2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の連結業績予想に対して「概ね予想どおり」(会社も「概ね予想どおりに推移」と表明、通期予想の修正なし)。市場予想との比較データは開示資料に無し。
- 業績の方向性:増収減益(営業収益7,062百万円、前年同期比+1.8%/営業利益627百万円、同△4.7%)。営業利益はコスト上昇(人件費・業務委託費等)が影響。
- 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純利益は588百万円(同+15.8%)と増加。受取配当金の増加と法人税等の減少が要因で、営業面の利益は圧迫される一方で特定要因で純利益は拡大。
- 今後の見通し:通期業績予想(営業収益28,500百万円、営業利益2,250百万円、当期純利益1,800百万円)は変更なし。第1四半期の進捗率は売上24.8%、営業利益27.9%、純利益32.7%で、年計予想達成に向けて概ね順調と判断(ただしコスト上昇・燃料高等のリスクは継続)。
- 投資家への示唆:営業面では人件費等コスト上昇が利益圧迫要因。受取配当金増や税負担減が純利益を押し上げている点は一時的要素である可能性があるため、利益の質(営業利益改善の有無、持続的な収益拡大)に注目。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社中央倉庫(証券コード 9319)
- 主要事業分野:国内物流(倉庫・運送)、国際貨物(通関・梱包等)、不動産賃貸(宿泊施設含む非物流不動産含む)
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 谷奥 秀実
- URL:https://www.chuosoko.co.jp
- 報告概要
- 提出日:2025年8月8日(決算短信日付)
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期累計(2025年4月1日~2025年6月30日、連結、会計基準:日本基準)
- 決算説明会:無し(補足資料作成無し)
- セグメント(報告セグメント)
- 国内物流事業:倉庫業(貨物保管等)、運送業(国内貨物輸送)
- 国際貨物事業:通関業、梱包業等(輸出入貨物取り扱い)
- 不動産賃貸事業:物流用途以外の宿泊施設等の賃貸
- 発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):19,064,897株(2026年3月期1Q)
- 期末自己株式数:679,654株(2026年3月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):18,442,109株(当第1四半期)
- 時価総額:–(資料記載無し)
- 今後の予定
- 決算発表:今回が第1四半期発表(以降の予定は資料に記載無し)
- 株主総会 / IRイベント:資料に記載無し
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較は会社が「概ね予想どおり」と表明、直近予想の修正なし)
- 売上高(営業収益):7,062百万円(前年同期比+1.8%)。会社の通期予想28,500百万円に対する進捗率 24.8%(7,062 / 28,500)。
- 営業利益:627百万円(前年同期比△4.7%)。通期予想2,250百万円に対する進捗率 27.9%。
- 純利益(親会社株主に帰属する四半期純利益):588百万円(前年同期比+15.8%)。通期予想1,800百万円に対する進捗率 32.7%。
- サプライズの要因
- 売上は小幅増だが、営業費用(人件費・業務委託費など)が増加し営業利益は減少。
- 受取配当金の増加(営業外収益増)と法人税等費用の減少が純利益増の主因。つまり純利益増は営業外・税務要因に依存する側面あり。
- 通期への影響
- 現時点で会社は業績予想の修正無し。第1四半期の進捗は通期達成に整合する水準だが、人件費や燃料価格等コスト上昇リスクが継続するため、営業利益の推移に注視が必要。
財務指標
- 損益(主要項目、単位:百万円)
- 営業収益:7,062(前年同期 6,939、+1.8%、増額+124)
- 営業利益:627(前年同期 659、△4.7%、減額△31)
- 経常利益:782(前年同期 770、+1.5%、増額+12)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:588(前年同期 508、+15.8%、増額+80)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):31.91円(前年同期 26.75円、+19.3%)
- 収益性指標
- 営業利益率(当第1四半期):627 / 7,062 = 約8.9%(前年同期は約9.5%、減少)
- 想定ROE(通期予想ベース):1,800 / 純資産46,511 ≒ 3.87%(目安8%以上を下回る)
- 想定ROA(通期予想ベース):1,800 / 総資産59,450 ≒ 3.03%(目安5%以上を下回る)
- 注:ROE/ROAは通期予想を用いた概算。会社開示の指標は無し。
- 貸借対照表ハイライト(当第1四半期末 2025年6月30日、単位:百万円)
- 総資産:59,450(前期末 58,928、+0.9%)
- 流動資産:12,606(前期末 13,594、△7.3%)
- 固定資産:46,843(前期末 45,333、+3.3%)(建設仮勘定の増加:愛知県あま市の新拠点建築等)
- 負債合計:12,938(前期末 12,850、+0.7%)(固定負債の長期借入金が+1,027)
- 純資産:46,511(前期末 46,077、+0.9%)
- 自己資本比率:77.7%(前期末と同水準、安定水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期進捗)
- 売上高進捗率:24.8%(7,062 / 28,500) — 通年見込みに対して概ね均等分配よりやや上回る(四半期偏差は季節性要因あり)。
- 営業利益進捗率:27.9%(627 / 2,250) — 利益率維持で中間的な進捗。
- 純利益進捗率:32.7%(588 / 1,800) — 受取配当等の影響で高め。
- キャッシュフロー(当第1四半期累計、単位:百万円)
- 営業CF:△270(前年同期 +610、主な減少要因:法人税等の支払増・前払費用等の増加)
- 投資CF:△942(前年同期△419、主な投資:有形固定資産取得1,436)
- 財務CF:+410(前年同期△524、主な増加要因:長期借入金1,080の調達、減少要因:配当支払389、自己株取得167)
- フリーCF(営業+投資):△1,212(=△270 + △942)
- 現金及び現金同等物期末残高:4,465(期首 5,268、増減△802)
- 四半期推移(QoQ)・季節性:四半期ごとの季節性に関する詳細は無し。第1四半期は設備投資(新拠点建設)に伴う支出増、税金支払のタイミングで営業CFがマイナス化。
- 財務安全性
- 自己資本比率 77.7%(安定水準)
- 流動比率(概算):流動資産12,606 ÷ 流動負債6,371 ≒ 1.98(約198%、良好)
- 有利子負債の状況:短期借入等は残存、長期借入金が増加(新規借入による資金調達)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 247千円(小額)
- 特別損失:固定資産除却損等 合計1,556千円(小額)
- 一時的要因の影響:純利益の増加は主に受取配当金増(営業外収益)と法人税等の減少によるため、営業利益ベースの改善が見られない点を勘案する必要あり。これらは継続性が限定的である可能性がある。
配当
- 配当実績・予想(円/株)
- 2025年3月期:年間36.00(中間15.00、期末21.00)
- 2026年3月期(予想):年間38.00(中間16.00、期末22.00) → 期首発表から修正なし
- 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は資料に明記なし(計算例:予想当期純利益1,800百万円、発行済平均株数18,442,109での1株益97.90円に対する配当38円 → 配当性向概算 38 / 97.90 ≒ 38.8%)。※概算、会社公表値ではないため参考値。
- 自社株買い:当期に自己株式取得167百万円実施(財務CFに計上)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動ハイライト):当第1四半期で有形固定資産取得1,436百万円(愛知県あま市の物流新拠点建築等の建設仮勘定増加939百万円を含む)。
- 減価償却費:当第1四半期で減価償却費443百万円。
- 研究開発費(R&D):資料に明確なR&D費は記載無し。事業効率化や情報システム強化は中期計画で掲げているが金額明示なし。
受注・在庫状況
- 該当情報:受注高や在庫回転日数等の明確な開示無し。倉庫保管残高および出庫高は前年同期比で増加、入庫高はほぼ横ばいで貨物回転率は減少との記載あり。
セグメント別情報
- 売上高・営業利益(当第1四半期、単位:百万円、前年同期比)
- 国内物流事業:営業収益 5,642(+0.7%)、営業利益 720(△0.6%)
- 倉庫業:1,993(+1.0%)/運送業:3,649(+0.5%)
- 備考:保管残高・出庫高増、入庫高横ばい、貨物回転率は減少。運送は取扱量減で国内輸送量は減少。人件費等が利益を圧迫。
- 国際貨物事業:営業収益 1,331(+6.8%)、営業利益 105(△8.0%)
- 通関業 812(+6.2%)、梱包業 518(+8.0%)
- 備考:輸出が大きく増加、輸入は減少。取扱量増で収益増だが人件費等増で利益は減少。
- 不動産賃貸事業:営業収益 89(△0.3%)、営業利益 39(+1.0%)
- 備考:一部契約終了で収益微減、固定費削減で営業利益は増加。
- セグメント構成:国内物流が収益の中心(約80%以上)、国際貨物が次点、賃貸は小規模寄与。
- 地域別売上:国内/海外比等の詳細開示無し(セグメント開示より国内主体)。
中長期計画との整合性
- 第8次中期経営計画「NEXT CS-100」(2025年度~2027年度)を開始。基本方針には成長分野への挑戦、国内外ネットワーク拡充、収益性・業務品質向上、情報システム強化、財務健全性の維持、サステナビリティ強化等を掲げる。
- 当第1四半期では新拠点建築着手や機工課新設(滋賀支店)など、成長投資・業務体制強化の取り組みを実施。中期計画の初期投資フェーズと整合。
競合状況・市場動向
- 業界環境:貨物の荷動きは伸び悩み、燃料高・人件費上昇がコスト面で重し。地政学リスクや対米通商問題など不透明感が継続。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に記載無し。国内物流中心の事業ポートフォリオは業界標準的。
今後の見通し(会社開示)
- 業績予想:2026年3月期通期業績予想に修正なし(2025年5月12日発表予想を据え置き)
- 通期:営業収益28,500百万円(+2.4%)、営業利益2,250百万円(+2.7%)、経常利益2,450百万円(+0.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,800百万円(+13.3%)、1株当たり当期純利益97.90円。
- 予想の前提・リスク(会社注意事項):
- 前提条件の詳細は添付資料参照(為替等の前提は資料本文に明示なし)。
- リスク:為替・燃料価格・原材料価格・人件費上昇、地政学リスク、貨物需給の変動等。過去の予想達成傾向については資料に具体記載無しが、今回も「概ね予想どおり」との自己評価。
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 連結範囲の変更:無
- 四半期レビュー:公認会計士等によるレビュー無し(注記あり)
- その他:配当予想・業績予想の修正は無し。業績予想は達成を保証するものではない旨の開示あり。
(注)本まとめは提供資料に基づく要約・数値計算を含みます。投資判断や具体的な売買助言は行っていません。資料に記載のない項目は「–」と表記しました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9319 |
| 企業名 | 中央倉庫 |
| URL | http://www.chuosoko.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。