2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想(修正なし)に対する第1四半期の進捗は良好。第1四半期単体で営業利益は通期予想比進捗率約37.1%と高い進捗を示す(会社はQ1単独の予想公表なしのため「市場予想との比較」は–)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比で減少(増収減益ではなく 増収減益ではなく「減収増益」的な結果)→ 売上高△3.1%、一方で営業利益+15.4%、経常利益+18.2%、親会社株主に帰属する四半期純利益+41.4%。
- 注目すべき変化:売上高は外部広告からポイント・クーポンによる顧客還元へ施策をシフトした影響で減少したが、物流・広告効率化等により限界利益・営業利益を改善。M&A(マルタミ、ブルーシンシア等)による連結範囲拡大とのれん増加が発生。
- 今後の見通し:通期の連結業績予想に変更は無し(2025年4月14日公表分から修正なし)。ただし会社は通期業績が買取在庫比率やマガシーク統合に伴う償却の進捗等で変動しやすい旨を注記しているため、通期の変動リスクは残る。
- 投資家への示唆:利益体質は改善しているが、売上高の見え方がキャンペーン(ポイント/クーポン)会計や買取在庫比率で変動しやすく、一時的要因(M&A関連費用・特別益等)も発生している点に留意。通期達成には在庫(買取比率)やのれん償却の進捗が鍵。
基本情報
- 企業名:ジェイドグループ株式会社(コード 3558)
- 主要事業分野:ファッションEC(自社モール運営・他社モール出店)、プラットフォーム(BOEM/ECS、e-3PL、POS等)、ブランド事業(Reebok等)の運営・販売・DX支援
- 代表者名:代表取締役 田中 裕輔
- 問合せ先:取締役兼管理本部ディレクター 高志 成俊 TEL 03-5465-8022
- 報告概要:
- 提出日:2025年7月15日
- 対象会計期間:2026年2月期 第1四半期連結累計期間(2025年3月1日~2025年5月31日)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有
- セグメント:
- ECモール事業:LOCONDO.jp、MAGASEEK、d fashion 等のモール運営、他社モール出店
- プラットフォーム事業:BOEM/ECS(自社公式EC支援)、e-3PL(倉庫受託)、LOCOCHOC等
- ブランド事業:Reebok、ANBUR LEAGUE(FASCINATE/マルタミ/ブルーシンシア等)等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):11,487,360株(2026年2月期1Q)
- 期末自己株式数:1,699,532株(2026年2月期1Q)
- 四半期累計の平均株式数(四半期累計):9,819,912株(2026年2月期1Q)
- 今後の予定:
- 決算発表:2025年7月15日(第1四半期短信公表済)
- IRイベント:決算説明会実施(詳細はIR資料参照)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 売上高:4,548,353千円(前年同期比△3.1%)。会社のQ1予想は未開示、通期売上予想も未開示(会社は売上は取扱高に占める買取在庫の割合で変動すると注記)。
- 営業利益:557,114千円(前年同期比+15.4%)。通期営業利益予想1,500,000千円に対する進捗率:約37.1%(第1四半期での進捗は良好)。
- 純利益(親会社株主帰属):359,963千円(前年同期比+41.4%)。通期予想は開示なしのため達成率算出不可。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:物流フロー効率化、広告効率化、各種手数料引き下げ、固定費削減(本社・倉庫集約)により営業利益が増加。
- 下振れ要因:広告費を外部広告からポイント・クーポンによる顧客還元へシフトしたため売上高(売上計上ベース)が減少。
- 特別損益:短期売買利益等の特別利益80,957千円が計上され、特別損失(固定資産除却損等)31,321千円が発生。
- 通期への影響:
- 現時点で通期予想(営業利益・取扱高)は修正なし。第1四半期の営業利益進捗は良好だが、会社注記の通り通期業績は買取在庫比率やマガシーク統合に伴う償却・会計監査の影響で変動しやすく、不確実性を内包。
財務指標(主要数値)
(単位:千円/前年比は%で表示)
- 主要損益(第1四半期累計)
- 商品取扱高(相殺前):11,713,000 千円(+1.7%)※短信上位表による
- 売上高(相殺後):4,548,353 千円(△3.1%/△144,671千円)
- 売上総利益:3,701,243 千円(△1.9%)
- EBITDA:735,840 千円(+12.9%)
- 営業利益:557,114 千円(+15.4%)
- 経常利益:593,242 千円(+18.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:359,963 千円(+41.4%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):36.66円(前期24.19円、+約51.5%)
- 財政状態(2025/5/31)
- 総資産:12,641,950 千円(前期末12,121,778 千円 → +520,172千円)
- 純資産合計:6,835,599 千円(前期末6,392,885 千円 → +442,714千円)
- 自己資本(親会社株主持分):5,758,961 千円
- 自己資本比率:45.6%(安定水準。前期 45.2%)
- 収益性指標(概算)
- 営業利益率(売上高ベース):557,114 / 4,548,353 = 約12.3%
- 営業利益率(取扱高ベース):557,114 / 11,270,843 ≒ 約4.9%(短信表記と整合)
- ROE(単純年率換算概算):(親会社帰属四半期純利益×4) / 株主資本 ≒ (359,963×4) / 5,758,961 ≒ 約25.0%(概算、優良水準)
- ROA(単純年率換算概算):(親会社帰属四半期純利益×4) / 総資産 ≒ 約11.4%(概算)
- 目安:ROE 8%超で良好、10%超で優良 → 同社は第1四半期ベースの単純年率換算では高水準。ただし季節性や一時要因の影響に注意。
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期の進捗)
- 取扱高(通期予想45,000,000千円)に対する進捗(相殺前):11,713,000 / 45,000,000 ≒ 26.0%
- 営業利益(通期予想1,500,000千円)に対する進捗:約37.1%
- 純利益:通期予想未開示のため進捗率は算出不可
- コメント:営業利益の進捗は高く、通期目標達成に向けた足元の利益創出は良好。ただし取扱高の季節性・買取比率で売上の変動が大きくなりうる点に留意。
- キャッシュフロー(注記)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(短信注記)。ただし貸借対照表から:
- 現金及び預金:2,410,114 千円(前期末 2,993,436 千円 → △583,322千円、主にM&A対価支払による減少)
- 売掛金:2,542,868 千円(前期 1,722,315 千円 → +820,553千円)
- 商品(棚卸資産):2,418,139 千円(前期 2,154,633 千円 → +263,506千円)
- 四半期推移(QoQ):–(短信は前年同期比較中心で、QoQは明記無し)
- 財務の安全性:
- 流動資産 8,568,727 千円 / 流動負債 5,310,692 千円 → 流動比率 ≒ 161%(流動性は概ね良好)
- 負債合計:5,806,351 千円(長期借入金は減少:663,416→442,340千円)
- 自己資本比率45.6%(安定水準)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 短期売買利益受贈益:80,957 千円(第1四半期に計上)
- 投資有価証券売却益:–(期による)
- 特別損失:
- 固定資産除却損:30,584 千円
- 投資有価証券売却損:736 千円
- 合計特別損失:31,321 千円
- 一時的要因の影響:
- 特別利益が計上されており(80,957千円)、これが当期利益を押し上げている面がある。一方で固定資産除却損等の特別損失も発生しており、特別損益の純額はプラス寄与(約49,636千円)となっている。
- 継続性の判断:
- 短期売買利益等は性質上一時的と判断されるべきで、中核事業の利益トレンドと切り分けて評価する必要あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年2月期:年間0.00円(中間0、期末0)
- 2026年2月期(会社予想):中間 0.00円、期末 30.00円、年間合計 30.00円(直近公表配当予想から修正有)
- 配当利回り:–(株価データ未提示のため算出不可)
- 配当性向:–(通期純利益予想の開示なしのため算出不可)
- 特別配当の有無:無
- 自社株買い等の株主還元:期中に自己株式処分(譲渡制限付株式報酬として役員・従業員へ処分)を実施。自社株の取得・処分等の施策あり(自己株式の増加を確認)。
設備投資・研究開発
- 減価償却費:119,439 千円(当第1四半期累計)
- のれんの償却額:59,286 千円(当第1四半期累計)
- 設備投資(固定資産増加等):固定資産合計は前期末比で約30,806千円増加(無形のれん増加等が主因)。
- 当四半期の主な投資:M&A関連(子会社化による取得対価:マルタミ 約96,786千円、ブルーシンシア 約245,000千円等)
- R&D費用:明示なし(–)
受注・在庫状況(該当事項)
- 在庫(商品):2,418,139 千円(前年同期比 +263,506千円、在庫増加)
- 受注・受注残:記載なし(–)
- 在庫回転日数:記載なし(–)
セグメント別情報
(第1四半期累計、金額は千円、対前年増減率)
- ECモール事業
- 取扱高:6,816,000 千円(+6.0%)
- 売上高:2,053,006 千円(△4.3%)
- コメント:自社モールや他社モール合わせて出店ブランド数4,946。売上減はポイント/クーポンシフトによる売上控除が主因。
- プラットフォーム事業
- 取扱高:3,417,000 千円(△2.9%)
- 売上高:1,218,351 千円(+1.2%)
- コメント:BOEM/ECSの支援ブランド数42。e-3PLやマガシーク受託出荷は取扱高に含めない注記あり。
- ブランド事業
- 取扱高:1,480,000 千円(△5.4%)
- 売上高:1,459,528 千円(△6.8%)
- コメント:REEBOK売上大幅減(△21.5%)だが、ANBUR LEAGUE(FASCINATE等)は大幅増(+105.8%)で連結効果あり。
- セグメント戦略:
- 複数モールのIT/物流インフラを一元化し効率運営(d fashionのIT統合を上半期内完了予定)。
- マガシークのECSをBOEMへ統合中。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信では中期計画の数値・KPIの詳細は記載なし(–)。
- 進捗:M&Aによるモール/ブランド拡充、プラットフォーム統合(BOEMへのECS移行)等は中期の事業拡大方針と整合。
競合状況や市場動向
- 市場動向:ファッションEC市場は成長継続(2023年度:前年比+4.8%、EC化率22.9%(経済産業省データ))。DX需要の増加も追い風(短信引用)。
- 競合比較:同業他社比較の定量データは短信に記載なし(–)。ただし複数モール運営+プラットフォーム提供の一体化は同社の競争優位性として言及。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期の連結業績予想(2025/3/1~2026/2/28):取扱高(相殺前)45,000,000千円(△10.7%)、営業利益 1,500,000千円(△2.3%)。(注:会社は売上高や純利益は変動しやすいため開示していない)
- 予想の修正:直近公表の通期予想から修正は無し
- 会社予想の前提:取扱高は買取在庫割合で大きく変動、当期純利益はマガシーク統合や減価償却の進捗、会計監査の影響等で変動する旨を注記
- 予想の信頼性:会社自身が通期業績が変動しやすい旨を明記しており、特に純利益は一時項目や償却進捗で上下しやすい点に注意。
- リスク要因:
- マクロ:消費者心理の弱含み、米国関税、中東情勢等
- 事業:買取在庫比率の変動、M&Aの統合リスク、のれん償却の負担増、会計監査等による変動
- その他:広告費運用・ポイント/クーポン施策が売上計上と利益に与える影響
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:有(新規子会社等 3社:株式会社ブルーシンシア、株式会社マルタミ、ANBUR LEAGUE株式会社の追加)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期連結累計期間の作成なし(短信注記)
- 監査:四半期連結財務諸表に対する監査法人によるレビュー:無
- その他:譲渡制限付株式報酬制度導入に伴う自己株式の処分(役員・従業員向け)を実施済み(払込日 2025/6/27)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3558 |
| 企業名 | ジェイドグループ |
| URL | https://jade-group.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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