2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 営業利益は累計で164.8百万円と会社の通期予想(70.0百万円)を大幅に上回る(上振れ)。通期ベースの営業利益見込みを既に超過している点がサプライズ要因。市場予想(コンセンサス)は提示資料にないため不明。
  • 業績の方向性: 増収増益(売上高866.8百万円、前年同期比+27.9%;営業利益164.8百万円、前年同期は営業損失20.3百万円)。
  • 注目すべき変化: 受託蒸留事業の回復で売上・利益が大幅改善(受託蒸留売上826.4百万円、前年同期比+30.9%、セグメント利益390.2百万円、前年同期比+92.0%)。在庫・売掛金の大幅減少、現金増加も確認。
  • 今後の見通し: 通期業績予想(売上1,050百万円、営業利益70百万円、当期純損失▲30百万円)は修正なし。会社は第1四半期の前倒し需要等を勘案し、通期では「計画どおりの進捗」を想定しているが、営業利益は既に通期見込みを超過している点に注意。
  • 投資家への示唆: 半導体・電子材料向け需要の回復が業績改善の主要因。公開買付け関連費用(114.1百万円)の特別損失計上があるため、特別損益を除いた実力値(営業利益ベース)の確認が重要。自己資本比率は高水準(92.8%)で財務は健全。

基本情報

  • 企業概要:
  • 企業名: 大阪油化工業株式会社
  • 主要事業分野: 受託蒸留事業(受託加工・研究開発支援)およびプラント事業(プラントサービス、装置の設計・製造・保守等)
  • 代表者名: 代表取締役社長 堀田 哲平
  • URL: https://www.osaka-yuka.co.jp/
  • 報告概要:
  • 提出日: 2025年8月8日
  • 対象会計期間: 2025年9月期 第3四半期累計(2024年10月1日~2025年6月30日)
  • 決算説明資料作成: 無
  • 決算説明会: 無
  • セグメント:
  • 受託蒸留事業: 受託加工、研究開発支援(半導体・電子材料、資源エネルギー関連向けの蒸留等)
  • プラント事業: プラントサービス(メンテナンス・消耗品販売等)、自社オリジナル装置の設計・販売
  • 発行済株式:
  • 期末発行済株式数(普通株式): 1,073,500株
  • 期末自己株式数: 29,863株
  • 期中平均株式数(四半期累計): 1,043,779株
  • 時価総額: –(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
  • 決算発表(通期): 2025年9月期通期決算は期末(9月)に発表予定(具体日程は資料に記載なし)
  • 株主総会 / IRイベント: –(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(通期会社予想との比較/進捗率)
  • 売上高: 実績866.78百万円 対 通期予想1,050百万円 → 達成率82.6%
  • 営業利益: 実績164.83百万円 対 通期予想70.0百万円 → 達成率235.5%(通期見込みを大きく上回る)
  • 経常利益: 実績164.11百万円 対 通期予想70.0百万円 → 達成率234.4%
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 実績▲0.62百万円(四半期累計) 対 通期予想▲30百万円 → 通期見込みより実績は良好(損失幅が小さい)
  • サプライズの要因:
  • 受託蒸留事業の需要回復(特に半導体・電子材料向けの前倒し需要と資源エネルギー関連の引合い)による売上・利益の上振れ。
  • 一方で公開買付関連費用114.11百万円を特別損失で計上しており、特別損失が無ければ更に純利益は改善。
  • 通期への影響:
  • 会社は通期予想の修正を行っていないが、営業利益は既に通期予想を超過。第4四半期の納期の期ずれ等の不確実性を理由に現時点で修正は行っていない。進捗は良好だが、特別損失や納期要因を勘案しつつ注視が必要。

財務指標(主要数値・比率)

(注:単位は百万円。ただし明細表は千円表記のため四捨五入により差異あり)

  • 損益(第3四半期累計、2024/10/1–2025/6/30)
  • 売上高: 866.78百万円(前年同期677.59百万円、前年同期比+27.9% / +189.20百万円)
  • 売上原価: 407.15百万円(前年同期409.33百万円)
  • 売上総利益: 459.63百万円(前年同期268.25百万円)
  • 販管費: 294.80百万円(前年同期288.52百万円)
  • 営業利益: 164.83百万円(前年同期営業損失▲20.26百万円)
  • 経常利益: 164.11百万円(前年同期経常損失▲20.25百万円)
  • 特別損失: 122.75百万円(減損8.63百万円、公開買付関連費用114.11百万円)
  • 税引前当期純利益: 41.36百万円
  • 法人税等合計: 41.98百万円
  • 四半期純損失(親会社株主帰属): ▲0.62百万円(前年同期▲25.51百万円)
  • 1株当たり四半期純利益(累計): ▲0.59円(前年同期▲24.54円)
  • 収益性指標
  • 営業利益率: 19.02%(164.83/866.78)(参考:業種平均と比較することが望ましい)
  • ROE(期末純資産ベース、累計実績): 約▲0.04%(▲0.62百万円 / 1,678.76百万円)※小幅な赤字のため低位
  • ROA:約▲0.03%(▲0.62百万円 / 1,809.53百万円)
  • 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
  • 売上高進捗率: 82.6%(866.78/1,050)
  • 営業利益進捗率: 235.5%(164.83/70.0)※通期想定を既に大幅超過
  • 純利益進捗率: 通期予想は▲30百万円の損失であり、累計▲0.62百万円は“改善”(損失幅縮小)
  • 過去同期間との比較: 売上・営業利益とも前年同期から大幅改善
  • 財政状態(2025/6/30)
  • 総資産: 1,809.53百万円(前期末1,929.53百万円、▲119.99百万円)
  • 純資産: 1,678.76百万円(前期末1,716.08百万円、▲37.32百万円)
  • 自己資本比率: 92.8%(安定水準、参考目安:40%以上で安定)
  • 現金及び預金: 809.14百万円(前期末762.30百万円、+46.84百万円)
  • 流動資産合計: 1,076.92百万円(前期末1,126.67百万円、▲49.75百万円)
  • 有形固定資産(純額): 708.35百万円(前期末755.93百万円、▲47.58百万円)
  • キャッシュフロー
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(未提示)。
  • 減価償却費: 62.67百万円(前年同期67.54百万円)
  • 現金残高は増加(809.14百万円)、営業CF/純利益比等は算出不可(CF明細なし)。フリーCFは不明(営業CF・投資CF未提示)。
  • 流動性・負債
  • 負債合計: 130.77百万円(前期末213.45百万円、▲82.67百万円)
  • 流動負債: 123.67百万円(前期末206.35百万円、▲82.69百万円)
  • 固定負債: 7.11百万円(ほぼ横ばい)
  • 流動比率等は流動資産1,076.92 / 流動負債123.67 ≒ 871%(非常に高い流動性)

特別損益・一時的要因

  • 特別損失の内訳:
  • 公開買付関連費用: 114.11百万円(大きな一時費用)
  • 減損損失: 8.63百万円
  • 合計特別損失: 122.75百万円
  • 一時的要因の影響:
  • 特別損失計上により税引後純損失が発生(▲0.62百万円)しているが、営業利益ベースでは黒字かつ大幅改善。公開買付関連費用は非反復的性格の可能性が高い(継続性低いと推定)。
  • 継続性の判断: 減損や公開買付関連費用は一時的要因と判断されるが、公開買付に関連する費用の性格・追加費用の有無は注視が必要。

配当

  • 配当実績・予想:
  • 中間配当(第2四半期末): 0.00円(当期)
  • 期末配当(予想): 35.00円(通期合計予想 35.00円)
  • 直近の配当予想からの修正: 無(資料記載)
  • 注記: 添付資料内に「2024年12月13日付で特別損失計上に伴う通期業績予想及び配当予想の修正(無配)に関するお知らせ」がある旨の記載があるため、短信本文と配当欄の記載に整合性の確認が必要(資料内で矛盾がある可能性)。要確認。
  • 配当性向: 通期予想純利益(親会社帰属)が▲30百万円のため配当性向算出不可(損失見込み)。実配当予想35円に関しては会社の方針・資金余力に基づく判断のようだが詳細前提は非開示。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額: –(該当数値の記載なし)
  • 減価償却費: 62.67百万円(当第3四半期累計)
  • 研究開発費(R&D): –(該当数値の記載なし)
  • コメント: 中期経営計画で「自社オリジナル装置の開発」「プラント設計・製造」を掲げており、今後の設備投資やR&D投資動向は中期計画の実行状況に依存。

受注・在庫状況(開示内容)

  • 受注状況: 受注高・受注残高の明示はなし。会社は受託蒸留の引合いが好調とコメント。
  • 在庫状況:
  • 原材料及び貯蔵品: 38.21百万円(前期末102.36百万円、▲64.15百万円)→ 在庫大幅減少
  • 商品・仕掛品等の合計はやや減少傾向
  • 在庫回転日数等は記載なし

セグメント別情報

  • 受託蒸留事業(主要)
  • 売上高: 826.35百万円(前年同期比+30.9%)
  • セグメント利益: 390.16百万円(前年同期比+92.0%)
  • コメント: 半導体・電子材料向けおよび資源エネルギー関連の需要が回復。セグメントが業績改善を主導。
  • プラント事業
  • 売上高: 40.43百万円(前年同期比▲12.4%)
  • セグメント損失: ▲35.31百万円(前年同期▲37.85百万円、損失幅はやや縮小)
  • コメント: 第3四半期累計ではメンテナンス・消耗品中心で売上減。展示会・広報で販路拡大を図る段階。
  • セグメント間消去・全社費用:
  • 全社費用が大きく、セグメント利益と合算後に調整あり(全社費用▲195.58百万円を含む)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(3か年:2025/9期~2027/9期)を2024年11月14日に公表。
  • 主要施策: 新規案件獲得による技術力強化、プラント設計・製造、既存技術を活かした新装置開発等。
  • 進捗: 受託蒸留事業の回復は中期計画の事業基盤強化に合致。プラント事業はまだ回復途上。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 国内では個人消費・設備投資に持ち直しの動き、半導体・電子材料関連の市況は緩やかな回復だが完全回復には時間を要する旨を会社が言及。原材料・エネルギー高止まりや地政学リスクは下押し要因。
  • 競合比較: 同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。

今後の見通し(会社予想等)

  • 通期業績予想(変更なし)
  • 売上高: 1,050百万円(前期比+6.4%)
  • 営業利益: 70百万円(前期比+273.5%)
  • 経常利益: 70百万円(前期比+261.0%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: ▲30百万円
  • 1株当たり当期純利益(通期予想): ▲28.73円
  • 予想の信頼性: 第3四半期累計では営業利益が通期見込みを大幅に上回っているが、会社は第1四半期の前倒し需要や第4四半期の納期の期ずれを理由に通期見通しを据え置きとしている。過去の予想達成傾向は資料に記載なし(–)。
  • 主なリスク要因:
  • 原材料・エネルギー価格の変動
  • 半導体・電子材料市場の回復テンポ
  • 地政学リスクや為替変動(会社は為替前提等の詳細開示なし)
  • 公開買付け関連の追加費用の有無

重要な注記

  • 会計方針の変更: 無
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF明細は未提示)。
  • 発行済株式数等: 表記のとおり(期末1,073,500株)。潜在株式調整後EPSの記載はなし(希薄化効果のある潜在株式なし)。
  • 配当関連の注記: 資料中に「2024年12月13日付で無配の公表」が言及される箇所があるため、短信中の配当予想(通期35円)との整合性について確認が必要(矛盾の可能性)。

以上。資料に基づき要点を整理しました。追加で「特別損失の詳細」「通期予想の前提(受注・為替等)」「CF(営業CF等)」が必要であれば、該当開示資料を指定ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4124
企業名 大阪油化工業
URL https://www.osaka-yuka.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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