2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は当四半期の個別予想を開示していないが、通期・第2四半期(累計)予想は公表済。第1四半期実績は会社予想(通期/第2四半期累計)に対して不利な出だし(上振れ/下振れの明確な市場予想は提示なし)。
- 業績の方向性:売上は減収(△6.1%)、営業は赤字幅縮小だが営業損失(増益ではない)。要約:減収・減益(営業損失継続、ただし赤字幅は縮小)。
- 注目すべき変化:為替差損の計上や海外生産系子会社での過年度法人税等の計上(105.657百万円)が純損失を押し上げた点が大きい。セグメントでは文具事務用品の赤字拡大、ライフスタイルは増益。
- 今後の見通し:通期業績予想は修正有り(公表済)。第1四半期の進捗を踏まえると、第2四半期(累計)予想や通期予想達成には第2四半期以降での回復(特に営業利益・当期利益の大幅改善)が必要。
- 投資家への示唆(留意点):① 為替変動や過年度税負担など一時要因の影響が大きい。② 文具事務用品の販売減が続く一方、海外やライフスタイル領域での回復・拡大施策が進行中。③ 通期実現性は第2四半期以降の業績改善に依存。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社キングジム
- 主要事業分野:文具事務用品事業(「テプラ」「HITOTOKI」等電子文具・ステーショナリー)およびライフスタイル用品事業(生活用品、家具、キッチン用品等)。海外販売・自社工場での生産も展開。
- 代表者名:代表取締役社長 木村 美代子
- 上場取引所・コード:東(東証) 7962
- IR資料:決算補足説明資料あり(同社サイト掲載予定)
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月31日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期(連結) 2025年6月21日~2025年9月20日
- 決算説明会:開催なし(補足資料はあり)
- セグメント:
- 文具事務用品事業:電子ラベルライター「テプラ」等、ステーショナリー、EC販売、海外展開
- ライフスタイル用品事業:家具・生活雑貨・キッチン・防災等(複数の子会社で展開)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):31,459,692株
- 期末自己株式数:3,333,516株
- 期中平均株式数(四半期累計):28,126,176株
- 時価総額:–(提供資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本件は第1四半期短信提出済
- 株主総会:–(本短信に記載なし)
- IRイベント:決算補足資料掲載(ウェブ)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較)
- 売上高:第1四半期実績 8,251 百万円(前年同期比 △6.1%)。通期予想42,000百万円に対する進捗率:19.6%/第2四半期(累計)予想18,600百万円に対する進捗率:44.4%。
- 営業利益:第1四半期 実績 営業損失 △213 百万円。通期予想 営業利益1,500百万円に対する進捗(差分)はマイナス(Q1が損失のため、通期達成には残存期間で大幅黒字化が必要)。第2四半期(累計)予想営業利益220百万円に対しては未達(Q1単独で既に△213)。
- 純利益:第1四半期 親会社株主帰属四半期純損失 △298 百万円。通期予想当期純利益1,000百万円に対する進捗率:実質マイナス。第2四半期(累計)予想110百万円に対しては未達(Q1で△298)。
- サプライズの要因:
- 営業面:文具事務用品(テプラ等)や一部ECでの売上減が影響。売上総利益率は改善したものの販管費削減と相殺しても営業損失は継続。
- 営業外・特別項目:為替差損(26.084百万円)計上、過年度法人税等の計上(105.657百万円)、特別退職金(20.102百万円)等が当期純損失を押し上げた。
- 海外事業・子会社の影響は混在(海外売上は伸長する一方、海外税務調整等の一時負担が発生)。
- 通期への影響:
- 会社は通期および第2四半期累計の予想を公表・修正済み。第1四半期の状況からは、残る期間での利益改善(特に営業利益の黒字化)が必要。為替や一時税負担の戻しが無ければ通期達成は挑戦的。
財務指標(要点)
- 損益(第1四半期累計、百万円、前年同期比)
- 売上高:8,251 百万円(△6.1%/前年 8,785 百万円、△534 百万円)
- 売上総利益:3,216 百万円(前年 3,247 百万円)
- 販売費及び一般管理費:3,429 百万円(前年 3,500 百万円)
- 営業利益:△213 百万円(前年 △252 百万円)※赤字幅は縮小
- 経常利益:△135 百万円(前年 △75 百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△299 百万円(前年 △218 百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△10.63 円(前年 △7.76 円)
- 収益性指標
- 営業利益率:△2.59%(営業損失213.787 / 売上8,251.473、参考。マイナスは改善余地あり)
- ROE(参考):△1.24%(四半期純損失 △298.942 / 純資産 24,029.921 → -1.24%)(目安:8%以上で良好)
- ROA(参考):△0.82%(△298.942 / 総資産 36,375.317 → -0.82%)(目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 通期売上進捗率:19.6%(8,251 / 42,000)
- 通期営業利益進捗:実績は損失のため数値的進捗は不利(目標1,500に対してQ1は△213)
- 通期純利益進捗:実績は損失(目標1,000に対してQ1は△299)
- 第2四半期(累計)目標に対する進捗:売上44.4%、営業利益は未達(第2四半期累計目標220百万円に対しQ1が△213)
- 貸借対照表(要点、千円→百万円換算の概数)
- 総資産:36,375 百万円(前期末 35,513 百万円、増加 862 百万円)
- 純資産:24,029 百万円(前期末 24,052 百万円、微減 22 百万円)
- 自己資本比率:65.8%(安定水準;前期 67.5%)
- 現金及び預金:6,748 百万円(前期末 6,831 百万円、減少 約84 百万円)
- 短期借入金:5,270 百万円(前期末 4,540 百万円、増加 730 百万円)
- 投資有価証券:3,601 百万円(前期末 2,978 百万円、増加 623 百万円)
- 商品及び製品(棚卸資産):10,805 百万円(前期末 9,701 百万円、増加 1,104 百万円)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当四半期は非作成)。営業CF等の数値は未提示。
- フリーCFや営業CF/純利益比率は算出不可(資料未提供)。
- 四半期推移(QoQ):当四半期単独数値のみ開示。季節性の影響は業種と製品で有(文具・ライフは季節品の影響あり)。
- 財務安全性
- 自己資本比率 65.8%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 流動負債合計 9,156 百万円、固定負債合計 3,190 百万円(負債合計 12,345 百万円)
特別損益・一時的要因
- 主な特別損失:
- 過年度法人税等:105.657 百万円(海外生産系子会社の過年度税額計上)
- 特別退職金:20.102 百万円
- 固定資産売却損・除却損等:合計 約0.2 百万円
- 営業外損失:
- 為替差損:26.084 百万円
- 一時的要因の影響:
- 過年度法人税等や為替差損は第1四半期の当期純損失を大きく押し上げている。過年度税は一時的要因と見られるが、税務処理の結果次第で再発の可能性も留意。
- 継続性判断:
- 特別損失部分(過年度税・退職金)は一時性の色合いが強いが、為替関連は継続的リスクとなり得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年6月期:中間 7円、期末 7円、年間 14円
- 2026年6月期(予想):中間 7円、期末 7円、年間 14円(修正無)
- 直近の配当予想修正:なし
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想純利益等から計算可能だが、当四半期のみでの判定は不可)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 減価償却費(第1四半期累計):151.345 百万円(前年 151.075 百万円)
- 建設仮勘定(増加):90,261 千円(前期 56,104 千円)→ 建設仮勘定の増加は投資の示唆(約34.2百万円増)
- 当四半期の設備投資合計額の明確な開示はなし(貸借対照表の変動から一部推測可能)
- 研究開発:
- R&D費用の明示はなし(のれん償却等は記載。のれん償却額:41.087 百万円)
受注・在庫状況
- 受注状況:–(決算短信に受注高・受注残高の明示なし)
- 在庫状況:
- 商品及び製品(棚卸資産):10,804.902 百万円(前年同四半期・前期比で増加、在庫増は需給や出荷タイミング影響と推察)
- 在庫回転日数などの詳細は未記載
セグメント別情報
- 文具事務用品事業:
- 売上高:4,922.836 百万円(前年同期比 △5.0%)
- セグメント損失:△338.173 百万円(赤字幅増加)
- 主因:電子製品(テプラ)や防災用品の反動減、ECモールでの競争激化等
- 注力点:新型「テプラ」PRO SR-R5600P投入、防災ブランド「KOKOBO」展開、D2C強化
- ライフスタイル用品事業:
- 売上高:3,328.637 百万円(前年同期比 △7.6%)
- セグメント利益:120.255 百万円(前年同期 41.631 百万円→大幅増益)
- 主因:子会社ごとの振幅(ラドンナ好調、ぼん家具低調、為替改善による粗利改善等)
- 地域別(概要記載のみ):
- 海外売上は大幅伸長(中国ブランド「可麗塔」「HITOTOKI」等の好調、ベトナム生産・BtoB拡大、米国での「ポメラ」現地モデル好調)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(第11次、2025/6期〜2027/6期)の方針:
- 既存ビジネス強化、サービス事業展開、ライフスタイル分野拡大、海外事業強化
- 進捗状況:
- 海外事業やライフスタイル領域での成長施策は奏功しているが、国内文具事業の減収が足を引っ張っている状況。中期目標達成には国内事業の回復と海外/サービス事業の継続的拡大が必要。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:同業他社の数値は本資料に含まれず直接比較は不可。ただし文具・生活用品市場では価格競争やECチャネルの激化が継続。
- 市場動向:原材料費や人件費高騰で消費者物価上昇、為替の変動が収益に影響。海外(中国・ベトナム・米国)での需要は拡大。
今後の見通し
- 業績予想:
- 第2四半期(累計)予想:売上 18,600 百万円(+0.4%)、営業利益 220 百万円、経常利益 370 百万円、当期純利益 110 百万円
- 通期予想:売上 42,000 百万円(+6.0%)、営業利益 1,500 百万円(+179.0%)、経常利益 1,600 百万円(+91.3%)、当期純利益 1,000 百万円(+135.3%)
- 直近公表の予想から修正あり(「業績予想の修正に関するお知らせ」参照)
- 予想の信頼性:
- 第1四半期のマイナス要因(為替差損、過年度税等)は一時性要因を含むため、これらの戻しや第2四半期以降の販売回復により通期見込みは達成可能との想定があるが、実現にはQ2以降での大幅な改善が必要。
- リスク要因:
- 為替変動、原材料価格上昇、ECモール等での価格競争、海外税務リスク、季節要因による売上変動
重要な注記
- 会計方針:変更なし(会計方針の変更・見積りの変更等は該当なし)
- 監査・レビュー:四半期連結財務諸表に対する監査法人のレビューは実施なし
- その他:決算補足説明資料は同社ウェブサイトに掲載予定。業績予想の前提等は補足資料参照。
(注)本まとめは提出された決算短信の記載に基づく整理であり、投資助言や将来の業績保証を行うものではありません。不明な項目は“–”と記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7962 |
| 企業名 | キングジム |
| URL | http://www.kingjim.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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