2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上高は会社の想定外の修正はなく前年同期比で微増(+1.3%)。一方で営業・経常・当期は損失(営業損失241百万円、経常損失105百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失82百万円)で、前年同期の損失幅からは縮小(改善)している。会社は通期予想の修正を行っていない(未変更)。
- 業績の方向性:増収(+1.3%)だが損失継続(増収減益=ただし“損失幅の縮小”がポイント)。売上は微増、利益面は引き続き赤字だが改善傾向。
- 注目すべき変化:受注高が54.8億円と前年同期比27.4%減少、次期繰越高(バックログ)も150.78億円に縮小(前期22,388百万円→15,078百万円、約▲32.6%)。短期借入金が前期末2,800百万円から0に減少し、流動負債が大幅に減少(約44.6%減)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上37,000百万円、営業利益1,200百万円等)は変更なし。第1四半期の進捗では売上進捗率は約19.8%だが、利益面は第1四半期が損失のため進捗換算はマイナス(営業利益は通期想定に対し損失状態)。
- 投資家への示唆:公共投資環境は下支え要因だが、受注の取り込みが弱まっており受注残の圧縮が懸念。財務は自己資本比率が改善して安定しているが、利益改善の継続性(特に受注回復)が業績回復の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社佐藤渡辺
- コード:1807
- 主要事業分野:建設事業(舗装工事、土木工事等。製品等の販売も一部あり)
- 代表者名:代表取締役社長 鎌田 修治
- 問合せ先:管理本部経理部長 正木 新次 TEL 03-3453-7351
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)
- セグメント:
- 単一セグメント:建設事業(舗装工事、土木工事等、製品等販売)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):6,391,400株
- 期末自己株式数:161,847株
- 期中平均株式数(四半期累計):6,229,643株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:決算補足説明資料・決算説明会の有無は記載無し(資料作成・開催の有無欄は空欄)
- 株主総会/IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(当第1四半期)
- 売上高:7,322百万円(前年同期比+1.3%)
- 通期予想(37,000百万円)に対する進捗率:7,322 / 37,000 = 約19.8%
- 営業利益(損失):△241百万円(前年同期は△373百万円)→ 損失幅が約35.4%縮小
- 通期予想(営業利益1,200百万円)に対する進捗(換算):△241 / 1,200 = 約−20.1%(第1四半期が損失のため進捗はマイナス)
- 経常利益(損失):△105百万円(前年同期は△309百万円)→ 損失幅が約66.0%縮小
- 通期予想(経常利益1,300百万円)に対する進捗:△105 / 1,300 = 約−8.1%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(損失):△82百万円(前年同期は△269百万円)→ 損失幅が約69.5%縮小
- 通期予想(当期純利益850百万円)に対する進捗:△82 / 850 = 約−9.7%
- サプライズの要因:
- 収益面の改善は、売上総利益の改善(売上総利益 374百万円 vs 前年244百万円)および販売費及び一般管理費のほぼ横ばいにより損失幅が縮小したことによる。
- 営業外収益(受取配当金の増加:128,223千円)が経常損失縮小に寄与。
- ただし受注高の大幅減(▲27.4%)が先行きの売上確保に不安を残す。
- 通期への影響:
- 会社は5月12日公表の通期予想を修正しておらず、現時点では通期予想維持。ただし第1四半期は受注が弱くバックログも縮小しているため、受注回復や工事進捗による後期集中の可能性を注視する必要あり。
財務指標
- 要約(単位:百万円)
- 売上高:7,322(+1.3%)
- 営業損失:△241(前年同期△373、損失幅▲35.4%)
- 経常損失:△105(前年同期△309、損失幅▲66.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△82(前年同期△269、損失幅▲69.5%)
- 1株当たり四半期純損失(潜在株式調整後):△13.20円(前年同期△43.33円)
- 財政状態(主要項目、当第1四半期 vs 前連結会計年度末、単位:百万円)
- 総資産:30,406(前期末35,432、▲14.2%)
- 純資産:21,197(前期末21,427、▲1.1%)
- 自己資本比率:69.4%(前期末60.2% → 改善。目安:40%以上で安定)
- 現金預金:5,329(前期末5,030、増加)
- 流動負債:5,954(前期末10,739、大幅減。主因は支払手形・工事未払金の減少および短期借入金の返済)
- 短期借入金:0(前期末2,800 → 返済)
- 収益性指標(四半期ベース概算)
- ROE(期間純利益/自己資本)= △82 / 21,113 ≒ △0.39%(四半期、マイナス。年率換算目安:△1.56%)
- ROA(期間純利益/総資産)= △82 / 30,406 ≒ △0.27%(四半期、マイナス。年率換算目安:△1.1%)
- 営業利益率= 営業損失241 / 売上7,322 = △3.29%(損失ベース)
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期の進捗)
- 売上高進捗率:19.8%(通期37,000百万円に対して)
- 営業利益進捗率:事実上マイナス(第1四半期が損失のため実態として通期想定から乖離)
- 純利益進捗率:同上(第1四半期が損失)
- 過去同期間との比較:売上はほぼ横ばいだが受注高・受注残が大幅減で、通常の進捗ペースより受注面で弱含み
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。フリーCF等は資料上算出不可。
- 現金同等物残高:現金預金5,329百万円(前期末5,030百万円、増加)
- 四半期推移(QoQ):
- QoQデータは資料に記載なし(第1四半期単体のみ)。季節性:工事業は年度後半に工事集中する場合があるため、四半期偏在の可能性あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率69.4%(安定水準、改善)
- 流動比率:流動資産16,006 / 流動負債5,954 ≒ 269%(流動性良好)
- 負債合計9,209百万円、自己資本21,197百万円 → 負債比率低位
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 499千円
- 特別損失:固定資産除却損 5,692千円
- 一時的要因の影響:特別損益の金額は小額であり、四半期業績の損益改善主因は営業損益及び営業外収益(受取配当金増)による。
- 継続性の判断:受取配当金の水準は一定の再現性がある可能性があるが、受注の減少は継続的リスクとなり得る。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期実績:年間80.00円(中間40.00円、期末40.00円)
- 2026年3月期(予想):年間80.00円(中間40.00円、期末40.00円)→ 変更なし
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想ベースで算出可能だが、四半期単体では参考にならないため実数は省略)
- 自社株買い等:直近では譲渡制限付株式報酬として自己株式処分(2025/7/25、15,404株、処分総額約25.8百万円)が実施されている。特別配当の記載はなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(当期の設備投資明細は開示なし)
- 減価償却費:129,914千円(前年同期165,400千円)
- 研究開発費:–(資料に記載なし)
受注・在庫状況(建設業特有項目)
- 受注高:5,480百万円(前年同期7,547百万円、前年同期比▲27.4%)
- 受注残(次期繰越高):15,078百万円(前年同期22,388百万円、前年同期比▲32.6%)
- Book-to-Bill(受注/売上):5,480 / 7,322 ≒ 0.75(受注が売上に対し不十分)
- 在庫(棚卸資産等):その他棚卸資産227,748千円(詳細な在庫回転日数の記載なし)
セグメント別情報
- セグメント:単一(建設事業)
- 売上構成(第1四半期)
- 舗装工事:6,307百万円(86.1%)
- 土木工事等:1,015百万円(13.9%、製品等販売部門含む)
- 各セグメントの収益性詳細:セグメント開示は単一のため細分化なし
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2024~2026年度):「収益力向上」「資本・財務戦略の強化」「ESG経営の推進」の3本柱を掲げており、本四半期は損失幅縮小と自己資本比率の改善が計画側面での進捗と整合。
- KPI達成状況:具体KPIの進捗数値は資料内に限定的だが、利益改善の初期成果は見られる一方で受注回復が課題。
競合状況や市場動向
- 市場環境:政府の防災・減災等の公共投資は堅調に推移しており建設需要の下支え材料。一方で受注競争の激化、人材不足、資材・エネルギー価格の高止まりがリスク。
- 競合との比較:同業他社との定量比較データは資料に記載なし。受注残の減少は市場での競争力や受注戦略の要検討点。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(変更なし):売上37,000百万円(+8.5%)、営業利益1,200百万円(+1.9%)、経常利益1,300百万円(+2.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益850百万円(+4.7%)
- 会社は現時点で通期予想の前提(受注・工事進捗・為替等)を維持しており、今後の状況変化があれば適時開示するとしている。
- 予想の信頼性:第1四半期は売上の進捗は一定だが受注の落ち込みが顕著であり、受注回復がなければ通期達成は不確実性を孕む。会社は保守的に現段階で予想修正を行っていない。
- リスク要因:受注競争激化、工事原価上昇(資材・エネルギー)、人材不足、公共予算の変動、為替等外部要因。
重要な注記
- 会計方針等:会計基準の改正に伴う会計方針の変更あり(詳細は添付資料)。四半期財務諸表作成に関する特有の会計処理について注記あり。
- 重要な後発事象:譲渡制限付株式報酬のため自己株式処分を実施(2025年7月25日、15,404株処分)。
- 監査レビュー:添付財務諸表に対する公認会計士/監査法人のレビューに関する明記はなし(資料欄は空欄)。
(注)
- 不明な項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1807 |
| 企業名 | 佐藤渡辺 |
| URL | http://www.watanabesato.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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