2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が想定する業績見通しに対し「概ね予想どおり」。市場コンセンサスは提示されていないが、通期予想の進捗は概ね順調(上振れ/下振れではなくほぼ予想通り)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高:14,136百万円で前年同期比+1.6%、営業利益:1,126百万円で前年同期比△6.7%)。
- 注目すべき変化:中間純利益は971百万円で前年同期比+35.5%。前年同期に計上した投資有価証券評価損や関係会社株式売却損が今回発生しておらず、税金費用の減少も寄与している点が大きい(営業面はコスト増で利益率低下)。
- 今後の見通し:通期業績予想(営業収益28,500百万円、営業利益2,250百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,800百万円)に対する中間進捗は概ね50%台で順調。会社は通期予想の修正を行っていない。
- 投資家への示唆:営業収益は堅調に推移している一方、賃金上昇や燃料等のコスト増で営業利益率が圧迫されている。中間純利益の改善は一時的要因(評価損の解消等)も寄与しているため、収益の実態把握では営業利益・営業CFの動向に注目すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社中央倉庫
- 主要事業分野:国内物流(倉庫業・運送業)、国際貨物(通関業・梱包業等)、不動産賃貸(宿泊施設等含む物流外物件の賃貸)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 谷奥 秀実
- URL:https://www.chuosoko.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:有(証券アナリスト、機関投資家向け、2025年12月2日開催予定)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
- 配当支払開始予定日:2025年12月2日
- セグメント:
- 国内物流事業:倉庫業、運送業(国内貨物の保管・輸配送等)
- 国際貨物事業:通関業、梱包業(輸出入貨物の取り扱い・付随サービス)
- 不動産賃貸事業:物流用途以外を含む賃貸(例:京都梅小路地区宿泊施設等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):19,064,897株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:709,348株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):18,405,325株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会資料掲載:説明会後速やかに同社ウェブサイトへ掲載予定(説明会は2025年12月2日)
- 株主総会:通期スケジュールに準じる(具体日程:–)
- IRイベント:上記説明会等(詳細はウェブサイト参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「修正なし」「概ね予想どおり」との会社説明)
- 売上高(営業収益):14,136百万円(対通期予想28,500百万円に対する進捗率49.6%)
- 営業利益:1,126百万円(対通期予想2,250百万円に対する進捗率50.0%)
- 純利益(親会社株主に帰属する中間純利益):971百万円(対通期予想1,800百万円に対する進捗率54.0%)
- サプライズの要因:
- 営業利益が減少した主因は人件費(初任給・ベースアップ等)や業務委託費、減価償却費の増加。
- 中間純利益が大幅増となった主因は税金費用の減少と、前年同期に計上された投資有価証券評価損(137,997千円)および関係会社株式売却損(31,148千円)が当期に発生していない点。
- 営業外収益(受取配当金等)の増加も純利益改善に寄与。
- 通期への影響:
- 会社は現時点で通期見通しの修正を行っておらず、業績は概ね予想通りに推移していると説明。したがって現状は通期達成可能性は高いと見なしている(進捗率はおおむね均等配分に近い)。
財務指標
- 財務諸表の要点(中間期:2025年9月30日、単位:百万円)
- 総資産:61,221(前期末58,928、+3.9%)
- 純資産:48,088(前期末46,077、+4.4%)
- 自己資本(注記):47,793
- 自己資本比率:78.1%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 収益性(当中間期 → 前中間期 比較)
- 売上高(営業収益):14,136百万円、前年同期比+1.6%(増収)
- 営業利益:1,126百万円、前年同期比△6.7%(減益)、営業利益率=1,126/14,136 ≒ 8.0%(目安:業種平均参照)
- 経常利益:1,336百万円、前年同期比△0.3%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:971百万円、前年同期比+35.5%
- 1株当たり中間純利益(EPS):52.77円(前年37.81円、+)
- 収益性指標
- ROE:971 / 47,793 ≒ 2.03%(目安:8%以上で良好 → 低い)
- ROA:971 / 61,221 ≒ 1.59%(目安:5%以上で良好 → 低い)
- 営業利益率:約8.0%(業種との比較は留意、低下傾向)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:49.6%(通常ペース)
- 営業利益進捗率:50.0%(通常ペース)
- 純利益進捗率:54.0%(やや良好、ただし一時的要因含む)
- 過去同期間との比較:概ね同社の想定どおり
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:878(前年同期1,946、△1,067減)
- 投資CF:△1,199(前年△1,475、改善)
- 財務CF:207(前年△995、改善:長期借入実行等)
- フリーCF:営業CF − 投資CF = 878 − 1,199 = △321(マイナス)
- 営業CF/純利益比率:878 / 971 ≒ 0.90(目安:1.0以上が望ましい → やや未達)
- 現金同等物残高:5,154百万円(期首5,268、ほぼ横ばい)
- 四半期推移(記載ある場合)
- QoQの細かい数値は未記載だが、営業CFは前年同期比で減少しており、期中の税金支払増や運転資金増(前払費用等)が影響。
- 財務安全性
- 自己資本比率:78.1%(安定水準)
- 負債比率(負債合計13,133 / 純資産48,088 ≒ 27.3%):低い(保守的な財務構成)
- 流動比率(流動資産13,169 / 流動負債6,683 ≒ 197%):良好
- 効率性
- 減価償却費:906.7百万円(中間期、前年869.8百万円)
- 総資産回転等の詳細は記載データから算出可能だが、売上の増加幅に対し資産増加(固定資産、投資有価証券増)が見られるため投資の効果確認が必要
- セグメント別(中間期:当中間連結会計期間)
- 国内物流事業:営業収益11,252百万円(前年同期11,174、+0.7%)、セグメント利益1,310百万円(前年1,366、△4.1%)
- 国際貨物事業:営業収益2,705百万円(前年2,555、+5.8%)、セグメント利益259百万円(前年250、+3.6%)
- 通関(輸出入)増加:通関1,690百万円(+8.8%)、梱包1,014百万円(+1.3%)
- 不動産賃貸事業:営業収益178百万円(前年178、△0.3%)、セグメント利益76百万円(前年77、△1.1%)
- 財務の解説(要点)
- 固定資産の建設仮勘定が愛知県あま市の新物流拠点建築等により増加(建設仮勘定1,373百万円)。
- 投資有価証券は評価益により増加(+約2,408百万円)。
- 長期借入金が新規に増加(約913百万円の借入)し固定負債が増加。自己株式取得継続(当中間期で取得額223百万円)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 0.8百万円(当中間期)
- 特別損失:当中間期では合計2,506千円(固定資産売却損等)
- 一時的要因の影響:
- 前年同期に大きな投資有価証券評価損(137,997千円)および関係会社株式売却損(31,148千円)が計上されていたため、当期の純利益改善はこれら一時的負担の解消が大きい。
- 継続性の判断:投資有価証券の評価益・損失は市場環境に依存するため継続性は限定的。一方、営業面の費用増は継続性がある可能性(賃金上昇等)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:16円(2026年3月期中間、前年は15円)
- 期末配当(予想):22円
- 年間配当予想:38円(前年36円)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向(予想):年間配当38円 / 予想EPS97.90円 ≒ 38.8%
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:自己株式取得を継続(当中間期で取得支出223百万円)。配当は増額見込みで株主還元は継続的に行われている。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当中間期の有形固定資産取得による支出:1,680.7百万円(前年同期1,433.5百万円)
- 主な投資内容:愛知県あま市における物流新拠点の建築着手など(建設仮勘定増加1,373百万円)
- 減価償却費:906.7百万円(中間期)
- 研究開発:
- R&D費用:–(決算短信記載なし)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:–(記載なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産の増減は中間期で△4,662千円(小幅な増減)の記載あり。詳細な在庫回転日数等は記載なし。
セグメント別情報
- 国内物流:
- 売上高11,252百万円(+0.7%)、セグメント利益1,310百万円(△4.1%)。入庫高は減少、出庫高は増加。貨物保管残高は期中は増加も期後半に減少傾向。人件費・減価償却費増が利益を圧迫。
- 国際貨物:
- 売上高2,705百万円(+5.8%)、セグメント利益259百万円(+3.6%)。通関・梱包ともに取扱量増。営業収益・営業利益ともに増加。
- 不動産賃貸:
- 売上高178百万円(△0.3%)、セグメント利益76百万円(△1.1%)。一部契約終了等で微減。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:第8次中期経営計画「NEXT CS-100」(2025年度〜2027年度)を開始。方針に沿って新拠点整備、機工(輸送付随業務)体制強化、化学原料取扱い拡大、情報システム強化等を実施。
- KPI達成状況:中期計画の具体KPI進捗の数値は未記載だが、設備投資やネットワーク拡充は着実に実行中。
競合状況や市場動向
- 市場動向:貨物の荷動きは伸び悩む一方で燃料・人件費上昇等コストリスクが継続。為替・地政学リスクも想定外の影響要因。
- 競合状況:同業他社比較の具体データは記載なし。国際貨物での取扱量増や国内での料金適正化・新規営業開発が競争対応策。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正:無(2025年5月12日公表の予想から修正なし)
- 通期前提条件の詳細は決算補足資料(添付資料4ページ)に記載(為替・原油等の前提は資料参照)
- 予想の信頼性:当中間期は「概ね予想どおり」との会社説明。過去に評価損等で業績変動があるため、非定常項目の有無に注意。
- リスク要因:貨物需要の更なる鈍化、燃料・人件費の上昇、為替変動、地政学リスク、投資有価証券の評価損発生など。
重要な注記
- 会計方針:当中間期における会計方針の変更、見積り変更、修正再表示等は無し。
- その他:
- 第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外。
- 中間純利益に影響した前年勢の投資有価証券評価損ならびに関係会社株式売却損は当期に発生していない点は留意。
(注)
- 不明な項目や記載がない項目は「–」で省略した。
- 数値は決算短信(百万円未満切捨て)に基づく。ROE・ROA等は簡易計算による概算値。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9319 |
| 企業名 | 中央倉庫 |
| URL | http://www.chuosoko.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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