「セールス&マーケ」「コンサルタント」「エンジニア」をバランス良く増員。AIやM&Aに強い人材も重視。
- 配当の継続性: FY26/9は記念配当なしだが普通配当30円を予定し、配当総額はFY25/9と同水準。
- 経営陣の姿勢: 中長期の成長投資に前向き。短期の利益悪化は受け入れつつ、ARPU向上とLTV/CACの確認で投資判断を行う姿勢。
- 未回答事項: 詳細なセグメント別売上・経常利益の内訳、為替前提、個別M&Aターゲットの詳細は非開示。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- ミエルカ事業の継続売上基盤(継続型売上比率80%超)
- 大手・中堅へのクロスセルでARPU向上が確認されている点(30万円以上帯の契約増)
- 生成AI機能の早期展開と利用割合の上昇(製品競争力向上)
- ディストリ事業の初期受注とLTV/CACの初期良好指標(2.1以上)
- ネガティブ要因:
- FY26/9は先行投資により営業利益が大幅減(▲20.2%見込み)
- ディストリ事業および生成AIの商業化の不確実性(LTV/CACの持続性)
- AI・検索エンジンの外部変化(GEO等)に伴う技術・戦略リスク
- 不確実性:
- ディストリ事業のスケーリング速度、M&A実行時のバリュエーションと統合効果、生成AIによる顧客採用率の伸び
- 注目すべきカタリスト:
- FY26/9 四半期ごとの売上・営業利益推移(投資効果の見える化)
- ディストリ事業のARR伸長とLTV/CACのトレンド
- 生成AI機能の利用率・ARR化(有料化・アップセルの実績)
- M&Aの実行と買収先の業績貢献
重要な注記
- 会計方針: 変更についての明示は資料内に無し(–)。
- リスク要因: 資料内には将来見通しの注意書きあり(マクロ変動や業界動向等で実績と差異が生じ得る旨)。
- その他: FY25/9期末の現預金等は24億円、3年累計営業CFは8億円、定常資金目安は5億円。配当性向20%目安・累進配当方針。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 220A |
| 企業名 | Faber Company |
| URL | https://www.fabercompany.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.6)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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