2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収・減益(営業損失・経常損失・親会社株主帰属中間純損失)」に転じた。
  • 注目すべき変化:工作機械事業の売上減少(前年同期比▲32.1%)と、仕様変更に伴う追加費用等で工作機械事業が営業損失(1億2,400万円)を計上した点が最大の変化。これにより全社で中間純損失1億1,849万3千円。
  • 今後の見通し:通期予想は修正無しだが、中間期実績からは下期で大幅な回復(営業利益で約8,876万円、経常利益で約10.5億円超、当期純利益で約11.95億円超の改善)が必要で、達成は容易ではないと判断される(詳細は「決算サプライズ分析」参照)。
  • 投資家への示唆:中間期は機械事業の採算悪化と特別損失が業績を押し下げた。下期の受注状況、コスト是正・仕様変更対応の進捗、為替影響、キャッシュ(短期借入金の削減)動向に注目すべき。

基本情報

  • 企業概要:
  • 企業名:株式会社ヤマザキ
  • 主要事業分野:輸送用機器事業(四輪・二輪向け量産部品の製造販売)、工作機械事業(専用工作機械の設計・製造販売)
  • 代表者名:代表取締役社長 山崎 好和
  • 上場:東証(コード 6147)
  • URL:https://www.yamazaki-iron.co.jp/
  • 報告概要:
  • 提出日:2025年11月7日
  • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
  • 決算説明会:無
  • セグメント:
  • 輸送用機器事業:四輪・二輪向け量産部品の販売(国内およびベトナム子会社含む)
  • 工作機械事業:専用工作機械の設計・販売
  • 発行済株式:
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):4,579,000株(変動無し)
  • 期中平均株式数(中間):4,437,250株
  • 時価総額:–(資料無し)
  • 今後の予定:
  • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
  • 配当支払開始予定日:-
  • 決算発表・IRイベント等:決算補足資料作成・説明会ともに無し(今回)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(中間累計)
  • 売上高:1,266百万円(前年同期1,565百万円、前年比▲19.1%)。通期予想2,534百万円に対する進捗率:約50.0%(通期の50%到達)。
  • 営業利益:営業損失90.8百万円(前年同期 営業利益56.4百万円)。会社の通期予想は営業利益▲2百万円(無修正)。中間期は赤字で、下期で黒字化し通期▲2百万円に収めるには約88.8百万円の改善が必要。
  • 純利益:親会社株主に帰属する中間純損失118.5百万円(前年同期は当期純利益37.1百万円)。通期予想は当期純利益1百万円(無修正)。達成には下期で約119.5百万円の改善が必要。
  • サプライズの要因:
  • 工作機械事業:専用工作機械の販売減少(売上▲32.1%)に加え、一部案件の仕様変更に伴う追加費用等で事業構造改善費用(特別損失)15.95百万円を計上し、同セグメントで大幅な赤字(△124.95百万円)に。
  • 輸送用機器事業:四輪向け量産部品は増加したが、二輪向けが減少。ベトナム子会社では利益率の高い製品が好調でセグメントは黒字(33.38百万円、前年同期比増益)。
  • 為替換算差額の悪化(為替換算調整勘定が62.45百万円→△2.13百万円)により包括利益が大きく悪化。
  • 支払利息の増加(9.95百万円→18.03百万円)など金融費用の増加も利益を圧迫。
  • 通期への影響:
  • 会社は通期予想(無修正)を維持しているが、中間期の赤字幅を埋めるためには下期で大幅な受注回復・コスト削減・特別損失非再発などが必要。達成可能性は高くないと判断されるが、受注動向と下期利益計画の開示を注視する必要あり。

財務指標(主要数値)

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 売上高:1,266(▲19.1%、前年1,565、差▲299)
  • 営業利益:△90.8(前年+56.4、営業利益率 -7.17%(前年 3.60%))
  • 経常利益:△99.8(前年+53.9)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益:△118.5(前年+37.1)
  • 1株当たり中間純利益(EPS):△26.70円(前年 8.35円)
  • 総資産:3,540(前期末 3,943、減少約403)
  • 純資産:1,207(前期末 1,413、減少約206)
  • 自己資本比率:34.1%(前連結会計年度末 35.8%、目安40%未満は注意)
  • ROE(概算):約△9.0%(参考:平均自己資本約1,310百万円に対する当期純損失)
  • ROA(概算):約△3.2%(参考:平均総資産約3,742百万円に対する当期純損失)
  • 営業利益率:中間期 -7.17%(業種平均は会社資料に無し。目安:高付加価値製造業で数%台が一般)
  • 進捗率(通期予想に対する中間進捗)
  • 売上高進捗率:約50.0%
  • 営業利益進捗率:通期予想がほぼゼロ(▲2百万円)のため参考外。中間で赤字発生のため下期での黒字化が必要。
  • 純利益進捗率:通期予想1百万円に対し中間で△118.5百万円(大幅未達)
  • キャッシュフロー(中間累計、千円単位)
  • 営業CF:+142,711千円(前年+198,476千円、減少)
  • 投資CF:△17,965千円(前年△91,200千円、投資支出縮小)
  • 財務CF:△219,689千円(前年△125,969千円、主な影響:短期借入金純減150,000千円、配当44,372千円、長期借入金返済19,998千円)
  • フリーCF(営業CF−投資CF):+124,746千円(営業CFはプラスだが現金残高は減少)
  • 現金及び現金同等物期末残高:290,459千円(期首388,243千円、減少約97.8百万円)
  • 営業CF/当期純利益比率:営業CF 142.7百万円に対し当期純損失118.5百万円 → 営業CFはプラスで現金創出は維持
  • 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は資料に四半期単独数値無し。季節性は事業特性に依存、今回中間期は工作機械の受注・採算が弱含み。
  • 財務安全性:
  • 流動資産 1,796.7百万円 / 流動負債 1,665.9百万円 → 流動比率 約107.8%(目安100%以上は短期支払能力あり)
  • 負債合計 2,333.1百万円、自己資本 1,207.2百万円 → 負債比率(負債/自己資本)約193%(高め)
  • 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率は低下(営業利益率のマイナス転換が影響)。
  • セグメント別(中間期・対前年)
  • 輸送用機器事業:売上 698.0百万円(前年比▲4.0%)、セグメント利益 33.4百万円(前年比増益)
  • 工作機械事業:売上 568.0百万円(前年比▲32.1%)、セグメント損失△124.95百万円(仕様変更等の追加費用で大幅悪化)
  • 財務の解説:流動資産・現金が減少し短期借入金を削減した結果、財務CFは大幅マイナス。営業CFはプラスを確保しているものの、配当支払等による資金流出が継続。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 0.15百万円(当中間期)
  • 特別損失:事業構造改善費用 15.95百万円(仕様変更等に伴う追加費用等)、その他 0
  • 一時的要因の影響:工作機械事業での事業構造改善費用(15.95百万円)が中間業績に与えた影響は限定ではあるが、当該事象と仕様変更が継続的な影響を残す可能性があり、除外調整しても事業本体の採算悪化が見られる。
  • 継続性の判断:仕様変更に伴う追加費用は案件ベースだが、類似案件の発生や構造的な受注減が続けば継続的リスクとなる。

配当

  • 配当実績と予想:
  • 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年3月期 中間:0.00円、前期中間も0.00円)
  • 期末配当(予想):10.00円(通期合計 10.00円、会社は配当予想修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報無し)
  • 配当性向:通期予想当期純利益1百万円、予想EPS 0.23円に対して年間配当10.00円 → 計算上の配当性向は極めて高い(参考値 約4,347%)となり、会計上/実務上整合しない水準。実際は業績回復や内部留保の取り崩し等で対応するものと思われるが、注視が必要。
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし。配当予想は無修正。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間期の有形固定資産取得):39,991千円(当中間期、前年は91,348千円)。投資額は縮小傾向。
  • 減価償却費:58,490千円(中間期)
  • 研究開発(R&D):明細記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細は資料に記載なし(–)。
  • 在庫状況:
  • 仕掛品:318,469千円 → 116,576千円(大幅減少)
  • 製品棚卸:42,529千円 → 41,188千円(横ばい)
  • 在庫の状況は仕掛品減少により流動資産を圧縮。

セグメント別情報

  • 輸送用機器事業:
  • 売上高 698.0百万円(前年比▲4.0%)、セグメント利益 33.4百万円(前年より増益)。国内四輪用部品の伸長、ベトナム子会社で高付加価値品が好調。
  • 工作機械事業:
  • 売上高 568.0百万円(前年比▲32.1%)、セグメント損失 △124.95百万円。専用工作機械の販売減と、仕様変更に伴う追加費用が主因。
  • 地域別売上:国内/海外比率の明細は限定的だが、ベトナム子会社の動きが業績に影響。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:開示資料に特定の中期KPIの進捗は無し(–)。
  • KPI達成状況:今回の中間実績は短期的には目標に逆行する点があり、工作機械事業の早期是正が必要。

競合状況や市場動向

  • 競合他社比較:資料内に同業他社との比較は無し(–)。
  • 市場動向:国内は雇用・所得改善で緩やかな回復も、物価上昇・国際的リスク等で先行き不透明。為替や金利上昇(支払利息増加)も業績に影響。

今後の見通し

  • 業績予想:
  • 会社の通期予想(2026年3月期)には修正無し:売上高 2,534百万円(▲18.1%)、営業利益 ▲2百万円、経常利益 5百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1百万円、EPS 0.23円。
  • 会社予想の前提条件・詳細は添付資料(別頁)に記載とのこと。
  • 予想の信頼性:
  • 中間期の赤字幅を埋めるため下期で大幅な改善が必要。過去の予想達成傾向は資料に記載無し(–)。現状では達成リスクあり。
  • リスク要因:
  • 工作機械事業の採算悪化継続、追加費用発生の可能性
  • 為替変動(為替換算差額の悪化が大きく影響)
  • 金利上昇・借入コスト増(支払利息の増加)
  • 受注の停滞・下期の受注回復の不確実性
  • 流動性(短期借入金の削減に伴う資金運用圧力)

重要な注記

  • 会計方針:重要な会計方針の変更なし
  • 監査:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
  • その他:業績予想に係る記述は前提に基づくものであり実際の業績は変動ありと注記

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6147
企業名 ヤマザキ
URL https://www.yamazaki-iron.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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